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【お酒】806.浪乃音 ナミカップ [25.滋賀県の酒]

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浪の音酒造株式会社
滋賀県大津市本堅田町578
(以上、ラベルより転記)

アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産)・醸造アルコール
180ml詰
(以上、フタより転記)




浪乃音酒造さん(このお酒のラベルには“浪の音酒造”とあり)のお酒は、かつて浪乃音のええとこどり純米酒カップをいただいております。
今日いただくこのお酒は、ナミカップと名付けられた普通酒です。
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ラベルに記されている蔵元さんの住所は、上記のええとこどり純米酒カップに記されていたものとはちょっとちがいました。
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もしかして、これは住居表示実施前の住所でしょうか?


またラベルには、琵琶湖大橋の絵とともに、俳句が記されています。
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書に関する素養のない私は、この文字を解読することができませんでした。
しかし、かろうじて“虚子”という、高浜虚子と思われる名前だけはわかりました。
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浪乃音酒造さんの酒蔵から400mほど東へ行くと、琵琶湖の湖岸にたどり着きます。
そこには“浮御堂”という湖面上に建てられたお堂があり、そのさらに沖には「湖も此の辺にして鳥渡る」という高浜虚子の句が刻まれた水中句碑があるらしいのです。



ネット上の情報だけに基づいて私が勝手に判断したことですので正確ではないかもしれませんが、今日いただくこのお酒のラベルに記されている句は、この句碑に刻まれているものではないでしょうか。


そんなこのお酒を、そろそろいただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、なかなかおいしそうな色をしています。
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うまみはやや濃いめで、しっかりしています。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみとともに、熟成感をわずかに感じます。
キレはそれほどでもないものの、スッキリしています。
また、軽い苦みがあるみたいです。

酸味はややひかえめです。
すっぱさはほとんどなく、さわやかさを少し感じます。
刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
さらっとしていて、べとついた感じはしません。
それでいて、たしかに甘みはあるものの、前に出てこない感じがします。


しっかりしているがスッキリしたうまみに、酸味と軽い苦みとがよく合い、甘みがコクを添える、旨口のおいしいお酒でした。
軽い苦みが効いていて、甘ったるさや重さを消してくれているような気がします。
純米酒よりもすっぱさが抑えられているように感じましたが、これはアル添の効果でしょうか?
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