【お酒】1382.墨廼江(すみのえ) 特別純米酒 カップ [04.宮城県の酒]
墨廼江酒造株式会社
宮城県石巻市千石町8-43
アルコール分15度
原材料名/米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合60%
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)
石巻に蔵を置く墨廼江酒造さんのお酒は、かつて墨廼江の辛口本醸造 300ml瓶をいただいております。
今日いただくこのお酒は、味ノマチダヤさんで入手した特別純米酒のカップ酒です。
あたしゃかつて石巻の街を徘徊したことがあったのですが、こんなカップ酒なんて、影もかたちもまったく見かけませんでしたよ。
これまでの経験からして特別純米酒には香りを特徴とするお酒もありましたし、それに冷やして販売されておりましたので、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、薄めながらもきれいな金色でした。
一口含むと、フルーティーな香りがかすかにあることがわかりますよ。
うまみはやや淡めです。
米のうまみが広がらずに、舌の上をピンと突くようです。
熟成感もありますが、重くはないですね。
軽い苦みもかすかにあるみたいです。
キレはそれほどでもないみたいです。
酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの。、鋭さがありますね。
でも、酸味自体に深みも感じますよ。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいです。
キリッと引き締まっているものの深みのある、やや淡麗でちょいすっぱ深辛口のおいしいお酒でした。
うまみは淡めであるものの、熟成感と酸味とで深みが出ているようでした。
甘みがひかえめでややドライですが、けっしてうすっぺらくはないですね。
なかなおいしいのではないでしょうか。
ここで、あらかじめ取り分けておいたものを燗にしてみましたよ。
あーあ、狐狸庵閑話、
じゃなくてこりゃいかんわ。
熟成感と酸味が引いてしまいました。
そのせいか深みが消えて、シャープでドライな味わいになりましたよ。
軽くて飲みやすいかもしれませんが、そもそも冷やしたものも淡めでしたから、それと比べると薄っぺらくなってしまったように私は感じました。
このお酒は、冷やしていただいたほうがおいしいだろうと思いましたとさ。
狐狸庵閑話、遠藤周作は好きな作家でした。
by johncomeback (2018-04-23 22:18)
味ノマチダヤオリジナルかも?。
墨廼江は久しく呑んでないな。
by エクスプロイダー (2018-04-23 22:34)
johncomebackさん、私は中学生の頃に読んで世の中をなめてしまい、道を外してしまいました。
by skekhtehuacso (2018-04-24 22:03)
エクスプロイダーさん、おそらくそうでしょう。
by skekhtehuacso (2018-04-24 22:03)