【お酒】1103.十八盛 ええなあ・・・ カップ [33.岡山県の酒]
十八盛酒造株式会社
岡山県倉敷市児島田の口五丁目6番14号
アルコール分/14度
原材料名/米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール、糖類、酸味料
200ml詰
「酒銘は文字通り、「娘十八、番茶も出花」のことわざに由来する。」(※1)という(ホンマかいな?)、“十八盛”(じゅうはちざかり:←濁るようです)。
また、“ええなあ・・・”の酒銘については、カップにその由来が書かれておりました。
精進を重ねた成果というこのお酒ですが、まことに残念ながら、糖類酸味料フル添加の三増酒でした。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
ああ、やっぱり。
うまみは濃くはないですが、しっかりしています。
これは添加された味のようで、クドさを少し感じます。
苦みや雑味はありません。
酸味ははっきりしています。
すっぱさに鋭さがあって、しかもけっこうピリッときます。
甘みはやっぱりはっきりしています。
やはりとろみのような舌触りを少し感じます。
ピリ甘口のお酒でした。
添加された味そのもので、しかもピリピリでした。
これはあくまでも私の感想ですが、アル添普通酒で14度という度数から判断するに、加水の多さがピリピリやクドさをなんとか抑えているのではないでしょうか?
まあでも、脂っぽい食べ物には、この酸味が合うのではないかと思います。
(※1)山陽新聞社出版局編集・岡山県酒造組合連合会協賛『岡山の酒』p.63(1997.5 山陽新聞社)
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