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【お酒】1331.横笛 本醸造 カップ [20.長野県の酒]

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伊東酒造株式会社
長野県諏訪市諏訪2-3-6

アルコール分15度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 65%
内容量 180ml詰
(以上、ラベルより転記)




出掛けていたことから、先週末は更新を休んでおりました。
その報告は今週末にさせていただきます。
とある駅で、住み着いていたにゃんこに遊んでもらいましたよ。
どこへ行ってきたかは、この写真から予想してくださいな。
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話をお酒へと移します。

諏訪の蔵元である伊東酒造さんの“横笛(よこぶえ)”をいただきます。
その酒銘と味わいとについて、文献には以下のような記述がありました。
 「横笛」は、『平家物語』に登場する平重盛の家臣滝口入道との悲哀伝説で知られる建礼門院の仕女の名である。初代当主が、薄幸のヒロインの名を後世に残したいと酒銘にしたもの。横笛は死語鴬となり、梅の花が咲き乱れる入道の庵を訪れるのだが、それにちなみ、日本画家伊東深水が描いた紅梅の図をトレードマークにしている。
 (中略)霧ヶ峰の伏流水で仕込まれる酒は、いずれも優美な女性を思わせる気品ある吟香を持つ。」(※1)

今日いただくこのお酒は本醸造ですが、はたしてこのお酒にも気品ある吟香があるのでしょうか?
それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。
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お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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吟香はないですね。

うまみはやや淡めです。
熟成感があって、それに軽めではあるものの苦みに鋭さを感じます。
キレはよいですね。

酸味はひかえめです。
ほとんど感じない程度です。
ただ、ちょっとピリッと感じます。

甘みはややひかえめです。
かなりさらっとしていて、べとつかない甘みをほんのりと感じる程度です。


やや淡麗でちょい苦ちょいピリやや辛口のお酒でした。
苦みとピリとが気になるかもしれませんが、キレがよいせいか飲みにくさは感じませんでした。
これはあくまでも私の感想ですが、うまみにもっと深みや幅がほしいところでした。


(※1)川崎史郎・小林敬一『酒蔵で訪ねる信州』p.188(2008.5 信濃毎日新聞社)
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