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【お酒】1620.富士千歳 純米にごり酒 [26.京都府の酒]

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松井酒造株式会社K
京都市左京区吉田河原町一ノ六

アルコール分14度以上15度未満
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合70%
300ml
(以上、ラベルより天気)




この状態では、どんなお酒なのかはさっぱりわかりません。
わかるのは、バーコードに付された文字より“にごり酒”であるということのみ。
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包を解いてみると、こんな感じでした。
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どうやら純米酒のようでした。
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滓の量は、2-3割といったところでしょうか。
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にごり酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほぼ白でした。
また見た目には、とろみは感じませんでした。
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一口含むと、フレッシュな風味が少しあることがわかります。

うまみはやや濃いめでしょうか。
米のうまみそのものですが、とろみは少しだけで、むしろにごり酒にしてはキレがよいくらいです。
滓のざらつきはごくわずかで、苦みもかすかです。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは少し強めで、鋭さも少しだけ感じます。
ピリピリ感はありませんが、スースー感がちょっとだけあるみたいです。

甘みはややひかえめでしょうか。
やさしい甘みをほんのりと感じるくらいです。
べとつきやクドさはまったくありません。


やや濃醇で爽快旨やや辛口のおいしいにごり酒でした。
フレッシュな風味と適度に効いた酸味、そしてにごり酒にしては軽めであったことなどから、爽やかな口当たりでした。
それでいてごくわずかな滓のざらつきとかすかな苦みとがいい感じに働いて、味わいを引き締めているようでした。
それにやや辛口であったことから、食事とも合わせやすいように感じました。
スースー感がちょっとありましたが、それは私としてはうれしいところでした。

これ、おいしゅうおすな!
夏の暑いときに冷やしたお漬物とともに焼魚や煮魚をつまみながらいただくといいかも。



一方で、私がこのお酒と合わせたおつまみはこちら。

浅漬けと、オクラのおひたし。
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出し巻玉子(ねぎ入り)。
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そして、じゃこ天をフライパンであぶったもの。
しょうがを買い忘れたのでわさびを合わせましたが、むしろわさびのほうがおいしいやん!
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ごちそうさまでした。

7月の三連休は九州へ [旅]

三連休があると、遠くへ出かけたくなりませんか?

ローカル線を一日かけてじっくりと楽しんだり、
その土地のおいしいお酒や料理を堪能したり、
誰も歩いていない道を一人でひたすら歩いたり、

そんな漠然的な欲望を、あたしゃ7月の三連休を見つけた数ヶ月前から抱いておりましたよ。

でもね、そんなせっかくの三連休だっちゅうのに、“7月中旬”なんて野暮な時期に設定されていやがるのですよ。
だって、7月中旬と言えば、そりゃ梅雨の時期じゃないですか。
雨が降ることが確実な時期に三連休を設定されてもさ、車に乗らないオイラはいったいどこへ出かけりゃ濡れることなく楽しめるのでしょうよ?

そう思いながら梅雨明け予想を見ていたところ、九州の梅雨明けってのは7月中旬が毎年の平均なんだそうですね。
そこで、三連休がなんとかうまい具合に梅雨明けと重なってほしいとの一縷の望みを抱きつつ、九州での徘徊を計画したのでした。

なお今回は酒集めの成果は度外視し、行きたい場所を優先しての計画でした。


でもでもでも!
出発前日の天気予報は無情にも“大雨”の予報を出してきやがるの!
しかもただの雨じゃなくて、大雨ってところがこれまたいやらしいじゃあ~りませんか!
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こんなことにはね、あたしゃもうさんざんの慣れっこでございますですぞ。
たとえ大雨が降ろうが槍が降ろうがクソが降ろうが猫が降ろうが(それは降ってほしい)、お読みいただいている皆様に鼻でクスリとお笑いいただけるべく、体を張って大雨に突撃しようじゃあ~りませんか!

ということで、以下の記事をごゆっくりとご覧くださいませ。



☆★2019年7月13日(土)☆★


千葉県民でよかったこと。
それは、成田空港が近いこと。

バスに乗って、成田空港へと向かいますよ。
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三連休初日の早朝ということで、車内は満席!
乗れない人もいたくらいでした。
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毎度おなじみの成田空港第三ターミナルへやってまいりました。
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Jetstarの鹿児島空港行GK621便に乗りますよ。
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搭乗ゲートを通ると、バスが待ち構えておりました。
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そのバスに乗って、飛行機がいるところへ向かいます。
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近くで下ろされて、ゾロゾロと歩いて搭乗するのがいわゆるひとつのLCCクオリティってやつでしょうか?
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定刻どおりに動き出しましたがすぐには飛ばず、空港内をウロウロ。
このウロウロのあまりの長さに、あたしゃはじめてJetstarに乗ったときには、ニコちゃん大王みたいに飛ばずにこのまま地面を走り続けるのかと疑いましたよ。
バカじゃないの。
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やっとのことで滑走路へたどりついても、順番待ちでなかなか飛べやしない。
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出発時刻から30分弱かけて、ようやく飛びましたよ。
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飛んだら飛んだで、こんどはな~んにも見えやしない。
梅雨時の飛行機ってのは実につまらんね。
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何も見えないまま、飛行機は定刻どおりに鹿児島空港に到着しましたよ。
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お嬢さんたちが奄美の島唄でお出迎え。
“是枝三姉妹”とおっしゃる有名な方々らしいね。
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空港の売店で、これらをGET!
薩州正宗(左)はかつて純米酒をいただいておりますが、今回は純米吟醸を見つけました。
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れんと(右)は、たんかんフレーバーの奄美黒糖焼酎(リキュール扱い)なんだってさ。
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空港の外へ出て、コンビニで小鹿(左)さつま黒若潮(右)とをGET!
いずれも再度の入手です。
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11時を過ぎて、腹が減ってまいりました。
空港の食堂で、まずはビール小。
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鶏飯バイキングなる、奄美の鶏飯を自分で作るメニューを選択。
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“すっぱくない散らし寿司のお茶漬け”ってところでしょうか?
だしの味が効いていておいしくいただけました。
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鹿児島空港からは、高速バスきりしま号(13:35発)に乗車。
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どうしてくれるんだ!
せっかく運転席すぐ後ろの席を確保しておいたのにさ、日よけで前が見えないじゃないか!
でもずっと寝てたじゃないか。
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きりしま号は、梅雨空の下を進んで行きます。
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鹿児島空港からきりしま号に50分ほど乗って、人吉インターチェンジバス停(熊本県人吉市)にて下車。
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球磨地方(熊本県南部)の中心地である人吉ではかつて一度徘徊しております。
今回は、そのときに(酔っぱらってしまって)断念した駅北側を攻めてみましたよ。


バスから降りたとたん、雨がものすごいことものすごいこと!
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さっそく初見の球磨焼酎(米焼酎)を発見!
でもこの極楽(左)と豊永蔵(右)は明日訪問する予定の地域で造られている焼酎で、そこにあるスーパーでも入手できるだろうと算段いたしておりました。
しかし結果として、ここ雨降る人吉で入手しておいて大正解だったのでした。
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宮崎県高千穂町のわかむぎは再度購入。
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喜界島(黒糖焼酎)はかつて20度のものを入手しておりますが、25度のものを見つけました。
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球磨焼酎のミニボトル3種もGET!
文蔵(中)極楽(右)とは既出です。
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雨降る人吉の街を1時間ほど徘徊したのち、人吉駅までたどり着きました。
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今日お世話になる“朝陽館”さん。
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ビジネスホテルなのに、温泉があるのです。
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もちろん温泉に入ってひとやすみひとやすみ。
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街へ繰り出そうとしたのですが、雨がどんどんひどくなってきやがるの。
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川(山田川)は濁っておりましたよ。
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真ん中の路地へ入りたいのですが・・・、
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これ、路地じゃなくて川だろ!
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路地みたいな川(逆か?)をなんとか乗り越えて、入道さんへとやってまいりました。
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人吉へ来たら、やっぱり球磨焼酎!
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まずは松の泉(減圧)を水割りで。
やわらかくて米の風味ふんわりで、おいしいね。
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お通し。
箸でつまむ場所ごとに味が変わるうれしい一品。
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そして注文したのは、きくらげの刺身。
最初にシャリッと来て、すぐにプルプルで、最後に香ばしさがフワッと広がったのでした。
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これは稚鮎の天ぷら。
予約時に地元産の天然鮎をお願いしておいたのですが、天候のせいか入荷がなかったのでした。
稚鮎(放流前のものか?)でも、鮎の風味満載でおいしくいただけましたよ!
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これらにあわせたのは、もちろん極楽(常圧)
常圧蒸留特有の焦げ臭さがどっしりとしていて、とてもおいしいのですよ。
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そして、武者返し(常圧)。
常圧なのに癖がなく、風味豊かではあるものの飲みやすいね。
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球磨焼酎の味に浸りきっていたところ、ご主人がワタリガニの身と外子をサービスしてくれちゃいましたよ。
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そうときたならば、もう一杯飲まないわけにはいきません罠!
そこで、球磨の泉(常圧)を追加!
接着剤臭がガツンと来るものの、それでいて嫌味なく、いつまでも嗅いでいたい感じ。
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入道さん、お料理も球磨焼酎も堪能させていただきました。

でもね、楽しいひとときにあたかも水を差すかの如く、携帯電話に避難を促すメールがじゃんじゃん飛んできやがるの。
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雨の分布を見ると、あたかもオイラがいる人吉にだけ集中的に降らせているみたい。
こりゃ完全に誰かのいやがらせだな!
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お店を出て先ほど眺めた川(山田川)を見ると、増水して中州が消えとるやないか~い!
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こうして、どしゃ降りの人吉の夜は更けていったのでした。
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☆★2019年7月14日(日)☆★

この日も朝から雨。
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これはもう、神頼みしか策がないでしょうよ。
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はすの花を眺めながら太鼓橋を渡って、
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青井阿蘇神社。
人吉球磨地方の総鎮守です。
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かやぶきの楼門。
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拝殿にて一礼。
どうか雨がやみますように!
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参拝を済ませたのち、人吉駅へとやってまいりました。
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この日は、くま川鉄道湯前線(旧国鉄湯前線)に乗車しますよ。
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JR人吉駅の構内にありながら、くま川鉄道の駅は“人吉温泉駅”を名乗っております。
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その人吉温泉駅からは、湯前行普通列車に乗車。
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車内はおしゃれな雰囲気。
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人吉球磨地方の母なる川、球磨川。
増水と濁りとで、かなり迫力がありました。
でもこれじゃたしかに、鮎は採れません罠。
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途中のあさぎり駅では、タブレット交換があったりなんかしちゃったりして。
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人吉温泉駅から30分ちょっと乗って、着いたのは終点の湯前駅(熊本県球磨郡湯前町)。
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ここから先は、宮崎県側から伸びていた国鉄妻線(佐土原-杉安間)と結ぶ計画があったそうです。
しかしその妻線は一足も二足も先の1984(昭和59)年に廃止されてしまい、夢は潰えたのでした。
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湯前にはスーパーが一軒あったことから、湯前産の球磨焼酎の入手を期待していたのでした。
品物は見つけたのですが、なんと昨日の大雨の影響でレジが故障し、販売できないとのこと。
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でもね、その見つけたやつってのが、実は昨日、雨降る人吉で見つけた極楽と豊永蔵とだったのですよ。
あの時入手しておいて、本当に大正解でした。

これは湯前駅の隣にある物産館。
酒類の取扱は皆無でした。
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湯前駅前からは、九州産交バス人吉産交行に乗車。
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10分ほど乗って、多良木(たらぎ)バス停(熊本県球磨郡多良木町)にて下車。
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多良木での成果はこちら。
松の泉はかつて200mlカップをいただいておりますが、2合ボトルを見つけました。
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亀萬なるにごりカップをGET!
糖添でしたが、もう二度と出会うことはないだろうと判断して入手しました。
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多良木駅へと歩いてまいりました。
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駅の隣にあった物産館。
ここも酒類の取扱は皆無でした。
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その物産館でおにぎりを買って、昼食としたのでした。
煮物の味が素朴で、お米がふっくらとしていてまいう~♪
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“ブルートレインたらぎ”なる宿泊施設がありましたよ。
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そんな多良木駅からは、人吉温泉行に乗車。
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2駅だけ乗って、東免田駅(熊本県球磨郡あさぎり町)にて下車。
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歩き始めると、雨があがったじゃあ~りませんか!
これはまちがいなく、今朝参拝した青井阿蘇神社の神様のおかげでございますですぞ!。
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さらに、初見の焼酎をGET!
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あ!
ここはたしか、「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」で六角さんが昼食を食べた店だ。
今日(日曜日)はお休みでした。
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東免田駅からあさぎり駅(熊本県球磨郡あさぎり町)へと、一駅分を歩いてまいりました。
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あさぎり駅前からは、再び九州産交バス人吉産交行に乗車。
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15分弱乗って、一武小学校前バス停にて下車。
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スーパーで、“かめまん”なる本醸造冷酒をGET!
さきほど入手したにごりカップと同じ蔵元さんの製品でした。
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一武小学校前バス停から歩いて、やってきたのは道の駅錦。
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ですがこの道の駅錦、酒類の取扱は皆無でした。
球磨地方の物産館や道の駅ってのは、酒類取扱なしが基本なのかな?

がっかりしながら歩いていると、たばこの畑を発見!
作っているところ、まだあるんだね。
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道の駅錦から歩いて、一武(いちぶ)駅(熊本県球磨郡錦町)までやってまいりました。
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この時点で、時刻は14:20。
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このあとは人吉へ戻る予定でしたが、人吉方面の次の列車は15:57と1時間半も来やしない。
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一方、反対方向(湯前方面)へ行く列車は、27分後に来るのだとか。
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何もなく、椅子は汚れていて、しかも天井にでっかいクモがぶら下がっている一武駅で一時間半も待つのは苦痛でしたので、反対方向へ行く列車に乗ることにしましたよ。
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一武駅から3駅戻って、あさぎり駅(熊本県球磨郡あさぎり町)にて下車。
さきほど一武小学校前へ向かうバスに乗ったところです。
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駅前のスーパーを物色したり冷房が効いた涼しい待合室で過ごしたりしつつ、あさぎり駅からは人吉温泉行の列車に乗車。
もし一武駅で待っていたら乗るはずだった列車です。
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前面展望を楽しみながら乗って行きます。
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JR肥薩線との合流地点を過ぎると、
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人吉温泉駅に到着です。
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駅前にあった土産物店とコンビニとで、これらをGET!
木挽ブルー(左)はかつて20度のものをいただいておりますが、25度のものを見つけました。
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この日も朝陽館さんにお世話になりました。
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温泉に入ったのち、駅の近くにあった四季さんへ。
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まずは球磨焼酎(銘柄は“米一石”とか)。
米の味に幅を感じるおいしい米焼酎(たぶん減圧)でした。
しかも一合徳利で供されて、自分で作って飲めるうれしいシステム。
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注文したのは、とんかつ定食。
この日はとても腹が減っていて、しっかり食べたかったのですよ。
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とんかつは、サクサクでまいう~♪
これはご飯とバッチリですね。
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煮物(左)は味がしっかりでまいう~♪
酢の物(右)はやさしい味でこれもまいう~♪
両方とも、焼酎のつまみにバッチグー!(古っ。
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具だくさんの味噌汁がうれしいね。
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四季さん、焼酎もお料理もおいしくて大満足でした。


お腹がいっぱいになったので散歩していたところ、発見した酒屋さんでこれらをGET!
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こうして、人吉の二日目は更けていったのでした。



☆★2019年7月15日(月祝)☆★

三日目
最終日になるとなぜがいつも晴れるというお約束。
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人吉を去るにあたって、あらためて青井阿蘇神社へ参拝。
おかげさまで楽しく過ごさせていただけました。
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そして、母なる球磨川にもごあいさつ。
おいしい焼酎や食べ物をありがとう。
また来るぜ!
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一昨日降り立った人吉インターチェンジバス停へ戻ってまいりました。
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人吉インターチェンジバス停からは、フェニックス号(7:28発)に乗車。
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2時間ほど乗って(ほとんど寝ていました)、久留米インターバス停にて下車。
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久留米インターバス停の付近にあったスーパーを3軒訪問し、佐賀県産の麦焼酎をGET!
佐賀県ではかつて酒集めをしておりましたが、当時は焼酎を収集対象としていなかったことから見逃していたのかもしれません。
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久留米インターバス停から3km弱歩いて、道の駅くるめへとやってまいりました。
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ですが、ここ道の駅くるめでの成果はゼロ!
カップ酒やカップ焼酎の取扱は皆無。
300ml瓶は心惹かれるものがあったのですが、どれもみなどうでもいいお酒との3本セットの抱き合わせ販売ばかりでしたので、購入を断念した次第でした。

あーあ、
飲まなきゃやってらんねぇぜ!
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道の駅くるめで飲み食いしたのち、善導寺駅まで歩いてまいりました。
かなり古そうな駅舎でした。
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内部はこんな感じ。
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外のこの部分にも、かつては建物が続いていたみたいでした。
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ホームは2面2線。
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この駅名標は、国鉄の頃からのものでしょうか?
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その善導寺駅からは、久大本線の13:51発久留米行普通列車1852Dに乗車。
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1852Dに20分ちょっと乗って、終点の久留米駅にて下車。
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久留米の街はかつて徘徊しているので、今回は乗りかえだけ。
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久留米駅からはさくら558号に乗り、新大阪駅でのぞみ44号へと乗りかえて帰ったとさ。
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以上、・・・。
いやいや、成果を確認するのは止めましょう。
今回は成果を度外視して出かけたわけですから。

楽しかったから、それでOK!
やっぱり旅は一人旅に限るぜよ。

【お酒】1619.若緑 ヤングカップ [17.石川県の酒]

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中納酒造株式会社
石川県輪島市町野町寺山3字42

アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)醸造アルコール・糖類・酸味料
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




このカップ酒は、今年の4月に輪島で徘徊した際に入手したもののうちの一つです。

その時の成果はカップ酒26個、一合瓶3本、300ml瓶2本に焼酎カップ1個だったわけですが、その中でこのカップ酒が唯一の糖類酸味料添加の三増酒でした。
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察するに能登地方では糖添廃止がかなり進んでいるようでしたが、その中で三増酒を造り続ける意義はいったいどこにあるのでしょうか?
そのことを考えながら、このお酒を試してみようと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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うまみはやや淡めです。
これは醸されたうまみというよりも、添加された画一的な味ですわ。
苦みがあって、弱めではあるものの重さと鋭さとを感じます。
キレはよいみたいで、透明感を少し感じます。

酸味はややひかえめでしょうか?
すっぱさは弱めですが、弱めながらに鋭いですね。
スースーは少しはっきりしています。
それに軽いピリピリ感がありますね。

甘みはややはっきりかな。
厚みはなく、くどくもないものの、べとついています。


薄苦すっぱちょいすーやや甘口のお酒でした。
この画一的な味わいは、おそらく添加された酸味料に由来するものでしょうね。
また苦みや酸味はそれほど強くはないものの、うまみが薄いというか弱いので目立つみたいでした。

この味は、果たして地元の食べ物と合うのでしょうか?
わからんなぁ。
まあでも、わからんからこそ、面白いんですけれどね。

【お酒】1618.福正宗 純米酒 金色のしずく カップ [17.石川県の酒]

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株式会社福光屋
金沢市石引二丁目8-3

原材料名:米、米麹(国産米100%使用)
精米歩合:75%
アルコール分:14度
200ml
(以上、ラベルより転記)




福光屋さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
加賀鳶(かがとび) 純米&純米吟醸 飲み比べ
福正宗 純米 黒ラベル フクカップ
加賀鳶 山廃純米 超辛口
黒帯 悠々 特別純米
福正宗 純米 ひゃくまんカップ 辛口&旨口 飲み比べ
福正宗 純米にごり酒 しろき 300ml
駅弁屋 純米吟醸 夢の旅 アルミ缶
福正宗 特別純米 銀ラベル 180ml
加賀鳶 極寒純米 辛口 アルミ缶

また、お酒ではございませんが、“零の雫(ゼロのしずく)”なるノンアルコール飲料もいただいております。


今日いただくこのお酒は、精米歩合75%でアルコール度数14度かつ200ml詰の純米酒でした。
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でもね、この純米酒カップ、お値段たったの150円でしたよ。
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純米酒を名乗るためには、使用するお米の規格に制限があるのです。
すなわち、農産物検査法によって3等米以上に格付けされたお米を使わなければならず(※1)、いわゆるくず米や米粉などを用いることはできないのですよ(このことは、精米歩合の表示が義務付けられていること(※2)からもわかりますね)。

それなのに、けっしてお安くないお米を用いているはずの純米酒の200mlカップ酒に150円というお値段を設定できるなんて、いったいどうしてなのでしょうね?
これは私の予想ですが、方々で余ってしまった古米・古々米を安く買い集めて用いているのでしょうか?
それとも、特殊な技法でアルコール発酵の精度を高めて(アル添なしで)20度超まで持っていって、それを多めの割り水で14度台に下げて量を稼いでいるのでしょうか?


邪推はこのくらいにして、いただいてみたいと思います。
純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかりました。
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うまみはやや濃いめでしょうか。
酒臭さ(ほめ言葉です)が最初に来て、そのあとで米のうまみをじんわりと感じます。
苦みがあって、強くはないものの重さを感じます。
キレはそれほどでもないものの、不思議とアル添酒みたいな透明感を少し感じます。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭いですね。
スースはなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややひかえめでしょうか。
かなり弱めですがゼロではなく、存在はかすかにわかります。


やや濃醇でちょい苦すっぱやや辛口のお酒でした。
重めの苦みと鋭いすっぱさとで、荒々しさをけっこうはっきりと感じましたよ。
でもその荒々しさが、魚や濃いめの味付けの料理とよく合うように思いました。
またアル添酒みたいな透明感を少し感じたことから察するに、やはり加水は多めなのでしょうか?

(※1)清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)1(2)
(※2)(※1)3(1)

【お酒】1617.立山 純米吟醸酒 カップ [16.富山県の酒]

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立山酒造株式会社
砺波市中野220

原材料 米(国産)米麹(国産米)
精米歩合 麹米55% 掛米55%
アルコール分15度以上16度未満
200ml
(以上、ラベルより転記)




立山酒造さんのお酒に関しては、かつて“立山 特別本醸造&普通酒 カップ飲み比べ”と題した記事を公表させていただいております。
今日いただくこのカップ酒は、富山県で見つけた純米吟醸のカップ酒でした。
こんなのがあるなんて、富山へ行くまでまったく知りませんでしたよ。
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純米吟醸ですし、“保冷推奨”の文字がラベルにあったことから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
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お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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フルーティーな上立ち香をごくかすかに感じます。
口に含むと、それがかなりかすかではあるものの鼻へ抜けて行きます。

うまみはやや淡めでしょうか。
米のうまみがあって、やや淡めながらにも鋭さを感じますよ。
その鋭さが苦みにも通じていて、ややはっきりしています。
熟成感や重さはなく、また純米ですがキレはよいですね。

酸味はややひかえめでしょうか。
ややひかえめながらもすっぱさがあって、弱めですが弱めなりに鋭さを感じます。
スースーはなく、ピリピリ感もありません。

甘みはひかえめです。
その存在はわかりますが、かなり弱めです。


やや淡麗でちょい苦ちょいすっぱ辛口のお酒でした。
吟醸にしては苦みや酸味が目立ち、鋭さを感じました。
甘みがひかえめであったことも、余計苦みや酸味を際立たせているように感じました。
それでも香りがひかえめであったことから、食事と合わせるには適しているのかもしれません。

ただ私としては、むしろ普通酒や特別本醸造のほうが穏やかで飲みやすいのではないかと思いましたとさ。

だめだこりゃ。 [雑感]

7/7(日)より風邪をひいておりましたが、5日目にしてようやく熱が下がりつつあります。

ですが、回復が不完全な状態であることが原因なのか、あるいは薬の副作用に因るのかはわかりませんが、味覚障害が著しいのです。
食べ物の味はもちろんのこと、お酒を飲んでもそのおいしさがまったくわからなくなってしまったのですよ。
回復には、あと2,3日はかかるかもしれません。
それ故、今日と明日とはお酒の記事の更新を断念いたします。

それに実は、今週末の連休には地方での徘徊を計画しているのです。
その場所は、去年であればそろそろ梅雨明けのはずなのですが、今年はどうやら遅れるみたいですよ。
あーあ、また雨かよ。

よって次回の更新は、連休明けの7/16(火)を予定とさせていただきます。
というか、徘徊中に風邪が再発し、それをこじらせて肺炎になって無言の帰宅となるかもよ。
あ~酒臭かった!(32) 
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もうしばらくお待ちくださいな [雑感]

7/7(日)の昼に発熱してから、今日までずっと37度台を上下しております。
その間、今日までおとなしく禁酒しておりました。

ただね、3日間も酒を飲まないと、そろそろ禁断症状が出てくるのですよ。
そこで今日は、ためしにビールを飲んでみたのですした。

そのビールのまずいことまずいこと!
味覚がいかれているせいか、味なんかまったくわかりゃしない。
あたかも草創期の発泡酒みたいだわこりゃ。

ということで、回復にはもう少し時間がかかりそうです。
それまでは更新をお休みさせていただきます。


ところで、あたしゃ年初にインフルエンザにかかってしまったのですが、今思うと普通の風邪よりもインフルエンザのほうが楽だね。
だって、インフルエンザには特効薬があって、それを一回飲むだけで確実に治るわけですから。
一方で風邪のほうは熱が下がっても頭のふらつきや喉の腫れ、それに味覚障害が残って大変なのですよ。

でもね、いやなことばかりではないのですよ。
あたしゃ今、喉の腫れが引かないせいか、声が枯れてしまっているのです。
それ故、森山周一郎(刑事コジャック)や細川俊之(“いつも僕に本を読ませる”『あまい囁き』より)のモノマネをやらせたら、おそらく今が人生で一番うまくできるのではないかと自負いたしておりますよ。


やれやれ!
虚しさを感じるようになってしまったので、一人モノマネ大会はこの辺りでお開きにして、寝るとするか。
あ~酒臭かった!(30) 
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しばらくの間更新を休みます。 [雑感]


風邪をひいてしまったもので。


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【お酒】1616.唐戸山 純米酒 300ml [17.石川県の酒]

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御祖酒造株式会社
石川県羽咋市大町イ8

アルコール分 16度
原材料名 米・米麹
精米歩合 60%
原料米 石川県産こしひかり100%
300ml詰
(以上、ラベルより転記)




御祖(みおや)酒造さんのお酒は、かつて普通酒のほまれ 佳撰 Hana Cupをいただいております。
今日いただくこのお酒は、石川県産こしひかりを100%使用したという純米酒でした。
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“唐戸山(からとやま)”という銘は、どうやら羽咋神社の例大祭で奉納される唐戸山相撲神事に由来するみたいですね。
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ところで、このお酒は道の駅のと千里浜(石川県羽咋市)にて入手いたしました。
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これは私の予想ですが、このお酒はこの道の駅で企画された商品ではないでしょうか。
だって、ラベルが道の駅のパンフレットにそっくりなんだもん。
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しかもこのお酒、吟醸造りでもないのに、300ml詰でお値段なんと1,000円でしたよ。
道の駅サイドの取り分やいかに。
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冷やして販売されておりましたので、香りがあることを予想して冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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香りはないですね。
でも、フレッシュな風味を少し感じます。

うまみはやや濃いめでしょうか。
米のうまみがどっしりとしていて、舌の上にベタっと乗っかってくるみたいです。
苦みがすこしはっきりしていて、鋭さも少し感じます。
熟成感はありません。
純米酒ですが、キレはよいですね。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭さを感じます。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややひかえめです。
かなり弱めですが、弱めながらにも厚みがありますよ。


やや濃醇で爽快ちょい苦ちょいすっぱ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
フレッシュな風味がしつこくなくてちょうどいい感じでした。
もしかして生貯でしょうか?
そのフレッシュさが酸味とともに爽やかさを作り出してくれているようでした。
米のうまみはどっしりとしていて、苦みもあって荒々しく感じましたよ。
酒造好適米ではなくて飯米で作るとこういう味わいになるのでしょうか?

飲み応えを感じつつも爽やかなお酒でした。
これは冷やしてこその味わいでしょうよ。



安物のひき肉。
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ハンバーグでごじゃりま~すよ~!(ハクション大魔王より)
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ジューシーさはイマイチでしたが、おいしくいただけましたよ。
というか、肉の味がお酒のどっしり感とよく合うことよく合うこと!
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アっちゅう間でございましたとさ。
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【お酒】1615.能登路 特別純米酒 カップ [17.石川県の酒]

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株式会社久世酒造店
石川県河北郡津幡町清水イ122

原料米/自社米(長生米)100%
原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)
精米歩合/60%
仕込み水/硬水
アルコール分/15度
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




おとといいただいた能登路 本仕込み 本醸造辛口 カップにひきつづき、今日も久世酒造店さんのお酒をいただきます。
今日いただくこのお酒は、特別純米酒でした。
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本醸造辛口カップと同じく、このお酒にも自社で育てた“長生米”なるお米だけが使用されていることが表示されておりましたよ。
これって、ワインで言うところの“ドメイヌ”ってやつと同じですね。
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これまでの経験からして特別純米酒には香りを特徴とするものもございましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は金色でしたが、少し着いていることがわかる程度でした。
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香りはないですね。

うまみはやや濃いめかな。
米のうまみに鋭さと重量感とがあって、舌の上にズシリと乗っかってくるみたいです。
軽い苦みがかすかにあって、かすかながらに鋭さを感じます。
熟成感や重さはありません。
純米ですが、キレはよいですね。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めですが、弱めなりに鋭さがありますね。
スースーはありませんが、かすかにピリッと感じます。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいです。


米のうまみがしっかりしている、やや濃醇で旨辛口のおいしいお酒でした。
鋭くもズシリと来るうまみは、もしかしたら長生米の特徴でしょうか?
辛口でキリッと引き締まっていたものの、うまみがしっかりしていたことから物足りなさはなく、むしろ厚みを感じました。


ここで、あらかじめ取り分けておいたものをぬる燗にしてみましたよ。
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ああ、これは酸味が立つね。
すっぱさに鋭さがでてまいりました。
ピリもちょっとはっきりかな。
うまみは鋭さのほうが目立ってきたせいか、冷やしたものよりも軽さを感じました。

魚料理との相性は、ぬる燗のほうがよいかも。
酸味が魚の臭みをサッと流してくれそうですよ。
ただ野菜が大好きなワタクシとしては、味わいに厚みとバランスとを感じた冷酒のほうが好みでした。