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【お酒】127.鶴齢 純米吟醸 カップ [15.新潟県の酒]

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青木酒造株式会社
新潟県南魚沼市塩沢1214

原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)
精米歩合 55%
アルコール分15度以上16度未満
180ml詰
(以上、ラベルより転記)


今日は新潟県の中越、魚沼地方(内陸部)、三国街道の塩沢宿にある青木酒造さんのお酒をいただきます。

青木酒造さんのお酒は、かつて鶴齢の本醸造をいただいております。
今日は純米吟醸酒です。
本醸造は上品で味のバランスがよい美味しいお酒でしたが、このお酒はどうでしょうか。

吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしてからいただきます。


かすかに吟醸香がします。
食事に合わせるにはこのくらいがちょうどいいと思います。

淡いうまみですが、しっかりしています。
お米本来のうまみでしょうか。
少しだけ苦味を感じます。

酸味はほとんど感じません。
淡いうまみを際立たせるためには、酸味はないほうがよいのかもしれません。

甘みはほんのりと感じる程度です。
しかし、酸味を感じないせいか、けっして辛くは感じません。


繊細なうまみが特徴の、淡麗旨口のお酒でした。
経験からすると、開封してから少し放置しておけば、うまみがもっと目立ってくると思います。

私としては、どちらかというと、本醸造のほうがうまみがよりはっきりしていておいしかったと思います。


このお酒は新潟のお酒ですが、いわゆる新潟のお酒の特徴である淡麗辛口とはちがって、うまみがしっかりしていて、しかも酸味が抑えられているお酒でした。

この味については、「鶴齢のような旨味のある酒が、じつはこの地域(新潟県内陸部の中越、魚沼地方)の伝統的な味」であるということを紹介した文献がありました(カッコ内はブログ筆者が追記)。
そして、その理由として、「この辺りは、甘辛いしょうゆ味や味噌味のちょっと濃い味の料理が多い。だから、酒は昔から料理の味に負けない、しっかりした米の旨味のあるものが好まれかした。一時期、新潟の淡麗辛口がブームになっても、私たちは、地元の料理に合う酒を造る、というスタンスを貫きました」という蔵元のコメントが掲載されていました。(以上、※1)

(※1)料理王国 2013年11月号 p.29
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酒くさコメント 2

hanamura

先の青春18切符冬の陣で、最初に越後湯沢の「ぽんしゅ館」行って、帰りの「自称:飲み鉄」が、鶴齢純米吟醸でした。「ぽんしゅ館」の膨大な(・・・数々の)中から、あの日選んだのがぁ・・・「鶴齢」でした。とっても美味しいお酒です。
by hanamura (2014-01-25 02:54) 

skekhtehuacso

hanamuraさん、コメントありがとうございます。
hanamuraさんのぽんしゅ館弾丸遠征記、覚えておりますとも。
私もこのお酒を越後湯沢駅東口のおみやげ屋「原宿」で買いました。
by skekhtehuacso (2014-01-25 21:10) 

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