タンゴな酒集め [旅]
♪黒猫のタンゴ♪
(これ以上“♪タンゴ♪”を繰り返すと金がかかるおそれがあるのでやめておきます。)
(友情出演)
あ、
そうだ!
丹後へいこう!
(友情出演)
いいえ!
冒頭での黒猫のダンナのご登場も、この旅の報告ではけっして“あほくさ!”とは言い切れないのです。
その訳は、お読みいただければわかりますよ。
なお、新型コロナウィルスを蔓延させないためにPCR検査を受け、“低リスク”の評価を受けていることは、出発前夜に書いた記事で紹介しております。
でもでもでも、
オイラが出かけていた間、天気予報は雨。
果たしてどうなったのか?
その顛末を、報告させていただきます。
★☆ 2021年3月11日(木) ★☆
千葉から京葉線に乗ってやってきたのは、東京駅。
鍛冶橋バスターミナルへ徒歩で移動。
私が乗ったのは、JAMJAMライナー JX251便。
座席はど真ん中の5B!
眠れるか心配でしたが、休憩にもまったく気付くことなくぐっすりでした。
★☆ 2021年3月12日(金) ★☆
JX251便は、6時過ぎに大阪梅田プラザモータープールに到着。
徒歩で大阪駅へ移動。
これがけっこう離れているのよね。
大阪駅からは、今季初の青春18きっぷ利用で移動開始。
まずは大阪環状線外回りに乗車。
一駅だけ乗って、天満駅(大阪市北区)にて下車。
やって来たのは、扇町公園。
扇町公園にて朝食。
モノを食べていると鳩が寄ってくるのがお約束。
食事が済んだら、歯磨き、
そして、雉撃ち。
汚いトイレでした。
朝のルーティンワークを終えて天満駅へ戻り、大阪環状線の内回りに乗車。
今朝来た道を引き返しました。
戻ってきた大阪駅からは、8:21発の新快速姫路行に乗車。
明石海峡大橋を眺めつつ、
終点の姫路駅にて下車。
姫路駅で、播但線に乗り換え。
9:52発の寺前行普通電車に乗りました。
真打登場!
播但線は、103系電車の最後の独擅場なのですよ。
もちろんモーター付の車輛に乗車。
内装はリニューアルされておりました。
ちゃーんとトイレがついとるでよ!
ほんだでビールを飲めるんだがね。
朝の10時から飲み始めたアル中ハイマー型ダメ人間なのでした。
MT55形モーターの唸りとともに、コイルばね台車の揺れを楽しみつつ、
ビールをおいしくいただきましたよ。
終点の寺前駅(兵庫県神崎郡神河町)で103系電車から降りて、10:41発の和田山行気動車に乗り換え。
変顔(運転台新設)のキハ47でした。
変顔のキハ47は、市川の流れを遡って行きました。
和田山駅(兵庫県朝来市)は、播但線の終点。
乗りかえる列車の到着時刻まで30分ほどあったので外へ出てみましたが、
だーれもいやしない。
商店街は、閉店ガラガラ状態。
ショッカーのポスターがむなしくたなびく和田山だったのでした。
その和田山駅からは、山陰本線の電車に乗車。
11:59発の豊岡行は、こちらひさびさの113系でした。
この113系、車内はほぼ製造当時のまま。
この狭いクロスシート、久しぶり!
かつてはキライだったけれど。
“やーぶー!”(コサキンより)
終点の豊岡駅(兵庫県豊岡市)へ到着。
12:30を回り、腹が減ってまいりました。
ふと見ると、駅前にいい感じの食堂が鎮座ましましていらっしゃるじゃあ~りませんか!
まずはビール(小瓶)。
私が注文したのは、中華そば。
スープはどうやらかつおと昆布がベースのようで、ごま油が効いているやさしいお味。
これ、おいしいわ!
麺はストレートで、噛む度に小麦の風味が広がったのでした。
ノーマルな中華そばなのに、しっとりとした叉焼が複数枚乗っかっているのもうれしいね。
大石屋食堂さん、おいしい中華そばをありがとう。
お腹も心も満たされたところで、豊岡での徘徊を開始。
日吉神社を発見。
最初に見つけた神社ですから、旅の安全と豊富な成果とを祈願しておきましたよ。
いわゆるひとつの、“ループ式”参道。
高低差を克服するためでしょうか?
赤い橋の上が、正面なのでした。
拝殿にて二礼二拍手一礼。
訪問地の神社仏閣に参拝することは、その土地の人たちの信仰を尊重することになり、ひいては信教の自由に資するのですよ。
参拝を終えて、日吉神社を後にしたのでした。
大石内蔵助さんの次男の方のお墓があるんだってさ。
参拝させていただくべく、階段を上って行きました。
こちらがそのお墓。
合掌。
へぇー!
お坊さんになったのね。
参拝を終えて、引き返したのですが、
こういうのはね、降りるときが怖いんですよ。
落ち葉で滑って転んでしまったら、一巻の終わりですからね。
(話はいつもスベッているくせに。)
その大石内蔵助さんの次男さんのお墓の近くにあったスーパーで、久美の浦のカップ酒を見つけてGET!
でもこれ、明日訪問する場所のお酒なんだよな。
あーあ、雨が降ってきやがった。
でもパラパラと降る程度でしたけれどね。
いい雰囲気のお茶屋さんを発見!
こういう地味なお店のお茶って、きっとおいしいはず。
(あくまでもワタクシの主観的な意見です。)
宇治産のお茶をGET!
お茶はスーパーでも道の駅でもなく、お茶屋さんで売っているものが一番おいしいと思いますよ。
豊岡劇場だってさ。
現役の映画館でした。
ロータリーに出くわしました。
しかも真ん中にどなたかいらっしゃるし。
中江種造さんだってさ。
それにしても、よくもまあ戦時中の金属供出を免れたものだな。
豊岡の水道事業に貢献した御仁なんだってさ。
その後、香住鶴の生酛純米をGET!
でもこれを入手すると決めた決断は、大まちがいだったのでした。
(⇒大まちがいの詳細はこちら)
香住鶴の山廃純米カップ(左)と、沢の鶴の低アル純米(右)とも見つけてGET!
これは豊岡市マスコット「玄武岩の玄さん」のお酒。
豊岡の街を3時間ほどかけて徘徊し、酒集めを終了。
でもね、この豊岡での徘徊は、まったくの誤算でした。
だって、豊岡で徘徊すればその周辺(養父市・朝来市)のお酒のお酒を入手できるだろうと算段いたしておりましたが、叶わなかったものですから。
その後、
ホテルへチェックインしたのち、街へと繰り出したのでした。
ワタクシは、ここ豊岡でぜひとも食べたいものがあったのでした。
それは、“出石(いずし)そば”。
その出石そばをいただくべく、そば福さんへ。
着席と同時に供されたそば茶。
香り高くてとてもおいしいそば茶でしたよ。
まずは、お酒。
にしんの甘露煮に合わせたのは、竹泉(ちくせん)。
濃醇辛口!、米のうまみそのもの。
それでいて辛口で、キリリと引き締まっておりました。
その辛口の竹泉に、にしんの甘露煮がよく合うこと!
臭みゼロでしたよ。
二杯目は香住鶴の“快鮮冷酒”をエイヒレとともに。
快鮮冷酒は淡麗ながらも、米のうまみしっかりでした。
エイヒレは、しゃりしゃり感がありつつも噛むごとにうまみが染み出てまいりました。
しかも臭みゼロで、あたしゃするめよりもこっちのほうが好みだな。
そして、満を持しての“出石そば”。
出石焼の小皿に小分けにして供されるのが、出石そばの特徴の一つなのです。
わさびは供される直前にご主人がおろしておられました。
まずはわさびだけで。
わさびって、おろしたては甘みがあるのね。
そばは香り高く、コシがしっかりしていておいしゅうございました。
つゆにいろいろと投入し、
それにつけていただきました。
そばの香り、つゆに負けていませんね。
食後に供されたそば湯。
トロリとしていて、しかもあったかいのがうれしいね。
いやー、なにもかもがおいしかった。
そば福さん、堪能させていただきました。
こうして、豊岡の夜は更けていったのでした。
★☆ 2021年3月13日(土) ★☆
この日は朝から雨。
でも前日と同様に、パラパラと降る程度でした。
豊岡駅からは、
京都丹後鉄道の宮豊線・宮舞線に乗車。
実はワタクシ、宮豊線・宮舞線に乗るのは初めてではございません。
遡ること36年前、ワタクシが小学校6年生だったとき、
宮豊線・宮舞線が国鉄宮津線だった頃に乗っていたのでした。
36年ぶりの宮豊線・宮舞線。
最初に乗ったのは、8:51発の快速久美浜行682D。
やってきたのは、KTR8000形“丹後の海”。
この快速久美浜行682Dは、久美浜駅からは特急はしだて2号に変身!
それゆえに、特急車である丹後の海が充当されていたのでした。
展望席を無事確保!
前面展望イェ~イ!
(ガキか!)
2駅分(1駅通過)だけ乗って、終点の久美浜駅(京都府京丹後市)で下車。
立派な駅舎!
小雨が降る久美浜の道を歩いていると、
特急はしだて2号へと変身した丹後の海が走り去って行ったのでした。
その久美浜での成果はこちら。
久美の浦は、特別本醸造冷酒の一合瓶(左)を見つけてGET!
玉川タマカップ(中)は既出ですが、本場モノですので買っておきました。
右はしょうゆです。
久美の浦は、純米吟醸も見つけてGET!
なかなかの成果に満足し、久美浜駅へと戻りました。
その途中、“神谷太刀宮(かみたにたちのみや)”なる神社を発見!
成果のお礼のために、参拝することにいたしましたよ。
長~い参道を歩いて行くと、
赤い橋があったのですが、
老朽化だって!
橋だけじゃなくて、看板も老朽化しとるやないか~い!
床、ベコベコや~!
床、ベコベコや~!
(なんで2回言うんだよ。)
ベコベコ橋を無事渡って、拝殿へとやってまいりました。
拝殿にて二礼二拍手一礼。
久美浜での佳き成果をありがとうございました。
参拝を終えたということは、ベコベコ橋をまた渡らなければ帰れないのです。
床、ベコベコや~!
床、ベコベコや~!
(だからなんで2回言うんだよ。)
ベコベコ橋を無事渡って、久美浜駅へと戻ってまいりました。
券売機で切符を買おうとしたら、故障しているんだってさ。
窓口で購入したら、出補でしたよ。
久美浜駅からは、10:03発の西舞鶴行普通224Dに乗車。
再び展望席を確保!
前面展望イェ~イ!
(アタマは36年前のままだな!)
2駅乗って、小天橋(しょうてんきょう)駅(京都府京丹後市)にて下車。
小天橋駅の近くからは、久美浜湾を一望できました。
酔っぱらいは、久美浜湾を背にして歩いて行ったのでした。
道端には、つくしが。
もう春なんだねぇ!
やってきたのは、道の駅くみはまSANKAIKAN。
お酒は豊岡や久美浜駅の周辺で入手したものばかりでした。
でも前割芋焼酎を見つけてGET!
ここ道の駅くみはまSANKAIKANで予定していたのは、酒集めだけではございません。
それは“昼食”。
ちょっと早いものの、ここで食べておかないとこの後で困ることになったであろうから。
食堂は開店前(11時から)とのことで、お弁当を購入。
ありがたいことに、ご飯はほかほかのものを出してくださったのでした。
カキフライ。
小さめでしたが、身がぎっしりでおいしゅうございました。
食事、歯磨き、雉撃ちを終えて、小天橋駅へと戻ってまいりました。
今度は裏口からアプローチんぐ。
小天橋駅からは、快速網野行1604Dに乗車。
ですがこの快速、網野駅から先は特急たんごリレー4号に変身するのでした。
私は網野より1駅だけ先まで乗るつもりだったので、乗車券とともに特急区間(1駅だけ)の自由席特急券を購入いたしましたよ。
またしても、展望席を確保!
前面展望イェ~イ!
(もうええわ。)
な~んて調子に乗っていたら、車掌さん、いらっしゃ~い!。
なんとこの展望席は、網野駅から先は指定席になるんだってさ。
中身はガキの中年男性は、前面展望できない後ろの車輛へさっさと退散したのでした。
快速網野行→特急たんごリレー4号に3駅分(1駅通過)乗って、峰山駅(京都府京丹後市)にて下車。
峰山駅の駅舎は、丹後ちりめんの機織機を模しているんだってさ。
いいですか!、よーく覚えておいてくださいね。
丹後ちりめん、この後で関係します!
ここ峰山駅で降りたのは、酒集めのためではございません。
日本で唯一と言われるものを拝むため、とある神社を目指したのでした。
峰山駅からは、雨の中を歩いてとある神社へ向かったのでした。
峰山駅から15分ほどかけて歩いて、
やってきたのは、金刀比羅神社。
金刀比羅神社ですからね、本家ほどではないにせよ、長い階段が続くのです。
ここまでの往復と、この階段を上り切るために、道の駅で食事を済ませておいたのでした。
118段の階段を上って、拝殿へとたどり着きました。
二礼二拍手一礼。
ですが金刀比羅神社へやって来た目的は、拝殿で参拝することではございません。
日本で唯一と言われるものは、この摂社にあったのでした。
私がお目当てにしていたのは、木島神社(左)。
この木島神社には、狛犬ならぬ“狛猫”があるのです。
全国でもここだけなのだそうですよ。
阿形の膝元には、子猫がいました。
こっちはお母さんでしょうね。
ということは、吽形はお父さん。
なぜ、狛犬じゃなくて、狛猫なのか?
それには先ほど触れた丹後ちりめんが関係するのだとか。
最後に、拝殿で二礼二拍手一礼。
それと、狛猫さんたちにも、大親友だった猫のごんちゃんがあの世で幸せにいられるようにお願いしておきました。
ね!
わかったでしょ?
猫と“タンゴ=丹後”との関係が。
(友情出演)
参拝を終えて、階段を降りて行ったのですが、
118段を一気に駆け上がったものだから、汗だくになっちゃった。
駅へ戻る途中で、酒屋を発見!
覗いてみたところ、丹後の地酒2種類を発見してGET!
この大金星は、きっと狛猫さんたちのおかげでしょう。
戻ってきた峰山駅からは、12:49発の西舞鶴行普通228Dに乗車。
ここでは展望席は確保できませんでした(トホホ)。
峰山駅から2駅乗って、着いたのは与謝野駅(京都府与謝郡与謝野町)。
この与謝野駅、私が国鉄宮津線に乗った36年前は、
丹後山田という駅名だったはず。
そうそう!
この島式ホームの向こう側に、加悦(かや)鉄道のディーゼルカーが停車していたっけ。
客車から改造されたやつですよ。
与謝野駅から歩いていたら、はからずも加悦鉄道の廃線跡に遭遇!
丹後山田(与謝野)方面
加悦方面
野田川を渡って、対岸にあったスーパー2軒を覗いてみました。
天の橋立カップをGET!
でもこれ、この後でけっこう頻繁に見かけたんだよな。
一方で、お目当てにしていた与謝野町産のお酒は皆無でした。
50分ほどかけて徘徊したのち、与謝野駅へ戻ってまいりました。
切符を買って待合室に入ったら、丹後山田駅資料室を発見!
駅員さんに伺ったところ、写真撮影OKとのこと!
昔はみんな、自動車じゃなくて汽車に乗って出かけたんだよな。
国鉄宮津線の時刻表がありました。
そうそう、急行丹後!
これに乗って来たんだよ36年前のあたしゃ。
ミニ周遊券利用だったから、急行列車の自由席に急行券なしで乗れたんだっけ。
駅のジオラマ。
タブレット。
ひととおり満喫して36年前の思い出に浸ったところで、対岸のスーパーで買ってきたビールをいただきましたとさ。
その与謝野駅からは、14:09発の西舞鶴行普通230Dに乗車。
展望席を確保して、前面展望イェ~イ!
(あほくさ。)
3駅乗って、宮津駅(京都府宮津市)にて下車。
スーパーで、ハクレイの酒呑童子カップをGET!
宮津駅の周辺には、至るところに祠がありました。
しかも安置されている仏様は、みな極彩色で塗装されておりましたよ。
宮津駅からは、15:28発の西舞鶴行普通232Dに乗車。
そうですよ!
展望席確保ですよ!
なんか文句あるか?
でもでもでも!
運転手さんの荷物で、
全面展望でけへんやないか~い!
(ざまあみろ。)
そんな232Dは、本日のラストラン。
宮津駅で入手した地ビールを飲みながら、ゆったりとした気分で大人の旅を満喫したのでした。
それにしても、今日は一日中雨だったな。
海もなんだか寂しげだぜ。
宮津駅から宮舞線を一気に乗り通して、終点の西舞鶴駅(京都府舞鶴市)にて下車。
スーパーで、舞鶴のカップ2種をGET!
綾小町2種類もGET!
明日訪問する場所のお酒ですが、新鮮だったので入手してしまいました。
本日の酒集めはこれでおしまい。
ホテルにチェックインしたのち、西舞鶴の街へと繰り出したのでした。
“Youは Shock!” ・・・???
私が選んだのは、ぼんぐ(凡愚)さん。
まずはビール。
お通しはないとのことで、舞鶴おでんを注文。
魚のだし(煮干しかな?)がものすごくしっかり!
これはおいしいわ。
大根も糸こんも、味がしっかりしみておりました。
この日は焼酎な気分だったワタクシ。
まずは鉄幹から。
かおりふんわり。
芋の風味が穏やかに効いていて、重さやくせのないのみやすい芋焼酎でした。
焼鯖寿司。
さばのうまみ満載!
しかも臭みゼロでした。
そしてアジフライ。
あたしゃフライの中ではアジフライが一番好きなのです。
小ぶりでしたが、身が締まっていて食べ応えのあるおいしい味フライでした。
ソースを探したのですが、卓上には無し。
店員さんにお願いして、出していただいちゃいました。
やっぱりアジフライにはソースだよね。
タルタルソースと組み合わせちゃったりなんかしちゃったりして。
韃靼人と日本人との食の連携協定締結だ!
(↑孤独のグルメっぽく)
鉄幹の次は、天誅。
かなりさっぱりやね。
芋の風味ふんわりでした。
そして満を持しての寿司。
今日はいっぱい歩いたので、体が炭水化物を欲していたのでした。
いわゆるひとつの、レストランで出てくるようなお寿司。
でもいいんです、だっておいしいんだもん。
ごちそうさまでした。
ぼんぐ(凡愚)さん、堪能させていただきました。
こうして、西舞鶴の夜は更けていった・・・、
はずだったのに!
その夜。
午前1時過ぎ、
事件は突然に発生したのでした。
歩き疲れて、ぐっすりと寝ていたワタクシ。
突如、
「ピンポ~ン♪、ピンポ~ン♪」
と、チャイムを何度も鳴らす音が聞こえるような気がしたのです。
きっとそういう夢を見ているのだろうと、最初はそう思っておりました。
でもでもでも!
目を覚ましてみると、実際に鳴っているじゃあ~りませんか!
眠い目をこすりながらベッドを出て、ドアののぞき穴から外を覗いてみたのでした。
すると、ドアの向こう側には、
“ションベン臭え小娘”
が立っておりましたよ。
“部屋をまちがえているのかな?”
“泥酔しているのかも?”
“いやいや、こりゃきっと美人局だろ!”
いろいろと思ったのですが、真相を確かめるべく、ドアチェーンをつけたまま、扉を開けてみたのでした。
「なんなの?」
私はあえてぶっきらぼうに声をかけてみた。
すると、カラコンで黒目を大きく見せている金髪のションベン臭え小娘は、
私に“衝撃の一言”を吐きやがった!
(。◕‿◕。)
「デリヘル呼びませんでした?」
だとよ。
ヾ(*`Д´*)ノ
「呼んでねえよ!!!!!」
私はそう一言返してドアをサッと閉め、再び寝床へ入ったのでした。
ションベン臭え小娘の背後には管理売春まがいの胴元がいるはずだけれど、きっとそいつがバカだったんだろ。
それに午前1時過ぎにデリヘルなんか呼ぶ奴も、どうかしているぜ。
さらにホテルの人もさ、ここはラブホじゃないんだから、宿泊客以外の人間を入場させないでほしいわ。
まったくもう!
どいつもこいつも、しょうもない連中ばっかりで大迷惑だぜ。
┐(´д`)┌
★☆ 2021年3月14日(日) ★☆
最終日。
ようやく晴れました。
まずは西舞鶴駅から。
この日最初の乗車は、JR舞鶴線。
8:08発の福知山行普通328Mに乗車。
やって来たのは、変顔の115系。
それにしても、いい天気。
昨日までの雨がウソのよう。
20分ほど乗って、着いたのは綾部駅(京都府綾部市)。
綾部八幡宮だってさ。
参拝してみることにしましたよ。
119段+4段の石段をゆっくりと上がって、拝殿にて二礼二拍手一礼。
でもでもでも。
スーパー3件を回ったものの、綾部での成果はゼロ。
そりゃそうだよね。
昨日、西舞鶴で綾小町カップを入手しちゃったんだもん。
失意のうちに、綾部駅の西口へと戻ってまいりました。
その綾部駅からは、山陰本線に乗車。
10:16発の福知山行普通332Mでした。
福知山城が見えると、
そこはもう福知山駅(京都府福知山市)。
駅前には、C11形蒸気機関車が保存されておりましたよ。
その福知山駅の売店にて、明智光秀カップを見つけてGET!
このあと、福知山の街を2時間半かけて徘徊し、スーパー5件を回ってみました。
しかし、成果はゼロでした。
失意のうちに時計を見ると、12時を回ったところ。
なんだか急に腹が減ってまいりました。
すると、住宅街のどまん中であるにもかかわらず、おあつらえ向きにステーキハウスを発見!
もちろん突入いたしましたよ。
メニューはいろいろとあったのですが、
やっぱりステーキは和牛よね。
サラダバーとスープとを用意し、
ビールを飲みながら、焼き上がりを待ったのでした。
和牛ロース180gのご到着でございます。
なにもつけなくてもおいしいわ!
シャリっとした歯ごたえののち、スッとトロけました。
ジンジャーソースをかけまして、
一口いただいたのち(おいちい!)、
On the Rice!
あー、おいしかった。
これで今回の旅のお楽しみはすべておしまい。
福知山駅へと戻って、
14:53発の山陰本線園部行普通1138Mに乗って、
終点の園部駅で、快速京都行2224Mに乗り換えて、
京都駅からは東海道新幹線のぞみ240号に乗って、苦界へと帰ったとさ。
以上、
カップ酒10個(うち再度購入1/糖添1)
一合瓶2本
300ml瓶5本
一合前割り焼酎1本
の旅でした。
今回は、完敗でした。
原因はまちがいなく、戦略の甘さでしょう。
3日間も徘徊したのに、集めた数は少なかったし、
豊岡では朝来市や養父市の地酒を入手できると期待しておりましたが、皆無でしたし、
与謝野では加悦まで行かずとも駅近くのスーパーで地酒を入手できると思っておりましたが、これもかないませんでした。
まあでも、楽しかったからいいや。
それに出会うことが叶わなかったお酒がある限り、それらを求めて再度出かける楽しみができたわけですから。
捲土重来を期するべく、戦略を立て直した上で再度丹後地方を訪問したいと思います。
それ故に、いつまで経ってもこの趣味は決してやめられないのですよ。
☆★ お 知 ら せ ☆★
(♪ド・ミ・ソ・ド♪)
明日からの土日(3/27(土)‐28(日))にかけて、
青春18きっぷの2回目と3回目を利用して出かけてまいります。
もちろん今回も、訪問先での蔓延を防止するためにPCR検査を受けておりまして、
“低リスク”であるとの判定をいただいておりますよ。
(人間的にはむしろ“低レベル”だけれどな。)
それ故、次回の更新は3/30(火)を予定しております。
ごきげんよう!
2021-03-26 20:21
あ~酒臭かった!(45)
酒くさコメント(22)
こんにちは。
中江種造さん?再登場!!全く知らない人でした。
また、夜中の1時に、デリヘル(爆)このご時世に3密過ぎますね?
完敗みたいですが、お酒なので乾杯ありです!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2021-03-26 21:20)
103系・・・懐かしいです(^_-)
それにしても黒猫さん・・・きれいですね(^o^)
我が家のあんこは・・・口と鼻が汚いです(><)
さて、汚いトイレは夢に出て来ます(^m^)
汚いトイレの夢は金運の夢だそうですが・・・中々(-_-)
最近気付いたのは逆流性食道炎と関係がありそうです(w)
by kontenten (2021-03-26 21:31)
タンゴでしたかー^^;
日本に一箇所しかない狛猫さん♪ ありがたく拝見いたしました。
明日からの旅、気を付けて行ってらっしゃいませ~
by よしころん (2021-03-26 22:08)
ツッコミ処☆満載ですね。小出し(ネタを小分け)にしていただければ、いちいちツッコミしたいのですが、膨大なので止します。
一般人が言わない(目指さない)京都!まさに丹後ですが、高度経済成長期の昭和が変わらずに、でも、もうすぐ消滅しそうな雰囲気が、垣間見えるのが大好きです。あの街中華も、蕎麦も、ステキ!
検査キット用意でも、今は冒険できない自分(ズブン)は、疫病退散後に丹鉄の特急列車で冬場にカニ食べに行ってやるぅ~!(願望、野望、妄想、ドリーム!)
by hanamura (2021-03-27 09:49)
しっとり雨のタンゴで、酒集め旅♪
風情があって、よろしゅうございました、じゃないですか(^.^)
久美浜は、子供の頃、海水浴に行ったところだわ♪ なつかしい♪
今日から、また旅立ちなのですね! お気をつけて〜
by のらん (2021-03-27 11:54)
播但線の103系は良いですね。券売機が故障して出札補充券は珍しいですね。お酒は完敗とのことですが、鉄分としては十分ではないでしょうか。
by newton (2021-03-27 17:37)
鉄分たっぷりの旅、いいな
豊岡劇場、渋いですねぇ
ちょっと中に入ってみたくなります
by さる1号 (2021-03-28 07:50)
「床ベコベコ」大切なことなので2回言ったんですねw
狛猫様、お会いしたいです^^
by ニッキー (2021-03-28 09:43)
雉うちに笑い、美味しそうなお蕎麦に生唾ゴックン!
流石に夜中のデリヘル嬢参上にはびっくり(笑)
ぐっすり眠っていたところに災難でしたね(^^;
by 美美 (2021-03-28 17:24)
あははははは......♪~♬
堪能させていただきましたョ
♪黒(=^・・^=)のタンゴ♪
by ロコときどきキナコ (2021-03-29 23:51)
Boss365さん、中江種造さんは私もまったく知りませんでした。
夜中のデリヘル騒動は大迷惑!
しかもしょんべん臭い小娘で、まったく色気なし!
こんな商売、止めたほうがいいぜ。
by skekhtehuacso (2021-03-30 21:16)
kontentenさん、黒猫のダンナは世話をしている人がいるので、野良猫ですけれど比較的良好な環境で生きられているのだと思います。
汚いトイレ、もう使いたくないですわ。
それも大阪の公園らしさでしょうか。
by skekhtehuacso (2021-03-30 21:18)
よしころんさん、恥ずかしながら帰ってまいりました。
その顛末は、今週末に報告させていただきます。
by skekhtehuacso (2021-03-30 21:19)
hanamuraさん、小出しにせずに一気に書き上げることで、お読みいただいている皆様に同じく旅をしている気持ちになっていただこうと思っている次第でございます。
カニですか!
あたしゃ甲殻類は苦手なのよね。
だって、海にいるから食べるのに、もしあれが陸上にいて窓にへばりついていたら絶対に気持ち悪いでしょうから。
by skekhtehuacso (2021-03-30 21:21)
のらんさん、雨の影響はそれほどありませんでした。
久美浜は静かなところでしたが、夏はきっと海水浴客でにぎわうのでしょうね。
また普通に海水浴ができる世の中に戻ってほしいものです。
by skekhtehuacso (2021-03-30 21:23)
newtonさん、鉄分補給は満タンでしたが、お酒は予想していたほどの成果を得られず、帰りのリュックが軽く感じてしまいました。
by skekhtehuacso (2021-03-30 21:24)
さる1号さん、豊岡劇場、いい感じでした。
撮影していたら犬に思いっきり吠えられましたけれどね。
by skekhtehuacso (2021-03-30 21:25)
ニッキーさん、うんうん、たしかに大事なことです!
狛猫さんには、あの世にいる大親友のことを頼んでおきました。
by skekhtehuacso (2021-03-30 21:27)
美美さん、本当に大迷惑でした。
こんなまちがいって、実際にあるのね。
by skekhtehuacso (2021-03-30 21:28)
ロコときどきキナコさん、楽しんでいただければ幸甚です。
by skekhtehuacso (2021-03-30 21:29)
今回も楽しませていただきました。
変顔のキハ47はキハ41に改称されているということを今回学習しました。国鉄の規則通りですね。
出石そば、昔大阪駅構内にあったんだけどあの店どうなっちゃったんだろう。卵につけて食べるやり方は知りませんでした。
by やまびこ3 (2021-03-31 06:40)
やまびこ3様、キハ47は両運化で改番されていたのね。
たしかに国鉄のときはそうでしたね(キハ56→キハ53-500とか)。
出石そばは、お店になかなか巡り合うことができず、豊岡へ行ったら絶対に食べようと固く心に決めていたのでございました。
by skekhtehuacso (2021-04-01 21:02)