【お酒】1938.香住鶴 生酛純米 270ml [28.兵庫県の酒]
製造者:香住鶴株式会社
兵庫県美方郡香美町香住区小原600の2
内容量:270ml
アルコール分:15度
精米歩合:68%
原材料名:米(日本産)、米こうじ(日本産米)
(以上、ラベルより転記)
香住鶴さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
164.香住鶴 但馬の誇りカップ
537.香住鶴 但馬の自信カップ
今日いただくこのお酒は、生酛造りの純米酒でした。
このお酒は、先週末にとある場所にて入手したものでした。
「おいおい!、
旅の報告がまだなのに、どうしてもう飲んじまうんだよ?」
そうお思いの御仁もいらっしゃるかと存じます。
もちろん、そう思われることもごもっともと理解いたしておりますよ。
でもね、ちゃんと理由があるのです。
実はワタクシ、
このお酒を入手するときに、大失敗をやらかしてしまったのでしよ。
それがこれ。
3月製造分とのことで新鮮だろうと思って買ったのですが、
実はこれ、一年前に製造されたものでした。
あたしゃね、ハクション大魔王並みに数字に弱いんですよ。
小学校中学校では、算数数学のテストはどんなにがんばっても70点が関の山。
高校に入ると、数学や物理は赤点ギリギリでなんとか通過。
大学はもちろん私立文系。
それ故に、数字の読みまちがえは日常茶飯事なのです。
その読みまちがえを、このお酒を入手する際にもやってしまったのでした。
でもね、せっかく入手したのですから、たとえ一年前に製造されたものでもありがたくいただこうじゃあ~りませんか!
そこで、劣化の進行を少しでも食い止めるべく、さっさと飲んでしまおうと思い、今日いただくことに決めました。
なお、旅の報告は、来週末に公開する予定です。
純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
すっぱいね!
最初に酸味が来ました。
強めで鋭さを感じます。
でも深みも少し感じますよ。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。
うまみはやや濃いめかな。
米のうまみそのもので、厚みを少し感じます。
枯れた感じはしませんね。
酒臭さもなく、苦みや雑味も感じません。
甘みはややひかえめでしょう。
その存在はわかるものの、前には出てこないみたいです。
やや濃醇ですっぱちょい深旨やや辛口のお酒でした。
酸味が目立つものの、深みも少し感じました。
もしかしたら、これは生酛の過程で発生した乳酸によるものでしょうか?
この酸味は、きっと海のものと釣り合うのではないでしょうか。
それにしても、香住鶴は、一年くらいでは劣化しないのね。
枯れた感じも重さも雑味もまったく感じませんでしたよ。
火入れされていて、かつ瓶(空気と触れる面積が小さい)で保存されていたからでしょうか?
その香住鶴と合わせた今日のエサはこちら。
地元産の菜の花。
今春はこれで7回目のご登場です。
辛子酢味噌和えでいただきました。
新じゃが。
煮物にしてみました。
弱火で時間をかけて煮たことで、ねっとりと仕上がりました。
そして、出汁巻き卵。
ごちそうさまでした。
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ゴロンは「触れ!」のご命令。
拒否することは許されないのです。
(友情出演)
こんばんは いつも楽しく拝見しております。
年度間違え 私も年に1~2回やってしまうことがあります。新鮮と思って買って後で気づいてガックリってやつですよね。でもたまにメチャ美味い時もあって、瓶詰したてが一番いいのか考えさせられる時もあります。
ネタがバレたらスミマセン やっぱあの予告の蕎麦の画像は出石蕎麦だったのかなぁ・・・ っと・・・ 更新楽しみにしております。^^
by 丹醸 (2021-03-20 21:51)
菜々連続の七の花!佳いですねぇ~。新じゃが!も、七年寿命が伸びそうです。・・・って、昔の婆さんみたいなコトを言っている。自分(ズブン=爺ぃ)です。
by hanamura (2021-03-21 08:10)
恐れ多くも畏くも、
酒ブログの大先輩であらせられます丹醸様よりお言葉を拝受いたしましたること、身に余る光栄にて、恐悦至極に存じ奉ります。
( 最敬礼: <(_ _)> )
ワタクシは辟易するくらい数字に弱いというか、大嫌いなのですよ。
まともに読める数字は時刻表くらいです。
入手するお酒の製造年月については自主基準(考慮すべき特段の事由なきかぎり当月または先月製造分のみ入手する)を定めておりますが、このお酒がそこそこいけたものですから、基準を撤廃するがどうか悩ましいところでございます。
出石そば、ばれちゃった!!
そうなんです。
あっちなんでした。
その顛末は、今週末に報告させていただく予定でございます。
by skekhtehuacso (2021-03-21 19:36)
hanamuraさん、菜の花も新じゃがも季節のものですからね。
食べられるときには徹底的に食べてやろうと思っております。
だって、おいしんですもの。
by skekhtehuacso (2021-03-21 19:37)