SSブログ

【お酒】1749.花酔 本醸造 カップ [34.広島県の酒]

10596.JPG
花酔酒造株式会社
広島県庄原市総領町稲草1995-1
(表のラベルより転記)

原材料名:米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール
精米歩合:60%
アルコール分:15度
内容量:180ml
(裏のラベルより転記)




“花酔(はなよい)”という銘のお酒。
なんでも「「花酔」はこの地方に伝わる民話の中からとった酒銘。「つぼみ桜の下で酒を飲んどったら、花の方が酔ってしもうて咲いた」と、」(※1)いうことなのだとか。

今日いただくこのお酒は、本醸造のカップ酒でした。
10597.JPG

この紙カップは汎用でしょうね。
10598.JPG

この汎用紙カップには、これまでにも以下のお酒で出会っておりますよ。
725.廣喜 カップ(岩手県)
985.上撰わかさ ニューカップ(福井県)
1139.初陣 佳撰 カップ(島根県)
1140.初陣 上撰 カップ(島根県)
1536.宝船 上撰 紙カップ(山口県)


本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほぼ透明でした。
10599.JPG


燗をつけると、酒臭い(ほめ言葉です)香りがかすかに立ってまいりました。

うまみは濃くはないですが、しっかりしています。
米のうまみに厚みを感じますよ。
苦みがわずかにあって、かなり弱めですがそれでも重さを感じます。
熟成感はなく、雑味も感じません。
キレはよいですね。

酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさが少し強めで少し鋭いみたいです。
スースー感ははっきりしておりますが、ピリピリ感はありません。

甘みはややはっきりかな?
それほど前には出てこないようです。
べとついた感じはなく、かなりさらっとしております。


ちょいすっぱスー旨口のおいしいお酒でした。
甘くもなく辛くもない中に、米のうまみが効いていて、しかもとてもキレがよい味わいでした。
それを酸味とわずかな苦み、そしてアル添由来と思われるスースー感が引き締めておりました。

あたしゃアル添酒のキレのよさが好きなので、おいしくいただけました。
食中酒としてピッタリの味わいですし、それにお酒自体の味も楽しめると思いましたとさ。


(※1)中国新聞社メディア開発局出版部編『広島の酒蔵』p.142(1995.2 中国新聞社)
あ~酒臭かった!(31)  酒くさコメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

あ~酒臭かった! 31

酒くさコメント 0

酒くさコメント、書いちゃう!

お名前:[必須]
URL:
酒くさコメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。