【お酒】1527.土佐鶴 上等 180ml [39.高知県の酒]
土佐鶴酒造株式会社
高知県安田町安田1586番地
180ml
(瓶の印刷事項より転記)
原材料名:米、米麹、醸造アルコール
アルコール分15.0度以上16.0度未満
(瓶の印刷事項より転記)
(米の産地表示なし)
土佐鶴酒造さんのお酒は、これまでに土佐鶴酔って候純米カップ(2回目はこちら)と、土佐鶴生貯蔵酒〈角〉上等300ml、土佐鶴上等ツルカップ赤、そして土佐鶴 良等 360mlをいただいております。
今日いただくこのお酒は、“上等”の小印が付けられた普通酒でした。
この他に良等があったことから、こちらは上撰クラス(かつての級別制度下における一級酒)でしょうか?
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、良等と同じく透明でした。
香りがよいですね。
燗をつけると、酒臭くて(←ほめ言葉です)甘い香りがフワッと漂ってまいりました。
うまみが淡めですが、淡めなりにしっかりしています。
やわらかいうまみが淡めながらに広がって、しかも厚みを少し感じます。
苦みや雑味はゼロで、熟成感も感じません。
きれはとてもよく、スッと引きますよ。
酸味はややはっきりです。
すっぱさが強くはないものの、鋭さを感じます。
しかもけっこうなピリで、強くはないものの口の中にしつこく残ります。
甘みはややひかえめでしょうか。
ゼロではなく、弱めながらにじんわりと効いています。
淡麗ピリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
淡めながらも、うまみに厚みを感じることができました。
また甘みも弱めではあったものの、その存在はよくわかりました。
ただ、ピリピリが効いていて、その刺激が残りました。
これはきっと、魚には合うのではないでしょうか。
ピリピリが魚の脂と合いそうですよ。
高知のお酒ですからね、かつおと合わせるのがいいのかな。
おいしいお酒でしたが、私としては、口当たりがよくてさっぱりしていた良等(二級酒相当か?)のほうが好みでした。
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