【お酒】1674.開春 夏純米 備前雄町 夏の雄町カップ [32.島根県の酒]
若林酒造有限会社
島根県大田市温泉津町小浜口73
アルコール 15%
日本酒度 +5
酸度 1.8
アミノ酸度 1.5
原料米 備前雄町100%
精米歩合 65%
酵母 協会7号
もろみ日数 30日
杜氏 山口竜馬(石見杜氏)
内容量 180ml
(以上、ラベルより転記)
9月に味ノマチダヤにて入手したお酒。
ようやくこれが最後の一つとなりました。
若林酒造さんのお酒は、かつて開春 純米超辛口カップをいただいております。
今日いただくこのお酒は、備前雄町を100%使用し、協会7号酵母を使用したという“夏純米”でした。
〇に“倇(えん)”?
これってどういう意味なのでしょうね。
純米酒ですが“夏純米”とのことですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、かすかに茶色がかっておりました。
上立ち香はないですね。
でも一口含むと、フルーティーさを少し感じます。
フレッシュさはありません。
うまみは濃くはないものの、しっかりしています。
米のうまみが鋭くて、舌の上を突くようです。
熟成感があって、弱めですが枯れていることがわかります。
苦みや雑味はなく、透明感(アル添によるものとは異なるようです)も少し感じます。
キレはよく、スッと引きます。
酸味はややはっきりしています。
すっぱさが強くはないものの、鋭さを感じます。
スースー感はないものの、ピリピリ感をかすかに感じます。
甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいです。
キリッと引き締まった、ちょい深ちょいすっぱ旨辛口のおいしいお酒でした。
うまみがピンと効いており、酸味があって辛口であったことから、かなり引き締まった口当たりでした。
熟成感が穏やかに効いていて、深みを添えてくれているようでした。
まさに夏向けのお酒でしたよ。
夏の暑い日に、こういう辛口酒を冷たく冷やして刺身や酢の物なんかで一杯やれば、きっといい暑気払いになることでしょう。
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