【お酒】1150.髙砂 上撰 カップタカサゴ [32.島根県の酒]
株式会社財間酒場
島根県鹿足郡津和野中座口34
アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名 米・米麹・醸造アルコール
180ml詰
(以上、ラベルより転記)
(米の産地表示なし)
財間酒場(ざいまさかば)さんについて、文献では以下のように紹介されておりました。
「 背後になだらかな青野山。桜の木が並ぶ小高い丘。蔵の前には小川が流れる。さだまさしさんの「案山子」の歌詞にも登場する酒蔵は、絵になる風景の中に佇む。寛政3(1791)年に創業し、お殿様から酒造の免許をもらったそうだ。」(※1)
話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は少し着いていることがわかりましたが、それにしても透き通っていますね。
うまみは自体は濃くはないですね。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみをかすかに感じます。
それよりも、香ばしさがはっきりしています。
また、渋みがあって、重くはないもののの鋭さを感じます。
それでいてキレはよく、透明感を感じます。
酸味はややひかえめです。
すっぱさが弱めですが、それでも鋭さを感じます。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはひかえめです。
ほんの少しだけ感じる程度です。
香ばしさや渋み、それに酸味の鋭さを感じる、ちょい渋ちょいすっぱ辛口のお酒でした。
甘みが少なくて透明感があるためか、ややドライな口当たりでした。
そのせいか、香ばしさや渋み、酸味がより目立っているように感じました。
この味わいから推察するに、もしかして荒めのもろみに多めのアル添を施しつつ、搾ったあとでの加水も多めなのでしょうか?
私としては、もう少しうまみがほしいところでした。
(※1)石原美和『しまね酒楽探訪』p.100(2013.10 今井出版)
酒蔵いいですね。
by ねじまき鳥 (2017-04-13 21:33)
ねじまき鳥さん、見学もできましたよ。
津和野は静かなのに、見所満載でよいところでした。
ぜひおいでませ。
by skekhtehuacso (2017-04-13 22:49)