【お酒】34.秋鹿 純米酒 千秋 300ml [27.大阪府の酒]
秋鹿酒造有限会社
大阪府豊能郡能勢町倉垣1007
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合75%
アルコール度数 十四度以上十五度未満
(以上、ラベルより転記)
秋鹿ですよ。
平成15酒造年度(H15.7.1~H16.6.30)から、生産するお酒のすべてを純米酒にした蔵元です(※1)。
しかも、蔵元自ら田んぼを所有し、夏は米作り、冬は酒造りをしているほどのこだわりよう。
自営田から収穫した米と、契約農家が栽培した米とで、使用する酒米の7割をまかなうとのこと(※2)。
実は、このお酒をこのブログで紹介してよいものか、かなり迷いました。
これほどこだわって造っていらっしゃるお酒を、ただの酒好きの私がどうのこうのと言ってよいものなのか。
秋鹿さんのお酒に対する想いとこだわりを十分に考慮しつつ、いただいてみたいとおもいます。
いただいたお酒は、300mlのほうです。
カップ酒のほうは、冷蔵庫の中でしばらく寝かせてみようとおもいます。
まずは、冷や(常温)でいただきます。
最初に、うまみを感じました。
けっこう濃いうまみです。
酸味もありますが、辛くはありません。
しかし、甘みはほとんど感じません。
うまみは濃いと思うのですが、甘みがないせいか、それほど濃醇には感じませんでした。
では、ここでぬる燗にしてみます。
すると、酸味が立ってきて、味がキリッと締まりました。
酸味でうまみが抑えられて、かなり辛口になったような気がします。
お酒の味を楽しむのであれば、冷やでいただいたほうがよいと思います。
燗をつけることで、辛口になり、料理の味を引き立たせてくれるお酒に変わりました。
しかし、私としては、甘みというか、まろやかさがあったほうが、濃醇なお酒になってよいのではないかと思いました。
(あ~あ言っちゃったよ。)
(※1)全量純米蔵を目指す会Website
(※2)山同敦子『愛と情熱の日本酒―魂をゆさぶる造り酒屋たち』p.235、p.240
♪ 子鹿のバンビ~はぁ可愛いね!という世代です。(ミセス鹿怖い!)
私は悩まず飲みます!とにかく飲みます!後は野となれ山となれ!
で、・・・でぇ・・・(あ~あ言っちゃったよ。)か~な~り!好感度!
by hanamura (2013-10-05 22:04)
hanamuraさん、いつもコメントありがとうございます。
このブログはあくまでも個人の趣味の領域でのことではありますが、秋鹿さんのような情熱的な酒造家が造ったお酒をいただいてその感想を記すのは、私にとって勇気のいることでした。
by skekhtehuacso (2013-10-06 20:44)
秋鹿のバンビカップは立ち飲みで良く飲みました。冷えたのも良いですが、燗酒にするのも良いです。秋鹿は良く飲むお酒の一つです。田んぼで米を作っている時が楽しいと奥さんは言っていました。
by newton (2013-10-07 17:03)
newtonさん、秋鹿の関係者の方のコメントを紹介していただいてありがとうございます。秋鹿にかぎらず、全てのお酒には醸造に関わった方々のさまざまな想いが込められているでしょうから、そういう方々のことを考えて慎重に感想を書いていきたいと思います。
by skekhtehuacso (2013-10-07 22:20)