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《焼酎》157.久耀 15度 360ml [9946.鹿児島県の焼酎]

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種子島酒造株式会社
鹿児島県西之表市西之表13589番3

本格焼酎
アルコール分 15%
容量 360ml
原材料 さつま芋 米こうじ
(以上、包装フィルムより転記)




種子島でもっとも古い蔵で、創業は1882年。」(※1)という種子島酒造さん。
1882年(明治15年)といえば、“板垣死すとも自由は死せず!”とかなんとか言っていた頃ですよ。
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今日いただくこの焼酎は、アルコール度数15度のいわゆる“前割り”でした。
“詰口年月日”が一年半前でしたが、焼酎は蒸留酒ですからきっと問題ないでしょう。
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それではいただいてみたいと思います。

まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
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最初に甘みが来ますね!
幅のある甘みですよ。
芋の風味はかなり穏やかで、重さはまったくありません。
華やかさもちょっとだけかな。
苦みや雑味はまったくなく、スースー感もありません。

さっぱりしていて、穏やかで角や雑味のない、キレイな前割り焼酎でした。
それでも芋の風味は感じることができたので、けっして薄くは感じませんでした。
これはスイスイと行けてしまって危険ですぞ!


ここで、残りを燗にしてみましたよ。
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酸味が出るね!
でもそれが甘みと相俟って、味に幅が出ましたよ。
芋の風味はやっぱり穏やかで、角や雑味は出ませんでした。

濃い味の食事と合わせるには、燗のほうがいいかも。


久耀の前割り(15度)は、きれいで雑味がなくて飲みやすい芋焼酎でした。
私としては、冷やしていただいたほうが好みでした。
スイスイと行けるのに芋の風味を感じることができたところがよかったな。
燗にして酸味が出ると、スイスイとは行かないかも。






その飲みやすい久燿と合わせた今日の粗末なエサはこちら。


もりぞうさんのブログで紹介されていたゴーヤ料理がおいしそうだったので、私も挑戦してみることにいたしましたよ。
それにしても、ゴーヤ(ゴーヤー?)って、半身でも売っているのね。
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わたをとり、なるべく薄く切って、
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水にサッとさらして、
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水気を切ったのち、三杯酢とすりごまとで、“ごま酢和え”。
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青みが爽快でおいしいね!
これは野菜好きにはたまりません罠!!
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茄子。
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これに合わせたのは、九州の麦味噌。
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麦麹を、主原料である大豆の2倍使っているんだってさ。
ということは、麹の糖化酵素が働いて甘口に仕上がっているのかな?
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品質表示でも、筆頭(一番たくさん使われているもの)に表示されていたのは大麦でした。
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遠目には、米味噌とあまり変わりはありませんでしたが・・・、
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よく見ると、“黒いスジ=大麦の胚芽”が残っていることがわかりました。
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その麦味噌と茄子とを使って作ったのは、茄子の味噌炒め。
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麦の香ばしさとともに、ほんのりと甘くてまいう~!
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最後は、近所のスーパーで買ってきたカンパチの刺身。
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それらしく盛り付けてみました。
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これに合わせたのは、南九州に特有の甘いしょうゆ!
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スーパーで販売されている刺身にありがちな水っぽさを、しょうゆの甘みとうまみとがうまく補ってくれましたよ!
あたしゃやっぱり、刺身には南九州の甘口しょうゆがまちがいなく合うと思うな。
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ごちそうさまでした。
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★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

野良猫のくせにメタボな黒猫のダンナ。
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今日もいっぱい遊んでくれましたとさ。
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(友情出演)




(※1)株式会社フード・ビジネス『薩摩焼酎・奄美黒糖焼酎』p.52(2001.5 柴田書店MOOK)
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