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【お酒】1542.古都 銀明水 からくち 300ml [26.京都府の酒]

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佐々木酒造株式会社
原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分:15度
内容量:300ml
(以上、ラベルより転記)




俳優の佐々木蔵之介さんのご実家である佐々木酒造さんのお酒は、かつて聚楽第 純米吟醸 300mlをいただいております。
今日いただくこのお酒は、普通酒でした。
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“古都 銀明水 からくち”という酒銘でした。
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古都とからくちとはともかく、“銀明水”は、かつて豊臣秀吉が築いた聚楽第の域内に湧く名水のことなのだとか。
このことについて、文献には以下のような記述がありました。
 佐々木酒造は、豊臣秀吉の私邸「聚楽第」の南端に位置する。この界隈は「出水(でみず)」という地名も残るほど良質の水で知られ、茶道が趣味の秀吉は、水に惹かれてこの地を選んだという。
 今もここに湧き出る水は千利休ゆかりの「銀明水」という名で呼ばれる。同じ京都の地下水でも、伏見のそれとは一味違う水だという。」(※1)


とまあ、誰でも触れられるようなことはこのくらいにしておきます。
あたしゃね、このお酒を紹介する際には、どうしても言っておこうと心に決めていたことがあったのです。

このお酒は、京都駅の在来線改札内にあった土産物店で入手したのでした。
陳列されていたこのお酒を手にしてレジへ向かい、店員さんにこのお酒を差し出したのです。

あたしゃ普段は、お酒を買うときには袋をくれと必ず言うことに決めているのです。
なぜならば、袋は要らないと言うと、どの店員さんも必ずと言っていいほど品物にシールを貼りたがるのですが、中にはラベルの上にベターッって貼りやがる輩がいるのですよ。
そうされると、これを剥がすのがまた一苦労なのですわ。

ところがこのお酒を買った際には、なぜだかわかりませんが、あたしゃ「袋はいりません。」ってついつい口走ってしまったのです。
そうしたらそのレジのオバはん、目にも止まらぬ早業でシールを貼ろうとしたのですよ!
あたしゃしまった!と思って、「貼らないでください!」と叫んだのですが、時すでに遅し。
そのシールは品質表示の真上にベターッと貼られてしまったのでした。

貼られてしまったものはしかたがありません。
袋はいらないと言うのと同時にシールも貼るなと伝えなかった私が悪かったのです。

このままこのお酒を引き取って後でシールをゆっくりと剥がそうかと思っていた矢先、そのレジのオバはん、なんと「すいません。」と言うと同時に、貼ったシールを一気にベロッと剥がしやがったじゃあ~りませんか!

時の流れを止めて~♪(中島みゆきより)

おかげでこのお酒の品質表示は、その一部がかすれてしまいましたとさ。
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そりゃね、精算済の商品と未精算のそれとを区別することは必要でしょうからね、シールを貼ること自体については、あたしゃ否定はいたしませんよ。
でもね、その一方でラベルは製造主さんが商品を消費者に対してアピールするための顔ですし、それにお酒に限らず品質表示にはその商品の品質を消費者に対して正確に伝達するという重要な役割がそれぞれあるわけです。
それ故、これらの上にシールを無造作に貼ることは、こういった役割を阻害することになるのですよ。

両者の要請を共に満たすためには、レジでシールを貼る際にはラベルの正面や品質表示の上などは避けて、ガラスや無地の部分に貼ることこそが適切な扱いではないかと、あたしゃそう思うんですけれどね。


あー気が済んだ気が済んだ。
それではいただいてみたいと思います。


普通酒ですが300mlですからね、まずは冷や(常温)でちょっとだけいただいてみたいと思います。
お酒の色は、透明でした。
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うまみはやや淡めですが、しっかりしています。
米のうまみがやわらかくふんわりと広がり、しかも少し厚めです。
苦みがあって、弱めですが鋭さを少し感じます。
キレはよいですね。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、これも弱めなりに鋭さを少し感じますよ。
スースーはほとんど感じません。
ごくかすかにピリがあるかな、ないかな?
どっちなんだよ!

甘みはややはっきりでしたよ。
けっしてべとつかない甘みを少し感じる程度ですが、甘み自体に幅を感じます。


冷や(常温)だと、やや淡麗で旨やや甘口のおいしいお酒でした。
“からくち”と銘打たれておりましたが、甘みはありましたよ。
米の風味をふんわりと感じることができて、淡めながらに飲み応えを感じました。
苦みと酸味ともちょっとありましたが、それらは味を引き締める程度にちょうどよい程度でした。

これ、なかなかうまいんじゃないの!


次に、燗にしてみましたよ。
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ありゃ!
これは引き締まるぜよ!

うまみはふんわりが引いてキリッとなるね。
苦みは消えます。
酸味も消えましたが、冷めるにつれて徐々に出てくるみたいです。
またスースー感とともに、ちょいピリが目だつようになりました。
甘みも引くものの、これはぼんやりとわずかに残るみたいです。


燗だと、淡麗ちょいピリ旨口のおいしいお酒になりました。
燗のほうが、味わいがかなりキリッとひきしまりましたが、それ故の“からくち”だったのでしょうか?
でも決してうすっぺらさや物足りなさはなく、むしろ燗のほうが味わいのバランスがよくなるかもしれません。


“古都 銀明水 からくち”は「冷や(常温)でふんわり、燗でキリッ」の、いずれでもおいしいお酒でございましたとさ。


(※1)らくたび文庫No.046『京都の地酒蔵』p.57(2011.11 株式会社コトコト)
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コメント 4

johncomeback

拙ブログへのコメントありがとうございます。
山形は良いですよね、僕は毎月行ってます。
明後日の記事で山形の地酒を紹介する予定です。
「300年の掟破り」をご存知でしょうか?
by johncomeback (2019-03-21 22:42) 

hanamura

コンビニおむすびのピリピリっと包装を剥がすライン①、②、③ってヤツの上にシール貼られて、ピリピリって剥がせなくなるじゃん!売ってるのに食べたコト無いんですか?気が回らないだけでしょうねぇ。
by hanamura (2019-03-22 06:57) 

skekhtehuacso

johncomebackさん、霞城寿ですね。
あたしゃ手がでませんわ。
by skekhtehuacso (2019-03-22 21:31) 

skekhtehuacso

hanamuraさん、シール以外で精算済であることを示す方法ってないものでしょうかね。
あらかじめつけられているシールやひもを剥がすとか。
むずかしいところですわ。
by skekhtehuacso (2019-03-22 21:34) 

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