【お酒】1676.志賀泉 180ml [20.長野県の酒]
志賀泉酒造株式会社
長野県中野市東山3-1
正180ml詰
(瓶の印刷事項より転記)
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分15度
(キャップの側面より転記)
「志賀泉酒造は昭和38年、中野市にあった五つの蔵が統合して生まれた。当時は全国でも特殊といわれた清酒共同壜詰め場を作った。」(※1)という志賀泉酒造さん。
企業統合で発足した蔵元さんについては、簡単にではありますがかつてこちらで触れておりますので、適宜ご参照ください。
(オマエ最近あまり掘り下げなくなったな。)
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、かすかに茶色がかっておりました。
燗をつけると、酒臭い(ほめ言葉です)香りがフワッと漂ってまいりましたよ。
うまみはやや濃いめでしょうか。
最初に酒臭い(あくまでもほめ言葉です)うまみがじんわりと来ます。
熟成感もかすかにありますが、その存在はよくわかります。
米のうまみはそれほどはっきりしてはいないみたいです。
苦みがかすかにあるみたいです。
キレはよいですね。
酸味はややはっきりしています。
すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。
スースー感も少しありますね。
また、かすかにピリッと感じます。
甘みはややはっきりしています。
幅のある甘みがあって、嫌味なく効いているようです。
飲み応えがあるのにキレのよい、やや濃醇でちょいすっぱ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
私の好きな酒臭い(くどいようですが、ほめ言葉です)風味が豊かで、それに酸味やかすかな苦みなどが相俟って飲み応えを感じました。
それでいてキレがよく、しつこさをまったく感じませんでした。
甘みも嫌味なく、コクを添えておりました。
これ、なかなかうまいんじゃないの!
こういう味、あたしゃ好きだわ。
(※1)川崎史郎:文・小林敬一:写真『酒蔵で訪ねる信州』p.48(2008.5 信濃毎日新聞社)
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