【お酒】1560.徳正宗 エリート180mlカップ [08.茨城県の酒]
萩原酒造株式会社
茨城県境町565-1
原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール・糖類
国産米100%使用
アルコール分15.0度以上16.0度未満
180ml
(以上、フタより転記)
「主銘柄の「徳正宗」は大正時代から用い、中国の故事から引用した。」(※1)という、わかったようないまいちわからないような徳正宗。
糖類添加の三増酒(酸味料は添加なし)なのに“エリート180mlカップ”だってさ。
あたしゃ“エリートと自称するにはほど遠く、むしろ“ニート”なんですけれどね。
それでもこのお酒の味を理解し評価することは可能なのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は少し茶色がかっていて、透き通った感じがいたしました。
ああ、
そういうことか。
うまみはね、濃くも淡くもないですね。
酒臭さも米のうまみも感じません。
苦みが少しあって、強くはないものの重さを感じます。
熟成感とウィスキーみたいな風味とがちょっとだけあるみたいです。
キレはとてもよく、透明感をはっきりと感じます。
酸味はややひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
スースーははっきりです。
それにちょいピリですね。
甘みはややはっきりです。
強くはないものの、クドさを少し感じます。
ちょい重ちょいピリスーやや甘口のお酒でした。
重さを感じる苦みがあるものの、これ自体はそれほど強くは感じません。
ですが、酒臭さや米のうまみをまったく感じなかったことから、苦みが目立っておりました。
それ故に、熟成感と独特の風味とも目立っているようでした。
それでいてキレがよいのは、アル添多めだからでしょうか?
察するに、エリートってのは、与えられた課題を好き嫌いを言うことなく次から次へと難なく解決しつづけてこそ、周囲からそう称されるようになるのでしょう。
このお酒の、重さやら独特の風味やらはあってもキレがよくてサッとそれらが消えていく様は、まさにエリートの仕事ぶりそのものなのではないでしょうか。
かたや、細かいことや好き嫌いをいちいち気にしすぎて何ひとつとしてうまく成し遂げられず、人間関係すら煩わしく思うようになってしまった無気力極まりないワタクシには、このお酒のおいしさを理解することは到底無理なのだと心の底から思いましたとさ。
あーいかんいかん。
だいぶ回ってきたみたいだぜ。
(※1)『茨城の酒と蔵』p.167(2002.10 茨城新聞社)
勘違いのエリート!?に悩まされてます(-_-;)
こっちから見れば、経歴は全て3流。
そこでも出来損ないだから、追い出されたのにね~
by やなぼー (2019-04-26 05:53)
やなぼーさん、追い出されたって、もしかしてオレのことかも。
でもオイラは出来損ないって自覚しておりますけれどね。
by skekhtehuacso (2019-04-26 21:31)