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《焼酎》124.米焼酎 なんじゃかんじゃ 300ml [9943.熊本県の焼酎]

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瑞鷹株式会社 東肥蔵
熊本市南区川尻一丁目3-72

本格焼酎
原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
アルコール分:25度
内容量:300ml
(以上、ラベルより転記)




瑞鷹さんのお酒は、かつて瑞鷹上撰くまもとカップ(くまモン絵入り)と、瑞鷹 上撰 肥後六花カップ、そして瑞鷹 純米酒 熊本城 300mlをいただいております。
今日は、その瑞鷹さんが造った米焼酎をいただきますよ。
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この米焼酎ですが、蔵元さんのWebsiteによれば「三陽物産株式会社(中略)との共同開発」の商品なのだとか。
しかもそれは「独自の超低温減圧蒸留で仕上げた、調和(バランス)のとれた、やわらかな香りとまろやかな味わい」なんだってさ。

そりゃそうだよね。
三陽物産って会社は、どうやら酒問屋さんのようですから。
お酒の販売を業とする酒問屋さんが商品の企画に関与すれば、そりゃこだわりの味とか通好みの味のものではなくて、“飲みやすくて万人に受ける焼酎=売れる焼酎”の味わいになることが明らかでしょうからね。
そんな焼酎は、減圧蒸留の飲みやすいものになることは必定でしょう。

ということは、軽くて飲みやすいものの、飲み応えは一切ないスッキリさらさらの焼酎なのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。



まずは生、すなわちストレートでちょっとだけ。
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まず先に、甘みがしっかりしていることがわかります。
焼酎にしてはめずらしく、甘みに厚みを感じます。
そして、米の風味もふんわりと広がります。
ただ、吟醸酒みたいな苦みが少しだけあるみたいです。

一方で、香りはしませんね。
アルコール香も感じません。
またピリピリもなく、常圧蒸留のような焦げ臭さもないみたいです。



次に、お湯割りで。
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これは米の風味が際立ちますね。
生(き)で感じたふんわりから、風味に厚みが出てまいりましたよ。

苦みは引くものの、なぜか不思議なことに常圧蒸留のような焦げ臭さをごくかすかに感じるようになりました。

またお湯割りにしたことで、アルコール香やスースー感がはっきりしてきて、しかもちょいピリになりましたよ。



最後は残りをロックでいただきます。
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ああ、やっぱり。
ロックでありがちな苦みが出てまいりましたよ。
それがいい感じに引き締めてくれておりました。
でも甘みが効いていることから、重さはないみたいでした。

また米の風味とともに、かすかな焦げ臭さも感じます。

スースーは引くものの、ピリはちょっと残るみたいです。



甘みが効いているところに、お湯割りだと米の風味が豊かで、ロックだとキリッと引き締まる、おいしい米焼酎でした。
たしかに減圧蒸留特有のクセのない味わいだと思いますが、ごくかすかではあるものの常圧蒸留みたいな焦げ臭さも感じて、私としてはうれしいところでした。
これはあくまでも私の予想ですが、もしかしたら常圧蒸留の米焼酎をブレンドしているのでしょうか?

たしかに飲みやすいものの、風味がしっかりしているおいしい米焼酎でしたよ。



ですがやっぱり、そこは25度の米焼酎。
300mlも飲んだことから、かなり回ってしまいましたとさ。
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