茨城県での酒集め:桜川市・筑西市・古河市 [旅]
先々週の土曜日に、水戸線を利用して、茨城県内にある各駅の周辺で酒集めをいたしました。
その際、笠間駅(笠間市)周辺では地酒を入手することができ、また結城駅(結城市)周辺でも他所での入手分とあわせて成果を得ることができました。
しかし、桜川市にある岩瀬駅の周辺と、筑西市にある下館駅の周辺とでは、ともに両市の地酒を入手することができなかったのです。
岩瀬駅の近くには酒蔵が1軒ありましたが、桜川市にはこのほかに、岩瀬駅から南へ10kmほど離れた真壁に2軒あることがわかりました。
(地図中の右下にある縮小ボタン(-)を適宜お使いいただくと、場所がわかりやすくなると思います。)
また、筑西市では下館駅の周辺には酒蔵はなく、駅から南東方向に5kmほど離れた村田という場所に1軒ありました。
この真壁と村田とへ行けば、もしかしたら前回の旅で入手できなかったお酒にめぐり合えるかもしれないと考えて、これらの場所での酒集めを目論んでおりました。
しかし、ここで一つ、大きな問題が見つかりました。
これらの場所には、鉄道や路線バスといった、定期運行の公共交通機関が通っていなかったのです。
真壁には、かつては筑波鉄道(土浦-岩瀬)が通っていて真壁駅が置かれておりましたが、平成の世に入る前に廃止されてしまいました。
その後しばらくの間は代替バスが走っていたらしいのですが、それも数年前に廃止されて、真壁と他所とを結ぶ公共交通機関は皆無となってしまいました。
公共交通機関の利用をあきらめて、徒歩でのアクセスが可能かどうかをネットで調べていたところ、なんと桜川市と筑西市とが、“広域連携バスの実証実験運行”なる名目の下で、期間限定で路線バスを走らせていることを偶然に見つけたのです。
(桜川市のサイトはこちら)
(筑西市のサイトはこちら)
これらを利用すれば、やや遠回りにはなるものの、真壁にも村田にもラクに辿り着くことができるのですよ。
これらのバスが今後定期化される保証はどこにもありませんので、これは実験期間内にぜひとも行っておかねばなるまいと思い、クリスマスイヴの日に青春18きっぷを併用して日帰りで出かけてまいりましたよ。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
まずは、東北本線(宇都宮線)の小山駅より、水戸線の水戸行E501系交直流式電車に乗車。
あ~うまそ~!
隣のホームにいたこのオッサンたち、ものすごくうまそうにそばを喰うなぁ。
(オマエもオッサンだろ。)
小山駅から6駅乗って、着いたのは下館駅。
二週間ぶりのご無沙汰でした。
下館駅北口から、筑西市の広域連携バスに乗車。
っていうか、乗っとるのワシだけやないか!
ええ?
これってもしかして富士山?
茨城県内を走るバスの車窓から富士山を拝むことができるとは、意外でしたよ。
終点に近くなるにつれて、筑波山がだんだんと大きく迫ってまいりましたよ!
四六のガマで有名な筑波山ですね。
筑西市広域連携バスを、終点の筑波山口バス停まで乗りました。
筑波山口を名乗るだけあって、バス停の正面には筑波山がそびえておりましたよ。
この筑波山口バス停は、かつての筑波鉄道筑波駅の跡地を利用して建てられているようです。
敷地内には、そのプラットホームの一部らしきものが保存されておりましたよ。
廃線跡は、サイクリングロードに転用されておりました。
筑波山口バス停からは、桜川市の広域連携バスに乗車。
桜川市広域連携バスは、筑波鉄道筑波線の廃線跡に沿って走っているようでした。
その途中には、“旧酒寄駅跡”なるバス停もあったりなんかしちゃったりして。
30年も前に廃止された駅の跡を、現代において新設されたばかりのバス停の名に使うっていったい・・・。
この生い茂ったところが、かつての酒寄駅のホームでしょうか?
桜川市広域連携バスを、終点から2つ手前の真壁小学校バス停で下車。
近くにあった酒屋を物色し、これらをGet!
右のカップ酒“こうめい”は、真壁に蔵を置く村井醸造さんのお酒でした
酒銘をひらがなで表記している所以は、もしかしたら某政党名との混同を避けるためでしょうか?
しかし、誠に残念ながら、糖添三増酒でした。
これは“花の井”を造る西岡本店さんの蔵です。
直売所でこれらをGet!
左の純米吟醸酒は、真壁高校の生徒たちが育てたコシヒカリを100%使用して造られたという、正真正銘の真壁の地酒ですよ。
お燗瓶とカップ酒とは同じ中身とのことでしたが、これまた残念ながら双方とも糖添三増酒でした。
こちらはさきほど入手した“こうめい”の蔵元である村井醸造さん。
お燗瓶を入手しましたが、カップ酒と同じく糖添でした。
しかしカップ酒とは異なって、お燗瓶のほうはおもいっきし漢字表記ですね。
真壁の街を歩いていると、北東の方角に、加波山が見えて来ました。
加波山事件でおなじみの加波山ですよ。
その加波山を背にして振り向くと、いかにも単線軌道の廃線跡らしい、細くてゆる~いカーブの道がありましたよ。
カーブの反対側は、これまたいかにも廃線跡らしきまっすぐな直線だこと。
直線は勝しゅ!
(↑オマエそれが言いたかっただけだろ!)
道路との交差部分で、こんなもの発見。
かつて踏切に設置されていた警報機の土台でしょうか?
その直線をしばらく歩くと、開けた場所に出くわしました。
プラットホーム跡らしきものがありましたよ!
どうやらここが、筑波鉄道筑波線の真壁駅跡のようでした。
きっとここで線路を渡って、隣のホームへ移動していたんだろうなぁ。
かつて駅舎があったと思われる場所には、民家が建っておりました。
その民家の反対側には、なんと奉安殿の成れの果てがありましたよ。
どうやら個人で所有なさっているようですね。
中には教育勅語やらエライ方の写真やらが飾ってありましたよ。
真壁の街を歩いていると、趣のある建物が少なからずあることに気づきました。
この黒塀と蔵とには、あたしゃグッときたんだけれどな。
でもよく見ると、これは新しい建物なのかも。
この立派な建物は、現役の住居のようでした。
こちらは“出川薬局”なのだとか。
けっしてヤバそうな雰囲気ではありませんでしたけれどね。
この石造りの郵便局もいい感じでした。
道路工事をしていなければもう少しゆっくりと眺めることができたのですが、こればかりはしかたがありません。
真壁の街の散策を終えて、再び桜川市の広域連携バスに乗って、筑波山口バス停へと戻ります。
筑波山口バス停では乗り換えるバスの発車時刻まで1時間ほどあったことから、付近の酒蔵を訪問してみました。
バス停から、筑波山の麓を500mほど歩いて行きます。
細い道を上がっていくと、稲葉酒造場さんがありました。
“男女川(みなのがわ)”の普通酒一合瓶と、純米吟醸酒とを入手。
誠に残念ながら、一合瓶は糖類酸味料フル添加の三増酒でした。
筑波山口のバス停まで戻ってきました。
次のバスの発車時刻まではまだ30分ほどあったのですが、その間、この坊や(袋をぶら下げていたのでオスです。)が遊んでくれました。
出会った最初は逃げていたのですが、15分ほどそばにいると、触らせてくれるようになりましたよ!
筑波山口バス停からは、下館駅北口行の筑西市広域連携バスに乗車。
今朝乗ってきた道を戻っていきます。
今度は終点まで乗らずに、6つ手前の村田バス停で下車。
粋な黒塀(見越しの松はありませんでした。)の先を進んでいくと、
“来福”を造る来福酒造さんの蔵がありました。
(先ほどの黒塀は、来福酒造さんのものではありませんでした。)
来福酒造さんでは、カップ酒(純米酒)と純米吟醸300ml瓶とをGet!
下館駅周辺で酒集めをした際に入手することができなかった来福を入手して、二週間前の雪辱を果たすことができましたよ!
無事目的を果たしたところですが、次のバスが来るまで、およそ1時間45分ほど待たねばなりませんでした。
このバスを待っていると、一時間に1本しかない水戸線の電車に乗り遅れてしまい、この後で予定している目的を達成させることができなくなってしまいます。
そこで、来福酒造さんから下館駅を目指して、およそ5kmの道のりを歩いて行くことにいたしました。
途中、小貝川を越えて行きました。
超逆光だったことから、こんな画像になってしまいました。
こんなに穏やかな流れの小貝川ですが、ときどき洪水を起こして暴れるんですよね。
去年発生した鬼怒川決壊のときも、この辺りの住民のみなさんの中には、鬼怒川よりもむしろこの小貝川の決壊を危惧していたという声もあったそうです(テレビのニュースより)。
治水って大事だけれども、とてもむずかしいのですね。
来福酒造さんからおよそ5kmの道のりを1時間かけて、下館駅へ到着いたしました。
ここまで上着もシャツも脱いで、Tシャツ一枚で歩いてまいりました。
それでも、早足で歩いてきたせいか、汗だくでした。
Tシャツ一枚のままで下館駅の改札を通って電車を待っていたところ、反対側のホームにいた若者のカップルが私を見て、笑っていましたよ。
そりゃ、クリスマスイヴの寒空の下でTシャツ一枚で汗だくになっている初老の男を見りゃ、誰でも笑いたくなります罠。
笑わば笑え!
こちとら、奇異の目でみられたり笑われたりすることには慣れっこだぜ!
下館駅からは、水戸線小山行のE501系に乗車。
小山駅で、東北本線(上野東京ライン)逗子行に乗車。
今日はまだこの後の予定がありますので、宇都宮方面の電車には乗りません。
小山駅から12,3分ほど乗って、着いたのは古河(こが)駅。
東北本線で唯一の、群馬県内に属する駅です。
古河では、青木酒造さんを訪問。
御慶事(ごけいじ)(金印:かつての二級酒相当か?)と、十大(じゅうだい)(上撰)とを入手。
いずれも普通酒でしたが、糖類や酸味料が添加されている旨の表示はありませんでした。
今日の酒集めはこれでおしまい。
当初の予定では、古河駅周辺のスーパーも攻めることにしていたのですが、疲れてしまったので止めました。
今回は、カップ酒5個(うち糖添三増酒2個)、一合瓶3本(すべて糖添三増酒)、300ml瓶4本の旅でした。
訪問させていただいた蔵元さんにおかれましては、暮れの忙しい時季にもかかわらず、対応してくださったことに感謝申し上げます。
それにほとんどの蔵元さんではカップ酒やお燗瓶を店頭に置いていなくて、私の注文に応じてわざわざ奥から出してきてくださったことには、多忙な折にめんどうなことをさせてしまったという罪悪感を深く感じております。
蔵元さんでお酒を入手するよりも、あたしゃやっぱり、スーパーを回って酒集めをするほうが気楽でいいや。
この時点でまだ16:30でしたからね、お楽しみのために宇都宮へ行こうと思えば行けたのです。
でもね、この日はけっこう歩いたせいか、全行程を終了したところでどっと疲れが出てしまいましたよ。
そこで、今回は素直に東北本線上野東京ライン沼津行に乗って、帰ったとさ。
それでも〆の儀式はちゃんとやりますよ!
東京駅八重洲地下街にある居酒屋で、まずは生ビールのグラスをいただきます。
生ビールを注文すると、ついつい頼んでしまうのが枝豆。
季節感ゼロですけれどね。
今日は歩いたし、汗もかいたので、私の体は肉のかたまりと塩気の多いものとを欲しておりました。
そこで選んだのが、ハムカツ。
厚みのある肉と塩気とがたまりませんわ!
あ、忘れていた。
それではみなさま、メリークリスマス。
(今年もクリぼっちだな。)
その際、笠間駅(笠間市)周辺では地酒を入手することができ、また結城駅(結城市)周辺でも他所での入手分とあわせて成果を得ることができました。
しかし、桜川市にある岩瀬駅の周辺と、筑西市にある下館駅の周辺とでは、ともに両市の地酒を入手することができなかったのです。
岩瀬駅の近くには酒蔵が1軒ありましたが、桜川市にはこのほかに、岩瀬駅から南へ10kmほど離れた真壁に2軒あることがわかりました。
(地図中の右下にある縮小ボタン(-)を適宜お使いいただくと、場所がわかりやすくなると思います。)
また、筑西市では下館駅の周辺には酒蔵はなく、駅から南東方向に5kmほど離れた村田という場所に1軒ありました。
この真壁と村田とへ行けば、もしかしたら前回の旅で入手できなかったお酒にめぐり合えるかもしれないと考えて、これらの場所での酒集めを目論んでおりました。
しかし、ここで一つ、大きな問題が見つかりました。
これらの場所には、鉄道や路線バスといった、定期運行の公共交通機関が通っていなかったのです。
真壁には、かつては筑波鉄道(土浦-岩瀬)が通っていて真壁駅が置かれておりましたが、平成の世に入る前に廃止されてしまいました。
その後しばらくの間は代替バスが走っていたらしいのですが、それも数年前に廃止されて、真壁と他所とを結ぶ公共交通機関は皆無となってしまいました。
公共交通機関の利用をあきらめて、徒歩でのアクセスが可能かどうかをネットで調べていたところ、なんと桜川市と筑西市とが、“広域連携バスの実証実験運行”なる名目の下で、期間限定で路線バスを走らせていることを偶然に見つけたのです。
(桜川市のサイトはこちら)
(筑西市のサイトはこちら)
これらを利用すれば、やや遠回りにはなるものの、真壁にも村田にもラクに辿り着くことができるのですよ。
これらのバスが今後定期化される保証はどこにもありませんので、これは実験期間内にぜひとも行っておかねばなるまいと思い、クリスマスイヴの日に青春18きっぷを併用して日帰りで出かけてまいりましたよ。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
まずは、東北本線(宇都宮線)の小山駅より、水戸線の水戸行E501系交直流式電車に乗車。
あ~うまそ~!
隣のホームにいたこのオッサンたち、ものすごくうまそうにそばを喰うなぁ。
(オマエもオッサンだろ。)
小山駅から6駅乗って、着いたのは下館駅。
二週間ぶりのご無沙汰でした。
下館駅北口から、筑西市の広域連携バスに乗車。
っていうか、乗っとるのワシだけやないか!
ええ?
これってもしかして富士山?
茨城県内を走るバスの車窓から富士山を拝むことができるとは、意外でしたよ。
終点に近くなるにつれて、筑波山がだんだんと大きく迫ってまいりましたよ!
四六のガマで有名な筑波山ですね。
筑西市広域連携バスを、終点の筑波山口バス停まで乗りました。
筑波山口を名乗るだけあって、バス停の正面には筑波山がそびえておりましたよ。
この筑波山口バス停は、かつての筑波鉄道筑波駅の跡地を利用して建てられているようです。
敷地内には、そのプラットホームの一部らしきものが保存されておりましたよ。
廃線跡は、サイクリングロードに転用されておりました。
筑波山口バス停からは、桜川市の広域連携バスに乗車。
桜川市広域連携バスは、筑波鉄道筑波線の廃線跡に沿って走っているようでした。
その途中には、“旧酒寄駅跡”なるバス停もあったりなんかしちゃったりして。
30年も前に廃止された駅の跡を、現代において新設されたばかりのバス停の名に使うっていったい・・・。
この生い茂ったところが、かつての酒寄駅のホームでしょうか?
桜川市広域連携バスを、終点から2つ手前の真壁小学校バス停で下車。
近くにあった酒屋を物色し、これらをGet!
右のカップ酒“こうめい”は、真壁に蔵を置く村井醸造さんのお酒でした
酒銘をひらがなで表記している所以は、もしかしたら某政党名との混同を避けるためでしょうか?
しかし、誠に残念ながら、糖添三増酒でした。
これは“花の井”を造る西岡本店さんの蔵です。
直売所でこれらをGet!
左の純米吟醸酒は、真壁高校の生徒たちが育てたコシヒカリを100%使用して造られたという、正真正銘の真壁の地酒ですよ。
お燗瓶とカップ酒とは同じ中身とのことでしたが、これまた残念ながら双方とも糖添三増酒でした。
こちらはさきほど入手した“こうめい”の蔵元である村井醸造さん。
お燗瓶を入手しましたが、カップ酒と同じく糖添でした。
しかしカップ酒とは異なって、お燗瓶のほうはおもいっきし漢字表記ですね。
真壁の街を歩いていると、北東の方角に、加波山が見えて来ました。
加波山事件でおなじみの加波山ですよ。
その加波山を背にして振り向くと、いかにも単線軌道の廃線跡らしい、細くてゆる~いカーブの道がありましたよ。
カーブの反対側は、これまたいかにも廃線跡らしきまっすぐな直線だこと。
直線は勝しゅ!
(↑オマエそれが言いたかっただけだろ!)
道路との交差部分で、こんなもの発見。
かつて踏切に設置されていた警報機の土台でしょうか?
その直線をしばらく歩くと、開けた場所に出くわしました。
プラットホーム跡らしきものがありましたよ!
どうやらここが、筑波鉄道筑波線の真壁駅跡のようでした。
きっとここで線路を渡って、隣のホームへ移動していたんだろうなぁ。
かつて駅舎があったと思われる場所には、民家が建っておりました。
その民家の反対側には、なんと奉安殿
どうやら個人で所有なさっているようですね。
中には教育勅語やらエライ方の写真やらが飾ってありましたよ。
真壁の街を歩いていると、趣のある建物が少なからずあることに気づきました。
この黒塀と蔵とには、あたしゃグッときたんだけれどな。
でもよく見ると、これは新しい建物なのかも。
この立派な建物は、現役の住居のようでした。
こちらは“出川薬局”なのだとか。
けっしてヤバそうな雰囲気ではありませんでしたけれどね。
この石造りの郵便局もいい感じでした。
道路工事をしていなければもう少しゆっくりと眺めることができたのですが、こればかりはしかたがありません。
真壁の街の散策を終えて、再び桜川市の広域連携バスに乗って、筑波山口バス停へと戻ります。
筑波山口バス停では乗り換えるバスの発車時刻まで1時間ほどあったことから、付近の酒蔵を訪問してみました。
バス停から、筑波山の麓を500mほど歩いて行きます。
細い道を上がっていくと、稲葉酒造場さんがありました。
“男女川(みなのがわ)”の普通酒一合瓶と、純米吟醸酒とを入手。
誠に残念ながら、一合瓶は糖類酸味料フル添加の三増酒でした。
筑波山口のバス停まで戻ってきました。
次のバスの発車時刻まではまだ30分ほどあったのですが、その間、この坊や(袋をぶら下げていたのでオスです。)が遊んでくれました。
出会った最初は逃げていたのですが、15分ほどそばにいると、触らせてくれるようになりましたよ!
筑波山口バス停からは、下館駅北口行の筑西市広域連携バスに乗車。
今朝乗ってきた道を戻っていきます。
今度は終点まで乗らずに、6つ手前の村田バス停で下車。
粋な黒塀(見越しの松はありませんでした。)の先を進んでいくと、
“来福”を造る来福酒造さんの蔵がありました。
(先ほどの黒塀は、来福酒造さんのものではありませんでした。)
来福酒造さんでは、カップ酒(純米酒)と純米吟醸300ml瓶とをGet!
下館駅周辺で酒集めをした際に入手することができなかった来福を入手して、二週間前の雪辱を果たすことができましたよ!
無事目的を果たしたところですが、次のバスが来るまで、およそ1時間45分ほど待たねばなりませんでした。
このバスを待っていると、一時間に1本しかない水戸線の電車に乗り遅れてしまい、この後で予定している目的を達成させることができなくなってしまいます。
そこで、来福酒造さんから下館駅を目指して、およそ5kmの道のりを歩いて行くことにいたしました。
途中、小貝川を越えて行きました。
超逆光だったことから、こんな画像になってしまいました。
こんなに穏やかな流れの小貝川ですが、ときどき洪水を起こして暴れるんですよね。
去年発生した鬼怒川決壊のときも、この辺りの住民のみなさんの中には、鬼怒川よりもむしろこの小貝川の決壊を危惧していたという声もあったそうです(テレビのニュースより)。
治水って大事だけれども、とてもむずかしいのですね。
来福酒造さんからおよそ5kmの道のりを1時間かけて、下館駅へ到着いたしました。
ここまで上着もシャツも脱いで、Tシャツ一枚で歩いてまいりました。
それでも、早足で歩いてきたせいか、汗だくでした。
Tシャツ一枚のままで下館駅の改札を通って電車を待っていたところ、反対側のホームにいた若者のカップルが私を見て、笑っていましたよ。
そりゃ、クリスマスイヴの寒空の下でTシャツ一枚で汗だくになっている初老の男を見りゃ、誰でも笑いたくなります罠。
笑わば笑え!
こちとら、奇異の目でみられたり笑われたりすることには慣れっこだぜ!
下館駅からは、水戸線小山行のE501系に乗車。
小山駅で、東北本線(上野東京ライン)逗子行に乗車。
今日はまだこの後の予定がありますので、宇都宮方面の電車には乗りません。
小山駅から12,3分ほど乗って、着いたのは古河(こが)駅。
東北本線で唯一の、群馬県内に属する駅です。
古河では、青木酒造さんを訪問。
御慶事(ごけいじ)(金印:かつての二級酒相当か?)と、十大(じゅうだい)(上撰)とを入手。
いずれも普通酒でしたが、糖類や酸味料が添加されている旨の表示はありませんでした。
今日の酒集めはこれでおしまい。
当初の予定では、古河駅周辺のスーパーも攻めることにしていたのですが、疲れてしまったので止めました。
今回は、カップ酒5個(うち糖添三増酒2個)、一合瓶3本(すべて糖添三増酒)、300ml瓶4本の旅でした。
訪問させていただいた蔵元さんにおかれましては、暮れの忙しい時季にもかかわらず、対応してくださったことに感謝申し上げます。
それにほとんどの蔵元さんではカップ酒やお燗瓶を店頭に置いていなくて、私の注文に応じてわざわざ奥から出してきてくださったことには、多忙な折にめんどうなことをさせてしまったという罪悪感を深く感じております。
蔵元さんでお酒を入手するよりも、あたしゃやっぱり、スーパーを回って酒集めをするほうが気楽でいいや。
この時点でまだ16:30でしたからね、お楽しみのために宇都宮へ行こうと思えば行けたのです。
でもね、この日はけっこう歩いたせいか、全行程を終了したところでどっと疲れが出てしまいましたよ。
そこで、今回は素直に東北本線上野東京ライン沼津行に乗って、帰ったとさ。
それでも〆の儀式はちゃんとやりますよ!
東京駅八重洲地下街にある居酒屋で、まずは生ビールのグラスをいただきます。
生ビールを注文すると、ついつい頼んでしまうのが枝豆。
季節感ゼロですけれどね。
今日は歩いたし、汗もかいたので、私の体は肉のかたまりと塩気の多いものとを欲しておりました。
そこで選んだのが、ハムカツ。
厚みのある肉と塩気とがたまりませんわ!
あ、忘れていた。
それではみなさま、メリークリスマス。
(今年もクリぼっちだな。)
メリークリスマス〜☆
お酒で〜乾杯かな?^^
by hatumi30331 (2016-12-25 23:17)
ハムカツの厚みが素晴らしいですねぇ
食べたい~≧≦q
by さる1号 (2016-12-25 23:41)
真壁はひなまつりで有名ですね~!!
by 川鮎くん (2016-12-26 07:17)
厚肉のハムカツ、美味しそうですね(^^)
by ぼんさん (2016-12-26 08:16)
小山のホームにある駅そば、
ちょくちょく利用しますが、
いまどき珍しい吹きっさらしという事もあって、
冬はとくに美味しく感じます(笑)
真壁のホーム跡、桜の名所としても有名ですよね(^^)
by あおたけ (2016-12-26 10:05)
5㎞も歩いて、お疲れさまでした。でも、収穫大でしたね。さぞ、生ビールが美味しかったことでしょう!
by newton (2016-12-26 16:28)
つくば市に3年ほど住んでいましたが随分変わったでしょうね。
まだ谷田部町時代です。
by mamii (2016-12-26 20:55)
hatumi30331さん、あたしゃこれしか楽しみがないもので。
by skekhtehuacso (2016-12-26 21:41)
さる1号さん、これはなかなかおいしいハムカツでしたよ。
ロース肉をそのままハムにしてあるやつのようでした。
by skekhtehuacso (2016-12-26 21:42)
川鮎くん様、恥ずかしながらこの私は、今回訪問するまで真壁のことを全く知りませんでした。
静かでなかなかよい場所でしたが、車が多いのが気になりました。
細い道を散策していても、前からも後ろからもビュンビュン走ってきやがる。
これだけ車が多けりゃ、そりゃ筑波鉄道は廃止になるわと納得しました。
by skekhtehuacso (2016-12-26 21:45)
あおたけさん、小山駅といい、宇都宮駅といい、こういう駅そばはいつまでも残してもらいたいですね。
真壁のことは、あたしゃ全く知りませんでしたよ。
ホーム跡には、たしかに大きな桜の木がありましたよ。
by skekhtehuacso (2016-12-26 21:47)
ぼんさん様、このハムカツのハムはロース肉の食べ応えが残っているおいしいハムでした。
お値段も、まあそれなりでしたけれどね。
by skekhtehuacso (2016-12-26 21:50)
newtonさん、酒を担ぎつつ早歩きでの5kmでしたので、かなり疲れました。
でも、頑張れば5kmを一時間で歩くことができるとわかったので、よい経験になりました。
お酒の成果はなかなかの量でしたが、糖添三増酒の数がけっこうあったことが残念でした。
これはあらかじめわかっていたことでしたけれどね。
by skekhtehuacso (2016-12-26 21:55)
mamiiさん、それはきっと昭和の頃のことですね。
私は今回初めてこの辺りへ訪問したのでmamiiさんが住んでいらっしゃったときのことは知らないのですが、鉄道が廃止になっているくらいですから、きっと大きく変わったのでしょうね。
by skekhtehuacso (2016-12-26 21:57)
お疲れ様でした。
かって1回だけ、筑波鉄道に乗ってこのあたりに行ったことがありましたので興味深く拝見しました。実証実験、筑西市の路線と桜川市の路線の関係が、それぞれのホームページを見ても全然わからないですね。実証実験ってうまくいったためしがないような・・・。カップ集めはそこそこ成果があったようで、なによりです。
by やまびこ3 (2016-12-26 22:01)
来福有りましたか。
ハムカツ美味そう。ビールも良いが日本酒もか。
by エクスプロイダー (2016-12-26 22:19)
やまびこ3さん、筑波鉄道に乗ったことがあったなんてうらやましい。
もしかして、雄別鉄道から移籍してきたDCでしょうか?
実証実験は、両市相互での成果よりも、それぞれがTXと接続するつくバスとの連携を重視しているようでした。
それが成功しているかどうかは微妙でしたが、私が桜川市のバスに乗ったときには、東京へデートに行くという若いカップルが利用していましたけれどね。
by skekhtehuacso (2016-12-26 23:00)
エクスプロイダーさん、そりゃ来福の蔵元さんへ行けば入手できるのはアタリマエですね。
来福さんは、どうやら最近、つくば市の北条新田にお店を出したそうで、そちらのほうが品揃えがよいみたいです。
by skekhtehuacso (2016-12-26 23:03)