【お酒】1729.美和桜 カップ [34.広島県の酒]
美和桜酒造有限会社
広島県三次市三和町下板木262
[内容量]180ml
アルコール分 15度
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
(以上、カップの印刷事項より転記)
“美和桜”というお酒。
なんでも蔵元さんは地元に田んぼを所有していて、そこで育てたお米を酒造りに使用しているのだとか。
話のネタがあっさりと尽きたところで、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。
燗をつけると、お酒の甘い香りがかすかに漂ってまいりました。
うまみはやや淡めでしょう。
でも、やわらかいうまみがじんわりと効いています。
酒臭さ(ほめ言葉です)もかすかにあるかな。
苦みがあって、弱めで鋭さはありませんが、重さがちょっとあるみたいです。
キレはよいですね。
酸味はややはっきりしています。
すっぱさが少し強めで鋭さも少し感じますが、酸味自体の深みも少しだけ感じます。
スーはすこしはっきりですね。
ピリピリ感はありません。
甘みはややひかえめかな。
かなり弱めでさらっとしていますが、その存在はわかります。
やや淡麗でちょい重ちょいすっぱちょいスー旨口のおいしいお酒でした。
やや淡めなりにうまみがしっかりしていおり、酸味の深みもちょっとだけあって、飲み応えを感じました。
苦みに重さがちょっとありましたが、アル添の効果で和らいでいるようでした。
甘みは前には出てこないものの、これも味わいを和らげてくれているみたいでした。
なかなかいけるのではないでしょうか。
私はこのくらいアル添が効いているお酒のほうが好きですわ。
食事と合うお酒でした。