宮崎県南部と、その周辺とでの焼酎集め&酒集め [旅]
ワタクシ最近、焼酎にはまりつつあるのでございますですぞ。
だってさ、米や麦、芋などさまざまな原料を用いたものがあって、それぞれに香りや風味が多種多様で、そのちがいを感じ取りながら飲むことがこれまた楽しいしね。
それに焼酎には三増酒みたいなまがいものはないし(ただし大分県には調味のために砂糖を添加した焼酎がわずかに残っているそうです。)、味にハズレが少ないしさ。
かつて宮崎県の麦焼酎をいただいた際に、“宮崎県ではさまざまな原材料を用いた多種多様な焼酎が造られている”ことを知りました。
ということは、宮崎県へ行って焼酎集めをすれば、多種多様な焼酎を入手することができるのではないでしょうか?
そんなことを考えながら、昨年の秋頃から宮崎行きの行程をノートに付けつつ、いつか実行してやろうと目論んでおりました。
ところが昨今の報道によれば、JR九州は来月(2018年3月)のダイヤ改正で列車の本数を減らすのだとか。
私が乗車を予定していた路線も減便の対象に含まれているようで、来月以降に出かけると現時点で立案している計画のとおりに移動することができなくなってしまいました。
だったらダイヤ改正前にさっさと出かけてしまおうと、思い切って行ってまいりましたよ。
★☆2018/2/2(金)★☆
あーあ、初っ端から雪が降っていやがんの。
それにしても、オイラが出かけようとするとさ、どうしてこうも毎回毎回雨やら雪やらが降りやがるのかね。
バスに乗って、成田空港に着きました。
宮崎行のJetstar★に乗りますよ。
11:00から搭乗開始のはずでしたが、雪のせいで開始時刻未定だとよ。
乗るはずの飛行機は目の前に鎮座ましましているのにさ、乗せてくれやしないんだぜ。
搭乗開始時刻が遅れているのは、私が乗る宮崎行だけじゃないみたい。
そのせいで、ただでさえ狭い成田空港第3ターミナルは人大杉!
なんとか空席を見つけて座って、サンドウィッチで昼食といたしましたよ。
当初の予定よりも1時間遅れの12:00から搭乗開始となり、ようやく機内に入りました。
でもね、機体に積もった雪を下ろす作業が遅れているだとか、滑走路が混雑していて順番待ちだとかで、なかなか飛び立ちゃしやしない。
ようやく飛び立ったと思ったらさ、案の定、窓の外は雲ばっかり。
でもいいんですよ。
あたしゃ飛行機に乗るときはいつもこうなんですからね。
いい景色が見えたためしがないんですから。
辛うじて見えたのは、富士山だけ。
これはもう飲まなきゃやってらんねぇだろ!ってことで、一杯あおってさっさと寝ましたとさ。
飛行機は、1時間45分遅れで宮崎空港に到着しました。
宮崎空港駅からは、宮崎行の普通電車に乗車。
なんとこの普通電車(15:39発6528M)には、特急用の787系が充当されておりましたよ!
座席はもちろんリクライニングシート!
それに普通電車としての運用なのに、頭のところのカバーがちゃんと付けられておりましたよ。
もっとも、宮崎空港駅から宮崎駅までの間は、たとえ特急に乗っても自由席利用であれば特急料金は不要の特例が適用される区間なんですけれどね。
宮崎空港駅から3駅乗って、着いたのは宮崎駅。
飛行機が遅れてしまったことから、当初予定していた行動範囲を縮小し、宮崎駅の周辺のみを徘徊することにいたしました。
まずは駅の売店で、芋焼酎の飫肥杉(おびすぎ)4種をGET!
続けてこれらの芋焼酎をGET!
カップ酒も見つけてしまいましたよ!
宮崎からは遠く離れた延岡の蔵元さんのものですが、県庁所在地へ来れば見つかるだろうと算段し、新鮮なものを無事入手することがかないました。
このカップ酒は、宮崎駅の周辺にあったスーパーでは少なからず見かけましたよ。
宮崎の街は、植栽が南国っぽいね。
それに実際に暖かくて、歩いていると上着が要らないくらいでした。
さらにこれらをGET!
清酒300ml瓶(左)は、先ほどのカップ酒(上撰クラス)の佳撰酒。
天孫降臨(中)はかつて20度のものをいただいておりますが、25度を見つけて入手しました。
あなたにひとめぼれシリーズでおなじみの都城酒造さんの焼酎は、コーンスターチを使用していない芋焼酎を見つけてしまいました。
宮崎の街を一時間半ほど徘徊したのちに、ホテルにチェックイン。
その後、宮崎の街へと繰り出して行ったのでした。
入らせていただいたのは、立ち飲みの“たたんばぁ”さん。
焼酎の品揃えが豊富でしたよ。
まずは、芋焼酎の山ねこをお湯割りで。
これは穏やかで飲みやすいね。
でも物足りなくはありませんでしたよ。
ポテトサラダは、芋の味がしっかりしていておいしい一品でした。
二杯目は、これまた芋焼酎の日南娘(ひなむすめ)をお湯割りでいただきました。
これは深いね!
あたしゃこっちのほうが好みだな。
鶏の生ハムとの相性もバッチグー!(←古っ)
こうして、宮崎の夜は更けていったのでした。
★☆2018/2/3(土)★☆
夜明け前の宮崎駅から。
6:48発の日南線1927D油津行普通列車に乗車。
この日はね、日南線(南宮崎―志布志)に乗って途中下車をしながら焼酎集めをしてやろうと目論んでおりました。
早朝の列車であるにもかかわらず、座席はほぼ埋まっておりましたよ。
土曜日なのに、乗客のほとんどは高校生でした。
日の出を拝みながら、国鉄型気動車のコイルばね台車に揺られて行きます。
宮崎駅から1時間15分ほど乗って、着いたのは飫肥(おび)駅(宮崎県日南市)。
かつての飫肥藩伊東家の城下町近くに位置する駅です。
まだ観光客が誰もいない午前8時過ぎの飫肥の街へと歩いて行きます。
飫肥の街にはね、心惹かれた建物がありましたよ。
服部植物研究所。
どうやら苔類を研究しているところのようですね。
飫肥の街で、小村寿太郎の誕生地を見つけました。
関税自主権回復に、ポーツマス条約ですね。
その小村寿太郎誕生地の先には、どうやら飫肥城址があるようでした。
しかし、あたしゃ行きませんでしたよ。
だってこの旅の目的は観光じゃなくて、焼酎集め&酒集めですからね。
その小村寿太郎誕生地の近くにあったコンビニで、ひむか寿と松露とをGET!
でもね、これらはこの後で立ち寄った土地の地焼酎でしたので、ここで入手する必要はありませんでしたよ。
飫肥の街から離れて、人気のない道を歩いて行きます。
歩いていた道の脇から、コケコッコー!という声が。
ニワトリが放し飼いにされておりましたよ。
スーパーが開店し始める時刻になったことから数軒を訪問しましたが、見つけたのは宮崎駅で入手した飫肥杉と松の露ばかり。
もっとも双方とも日南市の地焼酎ですから、それはそれで健全なことなんですけれどね。
ようやく初見の焼酎を見つけました。
あなたにひとめぼれシリーズでおなじみの都城酒造さんのコーンスターチを使用した芋焼酎をGET!
飫肥駅からスーパーを巡りながらニ時間弱かけて歩いて、一駅隣の日南駅(宮崎県日南市)へ到達いたしました。
人研ぎのラッチだ!
昭和30年代製でしょうか?
ホームは1面1線。
対面には、かつて使われていたと思われるホーム跡がありました。
日南駅からは、日南線1933D南郷行普通列車に乗車。
この列車も結構乗っていましたよ。
キハ47の運転台にあった扇風機に、かつての国鉄のロゴマークを発見!
1933Dには一駅だけ乗って、隣の油津駅(宮崎県日南市)で下車。
乗客のほとんどはここで降りていきましたよ。
彼らのお目当ては、どうやら広島カープのようでした。
ここ油津でキャンプしているのだとか。
商店街はカープ一色。
鯉神社なんてのもありましたよ。
油津での成果はこちら。
これは鹿児島の麦焼酎田苑の前割り。
この初御代は、雲海酒造さんが造った本醸造の生酒なのだとか。
これは油津の地焼酎(芋焼酎)。
油津の街を一時間ほど徘徊し、油津駅へ戻ってまいりました。
窓口で切符を買ったのち、待合室で昼食をいただきます。
油津駅には、にゃんこが2匹棲みついておりましたよ。
赤い首輪のほうは人が苦手のようでしたが、青いほうは遊んでくれました。
油津駅からは、日南線1935D志布志行普通列車に乗車。
キハ40の単行でした。
海を眺めながら乗っていきます。
50分ちょっと乗って、串間駅(宮崎県串間市)で下車。
駅舎には、物産店が併設されておりました。
串間の街にあったスーパーでは、成果は皆無。
見つかったのは、飫肥城址近くで入手したひむか寿と松露ばかりでした。
いずれも串間の地焼酎ですから、これはこれで健全なことなんですけれどね。
歩いていると、いい感じの山門と階段とを見つけました。
45段あった階段を登って行きます。
浄土真宗のお寺でした。
境内には親鸞聖人の像がありましたよ。
近代的な造りの本堂にて一礼。
帰命無量寿如来 南無不可思議光
階段を降りて帰ろうとしたとき、木々の間から見えた景色がこれまたいい感じでした。
カメラが安物すぎてこの景色をうまくお伝えすることができないことを深く陳謝いたします。
(ちがうよオマエの腕が悪いからだろ!)
このあとで立ち寄ったコンビニで、ワンカップ大関のせごどんラベル(期間限定)を見つけましたよ!
お参りの効果がさっそく出たみたいです。
つづけて、同じ宮崎県内ではあるものの串間からは北に遠く離れた高千穂の米焼酎をGET!
浄土真宗でよかった~!
(普段はまったくの無信心のくせに。)
串間駅から一時間半ほどかけて、一駅隣の福島今町駅(宮崎県串間市)へと辿りつきました。
広めの駅務室を備えた駅舎でしたが、無人駅で、窓口は塞がれておりました。
どうりで暖かいはずだわ!
駅前では、桜が咲いておりましたよ。
ホームは2面2線。
無人駅ですが、列車の交換があるようでした。
しかも切り欠きの踏切が現役でいやがんの!
福島今町駅からは、日南線1937D快速日南マーリン号志布志行に乗車。
快速と名づけられてはいるものの、通過するのはたったの3駅だけで、しかも単行でした。
福島今町駅から快速日南マーリン号に20分ほど乗って、志布志駅(鹿児島県志布志市)へと到着いたしました。
日南線の終点です。
駅前広場は絶賛工事中でした。
ここ志布志で、私にとって人生初の鹿児島県での徘徊を開始いたします。
(鹿児島空港と嘉例川駅の利用を除く)
駅の近くには、鉄道記念公園がありましたよ。
もしかして、かつての志布志機関区の跡地でしょうか?
いまでこそ無人駅で、かつ日南線の単なる終点になってしまった志布志駅。
しかしかつては志布志駅から先には大隅線と志布志線との線路が伸びており、さらにその先は日豊本線を介して鹿児島や都城といった都市と線路がつながっていたのです。
残念ながら、赤字を理由として昭和62年(1987年)に両線とも廃止されてしまいました。
C58型蒸気機関車が保存されておりました。
これは車掌車ですね。
かつては貨物列車の最後尾には必ずこれが付いていて、車掌を乗せる役割とともに緊急時に車掌が非常ブレーキをかける機能も果たしておりました。
これはキハ52系ディーゼルカー。
大隅線や志布志線で走っていたものでしょうか?
蒸気機関車や車掌車と比べて、このキハ52の保存状態の悪いこと悪いこと!
お肌ボロボロでしたよ。
志布志での成果はこちら。
さつま黒若潮は志布志市の、そして小鹿とさつま大海とはお隣(隣の隣?)の鹿屋市の地焼酎でした。
さつま大海は、ペットカップも見つけました。
桜島は、そういえば家の冷蔵庫に前割りがあったっけ。
こちらのさつま黒若潮は、16度の前割りでした。
志布志へやって来た一番の狙いは、このさつま若潮(さつま黒若潮の白麹バージョン)を入手するためでした。
しかし200mlペットカップに出会うことはかなわず(そもそも発売されていないのかも)、2合ペットボトルを入手してしまいました。
それにしても九州では、いろいろな種類の焼酎で2合ペットボトル詰のものがたくさん販売されておりますね。
このブログでも、かつて白岳しろを紹介した際に、2合ペットボトル詰めの白岳と飲み比べてみたことがありました。
しかもそれらのいずれもに、キャップのところにお猪口が付いているのですよ。
上の写真でも、肌色の部分がお猪口になっていることがわかります。
これってもしかしたら、列車の車内などどこでもお手軽に一杯やれるようにするための商品なのでしょうか?
でもさ、20~25度の焼酎をストレートで2合も飲んだら、ベロベロになりそうなのにね。
志布志の街を一時間半ほど徘徊したのち、ホテルにチェックイン。
部屋の窓からは、志布志の港が見えましたよ。
街へ繰り出そうかと思って、ホテルのフロントへと向かいました。
ところが、ホテルの中にあった中華レストランのメニューを見たとたん、急に我慢できないくらいまでにお腹が減ってきてしまいましたよ。
そこでお店のお姉さんに焼酎があることを確認した上で、その中華レストランに入りました。
↑志布志を強烈にアピールする箸袋
焼酎のお湯割りをグラスで頼んでみたところ、自分で作れとのことでした。
それにしても、焼酎の量が多過ぎだろ!(←うれしい悲鳴)
あたしゃ2種類を飲み比べてみようかと思っていたのにさ、これじゃ1種類だけで大満足じゃないか!!(←うれしい悲鳴)
どうしてくれるんだ!!!(←うれしい悲鳴)
焼酎は、さつま若潮。
さきほど最後に2合ペットボトルを入手したやつです。
雑味がなくてきれいですっきりしているのに、味わい深くておいしい焼酎でしたよ!
ザーサイをつまみながら、注文した料理を待ちます。
注文したのは、レタスチャーハン。
歩き回って疲れた体が炭水化物を欲していたことから頼んでみました。
レタスしゃきしゃきでまいうー!
チャーハンと焼酎とでお腹も心も充たされたところで、部屋に戻ってさっさと寝たのでした。
翌日の朝は、今朝よりもさらに早く起きなければいけなかったもので。
★☆2018/2/4(日)★☆
真っ暗な志布志駅より。
志布志駅からは、5:14発の1924D宮崎行普通列車に乗車。
昨日来た道を、この志布志駅発の一番列車に乗って一気に戻って行きます。
2両編成ですが、後の車輌に乗っているのは私と他にもう一人だけ(その姿は意図的に撮影しませんでした)。
3月のダイヤ改正の後は、この1924Dは志布志-南郷間の運転が取り止めになるそうですよ。
車窓はずっと真っ暗のままでしたが、終点に近づくにつれて明るくなってまいりました。
終点の宮崎駅で、8:06発の特急にちりん6号大分行に乗りかえ。
日豊本線を北上して行きます。
宗太郎駅、捕えたり!
ってボケボケ。
日豊本線の宮崎県と大分県との県境には、“宗太郎越え”と称される区間があるのです。
ここは峠越えの勾配区間で、特急にちりん号は山の中を速度を下げて越えて行きます。
その影響もあってか、距離にして60kmに満たない延岡駅-佐伯駅間を、にちりん号は無停車であるにもかかわらず1時間もかけてゆっくりと走行するのです。
この宗太郎越えを走破する列車は、2018年2月現在では特急は毎時1本ずつほどあるのですが、普通列車は上下各3本ずつ、合計6本しかありません。
ところが来月からはこれがさらに半減されて、上り(宮崎県→大分県)は朝1本・夜1本の計2本、下り(大分県→宮崎県)は朝6時台発のたった1本のみになってしまうというのです。
もっとも、減便されるということは、それだけ乗客が少ない(≒いない)ということでしょう。
大分県と宮崎県との人的交流は、都市間相互ではそれなりの移動があるものの、県境付近ではほぼ皆無なのでしょうか?
宗太郎越えの区間が山間部であることも普通列車の需要を減らしている一因かと思いますが、大幹線たる日豊本線であっても、一部区間の普通列車利用に限れば赤字ローカル線同然の状態であるわけですよ。
宮崎駅からにちりん6号に2時間乗って、着いたのは佐伯駅(大分県佐伯市)。
さえきじゃないよ、“さいき”だよ!
宮崎県や志布志は暖かかったのに、ここ佐伯はすっげー寒いの!
雪がちらちらと舞うほどでしたよ。
私は去年の10月に大分県を訪れておりますが、その際、当初はここ佐伯へも訪れる計画を立てておりました。
しかし、9月に来た台風のせいで土砂崩れが発生して日豊本線の臼杵-佐伯間が不通となってしまい、佐伯を訪問することができなくなってしまいました。
これは2017年10月に大分駅で掲示されていた案内です。
その不通区間が去年の12月18日に運転再開となったことから、今回の旅の行程を立案するにあたって再度佐伯を訪問する計画を盛り込んだわけでした。
佐伯では、駅前からバスに乗って市街地へ向かいます。
大手前バス停で下車。
ちょっとしたバスターミナルのようでした。
なんとなくではありますが、古さが建て替え前の吉原中央駅みたいでした。
交差点の向うに、小さな神社を発見!
こういう小さい神社を見つけたら、必ず手を合わせておくのがワタクシ流の酒集めなのですよ。
どんなご利益があるかわかりませんからね。
(そのわりには雨ばっかりじゃないか!)
摂社のお稲荷さんにもね。
手を合わせたとたん、ご利益がありましたよ!
佐伯の地焼酎、ぶんご太郎です。
めじろんラベルでした。
こちらは通常ラベルのもの。
最後に立ち寄ったスーパーでは、九州の甘い醬油を買ったのでした。
佐伯には清酒を造る蔵元さんがあってカップ酒も製造してるみたいですが、残念ながらそれに出会うことはかないませんでした。
まあでも、生きてさえいればいつかまた出会うこともあるでしょうよ。
これで今回の焼酎集め&酒集めはすべておしまい。
集めた焼酎とお酒、それにしょうゆを詰めたリュックを背負って、帰ることにいたしました。
佐伯駅に戻って、スーパーで買った鶏めしのおにぎりを食べて昼食といたしました。
佐伯駅からは、12:41発の特急にちりん10号大分行に乗車。
グリーン車に乗りますよ!
新幹線との乗り継ぎ割引が適用されて、指定席利用と比べて1,000円程度しかちがわないのです。
先ほど紹介した土砂崩れの現場に差し掛かりました。
線路はつながっても、工事はまだ終わっていないみたいでしたよ。
終点の大分駅(13:40着)で、13:45発のソニック36号博多行に5分差で乗りかえ。
白いやつ(885系)でしたが、あたしゃ青いほう(883系)がよかったなぁ。
ソニックもグリーン車利用。
にちりんとソニックとを通しで乗車すると、特急料金は一つの列車として計算され、新幹線乗継割引も両特急の全区間にわたって適用されるのです。
それ故、にちりん&ソニック双方の全区間にわたって、普通車指定席利用と比べて1,000円程度しかちがわないのですよ。
そして最後は、小倉駅でのぞみに乗りかえて帰ったとさ。
東京駅に着いたら駅そばでも食べようかと思っておりましたが、それまで空腹を我慢することができませんでした。
車内販売のカツサンドを買って、夕食といたしましたとさ。
以上、カップ酒2個、カップ焼酎21個、ほぼ100ml瓶焼酎6本、300ml瓶酒2本、300mlアルミボトル前割り焼酎1本、2合ペットボトル焼酎1本、そしてしょうゆ1本の旅でした。
焼酎のカップはガラスではなくてペット樹脂ですからね、これだけ集めてもカップ酒と比べると軽く感じましたよ。
集めた焼酎は主に芋焼酎でしたが、この結果は鹿児島県に近い宮崎県南部を徘徊したが故の結果かもしれません。
それでも鹿児島や大分の麦焼酎や高千穂の米焼酎、それに宮崎のカップ酒をも入手することができましたので、大満足の結果でした。
だってさ、米や麦、芋などさまざまな原料を用いたものがあって、それぞれに香りや風味が多種多様で、そのちがいを感じ取りながら飲むことがこれまた楽しいしね。
それに焼酎には三増酒みたいなまがいものはないし(ただし大分県には調味のために砂糖を添加した焼酎がわずかに残っているそうです。)、味にハズレが少ないしさ。
かつて宮崎県の麦焼酎をいただいた際に、“宮崎県ではさまざまな原材料を用いた多種多様な焼酎が造られている”ことを知りました。
ということは、宮崎県へ行って焼酎集めをすれば、多種多様な焼酎を入手することができるのではないでしょうか?
そんなことを考えながら、昨年の秋頃から宮崎行きの行程をノートに付けつつ、いつか実行してやろうと目論んでおりました。
ところが昨今の報道によれば、JR九州は来月(2018年3月)のダイヤ改正で列車の本数を減らすのだとか。
私が乗車を予定していた路線も減便の対象に含まれているようで、来月以降に出かけると現時点で立案している計画のとおりに移動することができなくなってしまいました。
だったらダイヤ改正前にさっさと出かけてしまおうと、思い切って行ってまいりましたよ。
★☆2018/2/2(金)★☆
あーあ、初っ端から雪が降っていやがんの。
それにしても、オイラが出かけようとするとさ、どうしてこうも毎回毎回雨やら雪やらが降りやがるのかね。
バスに乗って、成田空港に着きました。
宮崎行のJetstar★に乗りますよ。
11:00から搭乗開始のはずでしたが、雪のせいで開始時刻未定だとよ。
乗るはずの飛行機は目の前に鎮座ましましているのにさ、乗せてくれやしないんだぜ。
搭乗開始時刻が遅れているのは、私が乗る宮崎行だけじゃないみたい。
そのせいで、ただでさえ狭い成田空港第3ターミナルは人大杉!
なんとか空席を見つけて座って、サンドウィッチで昼食といたしましたよ。
当初の予定よりも1時間遅れの12:00から搭乗開始となり、ようやく機内に入りました。
でもね、機体に積もった雪を下ろす作業が遅れているだとか、滑走路が混雑していて順番待ちだとかで、なかなか飛び立ちゃしやしない。
ようやく飛び立ったと思ったらさ、案の定、窓の外は雲ばっかり。
でもいいんですよ。
あたしゃ飛行機に乗るときはいつもこうなんですからね。
いい景色が見えたためしがないんですから。
辛うじて見えたのは、富士山だけ。
これはもう飲まなきゃやってらんねぇだろ!ってことで、一杯あおってさっさと寝ましたとさ。
飛行機は、1時間45分遅れで宮崎空港に到着しました。
宮崎空港駅からは、宮崎行の普通電車に乗車。
なんとこの普通電車(15:39発6528M)には、特急用の787系が充当されておりましたよ!
座席はもちろんリクライニングシート!
それに普通電車としての運用なのに、頭のところのカバーがちゃんと付けられておりましたよ。
もっとも、宮崎空港駅から宮崎駅までの間は、たとえ特急に乗っても自由席利用であれば特急料金は不要の特例が適用される区間なんですけれどね。
宮崎空港駅から3駅乗って、着いたのは宮崎駅。
飛行機が遅れてしまったことから、当初予定していた行動範囲を縮小し、宮崎駅の周辺のみを徘徊することにいたしました。
まずは駅の売店で、芋焼酎の飫肥杉(おびすぎ)4種をGET!
続けてこれらの芋焼酎をGET!
カップ酒も見つけてしまいましたよ!
宮崎からは遠く離れた延岡の蔵元さんのものですが、県庁所在地へ来れば見つかるだろうと算段し、新鮮なものを無事入手することがかないました。
このカップ酒は、宮崎駅の周辺にあったスーパーでは少なからず見かけましたよ。
宮崎の街は、植栽が南国っぽいね。
それに実際に暖かくて、歩いていると上着が要らないくらいでした。
さらにこれらをGET!
清酒300ml瓶(左)は、先ほどのカップ酒(上撰クラス)の佳撰酒。
天孫降臨(中)はかつて20度のものをいただいておりますが、25度を見つけて入手しました。
あなたにひとめぼれシリーズでおなじみの都城酒造さんの焼酎は、コーンスターチを使用していない芋焼酎を見つけてしまいました。
宮崎の街を一時間半ほど徘徊したのちに、ホテルにチェックイン。
その後、宮崎の街へと繰り出して行ったのでした。
入らせていただいたのは、立ち飲みの“たたんばぁ”さん。
焼酎の品揃えが豊富でしたよ。
まずは、芋焼酎の山ねこをお湯割りで。
これは穏やかで飲みやすいね。
でも物足りなくはありませんでしたよ。
ポテトサラダは、芋の味がしっかりしていておいしい一品でした。
二杯目は、これまた芋焼酎の日南娘(ひなむすめ)をお湯割りでいただきました。
これは深いね!
あたしゃこっちのほうが好みだな。
鶏の生ハムとの相性もバッチグー!(←古っ)
こうして、宮崎の夜は更けていったのでした。
★☆2018/2/3(土)★☆
夜明け前の宮崎駅から。
6:48発の日南線1927D油津行普通列車に乗車。
この日はね、日南線(南宮崎―志布志)に乗って途中下車をしながら焼酎集めをしてやろうと目論んでおりました。
早朝の列車であるにもかかわらず、座席はほぼ埋まっておりましたよ。
土曜日なのに、乗客のほとんどは高校生でした。
日の出を拝みながら、国鉄型気動車のコイルばね台車に揺られて行きます。
宮崎駅から1時間15分ほど乗って、着いたのは飫肥(おび)駅(宮崎県日南市)。
かつての飫肥藩伊東家の城下町近くに位置する駅です。
まだ観光客が誰もいない午前8時過ぎの飫肥の街へと歩いて行きます。
飫肥の街にはね、心惹かれた建物がありましたよ。
服部植物研究所。
どうやら苔類を研究しているところのようですね。
飫肥の街で、小村寿太郎の誕生地を見つけました。
関税自主権回復に、ポーツマス条約ですね。
その小村寿太郎誕生地の先には、どうやら飫肥城址があるようでした。
しかし、あたしゃ行きませんでしたよ。
だってこの旅の目的は観光じゃなくて、焼酎集め&酒集めですからね。
その小村寿太郎誕生地の近くにあったコンビニで、ひむか寿と松露とをGET!
でもね、これらはこの後で立ち寄った土地の地焼酎でしたので、ここで入手する必要はありませんでしたよ。
飫肥の街から離れて、人気のない道を歩いて行きます。
歩いていた道の脇から、コケコッコー!という声が。
ニワトリが放し飼いにされておりましたよ。
スーパーが開店し始める時刻になったことから数軒を訪問しましたが、見つけたのは宮崎駅で入手した飫肥杉と松の露ばかり。
もっとも双方とも日南市の地焼酎ですから、それはそれで健全なことなんですけれどね。
ようやく初見の焼酎を見つけました。
あなたにひとめぼれシリーズでおなじみの都城酒造さんのコーンスターチを使用した芋焼酎をGET!
飫肥駅からスーパーを巡りながらニ時間弱かけて歩いて、一駅隣の日南駅(宮崎県日南市)へ到達いたしました。
人研ぎのラッチだ!
昭和30年代製でしょうか?
ホームは1面1線。
対面には、かつて使われていたと思われるホーム跡がありました。
日南駅からは、日南線1933D南郷行普通列車に乗車。
この列車も結構乗っていましたよ。
キハ47の運転台にあった扇風機に、かつての国鉄のロゴマークを発見!
1933Dには一駅だけ乗って、隣の油津駅(宮崎県日南市)で下車。
乗客のほとんどはここで降りていきましたよ。
彼らのお目当ては、どうやら広島カープのようでした。
ここ油津でキャンプしているのだとか。
商店街はカープ一色。
鯉神社なんてのもありましたよ。
油津での成果はこちら。
これは鹿児島の麦焼酎田苑の前割り。
この初御代は、雲海酒造さんが造った本醸造の生酒なのだとか。
これは油津の地焼酎(芋焼酎)。
油津の街を一時間ほど徘徊し、油津駅へ戻ってまいりました。
窓口で切符を買ったのち、待合室で昼食をいただきます。
油津駅には、にゃんこが2匹棲みついておりましたよ。
赤い首輪のほうは人が苦手のようでしたが、青いほうは遊んでくれました。
油津駅からは、日南線1935D志布志行普通列車に乗車。
キハ40の単行でした。
海を眺めながら乗っていきます。
50分ちょっと乗って、串間駅(宮崎県串間市)で下車。
駅舎には、物産店が併設されておりました。
串間の街にあったスーパーでは、成果は皆無。
見つかったのは、飫肥城址近くで入手したひむか寿と松露ばかりでした。
いずれも串間の地焼酎ですから、これはこれで健全なことなんですけれどね。
歩いていると、いい感じの山門と階段とを見つけました。
45段あった階段を登って行きます。
浄土真宗のお寺でした。
境内には親鸞聖人の像がありましたよ。
近代的な造りの本堂にて一礼。
帰命無量寿如来 南無不可思議光
階段を降りて帰ろうとしたとき、木々の間から見えた景色がこれまたいい感じでした。
カメラが安物すぎてこの景色をうまくお伝えすることができないことを深く陳謝いたします。
(ちがうよオマエの腕が悪いからだろ!)
このあとで立ち寄ったコンビニで、ワンカップ大関のせごどんラベル(期間限定)を見つけましたよ!
お参りの効果がさっそく出たみたいです。
つづけて、同じ宮崎県内ではあるものの串間からは北に遠く離れた高千穂の米焼酎をGET!
浄土真宗でよかった~!
(普段はまったくの無信心のくせに。)
串間駅から一時間半ほどかけて、一駅隣の福島今町駅(宮崎県串間市)へと辿りつきました。
広めの駅務室を備えた駅舎でしたが、無人駅で、窓口は塞がれておりました。
どうりで暖かいはずだわ!
駅前では、桜が咲いておりましたよ。
ホームは2面2線。
無人駅ですが、列車の交換があるようでした。
しかも切り欠きの踏切が現役でいやがんの!
福島今町駅からは、日南線1937D快速日南マーリン号志布志行に乗車。
快速と名づけられてはいるものの、通過するのはたったの3駅だけで、しかも単行でした。
福島今町駅から快速日南マーリン号に20分ほど乗って、志布志駅(鹿児島県志布志市)へと到着いたしました。
日南線の終点です。
駅前広場は絶賛工事中でした。
ここ志布志で、私にとって人生初の鹿児島県での徘徊を開始いたします。
(鹿児島空港と嘉例川駅の利用を除く)
駅の近くには、鉄道記念公園がありましたよ。
もしかして、かつての志布志機関区の跡地でしょうか?
いまでこそ無人駅で、かつ日南線の単なる終点になってしまった志布志駅。
しかしかつては志布志駅から先には大隅線と志布志線との線路が伸びており、さらにその先は日豊本線を介して鹿児島や都城といった都市と線路がつながっていたのです。
残念ながら、赤字を理由として昭和62年(1987年)に両線とも廃止されてしまいました。
C58型蒸気機関車が保存されておりました。
これは車掌車ですね。
かつては貨物列車の最後尾には必ずこれが付いていて、車掌を乗せる役割とともに緊急時に車掌が非常ブレーキをかける機能も果たしておりました。
これはキハ52系ディーゼルカー。
大隅線や志布志線で走っていたものでしょうか?
蒸気機関車や車掌車と比べて、このキハ52の保存状態の悪いこと悪いこと!
お肌ボロボロでしたよ。
志布志での成果はこちら。
さつま黒若潮は志布志市の、そして小鹿とさつま大海とはお隣(隣の隣?)の鹿屋市の地焼酎でした。
さつま大海は、ペットカップも見つけました。
桜島は、そういえば家の冷蔵庫に前割りがあったっけ。
こちらのさつま黒若潮は、16度の前割りでした。
志布志へやって来た一番の狙いは、このさつま若潮(さつま黒若潮の白麹バージョン)を入手するためでした。
しかし200mlペットカップに出会うことはかなわず(そもそも発売されていないのかも)、2合ペットボトルを入手してしまいました。
それにしても九州では、いろいろな種類の焼酎で2合ペットボトル詰のものがたくさん販売されておりますね。
このブログでも、かつて白岳しろを紹介した際に、2合ペットボトル詰めの白岳と飲み比べてみたことがありました。
しかもそれらのいずれもに、キャップのところにお猪口が付いているのですよ。
上の写真でも、肌色の部分がお猪口になっていることがわかります。
これってもしかしたら、列車の車内などどこでもお手軽に一杯やれるようにするための商品なのでしょうか?
でもさ、20~25度の焼酎をストレートで2合も飲んだら、ベロベロになりそうなのにね。
志布志の街を一時間半ほど徘徊したのち、ホテルにチェックイン。
部屋の窓からは、志布志の港が見えましたよ。
街へ繰り出そうかと思って、ホテルのフロントへと向かいました。
ところが、ホテルの中にあった中華レストランのメニューを見たとたん、急に我慢できないくらいまでにお腹が減ってきてしまいましたよ。
そこでお店のお姉さんに焼酎があることを確認した上で、その中華レストランに入りました。
↑志布志を強烈にアピールする箸袋
焼酎のお湯割りをグラスで頼んでみたところ、自分で作れとのことでした。
それにしても、焼酎の量が多過ぎだろ!(←うれしい悲鳴)
あたしゃ2種類を飲み比べてみようかと思っていたのにさ、これじゃ1種類だけで大満足じゃないか!!(←うれしい悲鳴)
どうしてくれるんだ!!!(←うれしい悲鳴)
焼酎は、さつま若潮。
さきほど最後に2合ペットボトルを入手したやつです。
雑味がなくてきれいですっきりしているのに、味わい深くておいしい焼酎でしたよ!
ザーサイをつまみながら、注文した料理を待ちます。
注文したのは、レタスチャーハン。
歩き回って疲れた体が炭水化物を欲していたことから頼んでみました。
レタスしゃきしゃきでまいうー!
チャーハンと焼酎とでお腹も心も充たされたところで、部屋に戻ってさっさと寝たのでした。
翌日の朝は、今朝よりもさらに早く起きなければいけなかったもので。
★☆2018/2/4(日)★☆
真っ暗な志布志駅より。
志布志駅からは、5:14発の1924D宮崎行普通列車に乗車。
昨日来た道を、この志布志駅発の一番列車に乗って一気に戻って行きます。
2両編成ですが、後の車輌に乗っているのは私と他にもう一人だけ(その姿は意図的に撮影しませんでした)。
3月のダイヤ改正の後は、この1924Dは志布志-南郷間の運転が取り止めになるそうですよ。
車窓はずっと真っ暗のままでしたが、終点に近づくにつれて明るくなってまいりました。
終点の宮崎駅で、8:06発の特急にちりん6号大分行に乗りかえ。
日豊本線を北上して行きます。
宗太郎駅、捕えたり!
ってボケボケ。
日豊本線の宮崎県と大分県との県境には、“宗太郎越え”と称される区間があるのです。
ここは峠越えの勾配区間で、特急にちりん号は山の中を速度を下げて越えて行きます。
その影響もあってか、距離にして60kmに満たない延岡駅-佐伯駅間を、にちりん号は無停車であるにもかかわらず1時間もかけてゆっくりと走行するのです。
この宗太郎越えを走破する列車は、2018年2月現在では特急は毎時1本ずつほどあるのですが、普通列車は上下各3本ずつ、合計6本しかありません。
ところが来月からはこれがさらに半減されて、上り(宮崎県→大分県)は朝1本・夜1本の計2本、下り(大分県→宮崎県)は朝6時台発のたった1本のみになってしまうというのです。
もっとも、減便されるということは、それだけ乗客が少ない(≒いない)ということでしょう。
大分県と宮崎県との人的交流は、都市間相互ではそれなりの移動があるものの、県境付近ではほぼ皆無なのでしょうか?
宗太郎越えの区間が山間部であることも普通列車の需要を減らしている一因かと思いますが、大幹線たる日豊本線であっても、一部区間の普通列車利用に限れば赤字ローカル線同然の状態であるわけですよ。
宮崎駅からにちりん6号に2時間乗って、着いたのは佐伯駅(大分県佐伯市)。
さえきじゃないよ、“さいき”だよ!
宮崎県や志布志は暖かかったのに、ここ佐伯はすっげー寒いの!
雪がちらちらと舞うほどでしたよ。
私は去年の10月に大分県を訪れておりますが、その際、当初はここ佐伯へも訪れる計画を立てておりました。
しかし、9月に来た台風のせいで土砂崩れが発生して日豊本線の臼杵-佐伯間が不通となってしまい、佐伯を訪問することができなくなってしまいました。
これは2017年10月に大分駅で掲示されていた案内です。
その不通区間が去年の12月18日に運転再開となったことから、今回の旅の行程を立案するにあたって再度佐伯を訪問する計画を盛り込んだわけでした。
佐伯では、駅前からバスに乗って市街地へ向かいます。
大手前バス停で下車。
ちょっとしたバスターミナルのようでした。
なんとなくではありますが、古さが建て替え前の吉原中央駅みたいでした。
交差点の向うに、小さな神社を発見!
こういう小さい神社を見つけたら、必ず手を合わせておくのがワタクシ流の酒集めなのですよ。
どんなご利益があるかわかりませんからね。
(そのわりには雨ばっかりじゃないか!)
摂社のお稲荷さんにもね。
手を合わせたとたん、ご利益がありましたよ!
佐伯の地焼酎、ぶんご太郎です。
めじろんラベルでした。
こちらは通常ラベルのもの。
最後に立ち寄ったスーパーでは、九州の甘い醬油を買ったのでした。
佐伯には清酒を造る蔵元さんがあってカップ酒も製造してるみたいですが、残念ながらそれに出会うことはかないませんでした。
まあでも、生きてさえいればいつかまた出会うこともあるでしょうよ。
これで今回の焼酎集め&酒集めはすべておしまい。
集めた焼酎とお酒、それにしょうゆを詰めたリュックを背負って、帰ることにいたしました。
佐伯駅に戻って、スーパーで買った鶏めしのおにぎりを食べて昼食といたしました。
佐伯駅からは、12:41発の特急にちりん10号大分行に乗車。
グリーン車に乗りますよ!
新幹線との乗り継ぎ割引が適用されて、指定席利用と比べて1,000円程度しかちがわないのです。
先ほど紹介した土砂崩れの現場に差し掛かりました。
線路はつながっても、工事はまだ終わっていないみたいでしたよ。
終点の大分駅(13:40着)で、13:45発のソニック36号博多行に5分差で乗りかえ。
白いやつ(885系)でしたが、あたしゃ青いほう(883系)がよかったなぁ。
ソニックもグリーン車利用。
にちりんとソニックとを通しで乗車すると、特急料金は一つの列車として計算され、新幹線乗継割引も両特急の全区間にわたって適用されるのです。
それ故、にちりん&ソニック双方の全区間にわたって、普通車指定席利用と比べて1,000円程度しかちがわないのですよ。
そして最後は、小倉駅でのぞみに乗りかえて帰ったとさ。
東京駅に着いたら駅そばでも食べようかと思っておりましたが、それまで空腹を我慢することができませんでした。
車内販売のカツサンドを買って、夕食といたしましたとさ。
以上、カップ酒2個、カップ焼酎21個、ほぼ100ml瓶焼酎6本、300ml瓶酒2本、300mlアルミボトル前割り焼酎1本、2合ペットボトル焼酎1本、そしてしょうゆ1本の旅でした。
焼酎のカップはガラスではなくてペット樹脂ですからね、これだけ集めてもカップ酒と比べると軽く感じましたよ。
集めた焼酎は主に芋焼酎でしたが、この結果は鹿児島県に近い宮崎県南部を徘徊したが故の結果かもしれません。
それでも鹿児島や大分の麦焼酎や高千穂の米焼酎、それに宮崎のカップ酒をも入手することができましたので、大満足の結果でした。
千徳を買いましたか。宮崎県で唯一の日本酒蔵ですから。
宮崎県も某霧島のお陰で焼酎出荷量日本一ですからね。
by エクスプロイダー (2018-02-10 21:24)
昭和57年に鹿屋に半年住んで居ました。鹿屋から志布志まで、キョンキョンのコンサートに行きました。懐かしいなぁ。
お酒の銘柄は分りませんが、焼酎の銘柄は見たことあります。
8年前に油津に行きましたが、あの頃から街中歓迎カープでした。焼酎飲み放題、歌いたい放題のスナックで食べた、戻り鰹が美味しかったです。
http://hanamura-tatsuhiko.blog.so-net.ne.jp/2010-11-24
by hanamura (2018-02-11 07:39)
尾鈴山もありますね。宮崎の焼酎も美味しいですね。
by newton (2018-02-11 12:24)
山ねこはよく買って飲んでいる焼酎です!
これ以外に山翡翠も買って飲んでいます(^^)
どれもrakutenで最安値を狙っています。
by ma2ma2 (2018-02-11 19:03)
エクスプロイダーさん、千徳は宮崎駅周辺のスーパーでは普通に見かけました。
by skekhtehuacso (2018-02-11 20:19)
hanamuraさん、それってもしかして大隅線に乗って行かれたのでしょうか?
昭和57年のKYON2って、デビュー当時じゃないですか。
志布志ってところはそれだけ大きな街だったのですね。
by skekhtehuacso (2018-02-11 20:23)
newtonさん、宮崎の焼酎は多種多様で、奥がかなり深そうですよ。
次は北部で集めてみたくなってきました。
by skekhtehuacso (2018-02-11 20:25)
ma2ma2さん、山ねこは飲みやすいのに味わいがあっておいしい焼酎でした。
山翡翠、いつかいただいてみたいと思います。
by skekhtehuacso (2018-02-11 20:26)
宮崎での酒集め旅、お疲れさまでした。
そう、ダイヤ改正でJR九州はローカル線などを中心に
減便が強行されちゃうんですよね。
18旅など回りづらいだろうなぁ・・・。
今でも「つばめ」のイメージが強い787系、
この列車が普通列車とは乗りトクですね〜(^^)
日南線、今回利用された福島今町の隣の、
福島高松って駅名が妙に印象深く残っています。
宮崎で、福島と高松って・・・
志布志のキハ52、たしかに外坂は痛々しいですが、
お写真を見る限りではそれほど悪い保存状態では、
無いように思います。
海風による塩害などもあって、
維持はけっこう大変なのでしょうね。
by あおたけ (2018-02-15 09:04)
あおたけ様、ローカル線の減便は、あたしゃ上場したときからいつか実施されるのではないかと思っておりました。
というか、減便どころか数年後には路線廃止もあり得るでしょうね。
だって上場企業ってのは、赤字路線の利用者の使いやすさなんかよりも、株主・投資家の顔色のほうが気になるわけですから。
福島今町、福島高松って、どうやら旧町名(福島町)に由来するようですね。
これは私の想像ですが、串間(くしま)っていう市名も、もしかしたら旧町名の福島(ふくしま)と関係しているのかも。
キハ52は、蒸機やヨの状態と比べると、その傷み具合がよりいっそう目立ちました。
黒一色のほうが塗料の退色や劣化が少ないからかもしれませんが、せっかく保存する意志があるならばぜひとも富士急のようにピカピカな状態を保っていただきたいものです。
by skekhtehuacso (2018-02-15 21:31)