年末年始の酒集め(2019-2020)と、初詣は酒の神様へ2020 [旅]
年末年始にかけて、各所を徘徊しておりました。
その顛末をここに報告させていただきます。
★☆2019年12月30日(月)★☆
訳あって、暮れにはいつも松本城の近くへ来ております。
駅前にある百貨店の地下売場では、長野県内のカップ酒が豊富に取り揃えられています。
その中から、新鮮なもの(“考慮すべき特段の事由なき限り、当月または先月製造分のもののみ入手する”という、当方が独自に定めた基準に基づく評価です)のみをGET!
麗人のアルミ缶(右)なんて、あたしゃ諏訪の蔵を訪問しているのに見かけませんでしたよ!
気温が摂氏3度の松本駅へやってきました。
ここからさらに列車に乗っていきますよ。
やってきたのは、木曽福島駅。
あれ?
今年の木曽には雪がぜんぜん積もっていないぜ。
そば屋(とちの屋)さんへ辿り着きました。
まずは燗酒。
赤かぶ漬は、山形のそれとはちがってやや甘め。
手前の菜っ葉は“すんき”です。
そしてお目当ての‟すんきそば”。
すんきは、塩を一切使わずに乳酸菌だけで漬けるお漬物。
木曽地方で冬だけに作られています。
そのすんきを、かけそばに乗っけていただくのです。
すっぱめのすんきが、しょうゆの効いた出汁とよく合うことよく合うこと!
あたしゃこれをいただくためだけに、暮れにはいつも木曽福島に来ているのですよ。
その木曽福島では、七笑の紙カップ(15度のほう)をひさびさにGET!
でも、この日の夜に飲んでしまいました。
そのほか、多治見では小左衛門やら三千盛やらを入手して、
また別の駅では、美濃菊やら“決戦 関ケ原”やらを入手いたしましたとさ。
★☆2019年12月31日(火)★☆
ボケボケの写真でごめんねごめんねー!
近江塩津駅で撮影した北陸本線の交直流電車なんですけれどなにか。
やってきたのは、鯖江駅(福井県鯖江市)。
空は晴れているのにさ、
なぜか降っているいやがらせ。
しかも虹まで出ていやがる。
そんな天気の下で、花垣の一合瓶と真名鶴のカップ酒とをGET!
あーあ、本格的に降ってきやがった。
おかげでコートがびしょびしょだぜ。
梅宮大社(初詣にて参拝)の神様のおかげで、今年はことごとく雨を回避できていたのですよ。
その神通力もそろそろ切れかかってきたみたいで、これはまたお参りに行かないとダメかも。
やってきたのは、“道の駅 西山公園”。
なーんかイヤな予感。
道の駅の皆さんは、年末年始はしっかりとお休みなさるのね。
これは完全に私の調査不足のせいでした。
トイレは開いていたので、ありがたく使わせてもらいましたよ。
三行目の語尾は、鯖江の方言なの?
鯖江での成果はその後なし!
失意のうちに、雨降る西鯖江駅へとやってまいりましたよ。
その西鯖江駅からは、福井鉄道福武線の急行越前武生行に乗車。
北府駅(きたごえき)にて、200形をとらえたり!
急行電車に乗って、終点の越前武生駅(福井県越前市)に到着。
その越前武生駅にて、かつての名鉄モ770形電車に十数年ぶりの邂逅。
揖斐線で乗った以来のご無沙汰でした。
鯖江で探していた地酒(華燭)を、越前市でGETできてしまうという不条理。
腹が減ったと思ったら、時刻は正午近くになっておりました。
店を探していたところ、そば屋(たかせや)さんを発見!
年越しそばを食べる善男善女でいっぱいでしたが、なんとか相席で入れさせてもらいました。
まずは燗酒。
福井の銘酒“一本義”はやっぱりおいしいね!
そばは昨日食べたので、今日は“かやくうどん”。
お出汁が味わい深いこと!
これは全部飲めるやつですぞ。
うどんはコシがなく、ホロッと崩れるタイプ。
それがお出汁と絡まってまいう~!
たかせやさん、堪能させていただきました。
お腹も心も満たされたところで、JRの武生駅へとやってまいりました。
たかせやさんで一本義を飲んだら、久しぶりにまた買ってみたくなってまいりました。
そこで、一本義の金印カップを再度購入いたしましたよ。
金印を入手したら、そりゃアンタ、上撰本醸造も欲しくなるってもんでしょうよ!
こうして、武生駅から北陸本線に乗って、今朝来た道を戻って帰ったとさ。
★☆2020年1月1日(水)★☆
正月一日ってのは、スーパーはどこもお休み。
この日に酒集めをするならば、比較的大きな神社仏閣の周辺へ行って、初詣客を目当てにしたお店を当たるしかないのですよ。
そこで今年も、とある神社を目指してみました。
乗ったのは、名鉄電車の6000系。
名鉄では最古参の車両になってしまったのかな。
1977年のブルーリボン賞(鉄道友の会が決める、その年に製造された最優秀車両に贈られる賞)受賞車ですぞ。
その6000系に乗って、着いたのは津島駅(愛知県津島市)。
その津島駅の近くにあるのが、“長珍”を造る長珍酒造さん。
もちろんお休みでしたが、カップや小瓶に出会うことを期待してここ津島へやって来たのでした。
やって来たのは、津島神社。
参拝するためには、鳥居から遠く離れたここから並ばなきゃいけないんだってさ。
参拝を断念して店を探したものの、お酒を扱っているお店がぜんぜん見つからない。
酒屋はあってもみな表通りに面していないためか、どこも店を開けちゃいない。
しかたがないので長珍をあきらめて、甘酒を飲んで帰ったとさ。
完全に当てが外れてしまいましたとさ。
★☆2020年1月2日(木)★☆
いわゆる“三大酒の神様”への初詣の報告は、記事を別立てにしておりました。
→2017年:大神神社
→2019年:梅宮大社
(“三大酒の神様”については、梅宮大社の記事の冒頭で紹介しております。)
今年は最後の一つである松尾大社へ参拝させていただいたわけですが、その報告をここで披露させていただきます。
まずは、京都駅から。
京都市営地下鉄烏丸線に乗車。
京都駅から2駅だけ乗って、四条駅にて乗りかえ。
阪急電車の烏丸駅から京都線の特急に乗りましたよ。
烏丸駅から阪急京都線の特急に1駅だけ乗って、桂駅で阪急嵐山線に乗りかえ。
かつての特急車6300系でした。
この6300系も、ブルーリボン賞受賞車。
昨日乗った名鉄6000系の一年前だったのね。
阪急嵐山線に2駅乗って、着いたのは松尾大社駅(京都市西京区)。
松尾大社駅の駅前には、松尾大社の大鳥居が鎮座まします。
でもあたしゃその大鳥居を背にして、桂川にかかる松尾橋を渡って行きます。
松尾大社へ参拝する前に、是非とも向かいたい場所があったのでした。
目的地が見えてまいりました。
やって来たのは、梅宮大社(うめのみやたいしゃ)。
去年の正月2日に参拝させていただいた神社です。
上でも書きましたが、去年一年間の徘徊で雨の被害からことごとく回避できたのは去年の初詣にて参拝したここ梅宮大社の神様のおかげだと、あたしゃ勝手にそう信じているのです。
そのお礼とともに、神通力の継続をお願いすべく、再び参拝するためにやって来たのでした。
三大酒の神様の一つですからね、菰樽がたくさん奉納されておりましたよ。
神社で暮らしている猫。
拝殿で二礼二拍手一礼。
去年はありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします。
鏡餅が備えてあるのかと思ったのですが、よく見ると猫でした。
振舞い酒をいただいて、
今年もここで運試し。
ビミョー。
“旅行 無理せなければよし”
今年は去年ほど無理はしないようにいたします。
この子は、門前に捨てられていたところを心ある人に拾われて育てられているにゃんこ。
去年はまだ子猫だったけれど、少し大きくなったかな?
こちらが去年の姿(2019年1月2日撮影)
メスだけど、体重が4kgってのは、猫としてはちっちゃいほうかな。
一緒に遊んでいた坊やが台の上に乗せてくれて、Cuteなお姿を見せてくれましたよ。
(友情出演)
参拝とにゃんことの再会とを終えて、梅宮大社を後にしたのでした。
さあ、次はもちろん松尾大社。
再び松尾橋を渡って行きます。
大鳥居まで戻ってまいりました。
梅宮大社よりも賑やかですね。
神楽殿には、たくさんの一升瓶が奉納されておりました。
菰樽もあるでよ。
“樽うらない”なる、樽の内側を的にして矢を放つ占いもありましたよ。
拝殿にて二礼二拍手一礼。
そして、ここでもおみくじ。
またしてもビミョー!
“旅行遠方に行くはよろし”
“よし”じゃなくて“よろし”ってところがやらしいな。
しかも俺ん家から“東南の方”の遠方って、ハワイへ行けってことか?
ハワイにカップ酒ってあるのかな?
振舞い酒は、購入した一合枡に注いでもらうシステム。
購入した枡には、謎の小袋が付いておりました。
伊丹の白雪をいただきました。
ナミナミ注いでくださるのね。
これでも一口飲んだほどでした。
今朝から何も食べていない状態で飲んだのですが、不思議なことにそれほど効かないな。
もしかして、玉を利かせてあったりなんかしちゃったりして。
(オマエがアル中だからだろ。)
謎の小袋の中身は、かわきものと梅ゼリーでした。
御神酒をGET!
三千盛の吟醸酒みたいな白磁の一合徳利に、杯が付いておりました。
造っているのは“道灌”でおなじみの太田酒造さん。
中身は本醸造でした。
本日の参拝はこれにて終了。
精進落としに向かうべく、松尾大社駅から阪急嵐山線に再び乗車。
12時を過ぎて、腹が減ってまいりました。
そこで桂駅の改札外へ出て、ヴィドフランスにて朝食兼昼食。
桂駅からは、阪急京都線の大阪梅田行特急に乗車。
途中駅から乗るとまず座れないのが阪急の特急のお約束。
昔みたいにノンストップの特急と急行とを分けたほうが便利だと思うんだけれどな。
特急電車は、大阪梅田駅へ到着。
地下鉄御堂筋線に乗りかえて。
やって来たのはもちろん、初かすみ酒房さん。
2週間ぶりのご無沙汰でした。
まずは生小。
座るや否や飲み物を即座に聞かれるので、「生小!」と答えることに決めております。
おでんの大根と玉子とで、空腹を満たします。
生小をさっさと空けて、燗酒に移行。
そして大好きなふぐ皮湯引きに、
めざしも焼いてもらったりなんかしちゃったりして、まったりモードへ移行します。
燗酒の次は、生酛のどぶを燗でいただき、
大和のどぶ(生貯)の冷たいやつで目を覚ましつつ、
おでんの梅焼きで〆。
ごちそうさまでした。
お腹も心も満たされたところで、アーバンライナーplusに乗って帰ったとさ。
抵抗制御の君は、“ひのとり”がデビューする今年の3月にはきっと第一線から退くのでしょうね。
でもでもでも!
お隣さん、お肉がはみ出しとるやないか~い!
コートの表示をチラ見したら、5Lだってさ。
★☆2020年1月3日(金)★☆
この日は、彦根駅(滋賀県彦根市)から。
12時を回って腹が減っていたことから、駅前にあった“八千代”さんへ。
燗酒(徳利には金亀とあったけれど、大星かな?)と、昆布そば。
とろろこんぶがそばに絡んでまいう~!
関西の淡い出汁だからこそ、こんぶの風味が合うのかも。
はじめて食べましたが、おいしいね。
お腹も心も満たされたのちに、彦根城の天守が見える場所へとやってまいりました。
その近くにあった土産物店で、富鶴の彦根城カップをGET!
(駅前のスーパーにも新鮮なやつがありましたよ。)
♪京橋は、ええとこだっせ♪
♪グランシャトーが、おまっせ♪ (もちろん京橋ちがいです。)
その京橋からは、グランシャトーならぬ“夢京橋キャッスルロード”を歩いて行きます。
夢京橋キャッスルロードに店を置く酒屋(林屋)さん。
ラベルがリニューアルされた金亀カップ酒3種と、神開のにごり酒一合瓶とをGET!
彦根へ来た目的を果たしたところで、どこかの奈良で角が生えたやつを見たことがあるようなないような・・・・、
そして、地ビールで一人祝杯を挙げて、
東海道本線に乗って次なる目的地へと移動したのでした。
まだ飲むのかよ。
やって来たのは、岐阜駅(岐阜県岐阜市)。
駅前の信長像は、正月特別仕様の赤マント付きでした。
岐阜へやって来た目的は、酒集めではございません。
旧知の大先輩の晴れ姿を拝むため。
その大先輩がこちら。
名鉄モ510形電車。
金(こがね)公園から駅前へ移設され、その際に化粧直しされたと聞いてやってきたのでした。
こちらが現役当時の姿。
あたしゃこっちの、赤一色でモ520と組んで急行運転していたときのほうが馴染みがあるな。
ちなみに金公園で化粧直し中のお姿はこちら(2019年8月撮影)。
そしてこれが化粧直し前のお姿(2017年8月撮影)。
かつての電停近くに移設したことになっているようですが、電停があったのはたしかこの辺りだったはず。
線路も再現されておりましたが、たしか電停の直前までは複線だったんじゃなかったっけ?
それにしてもこのモ510形、屋根も囲いも設けられておりませんでしたよ。
これじゃ雨による劣化のみならず、心無い人たちにイタズラの標的にされかねませんよ。
柴橋市長、なんとかなりませんでしょうか?
かつての安住の地だった金公園にも行ってみましたが、当然ながらもぬけの殻でした。
ただ、囲いと線路とはそのまま残っておりましたよ。
以上、年末年始の徘徊の記録でございました。
その顛末をここに報告させていただきます。
★☆2019年12月30日(月)★☆
訳あって、暮れにはいつも松本城の近くへ来ております。
駅前にある百貨店の地下売場では、長野県内のカップ酒が豊富に取り揃えられています。
その中から、新鮮なもの(“考慮すべき特段の事由なき限り、当月または先月製造分のもののみ入手する”という、当方が独自に定めた基準に基づく評価です)のみをGET!
麗人のアルミ缶(右)なんて、あたしゃ諏訪の蔵を訪問しているのに見かけませんでしたよ!
気温が摂氏3度の松本駅へやってきました。
ここからさらに列車に乗っていきますよ。
やってきたのは、木曽福島駅。
あれ?
今年の木曽には雪がぜんぜん積もっていないぜ。
そば屋(とちの屋)さんへ辿り着きました。
まずは燗酒。
赤かぶ漬は、山形のそれとはちがってやや甘め。
手前の菜っ葉は“すんき”です。
そしてお目当ての‟すんきそば”。
すんきは、塩を一切使わずに乳酸菌だけで漬けるお漬物。
木曽地方で冬だけに作られています。
そのすんきを、かけそばに乗っけていただくのです。
すっぱめのすんきが、しょうゆの効いた出汁とよく合うことよく合うこと!
あたしゃこれをいただくためだけに、暮れにはいつも木曽福島に来ているのですよ。
その木曽福島では、七笑の紙カップ(15度のほう)をひさびさにGET!
でも、この日の夜に飲んでしまいました。
そのほか、多治見では小左衛門やら三千盛やらを入手して、
また別の駅では、美濃菊やら“決戦 関ケ原”やらを入手いたしましたとさ。
★☆2019年12月31日(火)★☆
ボケボケの写真でごめんねごめんねー!
近江塩津駅で撮影した北陸本線の交直流電車なんですけれどなにか。
やってきたのは、鯖江駅(福井県鯖江市)。
空は晴れているのにさ、
なぜか降っているいやがらせ。
しかも虹まで出ていやがる。
そんな天気の下で、花垣の一合瓶と真名鶴のカップ酒とをGET!
あーあ、本格的に降ってきやがった。
おかげでコートがびしょびしょだぜ。
梅宮大社(初詣にて参拝)の神様のおかげで、今年はことごとく雨を回避できていたのですよ。
その神通力もそろそろ切れかかってきたみたいで、これはまたお参りに行かないとダメかも。
やってきたのは、“道の駅 西山公園”。
なーんかイヤな予感。
道の駅の皆さんは、年末年始はしっかりとお休みなさるのね。
これは完全に私の調査不足のせいでした。
トイレは開いていたので、ありがたく使わせてもらいましたよ。
三行目の語尾は、鯖江の方言なの?
鯖江での成果はその後なし!
失意のうちに、雨降る西鯖江駅へとやってまいりましたよ。
その西鯖江駅からは、福井鉄道福武線の急行越前武生行に乗車。
北府駅(きたごえき)にて、200形をとらえたり!
急行電車に乗って、終点の越前武生駅(福井県越前市)に到着。
その越前武生駅にて、かつての名鉄モ770形電車に十数年ぶりの邂逅。
揖斐線で乗った以来のご無沙汰でした。
鯖江で探していた地酒(華燭)を、越前市でGETできてしまうという不条理。
腹が減ったと思ったら、時刻は正午近くになっておりました。
店を探していたところ、そば屋(たかせや)さんを発見!
年越しそばを食べる善男善女でいっぱいでしたが、なんとか相席で入れさせてもらいました。
まずは燗酒。
福井の銘酒“一本義”はやっぱりおいしいね!
そばは昨日食べたので、今日は“かやくうどん”。
お出汁が味わい深いこと!
これは全部飲めるやつですぞ。
うどんはコシがなく、ホロッと崩れるタイプ。
それがお出汁と絡まってまいう~!
たかせやさん、堪能させていただきました。
お腹も心も満たされたところで、JRの武生駅へとやってまいりました。
たかせやさんで一本義を飲んだら、久しぶりにまた買ってみたくなってまいりました。
そこで、一本義の金印カップを再度購入いたしましたよ。
金印を入手したら、そりゃアンタ、上撰本醸造も欲しくなるってもんでしょうよ!
こうして、武生駅から北陸本線に乗って、今朝来た道を戻って帰ったとさ。
★☆2020年1月1日(水)★☆
正月一日ってのは、スーパーはどこもお休み。
この日に酒集めをするならば、比較的大きな神社仏閣の周辺へ行って、初詣客を目当てにしたお店を当たるしかないのですよ。
そこで今年も、とある神社を目指してみました。
乗ったのは、名鉄電車の6000系。
名鉄では最古参の車両になってしまったのかな。
1977年のブルーリボン賞(鉄道友の会が決める、その年に製造された最優秀車両に贈られる賞)受賞車ですぞ。
その6000系に乗って、着いたのは津島駅(愛知県津島市)。
その津島駅の近くにあるのが、“長珍”を造る長珍酒造さん。
もちろんお休みでしたが、カップや小瓶に出会うことを期待してここ津島へやって来たのでした。
やって来たのは、津島神社。
参拝するためには、鳥居から遠く離れたここから並ばなきゃいけないんだってさ。
参拝を断念して店を探したものの、お酒を扱っているお店がぜんぜん見つからない。
酒屋はあってもみな表通りに面していないためか、どこも店を開けちゃいない。
しかたがないので長珍をあきらめて、甘酒を飲んで帰ったとさ。
完全に当てが外れてしまいましたとさ。
★☆2020年1月2日(木)★☆
いわゆる“三大酒の神様”への初詣の報告は、記事を別立てにしておりました。
→2017年:大神神社
→2019年:梅宮大社
(“三大酒の神様”については、梅宮大社の記事の冒頭で紹介しております。)
今年は最後の一つである松尾大社へ参拝させていただいたわけですが、その報告をここで披露させていただきます。
まずは、京都駅から。
京都市営地下鉄烏丸線に乗車。
京都駅から2駅だけ乗って、四条駅にて乗りかえ。
阪急電車の烏丸駅から京都線の特急に乗りましたよ。
烏丸駅から阪急京都線の特急に1駅だけ乗って、桂駅で阪急嵐山線に乗りかえ。
かつての特急車6300系でした。
この6300系も、ブルーリボン賞受賞車。
昨日乗った名鉄6000系の一年前だったのね。
阪急嵐山線に2駅乗って、着いたのは松尾大社駅(京都市西京区)。
松尾大社駅の駅前には、松尾大社の大鳥居が鎮座まします。
でもあたしゃその大鳥居を背にして、桂川にかかる松尾橋を渡って行きます。
松尾大社へ参拝する前に、是非とも向かいたい場所があったのでした。
目的地が見えてまいりました。
やって来たのは、梅宮大社(うめのみやたいしゃ)。
去年の正月2日に参拝させていただいた神社です。
上でも書きましたが、去年一年間の徘徊で雨の被害からことごとく回避できたのは去年の初詣にて参拝したここ梅宮大社の神様のおかげだと、あたしゃ勝手にそう信じているのです。
そのお礼とともに、神通力の継続をお願いすべく、再び参拝するためにやって来たのでした。
三大酒の神様の一つですからね、菰樽がたくさん奉納されておりましたよ。
神社で暮らしている猫。
拝殿で二礼二拍手一礼。
去年はありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします。
鏡餅が備えてあるのかと思ったのですが、よく見ると猫でした。
振舞い酒をいただいて、
今年もここで運試し。
ビミョー。
“旅行 無理せなければよし”
今年は去年ほど無理はしないようにいたします。
この子は、門前に捨てられていたところを心ある人に拾われて育てられているにゃんこ。
去年はまだ子猫だったけれど、少し大きくなったかな?
こちらが去年の姿(2019年1月2日撮影)
メスだけど、体重が4kgってのは、猫としてはちっちゃいほうかな。
一緒に遊んでいた坊やが台の上に乗せてくれて、Cuteなお姿を見せてくれましたよ。
(友情出演)
参拝とにゃんことの再会とを終えて、梅宮大社を後にしたのでした。
さあ、次はもちろん松尾大社。
再び松尾橋を渡って行きます。
大鳥居まで戻ってまいりました。
梅宮大社よりも賑やかですね。
神楽殿には、たくさんの一升瓶が奉納されておりました。
菰樽もあるでよ。
“樽うらない”なる、樽の内側を的にして矢を放つ占いもありましたよ。
拝殿にて二礼二拍手一礼。
そして、ここでもおみくじ。
またしてもビミョー!
“旅行遠方に行くはよろし”
“よし”じゃなくて“よろし”ってところがやらしいな。
しかも俺ん家から“東南の方”の遠方って、ハワイへ行けってことか?
ハワイにカップ酒ってあるのかな?
振舞い酒は、購入した一合枡に注いでもらうシステム。
購入した枡には、謎の小袋が付いておりました。
伊丹の白雪をいただきました。
ナミナミ注いでくださるのね。
これでも一口飲んだほどでした。
今朝から何も食べていない状態で飲んだのですが、不思議なことにそれほど効かないな。
もしかして、玉を利かせてあったりなんかしちゃったりして。
(オマエがアル中だからだろ。)
謎の小袋の中身は、かわきものと梅ゼリーでした。
御神酒をGET!
三千盛の吟醸酒みたいな白磁の一合徳利に、杯が付いておりました。
造っているのは“道灌”でおなじみの太田酒造さん。
中身は本醸造でした。
本日の参拝はこれにて終了。
精進落としに向かうべく、松尾大社駅から阪急嵐山線に再び乗車。
12時を過ぎて、腹が減ってまいりました。
そこで桂駅の改札外へ出て、ヴィドフランスにて朝食兼昼食。
桂駅からは、阪急京都線の大阪梅田行特急に乗車。
途中駅から乗るとまず座れないのが阪急の特急のお約束。
昔みたいにノンストップの特急と急行とを分けたほうが便利だと思うんだけれどな。
特急電車は、大阪梅田駅へ到着。
地下鉄御堂筋線に乗りかえて。
やって来たのはもちろん、初かすみ酒房さん。
2週間ぶりのご無沙汰でした。
まずは生小。
座るや否や飲み物を即座に聞かれるので、「生小!」と答えることに決めております。
おでんの大根と玉子とで、空腹を満たします。
生小をさっさと空けて、燗酒に移行。
そして大好きなふぐ皮湯引きに、
めざしも焼いてもらったりなんかしちゃったりして、まったりモードへ移行します。
燗酒の次は、生酛のどぶを燗でいただき、
大和のどぶ(生貯)の冷たいやつで目を覚ましつつ、
おでんの梅焼きで〆。
ごちそうさまでした。
お腹も心も満たされたところで、アーバンライナーplusに乗って帰ったとさ。
抵抗制御の君は、“ひのとり”がデビューする今年の3月にはきっと第一線から退くのでしょうね。
でもでもでも!
お隣さん、お肉がはみ出しとるやないか~い!
コートの表示をチラ見したら、5Lだってさ。
★☆2020年1月3日(金)★☆
この日は、彦根駅(滋賀県彦根市)から。
12時を回って腹が減っていたことから、駅前にあった“八千代”さんへ。
燗酒(徳利には金亀とあったけれど、大星かな?)と、昆布そば。
とろろこんぶがそばに絡んでまいう~!
関西の淡い出汁だからこそ、こんぶの風味が合うのかも。
はじめて食べましたが、おいしいね。
お腹も心も満たされたのちに、彦根城の天守が見える場所へとやってまいりました。
その近くにあった土産物店で、富鶴の彦根城カップをGET!
(駅前のスーパーにも新鮮なやつがありましたよ。)
♪京橋は、ええとこだっせ♪
♪グランシャトーが、おまっせ♪ (もちろん京橋ちがいです。)
その京橋からは、グランシャトーならぬ“夢京橋キャッスルロード”を歩いて行きます。
夢京橋キャッスルロードに店を置く酒屋(林屋)さん。
ラベルがリニューアルされた金亀カップ酒3種と、神開のにごり酒一合瓶とをGET!
彦根へ来た目的を果たしたところで、どこかの奈良で角が生えたやつを見たことがあるようなないような・・・・、
そして、地ビールで一人祝杯を挙げて、
東海道本線に乗って次なる目的地へと移動したのでした。
まだ飲むのかよ。
やって来たのは、岐阜駅(岐阜県岐阜市)。
駅前の信長像は、正月特別仕様の赤マント付きでした。
岐阜へやって来た目的は、酒集めではございません。
旧知の大先輩の晴れ姿を拝むため。
その大先輩がこちら。
名鉄モ510形電車。
金(こがね)公園から駅前へ移設され、その際に化粧直しされたと聞いてやってきたのでした。
こちらが現役当時の姿。
あたしゃこっちの、赤一色でモ520と組んで急行運転していたときのほうが馴染みがあるな。
ちなみに金公園で化粧直し中のお姿はこちら(2019年8月撮影)。
そしてこれが化粧直し前のお姿(2017年8月撮影)。
かつての電停近くに移設したことになっているようですが、電停があったのはたしかこの辺りだったはず。
線路も再現されておりましたが、たしか電停の直前までは複線だったんじゃなかったっけ?
それにしてもこのモ510形、屋根も囲いも設けられておりませんでしたよ。
これじゃ雨による劣化のみならず、心無い人たちにイタズラの標的にされかねませんよ。
柴橋市長、なんとかなりませんでしょうか?
かつての安住の地だった金公園にも行ってみましたが、当然ながらもぬけの殻でした。
ただ、囲いと線路とはそのまま残っておりましたよ。
以上、年末年始の徘徊の記録でございました。
壮大な旅行ですねぇ^^
鉄旅、楽しそうだなぁ=(^.^)=
by ニッキー (2020-01-10 22:36)
遠方でしたら、「北」へ!
壮大な酒集め、出来ますよ~(^_-)
車でないと、どれくらい掛かるか!?分かりませんが・・・(^_^;)
by やなぼー (2020-01-11 06:02)
大晦日には虹が〜♪
お酒の神さまのもとでは、鏡餅ねこさんや、
ご接待ねこさんのお・も・て・な・し♡
2020、いい年になりそうですにゃ〜(^^)v
by のらん (2020-01-11 11:27)
長珍酒造、残念でしたね。小生好みの酒造会社です。カップ酒があれば買いたいなぁ〜。
by newton (2020-01-11 18:25)
年末年始、満喫した旅でしたね。
仕事柄数日間の旅行は出来ないので・・・。
by エクスプロイダー (2020-01-11 21:19)
うわぁ~人生愉しそ☆彡うやん...(=^・・^=)にゃん
by ロコときどきキナコ (2020-01-11 23:06)
かやくうどん、これはほんっと美味しそう。
私も食べてみたいです。
津島は何年か前に行きました。
道ばたにある小さなお堂のようなもののなかに、普通に円空さんの仏様がいたりして、びっくりした記憶があります。
いつも展覧会で見るからー(笑)
by リュカ (2020-01-12 11:48)
ニッキーさん、訳あってあちらこちらを徘徊せざるを得ない身分なのです。
どうせ徘徊するならば、楽しく行こうと考えてのことでございました。
by skekhtehuacso (2020-01-12 19:23)
やなぼーさん、それ故に北海道へはまだ行けておりません。
あそこは私の集め方では効率が悪すぎるのではないかと予想しております。
by skekhtehuacso (2020-01-12 19:25)
のらんさん、大晦日の虹が瑞兆だとよいのですが。
梅宮大社のねこさんたちには癒されました。
あたしゃ京都では断然梅宮大社をお勧めいたします。
by skekhtehuacso (2020-01-12 19:26)
newtonさん、味ノマチダヤへ行けばあるみたいですけれど、それではねぇ。
by skekhtehuacso (2020-01-12 19:28)
エクスプロイダーさん、作物を育てていらっしゃる方々には長期のお休みは無理でしょうね。
野菜が大好きなワタクシといたしましては、そういう方々がいて下さるからこそ、おいしい野菜を食べさせていただけているのだと感謝いたしておりますよ。
by skekhtehuacso (2020-01-12 19:30)
ロコときどきキナコさん、酒と猫と徘徊とだけが楽しみで生きていられるようなものですわあたしゃ。
by skekhtehuacso (2020-01-12 19:31)
リュカさん、言われてみればたしかに祠のようなものが各所にありましたよ。
じっくりと見ておけばよかった。
といっても、どうせ酔っぱらっていたから無理でしょうけれど。
かやくうどん、やさしいお味のお出しに具がいっぱいで、とてもおいしいうどんでした。
by skekhtehuacso (2020-01-12 19:33)
あちらこちら徘徊されたのですね^^v
いまから松本です。仕事ですToT
by よしころん (2020-01-13 08:40)
【もちろん、初かすみ酒房】
ブレませんねえ~。流石です!
なんばウォーク、初かすみ酒房さんに成り代わり
関西人として御礼申し上げます☆(^^)☆
by あとりえSAKANA (2020-01-13 09:34)
よしころんさん、松本で仕事だなんてうらやましい。
あれほど都会と自然とが隣接している街もめずらしいのではないでしょうか。
私は槻井泉神社が好きです。
by skekhtehuacso (2020-01-13 20:28)
あとりえSAKANAさん、初かすみ酒房は酒がうまいんですよ!
あれほどうまい酒を、しかも安価で出すお店はないと思いますよ。
それ故に、大阪へ行った際にはけっしてはずせないのです。
by skekhtehuacso (2020-01-13 20:29)