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【お酒】1688.母情 金印 奥美濃カップ [21.岐阜県の酒]

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平野醸造合資会社
岐阜県郡上郡大和町徳永164

原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール・糖類
アルコール分 15.0度以上16.0度未満
180ml詰
(以上、フタより転記)




“飛山濃水”という言葉で形容される岐阜県の地勢。
その“濃水”のほう、すなわち木曽川・長良川・揖斐川によってもたらされる水の恵みが豊かな美濃地方。
今日はその美濃地方の最北端に位置する郡上市に蔵を置く平野醸造さんの“母情”をいただきます。
(郡上郡大和町は、平成の合併で郡上市に編入されているみたいです。)
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“金印(きんじるし)”の小印が付けられておりました。
かつての級別制度下における二級酒相当でしょうか?
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カップには、郡上踊りがデザインされておりました。
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そんな“慕情”ですが、残念ながら糖類添加の三増酒でした。
しかし、酸味料の表示はありませんでした。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は淡い金色で、透明感がありました。
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ああ、なるほどな。

上立ち香がかすかにありますね。
甘い香りです。

うまみはやや濃いめです。
あくまでも私の感想ですが、クドさというか、画一的な風味をちょっと感じますよ。
渋みがあってはっきりしており、鋭さも少し感じます。
また、妙な香ばしさも少し感じますよ。
キレはそれほどでもないみたいですが、透明感を少し感じます。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
スースー感は少しはっきりしています。
ピリピリ感はありません。

甘みははっきりしています。
べとつきますね。


やや濃醇で渋ちょいスー甘口のお酒でした。
酸味料は使用されていないはずですが、あたかもそれを用いたお酒のような風味を、私は感じました。
それに渋みや甘みのべとつきが、私にはしつこく感じました。
それでも飲めたのは、アル添が効いていて酒質を和らげてくれていたからでしょうか?

それにこれも私の感想ですが、なんか今日は回りが速いわ。