ひさしぶりに“杉勇カップ”を飲んでみましたよ~だ! [また飲んでみました]
合資会社杉勇蕨岡酒造場
山形県飽海郡遊佐町上蕨岡字御備田47-1
原材料名/米(国産)・米麹(国産米)・醸造用アルコール
アルコール分15度
内容量180ml
(以上、ラベルより転記)
《初回記事はこちら》
【お酒】709.杉勇 カップ
今日は、日本海に面した山形県最北の町“遊佐町(ゆざまち)”に蔵を置く杉勇蕨岡酒造場さんの普通酒カップ酒“杉勇(すぎいさみ)”をおよそ3年半ぶりにいただいてみましたよ。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
燗をつけると、酒臭い(←ほめ言葉です)香りがかすかに立ってまいりました。
うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
酒臭さ(←あくまでもほめ言葉です)とともに、米のうまみがピンと効いています。
苦みが少しあって、弱めなりに鋭さを少し感じます。
熟成感はなく、雑味も感じません。
キレはよく、透明感をちょっとだけ感じます。
酸味はややはっきりしています。
すっぱさは少し強めで鋭さも少し感じますが、深みもあるみたいです。
ピリピリもちょっとありますね。
甘みはややひかえめです。
前には出てこないものの、厚みを感じる甘みを少し感じます。
ただ、ちょっとべとつくね。
ちょい苦ちょいすっぱ深旨口のおいしいお酒でした。
弱めの苦みと深みのある酸味とが味わいを引き締めておりました。
それでいて、うまみはしっかりしていて、しかも甘みがコクを添えているように感じました。
ただ、唇にべとついた感じが残るところが気になりました。
これは海のお酒でしょうね。
魚の脂や臭みをサッと流してくれそうですよ。
手元には杉勇の在庫が他に2種類ございますので、次は海のものと合わせてみたいところです。
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