【お酒】1473.末廣 鬼羅 本醸造 極辛口+15以上 300ml [07.福島県の酒]
末廣酒造株式会社
福島県会津若松市日新町12-38
アルコール分 15度
原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合/60%
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)
今日は、会津若松市内に蔵を置く末廣酒造さんのお酒をいただきます。
本醸造で、しかも日本酒度+15以上の“極辛口”なんだってさ。
あたしゃ日本酒度のプラス側ってのはあまりあてにはならないと勝手にそう思っておりますが(だってプラス側に触れていても甘みを感じるお酒だってあったんだもん)、このお酒は本当に極辛口なのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。
本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
燗をつけると、お酒の甘い香りがかすかに漂ってまいりました。
うまみはやや濃いめでしょう。
醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみが最初に来て、その後で米のうまみもじんわりと感じます。
それでいて苦みや雑味はまったくなく、熟成感も感じません。
キレはよく、スッと引いていきます。
酸味ははっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
それにこのお酒、けっこうピリッときますね。
甘みはひかえめです。
でもゼロではなく、かなり弱めながらも厚みがあるみたいです。
うまみがしっかりしているもののキリッと引き締まっている、やや濃醇でちょいすっぱピリ旨辛口のおいしいお酒でした。
たしかに“極辛口”でしたが、ドライな感じやうすっぺらさはありませんでした。
またやや濃醇と書きましたが、それでいて苦みや雑味がまったくなく、酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)と米のうまみとだけが効いておりました。
ピリピリ感とすっぱさとが突出しておりましたが、それも食事と合わせることでうまく働いてくれるようでした。
たぶん、にしんの山椒漬や棒鱈煮なんかと合うんじゃないかな。
アルコールも15度と結構高めですね!
以前飲んでいた菊水のふなくちを思い出しちゃいます(^^)
by ma2ma2 (2018-11-18 21:35)
棒鱈煮!
棒鱈煮と日本酒のマリアージュは最高ですね☆
日本酒には、やはりお魚が合うと思います(^ω^)
by あとりえSAKANA (2018-11-19 12:34)
ma2ma2さん、15度は清酒ではむしろ一般的かな。
ふなくちはトロッとしていておいしいですね。
by skekhtehuacso (2018-11-19 21:27)
あとりえSAKANAさん、地酒はやはり、地のものと合わせてこそかと思います。
それにしても棒鱈煮、あたしゃ会津の郷土料理かと思っておりましたが、関西でも食べるのですね。
by skekhtehuacso (2018-11-19 21:28)