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【お酒】1091.燦然 上撰 お燗瓶 [33.岡山県の酒]

4622.JPG
菊池酒造有限会社
倉敷市玉島阿賀崎

原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合:70%
アルコール分15.0度以上16.0度未満
180ml詰
(以上、王冠と瓶の印刷事項とラベルとより転記)




おとといいただいた燦然カップ(普通酒)と、昨日いただいた燦然の上撰本醸造カップサンゼンとに引き続き、今日も菊池酒造さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのお酒には上撰の小印がつけられておりますが、特定名称は表示されておりません。
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この王冠は、十旭日(じゅうじあさひ)李白、それに八潮のお燗瓶で用いられていた王冠と同じものですね。

特定名称は付されていないものの、燦然上撰本醸造カップサンゼンと同じラベルが貼られているということは、きっと中身は同じお酒なのでしょう。
4624.JPG
このお燗瓶に印刷されている蔵元さんの商号は、有限会社になっていますね。
菊池酒造さんは今は株式会社化されているみたいですから、このお燗瓶は古いものなのかもしれませんね。
しかも菊池ではなく、菊地になっているし。
それに商号の最後に付けられている“吟醸”の表示は、これは今の品質表示制度下においては問題があるのではないでしょうか。


普通酒(あるいはもしかしたら本醸造)でしょうから、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに茶色がかっているようでした。
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本醸造のカップ酒と同じく、キレがよくて透明感がありますね。
苦みもありますが、本醸造のカップ酒ほど強くはないみたいです。
それに、こっちのほうが淡いみたいです。

酸味はややはっきりで、ちょいピリです。

甘みもややはっきりしています。


淡麗ちょい苦ちょいピリやや甘口のお酒でした。
たしかに本醸造のカップ酒と同じく、透明感があって、苦みもちょっと感じました。
でも、本醸造のカップ酒よりも淡くて苦みが強くはなく、しかも香ばしさを感じませんでした。

もしかして、昨日いただいた本醸造のカップ酒で感じた苦みや香ばしさは、劣化に因るものだったのでしょうか?
そういえば、かつて十旭日(じゅうじあさひ)のお燗瓶をいただいた際にも、同じお酒が詰められているはずのカップ酒との味のちがいを感じたことがありました。

これは完全に私の予想ですが、同じお店の同じ売場で入手したお酒で、しかも同じ中身であるにもかかわらず味わいが異なっているとすれば、それは容器の構造、すなわちお酒が空気に触れている面積の差異に起因する劣化具合のちがいが、味わいのちがいをもたらしたのかもしれませんね。

私は、劣化したお酒の味わいを感じたことがありませんのでなんとも言えないのですが、いつか「これが劣化したお酒だ」というものに出会った際には、今日のことを思い出してみたいと思います。
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