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【お酒】1741.特別純米酒 かみーご カップ [04.宮城県の酒]

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株式会社中勇酒造店
宮城県加美郡加美町字南町166

アルコール分 15度以上16度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)
精米歩合 60%
(カップの印刷事項より転記)

180ml
(フタより転記)




中勇酒造店さんのお酒は、かなり前に鳴瀬川 特別純米酒 カップをいただいております。

今日いただくこのお酒も特別純米酒ですが、“かみ~ご”なる加美町のキャラをラベルにいただくお酒でした。
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特別純米酒には香りを特徴とするものもございましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色はかすかに茶色がかっていて、透き通った感じがありました。
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上立ち香はないですね。
含むとごくかすかにフルーティーかな?って感じですが、それよりも上等な接着剤みたいな香りのほうが目立つようです。

うまみは淡めです。
最初に苦みが来て、やや強めで鋭さを感じます。
熟成感もかすかにあるみたいです。
米のうまみは弱いですね。
キレはそれほどでもないみたいです。

酸味はややひかえめでしょうか。
すっぱさは弱めです。
でも、けっこうピリで、しかもスースー感満載です。

甘みはややひかえめです。
ぜろではないものの、弱めです。


淡麗苦ピリスーやや辛口のお酒でした。
うまみが淡めというか弱めであるが故に、苦みやピリピリ感、スースー感が目立ってしまっていたのかもしれません。
好みの分かれる味わいではないでしょうか。

【お酒】1740.來楽 カップ [28.兵庫県の酒]

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アルコール分 15度以上16度未満
180ml
(以上、ラベルより転記)




茨木酒造さん(兵庫県明石市)のお酒は、先週末に來楽 純米吟醸 300mlをいただいております。

今日いただくこのお酒ですが、品質表示はたったこれだけ!
製造者の所在や商号すら書かれておりませんでしたよ。
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だったら本当に茨木酒造さんのお酒かどうかわからないじゃないか!
そうお思いの諸兄もいらっしゃることでしょう。

でもね、このお酒は來楽 純米吟醸 300mlとともに茨木酒造さんの蔵に併設されていたお店で入手したのでした。
その証拠がこちら。
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おそらく普通酒でしょうから、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかりました。
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うまみはやや濃いめかな。
酒臭さ(ほめ言葉です)をじんわりと感じますが、画一的な風味もあるような。
苦みがあって、やや強めで鋭いですね。
キレはそれほどでもないものの、透明感を少し感じます。

酸味はややはっきりかな。
すっぱさはそれほどでもないみたいです。
ですがちょいピリのちょいスーですね。

甘みはややはっきりしています。
厚みはないものの、少しべとつきます。


やや濃醇でちょい苦ちょいピリちょいスーやや甘口のお酒でした。
うまみはしっかりしているものの、醸されたのとはちがうような画一的な風味を少し感じてしまいました。
甘みのべとつきもあったことから、もしかしたらいわゆるひとつの三倍増醸酒なのでしょうか?
苦みやピリピリ感があって、荒々しさを感じました。
これも純米吟醸と同じく野菜がつまみでは役不足で、魚や脂っぽい食べ物のほうが合うのかもしれません。

てんやで飲みましたよ~だ! [やってみた]

今日は海浜幕張でひと悶着。
めんどうなことばっかりで、帰宅してから食事を作る気力は完全に尽き果ててしまったのでした。
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かといって、豪勢に飲み食いするほどの余裕もなし。
それに海浜幕張の近辺には、気の利いた居酒屋なんかありゃしない。

そこで今夜は、“てんや”のお世話になることに決めましたよ。
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まずはグラス生と二連小鉢。
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グラス生をさっさと空けて、燗酒へ移行。
月桂冠の上撰は、液化仕込み(たぶん)のきれいなお味。
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野菜天丼の小盛りにきす天を追加していただきましたよ。
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1,310円で、おいしいひとときを提供していただきましたとさ。
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【お酒】1739.縁㐂(縁喜:えんぎ)本醸造 カップ [20.長野県の酒]

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株式会社玉村本店
長野県下高井郡山ノ内町大字平穏1163

アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール
精米歩合70%
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




玉村本店さんのお酒は、これまでに1722.縁㐂(縁喜:えんぎ) 上撰 本醸造 志賀高原 カップをいただいております。
今日いただくこのお酒も本醸造でしたが、こちらには“上撰”の小印は付されておりませんでした。

品質表示を見るかぎり、中身は同じと推察し得ると思います。
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本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていて透き通っておりました。
色は同じですね。
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ああ、
この味わいには覚えがありますよ。

淡めで、ちょい枯れで、重さもちょっと感じます。
すっぱさは弱めですが、ちょいスーでかすかにピリです。
甘みはややはっきりですが、べとつきません。


淡麗ちょい枯れちょい重ちょいスーやや甘口のお酒でした。
これはあくまでも私の感想ですが、こちらの方が淡めに感じました。
それ故に、味の要素は同じでしたが、こちらの方が穏やかでした。
この点が、同じ本醸造でも上撰とそうでないものとのちがいなのでしょうか?


たぶん気のせいだろうな。

【お酒】1738.白牡丹 すっきり【旨口】 200 カップ [34.広島県の酒]

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白牡丹酒造株式会社
広島県東広島市西条本町15番5号

原材料名 米・米麹・醸造アルコール・糖類
アルコール分 13.0度以上14.0度未満
国産米100%使用
200ml詰
(以上、ラベルより転記)




広島県が誇る“酒都 西条”。
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酒蔵が密集する西条本町に蔵を構えるのが、白牡丹酒造さんです。
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これまでに、以下のものをいただいております。
いずれも甘口のお酒でした。
277.金紋白牡丹 広島上撰 ライトカップ
764.白牡丹 広島の酒 ライトカップ
1154.金紋白牡丹 広島上撰 300ml
1309.白牡丹 純米酒 300ml

今日いただくこのお酒は、普通酒(糖類添加の三増酒)でした。
度数が13度台と低めですね。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、かすかに着いている程度でした。
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うまみは淡めです。
それでも酒臭さ(ほめ言葉です)をほんのりと感じ、やわらかいうまみも然りです。
渋みをごくかすかに感じます。
キレはよく、透明感を少し感じます。

酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
スースー感をちょっとだけ感じますが、ピリピリ感はありません。

甘みはやっぱりはっきりです。
よくわかるものの、べとついた感じはなく、幅も感じません。


淡麗スッキリ旨甘口のおいしいお酒でした。
淡めで透明感を少し感じ、たしかにスッキリしておりました。
でも淡めなりにうまみを感じたことから、うすっぺらさや物足りなさは感じませんでした。
甘みもいい感じでした。
かすかに渋み(燗にしたせいかな?)を感じましたが、気にはなりませんでした。

広島の糖添三増酒には、なかなかいけるものが多いように思いますよ。
酸味料が使われていないことから察するに、酸味料で味を足さなければならないほど米の量を減らしてはいないのかもしれませんね。

【お酒】1737.誠鏡 純米にごり酒 300ml [34.広島県の酒]

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中尾醸造株式会社
広島県竹原市中央5-9-14

原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
アルコール分 16度
精米歩合 65%
内容量300ml
(以上、ラベルより転記)




中尾醸造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
79.誠鏡 吟醸 幻(まぼろし) カップ
426.誠鏡 180ml
1723.誠鏡 カップ

今日いただくこのお酒は、純米にごり酒でした。
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滓の量はわずかでした。
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にごり酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色はやや象牙色がかっておりました。
滓が少ないせいか、見た目にはとろみがついているようには見えませんでした。
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一口含むと、生貯蔵酒みたいなフレッシュな風味を少し感じます。

うまみは濃くはないですね。
米のうまみがしっかりですが、厚みはなくてさらっとしておりました。
とろみや滓のざらつきはありません。
苦みや熟成感はありませんが、重さを少し感じます。
キレはそこそこでしょう。

酸味はややはっきりしています。
すっぱさは弱めですが、鋭さを少し感じます。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みは意外にもややひかえめですぞ。
べとつかず、さらっとした甘みをわずかに感じる程度です。


爽快ちょい重旨やや辛口のおいしいお酒でした。
フレッシュな風味があって爽やかでしたが、しつこさはありませんでした。
うまみがさらっとしていてそれほど濃くはなく、とろみや滓のざらつきも感じませんでした。
またにごり酒なのにやや辛口で、食事との相性もバッチリでした。
ちょい重でしたが、それもいい感じに味わいを引き締めているようでした。

これはなかなかうまいんじゃないの!
夏の暑い日の夕食にはピッタリだと思いましたよ。

スイスイといけてしまい、あっちゅう間でございましたとさ。
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ということで、拙宅の粗末なエサ。

冷蔵庫の残り物を煮て卵でとじたもの。
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サバ缶のドレッシングがけ。
サバ缶にはレモンが合うのです。
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ごちそうさまでした。


今日は寒かったね。
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(友情出演)

【お酒】1736.來楽 純米吟醸 300ml [28.兵庫県の酒]

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茨木酒造合名会社
兵庫県明石市魚住町西岡1377

原材料名/米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合/60%
アルコール分/15度
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)




兵庫県明石市。
瀬戸内海に近い場所にあるのが、山陽電車の山陽魚住駅。
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魚住の街中には、住吉神社が鎮座まします。
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瀬戸内海に表を向けて鳥居を構える住吉神社。
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鳥居越しに眺める穏やかな瀬戸内海は絶景でした。
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その住吉神社に程近い場所に蔵を構えるのが、「創業は江戸末期の嘉永元(1848)年。」(※1)という茨木酒造さん。
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酒銘の“來楽(来楽:らいらく)”については、文献には以下のように紹介されておりました。
茨木酒造の代表的な銘柄は“来楽(らいらく)”。名前の由来は孔子の論語にある。「友あり 遠方より来たる また楽しからずや」から引用した。さらに“来楽”は左右対称文字。表から見ても裏から見ても同じで、表裏がなし。縁起がよい文字といわれているとか。」(※2)
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今日いただくこの來楽は、純米吟醸でした。
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純米吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
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上立ち香はないですね。
含んでもわかりませんでした。

うまみはやや濃いめです。
米のうまみに厚みを感じるものの、鋭さもあるみたいです。
苦みや雑味はなく、熟成感もありません。
キレはそれほどでもないみたいです。

酸味は意外にもはっきりです。
すっぱさが強めで、鋭いですね。
それにこれはかなりのピリピリですぞ!
スースー感はありません。

甘みはややひかえめです。
弱めながらに厚みを感じる甘みです。


やや濃醇でピリ荒旨やや辛口のお酒でした。
米のうまみがしっかりしていて、飲み応えを感じました。
それでいて苦みや雑味、重さは感じませんでした。
でも、吟醸造りのお酒にしてはめずらしく、すっぱさが鋭くてけっこうなピリでございました。

これは合わせる料理を選ぶお酒でしょうよ。
野菜では役不足で、むしろ魚が合うんじゃないかな。
瀬戸内産の魚専用のお酒なのかもしれません。



ということで、拙宅の粗末なエサはこちら。
当然ながら瀬戸内産の魚は準備できませんでした。

先週に引き続き、今日も菜の花。
旬のものですからね、食べられるうちに食べておこうという魂胆なのですよ。
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今日もからし和えにしていただきました。
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冷蔵庫に残っていたキャベツ、しいたけ、人参を、卵と魚ソーと共に炒めたもの。
ごま油と中華あじ(味の素㏍)とで味付けました。
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ごちそうさまでした。
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今日もいっぱい遊んでもらいましたとさ。
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(友情出演)

(※1)神戸新聞総合出版センター編『播磨の地酒 こだわりの酒蔵めぐり』p.29(2010.10 神戸新聞合出版センター)
(※2)(※1)p.30

【お酒】1735.母情 上撰 お燗瓶 [21.岐阜県の酒]

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平野醸造合資会社
岐阜県郡上郡大和町徳永164番地

180ml詰
原材料名
米・米麹
醸造アルコール
糖類
(以上、瓶の印刷事項より転記)

アルコール分15.0度以上16.0度未満
(王冠より転記)




平野醸造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
1688.母情 金印 奥美濃カップ
1689.母情 上撰 奥美濃カップ
1690.母情 にごり酒 原酒 白にごり 奥美濃カップ
1696.母情 上撰 300ml

今日いただくこのお燗瓶の中身も上撰でした。
これで3回目です。
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上撰でも糖添なのが母情。
米の表示がなく、住所の表記は平成の合併前のものでした。
きっと昔から、回収しては再使用し続けていた瓶なのでしょうね。
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普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかりました。
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ああ、これは同じだ。

米のうまみも感じますが、画一的な風味も少しあるみたいです。
酸味はひかえめですが、スースー感を少し感じます。
甘みははっきりしているものの、べとつきはありません。

やや濃醇で旨やや甘口のお酒でした。

【お酒】1734.白鴻 カップ [34.広島県の酒]

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盛川酒造株式会社
広島県呉市安浦町原畑44

原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール・糖類
アルコール分:14.5度
180ml
(以上、ラベルより転記)



 蔵の横を野呂川が流れる。蛍や鮎も住むきれいな水。「その伏流水を使って仕込んでいます。軟水なので、口当たりのやわらかい酒になります。それが昔からの特徴。甘口に感じるようですよ」と盛川社長は説明する。」(※1)とあるように、口当たりがやわらかくて甘口だという“白鴻(はくこう)”。
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残念ながら、糖類添加の三増酒でした。
でも酸味料は添加されていないみたいでしたよ。
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話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。

お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
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缶をつけると、お酒の甘い香りがかすかに漂います。

うまみは濃くはないですが、しっかりしています。
米のうまみがふわっとひろがりますよ。
酒臭さ(ほめ言葉です)もかすかに感じます。
苦みや雑味はなく、キレはよいですね。

酸味はややひかえめです。
すっぱさは弱めで、鋭さはありません。
でもスースー感は少しはっきりしています。
ピリピリ感はありません。

甘みははっきりしております。
厚みはあるもののべとついた感じはなく、さらっとしていますね。


ちょいスーすっきり旨甘口のおいしいお酒でした。
三増酒なのに意外にも米のうまみがはっきりしていて、淡さや薄っぺらさはありませんでした。
それに酸味料が添加されていないからか、クドさはまったく感じませんでした。
14度台でちょいスーなのはアル添多めだからかもしれませんが、それ故にスッキリした口当たりに仕上がっておりましたよ。
甘みははっきりでしたが、これも意外にもべとつきがありませんでした。

くやしいけれど、これ、うまいね。
察するに白鴻は、昔からのこの味わいが地元で一定の支持を得てるのではないでしょうか。
それ故に、この味わいを変えてしまうことを避けるため、今でも糖添を維持なさっているのかもしれませんね。

(※1)中国新聞社メディア開発局出版部編『広島の酒蔵』p.116(1995.2 中国新聞社)

【お酒】1733.火伏せの虎舞 特別純米酒 180ml [04.宮城県の酒]

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株式会社田中酒造店
宮城県加美郡加美町字西町88-1

原材料名/米(国産)・米麹(国産米)
アルコール分15度以上16度未満
精米歩合60%
180ml詰
(以上、ラベルより転記)




こちらひさびさの田中酒造店さんのお酒。
数年前のことですが、かつて以下のものをいただいております。
573.真鶴 特別純米酒 カップ
585.真鶴 銀 カップ
586.真鶴 金紋 カップ

今日いただくこのお酒は、精米歩合60%の特別純米酒でした。
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酒銘について解説されておりましたので、紹介しておきます。
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このお酒は、仙台駅の改札外にあったみやげ物店にて入手したしました。
キャップにはプラスチックの猪口が付いておりましたが、これは列車内で飲んでもらうことを想定しているのではないでしょうか。
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かつて清酒は、お店や食卓で徳利から盃に注いでいただくのが唯一の飲み方だったわけですよ。
それをどこでもお手軽に飲めるように工夫した結果として、ワンカップ大関を始祖とするカップ酒や、月桂冠キャップエースのように盃を付けた商品が発明されたわけです。

この商品は後者の流れを汲んでいるわけですが、これはもしかしたら、一度開けてしまうとフタができないカップ酒よりも、スクリューキャップの一合瓶のほうが揺れる列車内でこぼさずにちょっとずついただくには都合がよいという蔵元さんのご判断の結果なのでしょうか?
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それではいただいてみたいと思います。
特別純米酒には香りを特徴とするものもございましたし、それに冷やして販売されておりましたので、今日は冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
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上立ち香はないですね。
でも一口含むと、フルーティーな香りが口の中に少し広がります。

うまみは濃くはないものの、かなりしっかりしています。
米のうまみが鋭くて、それが舌の上を突く感じがします。
苦みが少しあって、弱めですがこれも鋭さを少し感じます。
熟成感や酒臭さはありません。
キレはそれほどでもないみたいです。

酸味ははっきりしています。
すっぱさが少し強めで、鋭いですね。
スースー感はないものの、かすかにピリッと感じます。

甘みはひかえめです。
ほとんど感じないくらいですぞ。


ちょい芳香のちょい苦ちょいすっぱ旨辛口のおいしいお酒でした。
濃くはないものの、鋭さのある米のうまみがしっかりしておりました。
それとともに苦みや酸味にも鋭さがあって、荒々しさを感じました。
しかも辛口で、キリッと引き締まっておりました。
香りはありましたが、前には出てこない程度でした。

かなり引き締まった味わいでしたが、雑味はなくてきれいでした。
この鋭い味わいは、食事と合いますね。
きっと濃いめに味付けられた駅弁との相性はバッチリではないでしょうか。



一方で、拙宅の粗末なエサはこちら。

昨日の残りの長芋。
細切りにして、塩昆布と和えてみましたよ。
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そしてオムレツ。
中身は玉ねぎ、しいたけ、にんにくをバターで炒めたもの。
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あたしゃオムレツを作る際には一点の焦げ目をも付けないことに命を懸けておりますよ。
今日は上出来でございましたとさ。
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ごちそうさまでした。