【お酒】1967.但馬 ほろよい玄さん 純米酒 300ml [28.兵庫県の酒]
製造者 此の友酒造株式会社
兵庫県朝来市山東町矢名瀬町508
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
アルコール分 15度
精米歩合 65%
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)
「1690年創業。此(こ)の友(とも)酒造は、但馬杜氏による手造りひと筋、300余年の歴史と伝統を受け継ぐ地酒蔵です。」(※1)という此の友酒造さん。
なんでも、そのご先祖は武田信玄の家臣だったそうです。
一方で、今日いただくこのお酒に描かれているのは“玄さん”。
と言っても武田信玄とは無関係で、豊岡市の公式キャラクターなんだってさ。
純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
燗をつけると、酒臭い(ほめ言葉です)香りがフワッと立ってまいりました。
うまみは濃いめです!
最初に、酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)がパッと口の中に広がります。
その次に、米のうまみがしっかりしていて厚みがあることがわかります。
苦みや雑味はゼロですね。
熟成感もありません。
キレはそれほどでもないみたいです。
酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさが少し強めで鋭さも少し感じます。
それよりも、酸味自体の深みのほうがややはっきりしているようです。
ちょいスーですが、ピリピリ感もありません。
甘みはややひかえめでしょう。
弱めではあるものの、幅のある甘みの存在はわかります。
濃醇ちょい深ちょいスー旨やや辛口のおいしいお酒でした。
酒臭さ(くどいようですが、ほめ言葉です)が最初に来るので、一口目は飲みにくさを感じるかもしれません。
でも二口目からそれに慣れて、むしろ米のうまみと酸味の深みとをしっかりと感じるようになりました。
それでいて雑味がゼロで、嫌味を全く感じませんでした。
ちょいスーも、いい感じに爽快でした。
これはうまいね!
飲み応え満載なのに、雑味がなくてきれいでした。
食事と合う、おいしいお酒でした。
そのおいしいほろよい玄さんと合わせた今日のエサはこちら。
ペンネ。
あたしゃやわらかいほうが好きなので、所定の茹で時間(9分)+3分かけて茹でました。
豚ロース肉。
ペンネのサイズに合わせて切りました。
冷蔵庫にあった残り物野菜。
こんな感じにCUT。
キャベツは買ってきたものを足しました。
調味料。
にんにくと塩(手前)、そして粗びきこしょう(奥)。
塩は小さじ2分の1使用しました。
フライパンにオリーブオイルを引いて、
豚ロース肉とにんにくとを炒め、
肉に火が通ったら、野菜を投入。
塩とペンネのゆで汁(大さじ3)とも入れて、乳化させます。
そこへ茹でたペンネを入れて、味を吸わせて、
こしょうを振ってから盛り付けて、
豚ロース肉と野菜のペンネ(塩味)のできあがり。
塩気はちょうどよい感じでした。
塩とこしょうだけで味をつけたことで、肉や野菜の味をはっきりと感じとることができました。
ごちそうさまでした。
(※1)白井操『兵庫の酒がつなぐ30の物語-その土地に、米と人あり-』p.68(2019.4 NHK出版)
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黒猫のダンナには、今日もいっぱい遊んでいただけましたとさ。
(友情出演)
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