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【お酒】263.初孫 本醸造 本撰ニューカップ [06.山形県の酒]

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東北銘醸株式会社
山形県酒田市十里塚字村東山125番地の3

アルコール分:16度
原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
精米歩合70%
180ml詰
(以上、カップの印刷事項より転記)


今日もまた、初孫シリーズのお酒をいただきます。
今日いただくのは、本醸造のカップ酒です。

カップ酒と言っても、このお酒はアルミカップです。
これまでにいただいた普通酒のマイカップや、生酛純米酒カップはガラスのカップでしたが、このお酒だけはアルミカップなんですね。

(大)吟醸酒ならば、光による風味の劣化を防ぐためにアルミカップを採用するのは頷けます(同じ山形のお酒では、出羽桜がそうですね)。
しかし、このお酒は本醸造です。
決して本醸造を軽視するつもりはありませんが、遮光の必要があるのは本醸造だけに限ったことではないのです。

これは完全に私の推測ですが、もしかしてこのカップ酒は、初孫さんで一番最初に発売されたカップ酒ではないでしょうか。
そのときにアルミカップとして発売したものの、その後に登場したマイカップや生酛純米酒カップは大人の事情によってガラスカップで発売し、その状態が今日まで続いているのではないでしょうか。
もし実情をご存知の方がいらっしゃったら、教えてやってください。


そんなアルミカップ入りの本醸造酒を、今日もぬる燗でいただきます。
このままいただくと唇を切りそうで怖いので、ぐい呑みに移し変えていただきます。


アルコールの香りとともに、酸味とうまみとを感じます。

酸味は強めです。
生酛純米酒カップほどではないものの、ちょっとだけすっぱさを感じます。
それに、深みを感じる酸味です。
この酸味のすっぱさと深みとは、初孫シリーズに共通しているように思います。
ちょっとだけピリッとします。

うまみはやや濃醇で、しっかりしています。
しかし、生酛純米酒カップよりも後味がスッキリしているように思います。
このスッキリさは、アルコール添加の効果なのでしょうか。

甘みはやっぱりひかえめです。
でも、コクはちゃんと感じます。


しっかりした酸味と、濃いめだが後味がスッキリしたうまみとが特徴の、やや濃醇で辛口のおいしいお酒でした。
ここまで飲んでみて思ったのですが、初孫シリーズの特徴は“ちょっとだけすっぱくて、かつ深みのある酸味”にあるのではないでしょうか。
うまみは、生酛純米酒カップよりも角がなくてスッキリしているようでした。
先日、生酛純米酒カップを「これが一番おいしいように思いました。」と書きましたが、やっぱりこの本醸造のほうがおいしいように思います。
お詫びして訂正いたします。



これで、手元にあった初孫シリーズをすべて飲みきりました。
今までに飲んだものは、以下のとおりです。

132.初孫 一徹生酛 純米酒 180ml
240.酒王 初孫 180ml
251.初孫 生酛純米本辛口 魔斬 300ml
261.初孫 マイカップ
262.初孫 生酛純米酒カップ
そして、263.初孫 本醸造 本撰ニューカップ

機会があれば、今度は吟醸酒に手を出してみたいと思います。
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あ~酒臭かった! 18

酒くさコメント 2

ちゅんちゅんちゅん

こんにちは!
これだけシリーズが出ているということは
人気があるんでしょうね~(^^)
酸っぱい・・・というのが引っ掛かる自分です^^;
by ちゅんちゅんちゅん (2014-06-27 18:33) 

skekhtehuacso

ちゅんちゅんちゅんさん、すっぱいといっても、レモンのようなすっぱさではありません。
正確には表現できないのですが、ヨーグルトの上澄みのような感じです。
by skekhtehuacso (2014-06-27 22:49) 

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