【お酒】860.榮川 純米酒 AIZUのお酒 アルミ缶 [07.福島県の酒]
榮川酒造株式会社
福島県耶麻郡磐梯町大字更科字中曽根平6841-11
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合 80%
アルコール分15度
内容量/180ml
(以上、缶の印刷事項より転記)
榮川酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
榮川 エイセンカップ 特醸酒
榮川 純米酒 にごり カップ
榮川 本醸造 ぎょく 300ml
榮川 純米酒 300ml
今日いただくこのお酒は、精米歩合が80%と比較的低めの純米酒です。
ところで、このお酒は東北本線日和田駅(福島県郡山市)近くにあるイオンで入手しました。
しかし、3月に島根県の沿岸部で酒集めをした際にも、立ち寄ったイオンで見かけました。
もしかしたら、榮川酒造さんがイオンと提携して全国展開している商品なのでしょうか?
話を元に戻します。
このお酒の精米歩合は80%と、比較的低めに設定されております。
精米歩合とお酒の味わいとの関係については、かつてこちらでまとめておりますので、ご覧ください。
このリンク先で紹介した記述をふまえると、精米歩合を80%に設定するということは、十分に注意して造らないとお酒に雑味が出る可能性を伴うということではないかと推察いたします。
果たしてこのお酒には、そういった雑味は出ているのでしょうか?
それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
純米酒ですが、角が立つといけませんので、燗にせずに冷や(常温)でいただいてみたいと思います。
お酒の色は、ちょっと茶色がかっていました。
うまみはやや濃いめです。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみに、熟成感を少し感じます。
苦みや雑味はないみたいです。
意外にも、酸味はひかえめです。
さわやかさをちょっと感じる程度です。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはひかえめで、ほとんど感じません。
これは榮川らしいですね。
やや濃醇で辛口のおいしいお酒でした。
熟成感はあるものの、雑味や角はなく、さっぱりしていました。
精米歩合80%でも、こういう味わいに仕上がるのですね。
ここで、残ったお酒を燗にしてみました。
すると、うまみや酸味が際立ってきましたが、苦みも少し出てきてしまいました。
さっぱりした味わいを楽しみたければ冷や(常温)で、しっかりした味わいがお好きな方は燗で、といったところでしょうか。
そういえば、隣町のイオンに売ってて気には成ってましたが。
イオンと榮川だとイオンと何個かの酒蔵が提携してて四合ペットボトルの純米酒が売ってますね。その隣町のイオンには榮川が売ってますが、正直な所西日本の純米酒も置いてほしい。
by エクスプロイダー (2016-04-27 23:21)