【お酒】1751.北光正宗 カップ [20.長野県の酒]
株式会社角口酒造店
長野県飯山市大字常郷1147
原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)醸造アルコール
アルコール分 :15度
180ml
(以上、カップの印刷事項より転記)
“北光正宗(ほっこうまさむね)”という銘のお酒。
創業の経緯と合わせて、文献では以下のように紹介されておりました。
「 古くは米穀商を営んでいた村松家が酒造業を始めたのは1869(明治2)年のことで、当時は所在地の地名「今井」に因んで『今泉』という銘柄で酒を醸していた。現在の代表銘柄『北光正宗』は、北の空に輝く北斗七星から命名されたもので「誰もが知っている北斗七星のように、地元の人に愛されてこその地酒」との思いが込められているという。」(※1)
そのカップには、たしかに北斗七星がデザインされておりましたよ。
話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色はかすかに着いている程度で、透き通っておりました。
うまみは淡めというか、薄いね。
最初に熟成感が来て、強くはないものの枯れた感じがします。
次に苦みが来て、これも強くはないものの鋭さを感じます。
米のうまみがあるのかな?、かなり弱めでほとんど感じないくらいです。
キレはよく、透明感をはっきりと感じます。
酸味はひかえめです。
すっぱさはほとんど感じません。
スースー感は少しはっきりしています。
それにかすかにピリッとくるみたいです。
甘みはひかえめです
これもほとんど感じません。
ちょい枯ちょい苦ちょいスー薄辛口のお酒でした。
うまみをほとんど感じないせいか、熟成感や苦みが強くはないものの目立ちました。
それ故に味が薄く、ペラペラな感じがしたというのが私の意見でございました。
(※1)『ようこそ日本酒の國へ』p.010(2014.5改訂 合同会社デザインファームアンドリゾート)