【お酒】1962.七重郎 はじまりの美術館 特別純米無濾過生原酒 カップ

製造者 合資会社稲川酒造店
福島県耶麻郡猪苗代町字新町4916

原材料名：米（国産）、米麹（国産米）
内容量：180ml
精米歩合：55%
アルコール分：16度
原料米：美山錦100%
要冷蔵
（以上、ラベルより転記）




2021年のゴールデンウィーク（5/1-5）期間中は、
会津若松の市街地にある“植木屋商店”さんのオリジナルカップをいただくことにしております。

二日目の今日は、昨日に引きつづき、稲川酒造店さんの“七重郎”。
ですがこちらは美山錦を使用した無濾過の特別純米酒でした。
要冷蔵ということは、きっと生酒なのでしょうね。


なお、稲川酒造店さんのお酒は、昨日までに以下のものをいただいております。
1172.稲川 辛口地酒蔵 本醸造仕込 生貯蔵酒 300ml
1179.稲川 イナガワカップ
1188.稲川 にごり酒 蔵出し原酒 カップ
1228.稲川 金紋 本醸造 カップ
1961.七重郎 はじまりの美術館 純米大吟醸山田錦仕込 カップ


このカップ酒も、“はじまりの美術館”（猪苗代町）とのコラボレート商品。
昨日いただいた純米大吟醸カップと同じく、“unico(ウーニコ）”に属する“土屋康一さん”がデザインなさった“葉っぱ”のカップでした。



それでは、いただいてみましょう。
特別純米酒には香りを特徴とするものもありましたし、それに生酒ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。



上立ち香は、鼻を近づけると甘い香りをかすかに感じるだけでした。
含むと、フレッシュな爽快感をちょっとだけ感じました。

うまみは意外にもやや淡めです。
熟成感があることがわかりますが、かなりひかえめで角や粗さがまったくありません。
香ばしさも、かすかですがわかります。
米のうまみは広がらず、舌の上を突くようです。
苦みがあって、軽めですが鋭さを少し感じます。
キレはよいですね。

酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさは強くはないものの、鋭さがあることがわかります。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややはっきりでしょう。
幅を感じるものの、前には出て来ません。


やや淡麗でちょい爽快のちょい枯ちょい苦ちょいすっぱ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
フレッシュさがありましたが、しつこさはまったくなくていい感じでした。
枯れ具合もほんのりで、苦みやすっぱさは味を引き締めているようでした。
また甘みもいい感じに味わいを和らげているようでした。

うまいね。
さっぱりしているのに、味はしっかりしておりました。
また、昨日いただいた純米大吟醸カップと飲み比べると、山田錦と美山錦とでは味わいの広がり方がまったく異なることがよくわかると思います。






その特別純米無濾過生原酒カップに合わせた今日の粗末なエサはこちら。

卵4個で、


出汁巻き卵を作りました。


ピーマン5個を、


4分割し、


鍋にごま油を引いて、


ピーマンを軽く炒め、


油が回ったら出し汁を入れ、しょうゆ、みりん、酒、砂糖で味付けて、


5分ほど煮たら、フタをして火を止めます。
だらだらと煮続けるよりも、いったん冷ましたほうが味が速くしみるのです。


冷ましたものがこちら。


お皿に盛って、
“ピーマンのくたくた煮”のできあがり。


口の中でとろけるのでした。



ごちそうさまでした。








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今日も天候が目まぐるしく変化したせいか、黒猫のダンナは落ち着きがなかったのでした。

（友情出演）

酒くさコメント 2

拙ブログへのコメントありがとうございます。
僕の義父（20年前に他界）は塩竃で生まれ育ち、
夏休みは塩竃神社の石段を駆け上がって境内で
ラジオ体操したそうです。
“ピーマンのくたくた煮”は酒の肴に良さげですね。
by johncomeback (2021-05-02 21:49) 

johncomebackさん、地元の人たちはやっぱり運動につかうのね。

by skekhtehuacso (2021-05-03 19:43)