【お酒】305.特別本醸造 銀嶺初孫 300ml [06.山形県の酒]
東北銘醸株式会社
山形県酒田市十里塚字村東山125番地の3
アルコール分:16度
原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
精米歩合60%
300ml詰
(以上、ラベルより転記)
初孫シリーズは、これまでに何種類かいただきました。
次は吟醸酒を、と思って探していましたが、吟醸酒に出会う前に、門前仲町の酒屋さんでこの特別本醸造に出会ってしまいました。
瓶のかたちといい、フタといい、ウイスキーのそれみたいです。
ラベルには特に書いてありませんが、蔵元さんのWebsiteによれば、このお酒は「昭和初期に誕生した冷用酒の大傑作」なのだそうです。
戦前から発売されている冷用酒といえば、たしか秋田の両関の冷用酒もそうでした。
当時は生酒や生貯蔵酒を製造する技術は生まれていなかったでしょうし、吟醸酒を商品として大量生産することもなかったと思いますが、それでも冷やしておいしくいただけるお酒を造る工夫はなされていたのですね。
そんな冷用の特別本醸造を、冷蔵庫で冷やしていただきます。
うまみはやや濃いめです。
酒臭さはなくて、むしろやわらかいうまみを感じます。
苦みがやや強めです。
甘みは強くはないですが、はっきりしています。
クドさはなくて、スッキリした甘みです。
酸味はそれほど強くはありません。
少しすっぱさを感じる程度です。
少し濃いめのうまみと、はっきりした甘みとの、やや濃醇でやや甘口のお酒でした。
うまみが少し濃いめで、ちょっとすっぱさがあるのは、初孫らしさでしょうか。
甘みと苦みとのバランスがよい、生貯蔵酒のような風味のお酒でした。
私としては…、ちょっと甘いかな。
吟醸酒が、この小さい瓶で、6本パックになったものをもらって、大感激したことを覚えています。♪ なんで~こんなに美味しいのかよぉ~・・・。
by hanamura (2014-08-14 21:55)
hanamuraさん、そりゃうれしいでしょう。
私にはそんないいものをくれる知り合いはおりませんわ。
by skekhtehuacso (2014-08-15 20:24)