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【お酒】942.芳水 吟醸なまざけ 180ml [36.徳島県の酒]

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芳水酒造有限会社
徳島県三好市井川町辻231-2

アルコール分13度以上14度未満
原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合60%
180ml
(以上、ラベルより転記)




芳水酒造さんのお酒は、これまでに普通酒(糖添三増酒)の良撰カップと、同じく普通酒(これも糖添三増酒)の上撰カップ、そして本醸造にごりざけのカップ酒とをいただいております。
今日いただくこのお酒は、アル添吟醸酒の生酒です。
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特定名称酒の場合、もろみに醸造アルコールを添加すれば、そのアルコール度数は20度近くになるはずです。
それにもかかわらず、このお酒は13~14度と、アルコール度数がやや低めですね。
これはもしかして、アル添とともに多めの加水を施すことで、軽快な口当たりに仕上げているのでしょうか?

それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
吟醸酒ですし、生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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一口含むと、生酒らしいフレッシュな風味があることがわかります。
ですがそれほどクドくはないですね。
一方で、吟醸香はほとんど感じないくらいでした。

うまみは淡めですが、淡いなりにしっかりしています。
お米のうまみをピンと感じます。
吟醸酒らしい苦みをかすかに感じますが、まったく気にはなりません。

吟醸酒だけあって、酸味はひかえめです。
角のないすっぱさをかすかに感じる程度です。
当然ながら、刺激やピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりしています。
べとついた感じはまったくなく、さらっとした甘みをほんのりと感じます。


フレッシュな風味とお米のうまみとを楽しむことができる、淡麗爽快やや甘口のおいしいお酒でした。
予想したとおりたしかに軽快な口当たりでしたが、淡いなりにうまみもあって、物足りなさはまったく感じませんでした。
しかもフレッシュな風味がちょうどよく、さわやかなのみ心地でした。
これは私の意見ですが、アル添をうまく活用して組み立てられた味わいなのではないかと思いました。
今回は入手することができませんでしたが、芳水には純米吟醸の生酒もあるみたいですので、いつか飲み比べてみたいものです。
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