ふく之助 ふぐひれ酒 カップ [変わった酒]
永山酒造合名会社
山口県山陽小野田市大字厚狭367番地の1
リキュール類
エキス分 2%以上
原材料名 米(国産)・ふぐひれ(国産 とらふぐ)・糖質原料
アルコール分 14度以上15度未満
180ml詰
(以上、フタより転記)
永山酒造さんのお酒は、かつて晋作カップ(糖添三増酒)と、金銀銅男山 本醸造カップとをいただいております。
今日いただくこのお酒は、ふぐのひれが入った“ふぐひれ酒”なんだってさ。
カップの中には、ふぐのひれが鎮座ましましておられました。
ふぐのひれってのは清酒の原料として認められていないからでしょうか、このお酒は清酒ではなくてリキュール類でした。
でもさ、品質表示をよく見てみたらさ、米麹を使っていないんだってさ。
糖質原料なるものの正体がよくわかりませんが、そもそもこの液体自体が清酒とは異なった製法で仕上げられているが故に、たとえふぐのひれが入っていなくても清酒を名乗ることができないのでしょうか?
燗で飲めと書いてありますから、今日は熱めの燗でいただきます。
お酒の色は、わずかに黄色いかなといった具合でした。
加熱しても、色はそれほど出ませんでした。
ふぐの風味はかなり薄めですね。
ほんのりと感じる程度です。
ただ、冷めるにつれて魚臭さが少し出るようでした。
お酒は淡麗やや辛口。
さっぱりしていて、雑味やクセが全くありません。
これはもしかしたら、米麹を用いていないが故に雑味の原因となる成分が少ないからでしょうか?
また“糖質原料”なるものが用いられていたものの、べとついた感じはありませんでした。
私としては、製造出荷後から今日までふぐのひれがお酒に浸っていたことから、ふぐの風味がはっきりしているのかと勝手に想像しておりました。
ですがそれは薄めで、いささか拍子抜けでした。
と言っても、生来貧乏人のワタクシは、そもそもふぐの味なんてぜんぜん知らないわけですよ。
それ故、このお酒の味を正確に理解しようと試みること自体が、きっとまちがいなのでしょう。
前に下関酒造のヒレ酒カップを呑みましたが他の酒蔵のも有りましたか。
by エクスプロイダー (2019-03-07 23:04)
エクスプロイダーさん、ひれ酒カップはこれで懲りたので、このブログでは次はないと思います。
by skekhtehuacso (2019-03-08 21:51)