《焼酎》35.そば焼酎 雲海 200ml【追記あり】 [9945.宮崎県の焼酎]
雲海酒造株式会社 綾蔵
宮崎県東諸県郡綾町大字南俣字豆新開1800番5
本格焼酎
原材料 そば・麦麹・米(国産)
アルコール分 20%
内容量 200ml
(以上、ラベルより転記)
雲海酒造さんの焼酎は、これまでに芋焼酎の木挽BLUE 200mlと日向木挽 黒 200mlとをいただいております。
今日いただくこの焼酎は、言わずと知れたそば焼酎雲海です。
ある文献では、社長の話として「「戦後の食糧難時代、農家でさえ米がなかった時代に母親が父の焼畑農業で作ったそば粉を使ってひいてくれたそばがきの味が何とも言えない香りで、美味しかったんですよ。そこでこの旨味を焼酎に出したいということと、そばが高血圧によく効き健康にも良いこと、また宮崎県産のそばを使うことで当時言われていたふるさと志向にも合うことから、そば焼酎と決めたんです」」(※1)と商品化の契機を紹介しておりましたよ。
今日は半分だけいただいて、残りは明日、別の飲み方で試してみることにいたします。
(その感想は、明日この記事に追記します。)
そば焼酎ですから、もしかしたらそばの香りを感じることができるかもしれませんね。
それ故、まずはロックでいただきます。
あれ?
香りはかなりかすかですよ。
というか、そばの風味はしないかも。
じっくりと味わうと、穀物っぽい香ばしさをほんのかすかに感じる程度ですわ。
酸味はちょっとだけありますね。
甘みはけっこうはっきりしていますよ。
さっぱりしていて、飲みやすい焼酎でした。
風味はかなり弱めで、むしろ甲類焼酎に近いかもしれません。
それ故に、クセがなくて飲みやすく感じました。
でも甘みがあって、まろやかさを感じることができましたよ。
翌日
お湯割りにしてみました。
あーやっぱり。
風味がさらに薄まりますね。
甘みも引いていくみたいです。
お湯割りらしい酸味(水由来か?)がちょっとだけ出ます。
残念ながら、ロックでもお湯割りでも、私はそばの風味を感じとることが出来ませんでした。
一方でクセがなくて穏やかなので、かなり飲みやすいと思います。
この風味ならば、何かで割っていただくのもありかもしれません。
そういえば、もう何十年も前のことですが、かつて雲海のCMで玉露割りってのを紹介していたことがあったっけ。
(※1)加藤公彦『企業訪問レポート 日夜たゆまぬ技術の研鑚 自然との調和・地域社会の活性化を図りつつ、高品質の焼酎づくりに取り組む 雲海酒造株式会社』p.37(中小企業金融公庫月報 39巻2号 p.34-41 中小企業金融公庫調査部 1992.2)
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