愛知県と、長良川鉄道とでの酒集め [旅]
今回は、夏の青春18きっぷの残り2回分を使って酒集めをしてみましたよ。
でもね、オイラが出かけようとすると、なぜか不思議なことに大雨やら台風やらがきやがんの!
これはいやがらせ以外のなにものでもないでしょうよ。
いやがらせ、やれるもんならやってみろってんだぜ!
オイラの徘徊癖は、台風なんかじゃ抑えつけることはできないんだよ!
ということで、先行きが不透明なまま、出かけてまいりましたよ。
☆★2019年9月7日(土)☆★
まずは、津田沼駅から。
ああそうだよ、どうせオイラは千葉県民なんだよ!
なんか文句あるか!!
その津田沼駅からは、4:56発の総武快速線横須賀行446Fに乗車。
東京駅で、東海道本線の5:46発沼津行323Mに乗り換え。
沼津(8:09発静岡行2745M)
富士山をちらっと眺めちゃったりなんかしちゃったりして。
静岡(9:06発豊橋行929M)
豊橋(11:02発特別快速大垣行5110F)
豊橋駅から特別快速に30分弱乗って、着いたのは安城駅(愛知県安城市)。
“あんじょう”じゃないですよ、
“あんじょう”ですからね(“エンジョイ”っぽいね)。
まずは北口から。
その安城駅北口の近くにあるのが、“神杉(かみすぎ)”を作る神杉酒造さん。
近所の人に伺ったところ、土日はお休みなんだってさ。
しかししかし、怒るでしかし!(やっさんより)
コープで神杉の純米酒1合瓶をGET!
ただね、製造年月日の表示(ゴム印か?)がぼけていたことが気になりましたよ。
そして安城駅の近くにあった酒屋さんでは、神杉の上撰お燗瓶をGET!
安城駅の周辺を1時間半ほど徘徊し、安城駅の南口へ戻ってまいりました。
その安城駅からは、東海道本線の13:17発新快速大垣行5329Fに乗車。
新快速の車内にて、赤飯おにぎり1ケにて昼食と為す。
安城駅から新快速に40分弱乗って、尾張一宮駅(愛知県一宮市)にて下車。
尾張一宮駅の隣にある、名古屋鉄道(名鉄)の名鉄一宮駅へとやってまいりました。
その名鉄一宮駅からは、名鉄岐阜行の普通電車に乗車。
特急用増結車の間合い使用でした。
その普通電車に2駅だけ乗って、着いたのは石刀(いわと)駅(愛知県一宮市)。
石刀駅から東へ歩いていくと、石刀神社の碑がありましたよ。
参道(といっても完全に住宅地の道路)を歩いていくと、一の鳥居がありました。
一の鳥居から先は、なんとなく神社の参道っぽいようなぽくないような。
境内に着きました。
広い境内でしたが、誰もいやしない。
社務所の窓口は板で塞がれておりました。
由緒書きがありましたが、読めやしない。
拝殿にて二礼二拍手一礼。
その石刀神社の参道にあるのが、“金銀花(きんぎんか)”を造る金銀花酒造さん。
隣には、直営店舗がありました。
直営店舗にて、これらをGET!
気さくな社長さんに対応していただきました。
ただね、上撰一合瓶が売り切れだったことが心残り。
それを入手すべく、石刀駅へ戻って須ヶ口行普通電車に乗車。
ホーム狭っ!
この一本前に特急が通過したのですが、けっこうな風圧だったこと。
阪神電車春日野道駅のかつての狭いホームを思い出しましたよ。
須ヶ口行普通電車に2駅乗って、名鉄一宮駅へ戻ってまいりました。
名鉄百貨店一宮店の酒コーナーにて、金銀花の上撰一合瓶を無事GET!
実は尾張一宮駅で下車して名鉄に乗り換える前に立ち寄って確認していたのでした。
目的を果たしたところで、尾張一宮駅へ戻ってまいりました。
その尾張一宮駅からは、東海道本線の15:36発岐阜行普通3139Fに乗車。
金華山の頂上に天守閣が見えると、そこはもう岐阜。
3139Fの終点である岐阜駅からは、高山本線の16:15発猪谷行普通1725Dに乗車。
おいおい、猪谷行がロングシートかよ!
終点までの5時間弱を「これに座っていけ!」と平気な顔でおっしゃるのねJR東海さんは。
(終点まで乗るお客さまがいるかどうかはわかりませんが)
そのロングシートで平気な顔で飲むダメ人間ここにあり。
岐阜駅から1725Dに40分弱乗って、着いたのは美濃太田駅(岐阜県美濃加茂市)。
ホテルにチェックインしたのち、街へと繰り出します。
私が選んだのは、寿々女さん。
まずはグラスビール。
そして私が選んだのは、ロースソテー定食。
これがメインのロースソテー。
肉、やわらかっ!
ソースは甘みが抑えてあって、かつ酸味が効いておりましたよ。
この酸味の効いた味には、酒よりも芋焼酎でしょうよ!
ロックでいただきました。
くせのない、飲みやす系の味わいでした。
寿々女さん、堪能させていただきました。
こうして、美濃太田の夜は更けていったのでした。
☆★2019年9月8日(日)☆★
早朝の美濃太田駅から。
この日は、長良川鉄道越美南線に乗車。
前日に購入しておいた1日フリー切符を使います。
【注意】
◇1日フリー切符は払戻不可のため、そのトラブルを避けるべく、前売券は公式には販売しないことになっているようです(電話で問い合わせた際には「販売していない」と言われました)。
◇一方で美濃太田駅の窓口営業開始時刻は9時なので、9時よりも前に出発する列車に乗る際は、美濃太田駅で1日フリー切符の当日券を買うことができません。
◇その際は、発車前に運転士さんに対して購入の意思を伝えれば、運転士さんが関駅と連絡をとり、関駅に到着した時点で駅員の方が当日券を車内へ届けてくれるみたいです。
◇しかしこの方法では、美濃太田駅から関駅までの区間では途中下車できないものと推察いたします。
美濃太田駅からは、長良川鉄道(越美南線)の北濃行普通(1号)に乗車。
車内はロングシートでした。
トイレがないのね。
長良川鉄道は、長良川の流れを遡って進んで行きます。
気球が飛んでいましたよ。
美濃太田駅から2時間乗って、着いたのは美濃白鳥駅(岐阜県郡上市)。
その美濃白鳥駅の近くに蔵を置くのが、“元文”を造る原酒造場さん。
お休みでした。
でも、原酒造場さんはカップ酒や少量瓶を販売していないそうです。
(この後で訪問した酒屋さんで教えていただきました。)
道の突き当りに、大きなお寺がありました。
来通寺。
真宗(浄土真宗)大谷派のお寺のようでした。
本堂にて合掌。
帰命無量寿如来
南無不可思議光
長良川にかかる白鳥橋を渡ります。
川風が気持ちいいね!
美濃白鳥駅から20分ほどかけて歩いて、“道の駅清流の里しろとり”へやってまいりました。
その道の駅清流の里しろとりで、“母情(ぼじょう)”3種をGET!
でもこれら、なんとすべてが糖添三増酒でしたよ。
三増300ml瓶は買わない方針でしたが、私のミスで気づきませんでした(詳細は後日)。
香ばしい味噌の香りに惹かれて、五平餅をいただきました。
1時間20分ほど徘徊したのち、美濃白鳥駅へと戻ってまいりました。
美濃白鳥駅からは、10:44発の美濃太田行普通(10号)に乗車。
今度はクロスシート車でした。
長良川の流れに沿って、今朝来た道を引き返します。
30分ほど乗って、着いたのは郡上八幡駅(岐阜県郡上市)。
郡上八幡の街は、駅からちょっと離れたところにありました。
その街中にはいたるところに水路がありました。
しかもそれらがみなきれいで、かつ流れが速くて清々しいのでした。
こんな水場もありました。
これが冷たいこと冷たいこと!
吉田川を渡る宮ケ瀬橋より。
ここも川風が気持ちいい!
その宮ケ瀬橋の近くにあった、平野本店さん。
今は販売のみですが、2年前までは酒造りもなさっていたそうです。
もっとはやく来るべきでした。
これがその時の手印でしょうか。
その平野本店さんで、母情の上撰2種をGET!
またしても三増酒でした。
その平野本店さんの裏手には、宗祇水がありましたよ。
神泉の水みたいな使い方だったのね。
こちらは上田酒店さん。
金泉カップ2種をGET!
郡上の水を使って、平和錦酒造さん(岐阜県川辺町)が造ったお酒なのだとか。
山の上には天守閣が見えました。
今日は上る余裕はないな。
観光客が来ない場所までやってまいりました。
その道の突き当りに、またしても大きなお寺を発見。
長敬寺。
ここは真宗大谷派って書いてありますね。
本堂にて合掌。
帰命無量寿如来
南無不可思議光
12時を回り、腹が減ってきました。
そこで入ったのが、大矢食堂さん。
まずはビール。
そして、冷やし中華をいただきました。
乗っている野菜はみんなまいう~!
さっぱり味で、暑かったこの日にはありがたい、おいしい一品でした。
お腹も心も満たされたところで、なるべく観光客がいない道を選んで郡上八幡駅へと戻りました。
郡上踊りの提灯が涼しげでした。
郡上八幡駅からは、13:26発美濃太田行普通(12号)に乗車。
ふたたび長良川の流れに沿って走っていきます。
30分ほど乗って、木尾(こんの)駅(岐阜県郡上市)にて下車。
駅舎のない簡素な木尾駅。
畑の中の道を歩いていきます。
10分ほど歩いて、“道の駅 美並”へとやってまいりました。
ですが、ここ道の駅美並での成果はゼロ!
カップ酒はまたしても母情のみ。
どんだけ幅きかせとんねん!、って思ったものの、ここ郡上市の地酒は母情だけだったのね実は。
しかたがないので、食堂で発泡酒を飲んでひとやすみひとやすみ。
失意のうちに木尾駅へ戻り、15:40発の美濃太田行普通(14号)に乗車。
三たび長良川の流れに沿って進んで行きます。
15分弱乗って、着いたのは梅山駅(岐阜県美濃市)。
梅山駅も駅舎のない簡素な造りでした。
梅山駅から10分弱の小走りで、着いたのは“道の駅 美濃にわか茶屋”。
その道の駅美濃にわか茶屋にて、美濃の酒“百春(ひゃくしゅん)”のカップ酒(左)と、御代桜(美濃加茂市)の冷酒(右)とをGET!
美濃の街は、うだつの上がる街として有名ですね。
これがうだつ。
その街中に蔵を置くのが、先ほど入手した“百春”を造る小坂酒造場さん。
小坂酒造場さんのうだつは、屋根のかたちに合わせて弓形でした。
美濃へ来たもう一つの目的はここ!
名鉄美濃駅跡。
中は原型をとどめているようです。
かつてはここ美濃駅からは、美濃町線・田神線を介して新岐阜駅(今の名鉄岐阜駅各務原線ホーム)や徹明町電停(市内線との接続地点)まで線路がつながっていたのでした。
モ510はたしか美濃電出身で、昭和40年代まで美濃町線で走っていたのだとか。
でも私には、揖斐・谷汲線の市内線直通急行の印象だな(そういう世代なのですよあたしゃ)。
モ600は、田神線を介して新岐阜駅へ乗り入れていた複電圧車。
ローレル賞もとったんだっけ。
でも美濃町線での運用は新関駅までの印象だな(そういう世代なのですよあたしゃ)。
屋根の上のこれは、クーラーじゃなくて制御用の抵抗器。
最初は「冷房車が来た!」ってだまされたっけ。
車内は座席が取り払われておりました。
たしか1列+2列の転換クロスシートでしたね。
美濃駅といえば、あたしゃ断然このモ590(そういう世代なのですよあたしゃ)。
新関-美濃間は系統が分断されていて、赤色のモ590が行ったり来たりしていたっけ。
隣家の火事で被災したと聞きましたが、復活してよかった。
頭がちょん切られていたモ870。
札幌市電からの転入車で、独特の丸みを帯びた連接車体がかっこよかったっけ。
また来るね。
美濃駅跡から歩いて、長良川鉄道の美濃市駅へとやってまいりました。
その美濃市駅からは、16:51発の美濃太田行普通(16号)に乗車。
今朝旅立った美濃太田駅へと戻ってまいりました。
その美濃太田駅からは、高山本線の17:35発岐阜行普通列車3764Dに乗車。
今度は転換クロスシート車でした。
2人掛けが満席だったので、向かい合わせの4人掛け席を独占してビールをぷしゅ。
でも、あっちゅう間に熟女の3人組に包囲されてしまいましたとさ。
金華山の頂上に天守閣が見えると、そこはもう岐阜。
駅前には、金色の織田信長公が鎮座まします。
ホテルにチェックインし、夜の街へと繰り出します。
今日選んだお店は、“MARTIN GRILL POOOH”さん。
とにかく腹が減っていて、しっかり食べたかったのでした。
独り者の中年男性には完全アウェイのオサレなお店。
隣のテーブルじゃ、カップルがイチャついとりゃあしたがや。
まずはビール。
お通しのキャベツ。
パリパリでまいう~!
こういうオサレな店には珍しく、箸があって助かった助かった!
まず頼んだのは、ピクルス。
浅漬けて、野菜がパリパリでまいう~!
そのピクルスに合わせたのは、バランタインのハイボール。
やわらかいスモーキーさがピクルスと合う!
そしてメインは、スーパーロコモコ丼。
肉だけじゃなくて、野菜がいっぱい乗っかっているのがうれしいところ。
思いっきり混ぜていただきます。
そのスーパーロコモコ丼に合わせたのは、三岳のロック!
くせや重さのない、やわらかい芋焼酎でした。
お肉の風味が三岳と合うよ!
これはいいな。
MARTIN GRILL POOOHさん、堪能させていただきました。
こうして、岐阜の夜は更けていったのでした。
☆★2019年9月9日(月)☆★
早朝の岐阜駅より。
この日の目的は、とにかく早く帰るのみ!
2日前に乗ってきた東海道本線を引き返します。
岐阜駅からは、6:07発の区間快速豊橋行2700Fに乗車。
豊橋駅で、7:48発浜松行普通電車920Mに乗り換え。
なんと特急用の373系が充当されとりゃあしたがね!
浜松までなんてケチなことは言わないで、このまま熱海まで走ってもらいたいわ。
浜松駅で、8:38発沼津行普通電車746Mに乗り換え。
2時間以上を、カッチカチのロングシートで我慢せねばなりません。
先ほど乗った920Mとは雲泥の差だなこりゃ。
沼津駅で、10:48発(5分遅発)の熱海行1438Mに乗り換え。
小刻みに乗り換えを挟んでくるところがJR東海さんのいやらしさ。
熱海に着いたら、台風による大遅延大会の絶賛開催中!
快速アクティーは運休で、東京行の普通電車もいつ発車するのかさっぱりわからない。
もー、早く帰りたかったのにぃ!
グリーン車に乗って、ビールを飲みながら発車を待ちます。
もー、早く帰りたかったのにぃ!
結局、1438Mで熱海に到着してから4時間かかって、やっと東京駅へ到着しました。
もー、早く帰りたかったのにぃ!
え?
どうしてそんなに早く帰りたかったのかって?
だってはやくあそんでもらいたかったんだも~ん!
(友情出演)
こうして、私の2019年の夏は終わりを告げたのでした。
以上、カップ酒7個(糖添確定4個)、一合瓶5本(糖添1本)、300ml瓶2本(糖添1本)の旅でした。
糖添率が高いのは、広大な面積を有する郡上市で幅をきかせる母情がみな糖添だったから。
でもこれも、行ってみなけりゃわからないことですから、しかたがないね。
そうそう、
台風の影響は、熱海からの列車遅延のみ。
それどころか、今回は徘徊中には雨は一滴も降りませんでしたよ!
これはまちがいなく、今年の初詣で参拝した梅宮大社の神様のおかげですぞ!
来年は、お礼参りに行かなければなりませんね。
でもね、オイラが出かけようとすると、なぜか不思議なことに大雨やら台風やらがきやがんの!
これはいやがらせ以外のなにものでもないでしょうよ。
いやがらせ、やれるもんならやってみろってんだぜ!
オイラの徘徊癖は、台風なんかじゃ抑えつけることはできないんだよ!
ということで、先行きが不透明なまま、出かけてまいりましたよ。
☆★2019年9月7日(土)☆★
まずは、津田沼駅から。
ああそうだよ、どうせオイラは千葉県民なんだよ!
なんか文句あるか!!
その津田沼駅からは、4:56発の総武快速線横須賀行446Fに乗車。
東京駅で、東海道本線の5:46発沼津行323Mに乗り換え。
沼津(8:09発静岡行2745M)
富士山をちらっと眺めちゃったりなんかしちゃったりして。
静岡(9:06発豊橋行929M)
豊橋(11:02発特別快速大垣行5110F)
豊橋駅から特別快速に30分弱乗って、着いたのは安城駅(愛知県安城市)。
“あんじょう”じゃないですよ、
“あんじょう”ですからね(“エンジョイ”っぽいね)。
まずは北口から。
その安城駅北口の近くにあるのが、“神杉(かみすぎ)”を作る神杉酒造さん。
近所の人に伺ったところ、土日はお休みなんだってさ。
しかししかし、怒るでしかし!(やっさんより)
コープで神杉の純米酒1合瓶をGET!
ただね、製造年月日の表示(ゴム印か?)がぼけていたことが気になりましたよ。
そして安城駅の近くにあった酒屋さんでは、神杉の上撰お燗瓶をGET!
安城駅の周辺を1時間半ほど徘徊し、安城駅の南口へ戻ってまいりました。
その安城駅からは、東海道本線の13:17発新快速大垣行5329Fに乗車。
新快速の車内にて、赤飯おにぎり1ケにて昼食と為す。
安城駅から新快速に40分弱乗って、尾張一宮駅(愛知県一宮市)にて下車。
尾張一宮駅の隣にある、名古屋鉄道(名鉄)の名鉄一宮駅へとやってまいりました。
その名鉄一宮駅からは、名鉄岐阜行の普通電車に乗車。
特急用増結車の間合い使用でした。
その普通電車に2駅だけ乗って、着いたのは石刀(いわと)駅(愛知県一宮市)。
石刀駅から東へ歩いていくと、石刀神社の碑がありましたよ。
参道(といっても完全に住宅地の道路)を歩いていくと、一の鳥居がありました。
一の鳥居から先は、なんとなく神社の参道っぽいようなぽくないような。
境内に着きました。
広い境内でしたが、誰もいやしない。
社務所の窓口は板で塞がれておりました。
由緒書きがありましたが、読めやしない。
拝殿にて二礼二拍手一礼。
その石刀神社の参道にあるのが、“金銀花(きんぎんか)”を造る金銀花酒造さん。
隣には、直営店舗がありました。
直営店舗にて、これらをGET!
気さくな社長さんに対応していただきました。
ただね、上撰一合瓶が売り切れだったことが心残り。
それを入手すべく、石刀駅へ戻って須ヶ口行普通電車に乗車。
ホーム狭っ!
この一本前に特急が通過したのですが、けっこうな風圧だったこと。
阪神電車春日野道駅のかつての狭いホームを思い出しましたよ。
須ヶ口行普通電車に2駅乗って、名鉄一宮駅へ戻ってまいりました。
名鉄百貨店一宮店の酒コーナーにて、金銀花の上撰一合瓶を無事GET!
実は尾張一宮駅で下車して名鉄に乗り換える前に立ち寄って確認していたのでした。
目的を果たしたところで、尾張一宮駅へ戻ってまいりました。
その尾張一宮駅からは、東海道本線の15:36発岐阜行普通3139Fに乗車。
金華山の頂上に天守閣が見えると、そこはもう岐阜。
3139Fの終点である岐阜駅からは、高山本線の16:15発猪谷行普通1725Dに乗車。
おいおい、猪谷行がロングシートかよ!
終点までの5時間弱を「これに座っていけ!」と平気な顔でおっしゃるのねJR東海さんは。
(終点まで乗るお客さまがいるかどうかはわかりませんが)
そのロングシートで平気な顔で飲むダメ人間ここにあり。
岐阜駅から1725Dに40分弱乗って、着いたのは美濃太田駅(岐阜県美濃加茂市)。
ホテルにチェックインしたのち、街へと繰り出します。
私が選んだのは、寿々女さん。
まずはグラスビール。
そして私が選んだのは、ロースソテー定食。
これがメインのロースソテー。
肉、やわらかっ!
ソースは甘みが抑えてあって、かつ酸味が効いておりましたよ。
この酸味の効いた味には、酒よりも芋焼酎でしょうよ!
ロックでいただきました。
くせのない、飲みやす系の味わいでした。
寿々女さん、堪能させていただきました。
こうして、美濃太田の夜は更けていったのでした。
☆★2019年9月8日(日)☆★
早朝の美濃太田駅から。
この日は、長良川鉄道越美南線に乗車。
前日に購入しておいた1日フリー切符を使います。
【注意】
◇1日フリー切符は払戻不可のため、そのトラブルを避けるべく、前売券は公式には販売しないことになっているようです(電話で問い合わせた際には「販売していない」と言われました)。
◇一方で美濃太田駅の窓口営業開始時刻は9時なので、9時よりも前に出発する列車に乗る際は、美濃太田駅で1日フリー切符の当日券を買うことができません。
◇その際は、発車前に運転士さんに対して購入の意思を伝えれば、運転士さんが関駅と連絡をとり、関駅に到着した時点で駅員の方が当日券を車内へ届けてくれるみたいです。
◇しかしこの方法では、美濃太田駅から関駅までの区間では途中下車できないものと推察いたします。
美濃太田駅からは、長良川鉄道(越美南線)の北濃行普通(1号)に乗車。
車内はロングシートでした。
トイレがないのね。
長良川鉄道は、長良川の流れを遡って進んで行きます。
気球が飛んでいましたよ。
美濃太田駅から2時間乗って、着いたのは美濃白鳥駅(岐阜県郡上市)。
その美濃白鳥駅の近くに蔵を置くのが、“元文”を造る原酒造場さん。
お休みでした。
でも、原酒造場さんはカップ酒や少量瓶を販売していないそうです。
(この後で訪問した酒屋さんで教えていただきました。)
道の突き当りに、大きなお寺がありました。
来通寺。
真宗(浄土真宗)大谷派のお寺のようでした。
本堂にて合掌。
帰命無量寿如来
南無不可思議光
長良川にかかる白鳥橋を渡ります。
川風が気持ちいいね!
美濃白鳥駅から20分ほどかけて歩いて、“道の駅清流の里しろとり”へやってまいりました。
その道の駅清流の里しろとりで、“母情(ぼじょう)”3種をGET!
でもこれら、なんとすべてが糖添三増酒でしたよ。
三増300ml瓶は買わない方針でしたが、私のミスで気づきませんでした(詳細は後日)。
香ばしい味噌の香りに惹かれて、五平餅をいただきました。
1時間20分ほど徘徊したのち、美濃白鳥駅へと戻ってまいりました。
美濃白鳥駅からは、10:44発の美濃太田行普通(10号)に乗車。
今度はクロスシート車でした。
長良川の流れに沿って、今朝来た道を引き返します。
30分ほど乗って、着いたのは郡上八幡駅(岐阜県郡上市)。
郡上八幡の街は、駅からちょっと離れたところにありました。
その街中にはいたるところに水路がありました。
しかもそれらがみなきれいで、かつ流れが速くて清々しいのでした。
こんな水場もありました。
これが冷たいこと冷たいこと!
吉田川を渡る宮ケ瀬橋より。
ここも川風が気持ちいい!
その宮ケ瀬橋の近くにあった、平野本店さん。
今は販売のみですが、2年前までは酒造りもなさっていたそうです。
もっとはやく来るべきでした。
これがその時の手印でしょうか。
その平野本店さんで、母情の上撰2種をGET!
またしても三増酒でした。
その平野本店さんの裏手には、宗祇水がありましたよ。
神泉の水みたいな使い方だったのね。
こちらは上田酒店さん。
金泉カップ2種をGET!
郡上の水を使って、平和錦酒造さん(岐阜県川辺町)が造ったお酒なのだとか。
山の上には天守閣が見えました。
今日は上る余裕はないな。
観光客が来ない場所までやってまいりました。
その道の突き当りに、またしても大きなお寺を発見。
長敬寺。
ここは真宗大谷派って書いてありますね。
本堂にて合掌。
帰命無量寿如来
南無不可思議光
12時を回り、腹が減ってきました。
そこで入ったのが、大矢食堂さん。
まずはビール。
そして、冷やし中華をいただきました。
乗っている野菜はみんなまいう~!
さっぱり味で、暑かったこの日にはありがたい、おいしい一品でした。
お腹も心も満たされたところで、なるべく観光客がいない道を選んで郡上八幡駅へと戻りました。
郡上踊りの提灯が涼しげでした。
郡上八幡駅からは、13:26発美濃太田行普通(12号)に乗車。
ふたたび長良川の流れに沿って走っていきます。
30分ほど乗って、木尾(こんの)駅(岐阜県郡上市)にて下車。
駅舎のない簡素な木尾駅。
畑の中の道を歩いていきます。
10分ほど歩いて、“道の駅 美並”へとやってまいりました。
ですが、ここ道の駅美並での成果はゼロ!
カップ酒はまたしても母情のみ。
どんだけ幅きかせとんねん!、って思ったものの、ここ郡上市の地酒は母情だけだったのね実は。
しかたがないので、食堂で発泡酒を飲んでひとやすみひとやすみ。
失意のうちに木尾駅へ戻り、15:40発の美濃太田行普通(14号)に乗車。
三たび長良川の流れに沿って進んで行きます。
15分弱乗って、着いたのは梅山駅(岐阜県美濃市)。
梅山駅も駅舎のない簡素な造りでした。
梅山駅から10分弱の小走りで、着いたのは“道の駅 美濃にわか茶屋”。
その道の駅美濃にわか茶屋にて、美濃の酒“百春(ひゃくしゅん)”のカップ酒(左)と、御代桜(美濃加茂市)の冷酒(右)とをGET!
美濃の街は、うだつの上がる街として有名ですね。
これがうだつ。
その街中に蔵を置くのが、先ほど入手した“百春”を造る小坂酒造場さん。
小坂酒造場さんのうだつは、屋根のかたちに合わせて弓形でした。
美濃へ来たもう一つの目的はここ!
名鉄美濃駅跡。
中は原型をとどめているようです。
かつてはここ美濃駅からは、美濃町線・田神線を介して新岐阜駅(今の名鉄岐阜駅各務原線ホーム)や徹明町電停(市内線との接続地点)まで線路がつながっていたのでした。
モ510はたしか美濃電出身で、昭和40年代まで美濃町線で走っていたのだとか。
でも私には、揖斐・谷汲線の市内線直通急行の印象だな(そういう世代なのですよあたしゃ)。
モ600は、田神線を介して新岐阜駅へ乗り入れていた複電圧車。
ローレル賞もとったんだっけ。
でも美濃町線での運用は新関駅までの印象だな(そういう世代なのですよあたしゃ)。
屋根の上のこれは、クーラーじゃなくて制御用の抵抗器。
最初は「冷房車が来た!」ってだまされたっけ。
車内は座席が取り払われておりました。
たしか1列+2列の転換クロスシートでしたね。
美濃駅といえば、あたしゃ断然このモ590(そういう世代なのですよあたしゃ)。
新関-美濃間は系統が分断されていて、赤色のモ590が行ったり来たりしていたっけ。
隣家の火事で被災したと聞きましたが、復活してよかった。
頭がちょん切られていたモ870。
札幌市電からの転入車で、独特の丸みを帯びた連接車体がかっこよかったっけ。
また来るね。
美濃駅跡から歩いて、長良川鉄道の美濃市駅へとやってまいりました。
その美濃市駅からは、16:51発の美濃太田行普通(16号)に乗車。
今朝旅立った美濃太田駅へと戻ってまいりました。
その美濃太田駅からは、高山本線の17:35発岐阜行普通列車3764Dに乗車。
今度は転換クロスシート車でした。
2人掛けが満席だったので、向かい合わせの4人掛け席を独占してビールをぷしゅ。
でも、あっちゅう間に熟女の3人組に包囲されてしまいましたとさ。
金華山の頂上に天守閣が見えると、そこはもう岐阜。
駅前には、金色の織田信長公が鎮座まします。
ホテルにチェックインし、夜の街へと繰り出します。
今日選んだお店は、“MARTIN GRILL POOOH”さん。
とにかく腹が減っていて、しっかり食べたかったのでした。
独り者の中年男性には完全アウェイのオサレなお店。
隣のテーブルじゃ、カップルがイチャついとりゃあしたがや。
まずはビール。
お通しのキャベツ。
パリパリでまいう~!
こういうオサレな店には珍しく、箸があって助かった助かった!
まず頼んだのは、ピクルス。
浅漬けて、野菜がパリパリでまいう~!
そのピクルスに合わせたのは、バランタインのハイボール。
やわらかいスモーキーさがピクルスと合う!
そしてメインは、スーパーロコモコ丼。
肉だけじゃなくて、野菜がいっぱい乗っかっているのがうれしいところ。
思いっきり混ぜていただきます。
そのスーパーロコモコ丼に合わせたのは、三岳のロック!
くせや重さのない、やわらかい芋焼酎でした。
お肉の風味が三岳と合うよ!
これはいいな。
MARTIN GRILL POOOHさん、堪能させていただきました。
こうして、岐阜の夜は更けていったのでした。
☆★2019年9月9日(月)☆★
早朝の岐阜駅より。
この日の目的は、とにかく早く帰るのみ!
2日前に乗ってきた東海道本線を引き返します。
岐阜駅からは、6:07発の区間快速豊橋行2700Fに乗車。
豊橋駅で、7:48発浜松行普通電車920Mに乗り換え。
なんと特急用の373系が充当されとりゃあしたがね!
浜松までなんてケチなことは言わないで、このまま熱海まで走ってもらいたいわ。
浜松駅で、8:38発沼津行普通電車746Mに乗り換え。
2時間以上を、カッチカチのロングシートで我慢せねばなりません。
先ほど乗った920Mとは雲泥の差だなこりゃ。
沼津駅で、10:48発(5分遅発)の熱海行1438Mに乗り換え。
小刻みに乗り換えを挟んでくるところがJR東海さんのいやらしさ。
熱海に着いたら、台風による大遅延大会の絶賛開催中!
快速アクティーは運休で、東京行の普通電車もいつ発車するのかさっぱりわからない。
もー、早く帰りたかったのにぃ!
グリーン車に乗って、ビールを飲みながら発車を待ちます。
もー、早く帰りたかったのにぃ!
結局、1438Mで熱海に到着してから4時間かかって、やっと東京駅へ到着しました。
もー、早く帰りたかったのにぃ!
え?
どうしてそんなに早く帰りたかったのかって?
だってはやくあそんでもらいたかったんだも~ん!
(友情出演)
こうして、私の2019年の夏は終わりを告げたのでした。
以上、カップ酒7個(糖添確定4個)、一合瓶5本(糖添1本)、300ml瓶2本(糖添1本)の旅でした。
糖添率が高いのは、広大な面積を有する郡上市で幅をきかせる母情がみな糖添だったから。
でもこれも、行ってみなけりゃわからないことですから、しかたがないね。
そうそう、
台風の影響は、熱海からの列車遅延のみ。
それどころか、今回は徘徊中には雨は一滴も降りませんでしたよ!
これはまちがいなく、今年の初詣で参拝した梅宮大社の神様のおかげですぞ!
来年は、お礼参りに行かなければなりませんね。