【お酒】1497.紀ノ酒 吟醸 カップ [30.和歌山県の酒]
髙垣酒造株式会社
和歌山県有田郡有田川町小川1465
アルコール分 16度
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
精米歩合 60%
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)
昨日いただいた紀ノ酒 純米 カップに引きつづき、今日も髙垣酒造さんのお酒をいただきます。
なお、髙垣酒造さんのお酒は、このほかにかつて紀勢鶴 本醸造 カップをいただいております。
今日いただくこのお酒は、アル添吟醸酒でした。
このお酒も空海水仕込みなんだってさ。
弘法大師が見つけた清水だとか、大師が杖を突いたら湧き出たのだとか、あるいは有田川自体がそうなのだとかいくつか記述を見かけましたが、どれが正しいのか断定することができなかったことからここではこれ以上は触れません。
吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は濃くはないものの、きれいな金色でした。
吟醸香は、わかりませんでした。
うまみは淡めですが、淡めなりに幅を感じます。
やわらかいうまみが弱めながらにじんわりと効いています。
また熟成感も弱めながらにあって、かなり穏やかです。
苦みや雑味はなく、キレもよいみたいです。
酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、弱めながらに鋭さを少しだけ感じます。
ただ、その弱めのなかに深みもあるみたいです。
刺激やピリピリ感はありません。
甘みはややひかえめです。
ゼロではないものの、わずかに感じる程度です。
淡めながらに幅と深みとを感じる、淡麗旨やや辛口のおいしいお酒でした。
口当たりは軽いものの、けっして薄っぺらくはなくはなくて飲み応えを感じました。
それでいて味わいに角がなく、かつキレがよいことからスイスイと行けてしまいました。
吟醸香はなかったものの、そのほうがかえって食事と合わせやすいと思います。
吟味して製造されたことがわかるおいしいお酒でした。
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