会津での酒集め [旅]
今回は、青春18きっぷの残り2回分を使用して、福島県の西側、会津地方へ行って酒集めをしてみました。
実は私、会津ではこのブログの草創期に酒集めをしております。
初期の記事に会津で入手したお酒が比較的多いのはそのためです。
ですが、その頃の私は性格が尖がっていて、「糖添三増酒なんか飲めるかバカヤロー!」って思っており、糖添カップは買っておりませんでした。
その後、歳をとるにつれて私の性格が穏やかになり、糖添三増酒を受け容れる心の余裕が出てきましたことから、今回はかつて買わなかった糖添カップを入手することをこの旅の目的といたしましたよ。
(じゃなくてネタが切れてきたからだろ!)
また今回は、会津地方でもこれまでに立ち寄ったことがなかった街を選んで攻めてみました。
☆★一日目(4/8(土))☆★
まずは上野駅から、東北本線に乗って北上します。
5:46発の宇都宮行525M普通電車に乗車。
終点の宇都宮駅まで乗って、7:40発の黒磯行633M普通電車(205系メルヘン顔)に乗り換え。
これまた終点の黒磯駅まで乗って、8:54発の郡山行2129M(郡山駅からこのまま福島行1135M)普通電車(701系)に乗車。
そういえば、黒磯駅の直流化って、着実に進んでいるのでしょうか?
完成すれば、黒磯駅でこの701系電車を見ることはなくなるわけですよね。
そして郡山駅では、磐越西線の電車に乗り換え。
10:44発の快速会津若松行3233M(フルーティアふくしまを併結)に乗車。
今回の旅では、磐越西線で719系に乗ることができたのは、この一度だけでした。
この列車以外はみな、仙台から転配されてきたE721系ばかり。
磐越西線の電化区間といえば長らくの間719系の独壇場でしたが、もはやフルーティアふくしまを併結する列車のみとなってしまったのでしょうか?
郡山駅から磐越西線に35分ほど乗って、猪苗代駅にて下車。
猪苗代町は会津磐梯山の麓に位置する街です。
当然のことながら駅前からは磐梯山を拝むことができるのですが、この日はそのお姿を半分お隠しあそばされておりました。
でもでもでも!
歩いているうちに雲がほぼ取れて、きれいなお姿を見せてくれましたよ!
山はいいよにゃ~!(ガキの使いやあらへんで!より)
猪苗代には、“七重郎”や“稲川”を造る稲川酒造店さんがございます。
その直売店で、カップ酒二種と、本醸造の生貯300ml瓶とを分けていただきました。
また、スーパーでは稲川の原酒にごり酒を入手。
名倉山は会津若松市の蔵元さんですが、新鮮なものを見つけたので入手しました。
これはかつて購入しなかった糖添カップのうちの一つです。
猪苗代駅の周辺を1時間半ほど徘徊して、猪苗代駅からふたたび磐越西線に乗車。
13:29発の快速会津若松行3235Mは、E721系2両編成のワンマンでした。
猪苗代駅から12,3分ほど乗って、次の停車駅である磐梯町駅で下車。
磐梯町でも、きれいな山のお姿を拝むことができましたよ。
これは猫魔ケ岳でしょうか?
山はいいよにゃ~!(ガキの使いやあらへんで!より)
駅の近くにあったスーパーで、磐梯山の特別純米酒をGet!
カップ酒は無く、普通酒の300ml瓶は糖添三増酒だったことから敬遠しました。
糖添の300ml瓶って、買うには勇気が要りますね。
道の駅まで歩いてまいりました。
心惹かれるようなお酒は無かったのですが、ここまで来て手ぶらで帰るのが癪だったので、喜多方の弥右衛門純米酒を入手しました。
福島県南酒販さんが企画した“「ふくしま美酒めぐり」180ml飲みくらべシリーズ”ですね。
玉こんの
かおりに負けて
プシューかな
磐梯町駅周辺を1時間45分ほど歩いて(うち15分は飲酒)、降りたほうとは反対側の入口へ戻ってきました。
その磐梯町駅から、三たび磐越西線に乗車。
15:51発会津若松行普通電車1229M。
終点まで乗って、会津若松駅にて下車。
駅の近くにある渡辺宗太商店さんに立ち寄って、
これらをGet!
喜多方の吉の川(中央)は、かつて入手しなかった糖添カップです。
意外にも、榮川の生貯缶(右)って、あたしゃ初めて見たよ。
酒場へ向かう途中で、会津若松市内にあるスーパーを潰していきます。
会州一蔵の隣にあったco-opでは、白井酒造店(会津美里町)さんの糖添カップをGet!
“風が吹く”でお馴染みの白井酒造店さんも、糖添カップを出していたのですね。
辰泉さんの鶴ヶ城カップは既出ですが、、先日たちあげた“また飲んでみましたよ”カテゴリーのネタとして入手しました。
さあ、酒だ酒だ!
會津蔵武さんへおじゃまいたしましたよ。
うすはりのグラスは口当たりがよくて、ついついビールがすすんじゃいます。
(オマエの場合はうすはりじゃなくてもだろ!)
最初におすすめメニューをいくつか紹介していただいたのですが、野菜好きの私にはそれすらも耳に入らないくらいネギの写真に目が釘付けになってしまい、注文させていただきました。
ネギにねぎ味噌をつけていただきます。
(あまりにもおいしそうだったもので、写真を撮ることを忘れていくつかつまんでしまいました。)
このネギがね、香りが高いのに辛味が少なくて、どんどんいけてしまいます。
燗酒は、榮川の純米酒と末廣の伝承山廃純米(←しまった未出だったよ!)とを、温度を変えながら出していただきました。
温度がちょっと変わるだけで味が変化して、とても興味深くいただくことができましたよ。
お漬物もまいう~。
特にセロリが、香りがしつこくないくらいにちょうどよく残っていました。
この後、会津娘の花さくら(裏バージョン)や、
“やまよ別品彌右衛門 酵母乳酸無添加生もと”なる活性酒をいただいて、会津の夜は更けたのでした。
會津蔵武さん、堪能させていただきました。
☆★二日目(4/9(日))☆★
まずは、生憎の雨模様から。
いいんですよいいんですよ、どうせこれも想定内ですから。
あたしゃね、会津に来ると必ず雨が降るんですから。
朝の会津若松駅では、キハ40のそろい踏みを拝むことができましたよ。
左が只見線、右が磐越西線の列車です。
烏山線からの撤退で、関東地方では姿を消したキハ40。
彼らに会うためには、ここ会津若松へ来るか、あるいは只見線の新潟県側へ行かなければならなくなってしまいましたね。
しかし、電気式DCが量産される数年後には、ここからもいなくなってしまうのでしょうね。
いかんいかん。
今回私が乗ったのはキハ40ではなく、会津鉄道会津線のDC。
快速AIZUマウントエクスプレス4号3107Dでしたが、充当されていたのは一般車(一応転クロシート)でした。
会津鉄道会津線に青春18きっぷで乗車することはできません。
そこで、JR只見線上を走る西若松までの2駅分のみ青春18きっぷを使用し、その先については切符を車内で買って乗りましたよ。
乗っているうちに、だんだんと雨がひどくなってきました。
山なんか見えやしない。
川なんか濁りまくり。
桜なんか一輪も咲いちゃいない。
(それは雨のせいじゃないだろ!)
会津若松駅から1時間弱乗って、着いたのは会津田島駅。
南会津町の玄関口です。
駅の売店には、私がお目当てとしていたお酒が充実しておりましたよ!
しかしここではまだ買わずに、とりあえず街を徘徊してみることにいたしました。
すげー降ってやがる。
でもいいんです、どうせ想定内ですから。
これは国権酒造さんの蔵。
私の下調べが至らず、定休日だったことに気づかなかったことを深く謝罪いたします。
雨降る会津田島の街を1時間半歩き回って、成果はこちら。
かわいいにゃんこが店番をしていた小林商店さんでは、国権のてふと、開當男山のカップ酒(糖添)を買わせていただきました。
榮川特醸酒エイセンカップは既出ですが、、これも“また飲んでみましたよ”カテゴリーのネタとして入手しました。
駅へ戻って、國権の本醸造と尾瀬カップとを入手。
調子に乗って、金紋會津の普通酒300ml瓶(もちろん糖類酸味料無添加)も買ってしまいました。
会津田島では雨の中を1時間半ほど歩いたのですが、立ち寄ったスーパーやまちの駅での成果はゼロでした。
まあでも、これも実際に歩き回ってみないとわからないことですから、しかたがありませんね。
会津田島駅からは、野岩鉄道経由で日光方面へ向かって帰ることを計画しておりました。
しかし、なぜか不思議なことに、もう一回会津若松に立ち寄って、そば屋で一杯やってみたくなってしまったのです。
(どうせ最初からそのつもりだったんだろ。)
そこで、再び会津鉄道に乗って、今朝来た道を引き返したのでした。
快速AIZUマウントエクスプレス1号3112Dに乗車。
2両編成の1両目は一般車でしたが、2両目は専用車だったことから、迷わず2両目に乗車しましたよ。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑黄色い線の内側へ下がれ!
終点会津若松駅の一つ手前、只見線の七日町(なぬかまち)駅で下車。
小雨が降る七日町通りを、趣のある建物を眺めながら歩いて行きます。
こちらは“会津中将”を造る鶴乃江酒造さん。
通りから脇へちょっと入ると、末廣酒造さんがありますよ。
末廣酒造さんでは蔵見学ができますが、今回は辞退しました。
だって、ものすごくお腹が減ってきてしまったんですもの。
ということで、祥さんでそばをいただきます。
といっても、そばだけで済む訳がありません罠。
名倉山の普通酒でした。
糖添ですが残存糖類の甘さはそれほどでもなく、むしろそばつゆとの相性がよいみたいでしたよ。
このお店のそばは、会津産のそば粉100%の十割そばなのだとか。
でも、十割そばにありがちなボソボソした感じはまったくなくて、むしろつるつる感と弾力とがありましたよ。
それでいて香り高い、おいしいおそばでした。
そば湯をいただくために別の器を用意してくださるところなんて、きっとそば粉に自信がおありだからでしょうね。
これで今回の予定は全て終了。
会津若松駅まで歩いて戻ってまいりました。
それにしても、オイラが帰ろうとすると晴れてきやがる。
駅の売店でゆめごころカップ(既出)を買って、
会津若松駅から磐越西線の13:27発郡山行普通電車1232Mに乗って、昨日来た道を普通電車を乗り継いで帰ったとさ。
以上、カップ酒12個(うち糖添4、再度購入3)、一合瓶2本、300ml瓶5本の旅でした。
何度か来ている会津でこれだけ集ったのですから、御の字でしょう。
そうなんですよ川崎さん!
餃子像様に誓って、まっすぐ帰れるワケがないんですよ!!
宇都宮駅からバスに乗って、東武駅前を目指します。
二荒山神社では、桜が満開でした。
いつものことながら、三平食堂さんへおじゃまします。
一週間ぶりのご無沙汰でした(笑えよ!←横山たかし風に)。
まずはビールな気分のワタクシ。
そしてやっぱり野菜サラダ。
野菜好きにはたまりません。
そして餃子。
奥が普通の餃子で、手前がしそ餃子です。
中身を割ってみました。
やはり野菜、それもどうやらキャベツがメインですね。
キャベツの味が、肉やにら、そしてにんにくの風味によって引き立てられています。
ズバリこれが、三平食堂さんの餃子の味でしょう!
肉好きの御仁にはお勧めいたしませんよ!
でも、野菜好きのワタクシには、この味がたまらんのですわ。
しそ餃子も中身はどうやら同じで、それにしそが添えられているようでした。
こっちはしその風味がさわやかですよ。
そしてそして、満を持しての十一正宗。
雑味がなくてきれいな味わいの十一正宗が、野菜の味がしっかりした餃子とよく合うのですよ!
栃木の食べ物には、やはり栃木の地酒ですね。
今回は無理を言って、瓶を撮影させていただきました。
こうして、宇都宮の夜は更けていったのでした。
オリオン通りを歩いて帰る酔っぱらい。
二荒山神社では、夜桜がきれいでした。
宇都宮駅から上野東京ラインに乗って帰ったとさ。
そして、今年の私の春は、これで終わりましたとさ。
実は私、会津ではこのブログの草創期に酒集めをしております。
初期の記事に会津で入手したお酒が比較的多いのはそのためです。
ですが、その頃の私は性格が尖がっていて、「糖添三増酒なんか飲めるかバカヤロー!」って思っており、糖添カップは買っておりませんでした。
その後、歳をとるにつれて私の性格が穏やかになり、糖添三増酒を受け容れる心の余裕が出てきましたことから、今回はかつて買わなかった糖添カップを入手することをこの旅の目的といたしましたよ。
(じゃなくてネタが切れてきたからだろ!)
また今回は、会津地方でもこれまでに立ち寄ったことがなかった街を選んで攻めてみました。
☆★一日目(4/8(土))☆★
まずは上野駅から、東北本線に乗って北上します。
5:46発の宇都宮行525M普通電車に乗車。
終点の宇都宮駅まで乗って、7:40発の黒磯行633M普通電車(205系メルヘン顔)に乗り換え。
これまた終点の黒磯駅まで乗って、8:54発の郡山行2129M(郡山駅からこのまま福島行1135M)普通電車(701系)に乗車。
そういえば、黒磯駅の直流化って、着実に進んでいるのでしょうか?
完成すれば、黒磯駅でこの701系電車を見ることはなくなるわけですよね。
そして郡山駅では、磐越西線の電車に乗り換え。
10:44発の快速会津若松行3233M(フルーティアふくしまを併結)に乗車。
今回の旅では、磐越西線で719系に乗ることができたのは、この一度だけでした。
この列車以外はみな、仙台から転配されてきたE721系ばかり。
磐越西線の電化区間といえば長らくの間719系の独壇場でしたが、もはやフルーティアふくしまを併結する列車のみとなってしまったのでしょうか?
郡山駅から磐越西線に35分ほど乗って、猪苗代駅にて下車。
猪苗代町は会津磐梯山の麓に位置する街です。
当然のことながら駅前からは磐梯山を拝むことができるのですが、この日はそのお姿を半分お隠しあそばされておりました。
でもでもでも!
歩いているうちに雲がほぼ取れて、きれいなお姿を見せてくれましたよ!
山はいいよにゃ~!(ガキの使いやあらへんで!より)
猪苗代には、“七重郎”や“稲川”を造る稲川酒造店さんがございます。
その直売店で、カップ酒二種と、本醸造の生貯300ml瓶とを分けていただきました。
また、スーパーでは稲川の原酒にごり酒を入手。
名倉山は会津若松市の蔵元さんですが、新鮮なものを見つけたので入手しました。
これはかつて購入しなかった糖添カップのうちの一つです。
猪苗代駅の周辺を1時間半ほど徘徊して、猪苗代駅からふたたび磐越西線に乗車。
13:29発の快速会津若松行3235Mは、E721系2両編成のワンマンでした。
猪苗代駅から12,3分ほど乗って、次の停車駅である磐梯町駅で下車。
磐梯町でも、きれいな山のお姿を拝むことができましたよ。
これは猫魔ケ岳でしょうか?
山はいいよにゃ~!(ガキの使いやあらへんで!より)
駅の近くにあったスーパーで、磐梯山の特別純米酒をGet!
カップ酒は無く、普通酒の300ml瓶は糖添三増酒だったことから敬遠しました。
糖添の300ml瓶って、買うには勇気が要りますね。
道の駅まで歩いてまいりました。
心惹かれるようなお酒は無かったのですが、ここまで来て手ぶらで帰るのが癪だったので、喜多方の弥右衛門純米酒を入手しました。
福島県南酒販さんが企画した“「ふくしま美酒めぐり」180ml飲みくらべシリーズ”ですね。
玉こんの
かおりに負けて
プシューかな
磐梯町駅周辺を1時間45分ほど歩いて(うち15分は飲酒)、降りたほうとは反対側の入口へ戻ってきました。
その磐梯町駅から、三たび磐越西線に乗車。
15:51発会津若松行普通電車1229M。
終点まで乗って、会津若松駅にて下車。
駅の近くにある渡辺宗太商店さんに立ち寄って、
これらをGet!
喜多方の吉の川(中央)は、かつて入手しなかった糖添カップです。
意外にも、榮川の生貯缶(右)って、あたしゃ初めて見たよ。
酒場へ向かう途中で、会津若松市内にあるスーパーを潰していきます。
会州一蔵の隣にあったco-opでは、白井酒造店(会津美里町)さんの糖添カップをGet!
“風が吹く”でお馴染みの白井酒造店さんも、糖添カップを出していたのですね。
辰泉さんの鶴ヶ城カップは既出ですが、、先日たちあげた“また飲んでみましたよ”カテゴリーのネタとして入手しました。
さあ、酒だ酒だ!
會津蔵武さんへおじゃまいたしましたよ。
うすはりのグラスは口当たりがよくて、ついついビールがすすんじゃいます。
(オマエの場合はうすはりじゃなくてもだろ!)
最初におすすめメニューをいくつか紹介していただいたのですが、野菜好きの私にはそれすらも耳に入らないくらいネギの写真に目が釘付けになってしまい、注文させていただきました。
ネギにねぎ味噌をつけていただきます。
(あまりにもおいしそうだったもので、写真を撮ることを忘れていくつかつまんでしまいました。)
このネギがね、香りが高いのに辛味が少なくて、どんどんいけてしまいます。
燗酒は、榮川の純米酒と末廣の伝承山廃純米(←しまった未出だったよ!)とを、温度を変えながら出していただきました。
温度がちょっと変わるだけで味が変化して、とても興味深くいただくことができましたよ。
お漬物もまいう~。
特にセロリが、香りがしつこくないくらいにちょうどよく残っていました。
この後、会津娘の花さくら(裏バージョン)や、
“やまよ別品彌右衛門 酵母乳酸無添加生もと”なる活性酒をいただいて、会津の夜は更けたのでした。
會津蔵武さん、堪能させていただきました。
☆★二日目(4/9(日))☆★
まずは、生憎の雨模様から。
いいんですよいいんですよ、どうせこれも想定内ですから。
あたしゃね、会津に来ると必ず雨が降るんですから。
朝の会津若松駅では、キハ40のそろい踏みを拝むことができましたよ。
左が只見線、右が磐越西線の列車です。
烏山線からの撤退で、関東地方では姿を消したキハ40。
彼らに会うためには、ここ会津若松へ来るか、あるいは只見線の新潟県側へ行かなければならなくなってしまいましたね。
しかし、電気式DCが量産される数年後には、ここからもいなくなってしまうのでしょうね。
いかんいかん。
今回私が乗ったのはキハ40ではなく、会津鉄道会津線のDC。
快速AIZUマウントエクスプレス4号3107Dでしたが、充当されていたのは一般車(一応転クロシート)でした。
会津鉄道会津線に青春18きっぷで乗車することはできません。
そこで、JR只見線上を走る西若松までの2駅分のみ青春18きっぷを使用し、その先については切符を車内で買って乗りましたよ。
乗っているうちに、だんだんと雨がひどくなってきました。
山なんか見えやしない。
川なんか濁りまくり。
桜なんか一輪も咲いちゃいない。
(それは雨のせいじゃないだろ!)
会津若松駅から1時間弱乗って、着いたのは会津田島駅。
南会津町の玄関口です。
駅の売店には、私がお目当てとしていたお酒が充実しておりましたよ!
しかしここではまだ買わずに、とりあえず街を徘徊してみることにいたしました。
すげー降ってやがる。
でもいいんです、どうせ想定内ですから。
これは国権酒造さんの蔵。
私の下調べが至らず、定休日だったことに気づかなかったことを深く謝罪いたします。
雨降る会津田島の街を1時間半歩き回って、成果はこちら。
かわいいにゃんこが店番をしていた小林商店さんでは、国権のてふと、開當男山のカップ酒(糖添)を買わせていただきました。
榮川特醸酒エイセンカップは既出ですが、、これも“また飲んでみましたよ”カテゴリーのネタとして入手しました。
駅へ戻って、國権の本醸造と尾瀬カップとを入手。
調子に乗って、金紋會津の普通酒300ml瓶(もちろん糖類酸味料無添加)も買ってしまいました。
会津田島では雨の中を1時間半ほど歩いたのですが、立ち寄ったスーパーやまちの駅での成果はゼロでした。
まあでも、これも実際に歩き回ってみないとわからないことですから、しかたがありませんね。
会津田島駅からは、野岩鉄道経由で日光方面へ向かって帰ることを計画しておりました。
しかし、なぜか不思議なことに、もう一回会津若松に立ち寄って、そば屋で一杯やってみたくなってしまったのです。
(どうせ最初からそのつもりだったんだろ。)
そこで、再び会津鉄道に乗って、今朝来た道を引き返したのでした。
快速AIZUマウントエクスプレス1号3112Dに乗車。
2両編成の1両目は一般車でしたが、2両目は専用車だったことから、迷わず2両目に乗車しましたよ。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑黄色い線の内側へ下がれ!
終点会津若松駅の一つ手前、只見線の七日町(なぬかまち)駅で下車。
小雨が降る七日町通りを、趣のある建物を眺めながら歩いて行きます。
こちらは“会津中将”を造る鶴乃江酒造さん。
通りから脇へちょっと入ると、末廣酒造さんがありますよ。
末廣酒造さんでは蔵見学ができますが、今回は辞退しました。
だって、ものすごくお腹が減ってきてしまったんですもの。
ということで、祥さんでそばをいただきます。
といっても、そばだけで済む訳がありません罠。
名倉山の普通酒でした。
糖添ですが残存糖類の甘さはそれほどでもなく、むしろそばつゆとの相性がよいみたいでしたよ。
このお店のそばは、会津産のそば粉100%の十割そばなのだとか。
でも、十割そばにありがちなボソボソした感じはまったくなくて、むしろつるつる感と弾力とがありましたよ。
それでいて香り高い、おいしいおそばでした。
そば湯をいただくために別の器を用意してくださるところなんて、きっとそば粉に自信がおありだからでしょうね。
これで今回の予定は全て終了。
会津若松駅まで歩いて戻ってまいりました。
それにしても、オイラが帰ろうとすると晴れてきやがる。
駅の売店でゆめごころカップ(既出)を買って、
会津若松駅から磐越西線の13:27発郡山行普通電車1232Mに乗って、昨日来た道を普通電車を乗り継いで帰ったとさ。
以上、カップ酒12個(うち糖添4、再度購入3)、一合瓶2本、300ml瓶5本の旅でした。
何度か来ている会津でこれだけ集ったのですから、御の字でしょう。
そうなんですよ川崎さん!
餃子像様に誓って、まっすぐ帰れるワケがないんですよ!!
宇都宮駅からバスに乗って、東武駅前を目指します。
二荒山神社では、桜が満開でした。
いつものことながら、三平食堂さんへおじゃまします。
一週間ぶりのご無沙汰でした(笑えよ!←横山たかし風に)。
まずはビールな気分のワタクシ。
そしてやっぱり野菜サラダ。
野菜好きにはたまりません。
そして餃子。
奥が普通の餃子で、手前がしそ餃子です。
中身を割ってみました。
やはり野菜、それもどうやらキャベツがメインですね。
キャベツの味が、肉やにら、そしてにんにくの風味によって引き立てられています。
ズバリこれが、三平食堂さんの餃子の味でしょう!
肉好きの御仁にはお勧めいたしませんよ!
でも、野菜好きのワタクシには、この味がたまらんのですわ。
しそ餃子も中身はどうやら同じで、それにしそが添えられているようでした。
こっちはしその風味がさわやかですよ。
そしてそして、満を持しての十一正宗。
雑味がなくてきれいな味わいの十一正宗が、野菜の味がしっかりした餃子とよく合うのですよ!
栃木の食べ物には、やはり栃木の地酒ですね。
今回は無理を言って、瓶を撮影させていただきました。
こうして、宇都宮の夜は更けていったのでした。
オリオン通りを歩いて帰る酔っぱらい。
二荒山神社では、夜桜がきれいでした。
宇都宮駅から上野東京ラインに乗って帰ったとさ。
そして、今年の私の春は、これで終わりましたとさ。
>玉こんの かおりに負けて プシューかな
名句ですね(^^)
by johncomeback (2017-04-10 21:38)
料金割安、酒代でプラスマイナス0かな(^_^;)
良い旅行ですね~
by green_blue_sky (2017-04-10 21:58)
今回は、会津なんですね。^^
実は、酒集めの旅のファンです!
ほんまです〜♪
何とも、自由で、楽しそうな旅。
酒集めという目的で・・・
ちょっと怪し気で・・・(笑)
ちなみに・・・玉こん、大好き!^^
by hatumi30331 (2017-04-10 23:26)
青春18きっぷで巡る酒集めの旅は会津の方に行かれたんですねぇ( ^ω^ )
会津の方はスノボがメインの旅ばかりだったので、
雪のない景色がとても新鮮です=(^.^)=
二荒山神社の夜桜、妖艶な美しさですねぇ♪( ´▽`)
by ニッキー (2017-04-11 00:01)
連休前に行こうと思ってるエリアです。
また「てふ」買ってこようかな!?
雨ならまだ良いですよ。
数年前、東北道を北上、会津方面に左折しようとしたら・・・
「チェーン規制」(爆)
宮城へ行くことになりましたf^_^;)
by やなぼー (2017-04-11 05:25)
会津田島から、東武の新型車両で、浅草という乗車がしたいです。
宇都宮での途中下車が、毎回、こでらんねぇなぁ!
by hanamura (2017-04-11 05:58)
会津酒集めの旅、お疲れさまでした。
前記事の只見線ラベルはこの複線・・・いや、
伏線だったのでしょうか?
お、開當男山のカップ酒に描かれているのは、
東武の6050系(いや、会津鉄道の200番台車か?)ですね!
鉄ラベルを集めると、けっこうな数になるのかなぁ・・・。
あら、磐西にE721系が・・・
719系の置き換えが進んでいるのですね。。。
by あおたけ (2017-04-11 09:11)
私も先週末友達と福島へ出掛けましたが、桜は全くダメでした(;_;
お写真見てビックリ~!その友達もバス中で「名倉山」を飲んでたんですよ^^日本酒が好きで^^
私は~福島と言えば「栄川」あっさりと飲み口が良いですよね~
で、宇都宮にも寄られたんですね^^
by viviane (2017-04-11 10:05)
会津の酒屋さんの建物は趣がありますよね。
たまこんとビール、良いコンビですよね(∩.∩)
by 美美 (2017-04-11 16:28)
カップ酒紀行、お疲れさまでした。福島のお酒もいろいろとあって美味しいですね。蕎麦前で一杯は決まりですね。
by newton (2017-04-11 16:46)
会津は銘酒処ですからね。糖添はもはや避けて通れなく成りましたか。
by エクスプロイダー (2017-04-11 20:39)
お疲れ様でした。
会津若松の會津蔵武さん、無事再開していてよかったです。一度行ってみたいもんです。
泊りがけで行ってもホテルで厚得た酒を飲んでしまわないところがさすがです。
by やまびこ3 (2017-04-11 20:45)
johncomebackさん、季語のかけらもないいいかげんなものですわ。
by skekhtehuacso (2017-04-11 22:15)
green_blue_skyさん、普段からつつましやかな生活をして金を貯め、旅行の際にそれを使っております。
by skekhtehuacso (2017-04-11 22:17)
hatumi30331さん、怪しげというか、奇妙というか。
誰も行かないところばかり歩き回って酒を集め、その途中で飲みまくっているヘンな旅ですわ。
でも、それが面白いんですよ、あたしゃ。
どうかこれからもご覧いただいて、笑ってやってください。
by skekhtehuacso (2017-04-11 22:21)
ニッキーさん、私はスノボはしたことがありませんが、記事ではいつもスベッております。
by skekhtehuacso (2017-04-11 22:23)
やなぼーさん、会津ってところは観光地ではあるものの、天候では観光客に厳しいところですね。
というか、オイラが観光客かどうかって話は別としてですが。
by skekhtehuacso (2017-04-11 22:27)
hanamuraさん、6050系を浅草で見ることができなくなる日が近づいてきたことから、会津田島から6050系に乗って帰ろうかと思ったのですが、会津のお酒を飲みたいという欲求には勝てませんでした。
by skekhtehuacso (2017-04-11 22:31)
そうなんですよあおたけさん。
私の意を汲みつつお読みいただいてありがとうございます。
磐越西線へのE721系導入は確か先月からだったはずですが、今となってはほとんどの列車がE721系での運用になっておりました。
というか、E721系の転配でワンマン化が一気に進んだようでした。
でも、フルーティアふくしまの運用が残る限りは、それと併結する719系の運用も続くのでしょうね。
by skekhtehuacso (2017-04-11 22:37)
vivianeさん、さすがわかっていらっしゃる。
榮川は、あっさりしていますね。
今回は立ち寄ったお店で、その榮川の純米酒をいろいろな温度で試させていただきました。
by skekhtehuacso (2017-04-11 22:39)
美美さん、七日町通りの鶴乃江さんと末廣さんだけでなく、お城の近くにある宮泉銘醸さんもなかなかよいですね。
それに、玉こんを煮ている煮汁のかおりが漂ってきたら、そりゃ飲みたくなっちまいますね。
by skekhtehuacso (2017-04-11 22:43)
newtonさん、会津の酒はハズレがなくてみなおいしいですね。
そばまえも、それにそばもおいしくいただけましたよ。
何度でも行きたいところですが、きっとその度に雨が降ることでしょう。
by skekhtehuacso (2017-04-11 22:46)
エクスプロイダーさん、避けて通れないというよりも、その酒集めを口実として会津へ行って飲んだくれていると言ったほうが正確でしょう。
by skekhtehuacso (2017-04-11 22:47)
やまびこ3さん、會津蔵武さんはしっかり営業していましたよ。
いろいろなお酒を少しずつ、落ち着いた雰囲気の中でいただくことができて、しかも全面禁煙なので、すっかりはまってしまいました。
集めたお酒はけっして宿ではいただきませんよ。
だって、このブログを書くための大事なネタですから。
というよりも、もう飲めないくらい酔っぱらっていたからかもしれませんが。
by skekhtehuacso (2017-04-11 22:52)
鉄分と酒の補給、一石二鳥とはこういう事を指すんでしょうね^^
by タンタン (2017-04-12 06:07)
タンタンさん、バレましたか。
鉄も酒も好きなものでね。
by skekhtehuacso (2017-04-12 22:46)