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すっきりれんと たんかんフレーバー [変わった酒]

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株式会社奄美大島開運酒造
鹿児島県大島郡宇検村湯湾2924-2

リキュール
内容量/300ml
原材料名/本格焼酎(奄美黒糖焼酎)、糖類、香料、酸味料
アルコール分/15度
(以上、ラベルより転記)




奄美大島で黒糖焼酎を造っていらっしゃる奄美大島開運酒造さん。
名瀬市の戸田酒造所から経営を引き継ぎ。96年に奄美大島開運酒造として新たに出発。(中略)翌97年には、水の重要性を考え、社長、渡博文さんの出身地でもある宇検村に工場を稼働させた。」(※1)とありましが、なんでも「結婚式場・宴会場を経営するサービス業からの参入である。」(※2)のだとか。

その奄美大島開運酒造さんが造る黒糖焼酎“れんと”は「減圧蒸留で飲みやすい」(※3)のみならず、「よい香りを出す酵母とよい味を出す酵母で造った原酒をブレンドし、今までの黒糖焼酎にはない味と香りを追求した。また、丸3ヵ月間音響熟成させることで、分子が小さくなり焼酎の飲み口がまろやかになる」(※2)という、飲みやすさを追求した商品なのだとか。


その飲みやすい黒糖焼酎“れんと”に、奄美大島で採れる柑橘類“たんかん”の風味を付けたのが、この“すっきりれんと たんかんフレーバー”なのだそうです。
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しかしこの“すっきりれんと たんかんフレーバー”、たんかんの果汁は使用されていないんだってさ。
つけているのはあくまでも“香料”だから、“フレーバー”なのね。
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果汁が使われていようがいまいが、おいしければそれでよいのですよ。
正体がわかったところで、さっそくいただいてみましょう。

それにしても、派手なデザインだなこりゃ。
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まずは、冷やしたものをストレートで試してみました。
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注ぐだけで、柑橘っぽい香りが少し立ってきました。
一口含むと、柑橘っぽい風味をかなりはっきりと感じますが、なんとなくケミカルな感じがありますね。
それに甘みもけっこうしっかりで、かなり甘めです。
でも、黒糖焼酎の風味は、私にはわからないな。


これはストレートではしつこいかも。
そこで、炭酸割りにしてみましたよ。
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割るとしつこさは引きますが、柑橘の風味はしっかりしています。
甘みも残りますね。
この味わいは、あたかもサイダーのそれですよ。
それも、子どもの頃に飲んだキリンレモンみたいな。


私としては、黒糖焼酎の風味がどう作用しているか期待していたのですが、それはほとんど感じませんでした。
もしかしたら、れんと自体が風味の穏やかな黒糖焼酎で、それにたんかんフレーバーと糖類とをを足したことで焼酎本来の風味が隠れてしまったのかもしれませんね。


この“すっきりれんと たんかんフレーバー”にあわせたのはこちら。

長芋。
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「長芋をスライサーで細くカットするとおいしい」って、テレビで誰かが言っていたっけ。
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こんな感じになりましたが、これじゃよくわからないね。
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“とろとろ”と共に“シャリシャリ”が同時に楽しめていいね!
これ、たしかにおいしいよ。
ここにとんぶりを乗せたら、“プチプチ”もプラスされてさらにおいしいんじゃないかな。
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そして今日は、佃島(東京都中央区)へ行って佃煮を買ってまいりました。
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買ってきたのは、まぐろの角煮(左)とわかさぎ(右)。
「どちらも江戸前じゃないだろ。」な~んて野暮なことは言わないの!
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まぐろの角煮は、臭みゼロで魚の旨みだけが凝縮されていますよ。
それに辛めで、しょうゆがキリッと効いていますね。
これうまいわ!、ご飯にも合うね。
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わかさぎは、川魚の風味と苦みとがしっかりしています。
クセのようにも感じるかもしれませんが、川魚が大好きな私としてはむしろうれしいところ。
でもこれに合うのは、まちがいなく燗酒だろうな。
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(※1)株式会社フード・ビジネ行『薩摩焼酎・奄美黒糖焼酎』p.56(2001.5 柴田書店MOOK)
(※2)(※1)p.58
(※3)金羊社発行『焼酎楽園 Vol.11』p.9(2003年11月 星雲社)






★☆★☆≪大人の絵日記≫★☆★☆


今日は、佃島へ佃煮を買いに行ってまいりました。

湾岸千葉県民のワタクシが佃島へアクセスする際の最寄り駅は、JR京葉線の越中島駅。
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清澄通りを南下して行きます。
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東京海洋大学の明治丸を眺めつつ、
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相生橋で晴海運河を渡って、
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まっすぐ向かわずに、高層マンションが林立する石川島へ、
スーパー2件を回るためでした。
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その石川島にあったスーパーで、こちらひさびさの剣菱の小瓶をGET!
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モニュメントが保存されている公園を通っていくと、
(石川島播磨重工のものでしょうか?)
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佃島に出ました。
ここだけは、昭和の頃の建物の並びそのものが残っています。
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佃小橋を渡って、
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ここで道がいきなり広くなるのは、戦時中に建物疎開で拡げられたからなんだって。
かつて地元の人に教えてもらいました。
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渡船の船着き場跡。
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佃大橋ができるまでは、ここから対岸まで渡船が出ていたそうです。
(写真をクリックすると拡大されます。)
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佃島に来たならば、住吉神社にお参りしなければなりません。
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この住吉神社は、江戸時代初期に大阪の佃から漁民が移り住んできた際に、一緒に分霊されたものなのだとか。
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拝殿にて二礼二拍手一礼。
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おみくじを引きましたよ。
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ビミョー。
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参拝を済ませたところで、お目当ての佃煮を入手しに行きました。
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こちらは老舗の天安さん。
ここではかつて一度購入しております。
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こちらは佃源田中屋さん。
かつて太田和彦さんの番組で紹介されておりましたね。
こちらでもかつて購入済です。
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今日は、丸久さんで入手しました。
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お目当ての佃煮を入手できたところで、隅田川にかかる佃大橋を渡って帰ります。
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佃大橋へ上がると、佃島にだけ再開発の波が及んでいない様子がよくわかります。
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遠くにスカイツリーを眺めながら、佃島を後にしたのでした。
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新富町まで歩いてまいりました。
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休日にかぎって、午前11時を回ると急に腹が減るのがワタクシのお約束。
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今日は朝から、ここブラザーズさんでハンバーガーを食べようと固く心に決めていたのでした。
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まずはハイネケン。
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そして、スイートチリバーガー。
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このままでは、到底かじりつくことができません。
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こうやって袋に入れて押しつぶしてからいただくのでした。
まいう~!
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目的の佃煮を入手しつつ、お腹も心も満たされたところで、新富町駅から東京メトロ有楽町線に乗って帰ったとさ。
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おしまい。