【お酒】1687.髙島城 生貯蔵酒 180ml [20.長野県の酒]
醸造元
伊東酒造株式会社
長野県諏訪市諏訪2-3-6
発売元 ㈱信濃屋酒店
アルコール分:14度以上15.0度未満
原材料名:米・米麹・醸造アルコール
容量 180ml
(以上、ラベルより転記)
(米の産地情報はホームページへ)
上諏訪の街中に蔵を構える伊東酒造さんのお酒は、かつて横笛 本醸造 カップと、横笛 純米酒 カップ、そして普通酒の横笛カップとをいただいております。
今日いただくこのお酒は、生貯蔵酒の普通酒でした。
高島城ってのは、諏訪湖のほとりにあるお城のことでしょうね。
江戸時代には諏訪藩の政庁として使用され、明治まで続いたのだとか。
ところで、米の産地表示って、こういうやり方もありなのでしょうか?
米の産地表示は「その包装又は容器への表示その他の方法により、当該指定米穀等の産地を、当該一般消費者に伝達しなければならない。」(※1)と定められておりますが、一覧できないこの方法は上記の規定をじゅうそくすることが果たして可能なのでしょうか?
普通酒ですが生貯蔵酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
上立ち香はないですね。
一口含むとフレッシュな風味をほんのりと感じます。
うまみはやや濃いめでしょうか?
米のうまみがじんわりと効いていて、幅を少し感じます。
苦みがあって、弱めですが鋭さを感じます。
熟成感はあるものの弱めで、かすかに感じる程度です。
キレはよいですね。
酸味はややひかえめでしょうか。
すっぱさは弱めで鋭くもないものの、酸味自体に深みをちょっとだけ感じます。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。
甘みはややはっきりしています。
べとつかないものの、厚みを少し感じます。
やや濃醇でやや爽快のちょい苦旨やや甘口のおいしいお酒でした。
フレッシュさが程よくてしつこさがありませんでした。
14度台でしたが、うまみがしっかりしていて飲み応えを感じました。
また苦みが引き締め、酸味が深みを、そして甘みがコクを添えておりました。
なかなかうまいんじゃないの。
食事と合う、おいしい生貯蔵酒でした。
(※1)米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律(平成21年4月24日法律第26号)8条1項