SSブログ

【お酒】1619.若緑 ヤングカップ [17.石川県の酒]

9307.JPG
中納酒造株式会社
石川県輪島市町野町寺山3字42

アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)醸造アルコール・糖類・酸味料
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




このカップ酒は、今年の4月に輪島で徘徊した際に入手したもののうちの一つです。

その時の成果はカップ酒26個、一合瓶3本、300ml瓶2本に焼酎カップ1個だったわけですが、その中でこのカップ酒が唯一の糖類酸味料添加の三増酒でした。
9308.JPG

察するに能登地方では糖添廃止がかなり進んでいるようでしたが、その中で三増酒を造り続ける意義はいったいどこにあるのでしょうか?
そのことを考えながら、このお酒を試してみようと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
9309.JPG


うまみはやや淡めです。
これは醸されたうまみというよりも、添加された画一的な味ですわ。
苦みがあって、弱めではあるものの重さと鋭さとを感じます。
キレはよいみたいで、透明感を少し感じます。

酸味はややひかえめでしょうか?
すっぱさは弱めですが、弱めながらに鋭いですね。
スースーは少しはっきりしています。
それに軽いピリピリ感がありますね。

甘みはややはっきりかな。
厚みはなく、くどくもないものの、べとついています。


薄苦すっぱちょいすーやや甘口のお酒でした。
この画一的な味わいは、おそらく添加された酸味料に由来するものでしょうね。
また苦みや酸味はそれほど強くはないものの、うまみが薄いというか弱いので目立つみたいでした。

この味は、果たして地元の食べ物と合うのでしょうか?
わからんなぁ。
まあでも、わからんからこそ、面白いんですけれどね。