【お酒】1285.菊水の純米酒 生詰 300ml [15.新潟県の酒]
菊水酒造株式会社
新潟県新発田市島潟750
原材料名 米・米こうじ
精米歩合70%
アルコール分15度
新潟県産米100%使用
300ml
(以上、ラベルより転記)
菊水酒造さんのお酒は、かつてこのブログの草創期に菊水の辛口 本醸造 300mlをいただいております。
この“菊水の純米酒”はけっこう頻繁に見かけることから、ネタが切れた際の保険として考えていて、これまで積極的に入手しようとはいたしおりませんでした。
しかし先日、ワイズマートの酒コーナーを物色していた際にこのお酒を見かけて、“生詰”の文字に惹かれて買ってしまいました。
生詰ということは、もしかしたらこの季節だけのひやおろしなのかもしれないと思ったのです。
しかし、蔵元さんのWebsiteによれば、「従来から行なってきた製造方法である「生詰」を表ラベルに表記」しただけであって、「従来通りの製法でございます。つきましては、従来品との風味の変更はございません。商品の保管につきましては、要冷蔵の対象ではございません。」と紹介されておりました。
なーんだ!
要するに以前から生詰で、それを表示していなかったけれど、リニューアルを機に表示することにしたわけですね。
そういえば、かつて“生詰は要冷蔵の表示が必要か否か”ということについて、読者の方からのご指摘を受けて判断の誤りを改めたことがありました。
あたしゃ仕事以外では一人で行動し一人で判断し一人で酔っ払っておりますが、こういう誤りは一人では決して気づかなかったことですから、ご指摘はありがたいかぎりです。
読者の皆様におかれましては、もしこのブログに掲載されている記述に誤りを発見なさった場合には、どうかその旨をご指摘をいただきたく存じます。
ただその際、こちらの再考の手がかりとして理由を併記していただくとよりいっそうありがたいところでございます。
表示を見る限り、ロック以外であればどんな飲み方でもよさそうですね。
冷やして販売されておりましたので、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
香りがかすかにありますね。
華やかではなく、むしろナッツ(くるみかな?)のような風味を感じます。
うまみはやや濃いめです。
米のうまみがしっかりしているものの、広がらずに舌を突く感じがします。
それに苦味が少しあって、その苦味に角を感じます。
酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。
それに、ちょっとピリッと感じます。
甘みははっきりしています。
さらっとしてはいるものの、甘みに厚みがありますね。
やや濃醇でちょい苦ちょいすっぱ甘口のお酒でした。
けっこう甘めですね。
それに苦味と酸味とが気になりました。
ここで、燗にしてみましたよ。
香りが立ってきました。
やっぱりくるみっぽいね。
それに酸味がはっきりしてきて、かなりすっぱいね。
酒臭さがあるとバランスがよいのかもしれませんが、こりゃ酸味だけが際立ってしまっていますよ。
またこの甘みは、燗にするとさらに厚くなるようです。
というか、焼酎に馴れ始めた私にはちょっとくどいかも。
冷酒にせよ燗にせよ、残念ながら私の好みの味わいではありませんでした。
近所のスーパーで見かけて「生詰」の表示に生詰に変わったのか?と思ったらそういう訳ねと。
菊水のひやおろしは三年前かな買って呑みました。1,200円ぐらいで中々美味かったような。
by エクスプロイダー (2017-10-15 21:59)
エクスプロイダーさん、あたしゃだまされましたよ。
by skekhtehuacso (2017-10-16 20:16)