高知駅の周辺と、高知県の西側とでの酒集め [旅]
今回は、高知県を徘徊してまいりました。
その顛末を、246枚の写真とともにここに報告いたします。
★☆★☆2020年2月29日(土)★☆★☆
まずは、バスに乗って成田空港を目指します。
土曜日だというのに、高速道路はスッカスカ。
外出自粛の影響でしょうか。
バスに乗ってやって来たのは、成田空港第3ターミナル。
搭乗手続を済ませたのち、昼食。
経費節減のため、持参したおにぎりをいただきました。
(マズソ。)
成田空港第3ターミナルからは、Jetstar★GK423便高知行に搭乗。
飛びます!、飛びます!(二郎さんより)
(もう飛んでいます。)
雲ばっかり。
なーんにも見えやしない!
しかも窓のすぐ横にエンジンと翼とがあるから真下が見えず、視界がすこぶる悪い。
非常口席は間隔が少し広いから楽かなと思って選択してみたけれど、次からはやめておこう。
これはもう、飲まなきゃやっていられません罠。
(はじめからそのつもりだったくせに。)
GK423便は、高知龍馬空港に5分ほど早着。
高知龍馬空港からは、バスに乗って高知の市街地を目指します。
あーあ、
雨が降っていやがんの!
20分ほど乗って、宝永町バス停にて下車。
ここから高知の市街地を徘徊し始めました。
バス停の近くには、路面電車(とさでん交通後免線)の宝永町電停がありましたよ。
多賀神社。
はじめての土地で最初に見つけた神社やお寺にはお参りしておくことにしておりますよあたしゃ。
いろいろなお酒に出会えますように。
雨とともに風もひどくなってきやがった!
歩きにくいことこの上ない。
二軒目に立ち寄ったスーパーで、これだけGET!
ここで、アクシデント発生。
ホテルでカバンを開けてみたところ、300ml瓶が入っていない!
(上記写真の左端に写っているやつです。)
おそらく、この場所にそのまま置いて来てしまったのでしょう。
あーあ、ばかばかしい!
こんなことはじめてだよ。
翌日はこのスーパーの開店時刻前に高知を離れる予定でしたので、このお酒の入手は断念せざるを得なかったのでした。
JR高知駅へとやってまいりました。
駅ビルでもあるのかと思ったのですが、そこまで大きくはなかったのね。
でも駅の売店で、前割麦焼酎と純米酒とをGET!
ここへ来て、ようやく高知らしい映像を披露することがかないました。
駅前の電停にて、なつかしいお姿を発見!
590形592号は、かつての名鉄モ592。
揖斐谷汲線直通電車に乗って徹明町のカーブを通過するときに、道路の真ん中にあった美濃町線側の電停にポツリと停車していたお姿を子どもの頃から何度も拝見しておりましたよ。
名鉄書体のナンバーは外されちゃったのね。
さらに徘徊していたら、青い目のカワイ子ちゃんに出会っちゃった。
あ、屋台だ!
ひろめ市場だ!
ものすごくにぎやか!
でもオイラ、こういうところは苦手です。
酒屋を覗いてみたものの、成果はなし。
入場料金代わりに、ダバダ火振を買っておきましたよ。
この日の酒集めはこれでおしまい。
ホテルにチェックインしたのち、夜の街へと繰り出したのでした。
私がお目当てにしていたお店は、“ごはんや 鉄丸”さん。
午後6時の開店と同時に乱入しました。
まずは土佐鶴の上等。
辛口の中に旨みがキリッと効いています。
お通しの白和えはごまの香ばしさが効いていておいしゅうございました。
私が注文したのは、鉄丸定食。
これだけいろいろとついていて990円のお買い得。
酢の物も煮物もあっさり味。
薄味が好きな私にはうれしいところ。
ポテトサラダは、小さなお皿にこれでもかと盛ってありましたよ。
味噌汁も具だくさん。
メインは、さばのしょうが煮。
お店の煮魚って、なんでこんなにおいしいのかな?
家で作ってもこんな味には絶対にならないよ。
(それはオマエがへたくそだからだろ。)
お料理をこんなにたくさん出されたら、そりゃ飲まないわけにはいきません罠。
桂月の銀盃。
糖添なのにキリッと引き締まった辛口で、食事と合うおいしいお酒でした。
そして最後は、美丈夫の特別純米。
米のうまみしっかりなのに辛口でシャープなおいしいお酒。
ごちそうさまでした。
ごはんや鉄丸さん、大満足でした。
こうして、雨降る高知の夜は更けていったのでした。
★☆★☆2020年3月1日(日)★☆★☆
二日目の朝。
雨は上がっておりました。
旅行に出かけると、必要以上に早起きしてしまうワタクシ。
乗車を予定していた列車の発車時刻まで時間があったことから、朝の高知の街を散策してみましたよ。
朝市かな?
立志社跡だって!
自由民権運動だね。
はりまや橋。
高知へ来たらお約束のがっかりスポット。
どうやらこれは、レプリカのご様子。
こちらの現役の橋も、はりまや橋を名乗っておりましたよ。
そのはりまや橋の近くにあったコンビニで、カップ酒2種をGET!
せっかく高知へ来たのですから、はりまや橋電停から路面電車に乗ってみましたよ。
前面展望イェ~イ!
(ガキか。)
3駅乗って、終点の高知駅前電停に到着。
その高知駅からは、8:20発の特急しまんと1号中村行に乗車。
新型の2700系でした。
特急しまんと1号は、ここ高知駅から途中の窪川駅まではJR四国の土讃線を走ります。
その区間は、乗車券と自由席特急券とを購入して乗車しました。
そして窪川駅から先の土佐くろしお鉄道中村線への乗車には、“リョーマの休日 中村・宿毛線フリーきっぷ”を使用しましたよ。
“心はいつも、太平洋ぜよ!”(ナムコ『龍馬くん』より)
特急しまんと1号を終点まで乗って、中村駅で土佐くろしお鉄道宿毛線の宿毛行普通列車613Dに乗り換え。
四万十川を渡って行きます。
“心はいつも、四万十川ぜよ!”
(オマエただそれが言いたかっただけだろ。)
鉄建公団AB線として建設された宿毛線はとにかくまっすぐ。
山なんか、トンネルに続くトンネルでどんどん超えて行きます。
途中、25パーミルなんて勾配もあったりなんかしちゃたりして。
蒸気機関車が通ることなんか一切考慮していなかったからでしょうか。
とにかくまっすぐ!
ひたすらまっすぐ!
“お前、平田だろ!”(藤波辰巳(当時)より)
中村駅から613Dに30分ほど乗って、終点の宿毛(すくも)駅(高知県宿毛市)に到着。
その宿毛駅からは、高知西南交通バスふれあいパーク大月行に乗りかえ。
前面展望イェ~イ!
(ガキか。)
そのふれあいパーク大月行バスを、鹿崎バス停にて下車。
その鹿崎バス停の近くにあるのが、“道の駅すくも”。
地味ー!
ワタクシ、道の駅っていうとデカい建物ばかりだと勝手に思っておりましたもので。
しかもお酒の取扱は皆無。
しょうゆを買ったら、みかんをつけてくれました。
地味だなんて言ってすみませんでした。
帰りはバスがないので、宿毛湾沿いの道を徒歩で戻ります。
“心はいつも、宿毛湾ぜよ!”
実際に海に向かってそう叫んだら、なんだかスッキリしましたよ。
宿毛の街へ戻ってきたら、急に腹が減ってまいりました。
ちょうど昼時だったのね。
出た!
船橋ヘルスセンター跡!
その船橋・・・、じゃなくてららぽーとで食事をいただくことにいたしましたよ。
まずは生小。
セットのサラダ。
地方へ来ると、野菜がおいしいことおいしいこと!
うちの近所にあるスーパーではこんなおいしいやつは売っていませんよ。
メインはビーフカレー。
辛くはないものの、スパイスの香りが豊かでまいう~♪
お肉もゴロゴロでやわらか。
ららぽーとさんでお腹も心も満たされたところで、宿毛の街を徘徊し始めることにいたしました。
最初は雨が小降りだったことから景色を楽しむ余裕もあったのですが、
だんだんひどくなってきやがった!
しかも、宿毛での成果はゼロ!
地焼酎があるはずなのですが、影もかたちも見あたりませんでした。
宿毛の街を2時間半ほど無駄に徘徊したのちに、宿毛駅へと戻ってきました。
この時点で、13:35を回ったところ。
次の列車の発車時刻は、14:34。
ということは、
飲まなきゃやっていられません罠。
発車時刻が近づいたことから、14:34発中村行普通列車620Dに乗車。
今朝来た道を引き返します。
620Dに30分ほど乗って、終点の中村駅(高知県四万十市)にて下車。
中村駅前にあった、鮎のオブジェ。
おいしそう!
中村も、やっぱり雨でした。
まずは、300ml瓶をGET!
後川にかかる中村大橋を渡って行きます。
雨が降っていなけりゃ、きっと川風が気持ちよかったんだろうなぁ。
さらにこれらをGET!
にごり酒カップ(右)はこれまでにもさんざん出会いましたが、ここ中村でようやく当方が独自に定めた入手基準(「特段の事情なき限り、当月または前月製造のもののみを入手する。」というもの)に合致するものに出会うことがかないました。
中村での成果はこれだけ。
雨の中を歩いてヘトヘトの状態で、ホテルにチェックインしました。
チェックイン時にリョーマの休日パスを提示したらお土産をもらえるとのこと。
うちわをいただきました。
この後、中村の夜の街へ繰り出すつもりでした。
でも雨の中を歩き回って疲れてしまったことから、ホテルのレストランで済ませることにいたしましたよ。
まずは、お酒とプチサラダ。
藤娘は米の風味ふんわりで、ちょい苦(いい苦み)すっきり甘口のおいしいお酒でした。
このサラダも、野菜がおいしい!
そしてメインは、黒潮定食。
かつおのたたき!
シャクっとした歯触りがたまりませんなぁ!
しかも臭みゼロでまいう~♪
煮物は、かつおだしの風味が強烈!
これもおいしいわ!
二杯目は、芋焼酎“土佐藩”をお湯割りで。
この日出会うことがかなわなかった、宿毛の焼酎です。
重さがわずかにあるもののしつこさはなく、むしろスッキリしておりました。
そして最後は、青のり入りじゃこ天。
ゴリゴリ感はないものの、青のりの香りが豊かでまいう~♪
青のりはアオサじゃなくて、四万十川で採れるスジアオノリでしょうよ。
ごちそうさまでした。
こうして、中村の夜は更けていったのでした。
でもでもでも!
ホテルに設置されていた自販機で、藤娘のカップ酒をGET!
しかも当方の入手基準に合致しておりましたよ(でも糖添でした)。
★☆★☆2020年3月2日(月)★☆★☆
三日目。
最終日だけは、朝から晴れておりました。
この日も些か早起き気味でした。
そこで、まだ薄暗い中村の街を散策してみることにいたしました。
神社を発見。
“一條神社”だって。
鳥居の脇にあった碑。
“一条氏 中村御所跡”とありました。
あー知らなんだ知らなんだ!
中村の街は、応仁の乱を逃れてやってきた一条教房が開いた街だったのね!
階段を上がって行きます。
拝殿は、2つ並んでおりました。
右は、一條家の霊を祀る一條神社。
そして左は、なんと天神さん。
摂関家藤原氏の一族たる一條家の霊と、その藤原氏によって左遷させられた菅原道真とが並んで祀られているなんて、面白いな。
国鉄中村線開通記念碑もあるでよ。
参拝を終えて中村駅へ向かう途中で立ち寄ったコンビニで、ワンカップ大関の純米生貯蔵を見つけてGET!
中村駅へとやってまいりました。
その中村駅からは、7:19発の窪川行普通列車510Dに乗車。
510Dに4駅(15分ほど)乗って、浮鞭(うきぶち)駅(高知県幡多郡黒潮町)にて下車。
地図では、ここも道として表示されているのですが、
どう見ても“土手の突端部分”だろこれ!
あー怖わ!
あー怖わ!(なんで2回言うんだよ。)
濡れた草を踏んで滑ったら、下の川へ真っ逆さまだ!
その土手の突端部分を、なんとか乗り越えました。
その乗り越えた場所のすぐ近くにあるのが、“道の駅 ビオスおおがた”。
その道の駅ビオスおおがたにて、前割焼酎2種(栗・米)をGET!
帰りは土手の突端部分を避けて迂回して、浮鞭駅へと戻ってまいりました。
まず34段の階段を上がって、
地下通路を通り、
さらに16段の階段を上がると、
そこは浮鞭駅のホーム。
バリアフリーのかけらもないな。
高架の上にあることから、見晴らしのよいところでした。
鳥居を発見!(どうやら厳島神社のようでした)
こういうところを散策してみるのも、きっと面白いだろうな。
その浮鞭駅からは、8:27発の窪川行普通列車310Dに乗車。
途中、鹿島ヶ浦に浮かぶ鹿島を眺めつつ、
“心はいつも・・・・、”
もういいか。
浮鞭駅から310Dに25分ほど乗って、土佐佐賀駅(高知県幡多郡黒潮町)にて下車。
土佐佐賀駅から目的地を目指して歩いていると、わざわざ築堤上に設けられた四種踏切(警報なし、遮断器なし)を発見。
“第1牛谷踏切”だってさ。
中村方面。
窪川方面。
渡り切ったところから左側へ続く道。
先ほど通った土手の突端レベルの草ボーボー感。
しかもその奥は、道があるのやらないのやら。
(築堤の下へ降りて撮影しました。)
この踏切は、いったいどのような理由で存在しているのでしょうか?
前後の道の状態からして、人が日常的に通行しているようには到底見えないし。
それに住宅や田畑があるわけでもなさそうだし。
以下は、あくまでも私の予想です。
中村線のこの区間(窪川-土佐佐賀間)の建設が進められた昭和30年代当時は、この踏切の脇にある山で入会権(いりあいけん:村落の人たちが山へ入って薪や草(堆肥の原料)などを採取する権利)が行使されていて、それを侵害しないためにここに踏切を作って通行を確保したのではないでしょうか。
それが今となっては行使する人がいないことからこんな状態で放置され、それでも入会権自体は存続しているので撤去するわけにはいかないのかもしれません。
あるいは、踏切の撤去について入会権者の同意をとり得ないとか、鉄道会社が入会権の時効消滅を証明できないといった事情も関係しているのかな。
その第1牛谷踏切の近くにあるのが、目的地たる“道の駅 なぶら土佐佐賀”。
しかししかし、怒るでしかし!
道の駅なぶら土佐佐賀での成果はゼロ!
酒は4合瓶のみで、唯一の小瓶はダバダ火振でした。
でも、その道の駅の近くにあったコンビニで、土佐司牡丹のほろよいカップをGET!
これもここに来るまでさんざん出会っておりましたが、ここへ来てようやく当方独自の入手基準に合致するものに出会うことがかなったのでした。
せっかくの晴天ですし、次の電車の発車時刻まで時間があったことから、土佐佐賀駅の周囲を散策してみることにいたしました。
石碑と祠とを発見。
“島内吉刀自彰德碑”だってさ。
刀自ということは、女性でしょうね。
裏側に由来が書いてありましたが、判読不能でした。
その脇には、恵比須神社がありました。
その恵比須神社の裏手に、奇妙なものを発見!
もしかしてこれって、修行かなんかのためのはしご?
かなり上のほうまで続いておりました。
これが何なのか、誰かに聞いてみようと思ったものの、辺りには誰もいやしない。
でも上に登る階段を発見し、もしやと思い、登ってみました。
登り切ったところには広場があり、防災倉庫が置かれておりました。
ここはきっと、津波からの避難場所になっているのね。
その広場からは、さきほど中村線の車窓から眺めた鹿島ヶ浦に浮かぶ鹿島がきれいに見えました。
広場の脇に、比較的新しい石碑を発見。
この広場は、お寺の跡だったのね。
その碑の近くに、けもの道のような跡が、
位置から推察するに、先ほどのはしごを登ると、きっとここに出るのでしょう。
そのけもの道のような跡の最後には、傾いた石碑らしきものがありました。
ですが近づけず、しかも表面が風化しているもよう。
この石碑のことも、それにはしごのことも、結局のところわかりませんでした。
その石碑の裏側。
気が済んだところで、先ほど登ってきた階段を降りて行きます。
こういうのはね、降りるときのほうが怖いんですよ。
うっかり落ち葉や濡れた場所を踏んで滑っちゃったら、おしまいですからね。
(話はいつもスベっているくせに。)
土佐佐賀駅へと戻ってまいりました。
無人駅で、窓口は閉鎖されておりました。
奥の扉の向こうは、喫茶店のようでした。
この時点で、10:00前。
ですが次の列車は、10:43まで来やしない。
となりゃ、いくら平日の午前中でも、やっぱり飲まなきゃやっていられません罠。
ほろ酔い気分で駅舎の外へ出て、観光地図を見ておりました。
へー、知らなんだ知らなんだ。
高知県の西側部分って“幡多(はた)”って呼ぶのね。
興味深く感じつつ地図を眺めていたら、何やら視線を感じたではあ~りませんか!
ん~、ワンちゃん!
ナイスホームラン!(それちがうワンちゃんだろ。)
その土佐佐賀駅からは、10:43発の窪川行普通列車512Dに乗車。
だーれも乗っちゃいない。
512Dは、第一川奥トンネルに突入。
ループトンネルを旋回中!
ループの長いトンネルと抜けると、川奥信号場であった。
赤信号で抑止。
特急が通過して行きましたとさ。
512Dに30分ほど乗って、終点の窪川駅(高知県高岡郡四万十町)にて下車。
窪川駅は、土佐くろしお鉄道中村線の起点駅です。
こちらは土佐くろしお鉄道の駅舎。
三十七番!
岩本寺!
本堂の写真を撮るのを忘れちゃった!
だって、お坊さんの看板が新しくなっていて驚いちゃったんだもん。
こういうやつを予想していたものでね。
(五十五番札所 南光坊にて:2015/11/21)
こちらは大師堂。
南無大師遍照金剛。
参拝を終えて歩いていると、谷干城の像(どうやらFRP製らしい)がありましたよ。
西南戦争で西郷隆盛率いる薩軍の攻撃から熊本城(熊本鎮台)を守ったことで有名ですね。
こういうのを見ていると、ハナ肇を思い出しちゃうのって私だけ?
(オマエだけだよ。)
窪川での成果はこちら。
西日本へ来たときは、その土地の麦味噌を買って帰ることにしておりますよ。
これで酒集めはすべて終了。
12時を過ぎて腹が減ったところに“焼肉”の看板を目の当たりにしたんじゃ、そりゃ食べたくなります罠。
そこで、“焼肉 団”さんのお世話になることに決めました。
まずはビール。
このキムチ、おいしいわ!
ピリ辛の中にこんぶのうまみが効いていましたよ。
ランチメニューは、A(若鳥タレ焼き)、B(四万十ポーク生姜焼き)、C(和牛ステーキ)の他にハンバーグなどがあったのですが、
迷わず“C(和牛ステーキ)”を選択!
やわらかくてジューシー♪
地元の焼肉屋さんのステーキですから、まちがいないですね。
やっぱり野菜もおいしいわ。
あー、おいしかった!
ごちそうさまでした。
“焼肉 団”さんに心もお腹も満たされたところで、窪川駅へと戻ってまいりました。
こちらはJR四国の駅舎です。
その窪川駅からは、14:02発の特急あしずり8号高知行に乗車。
あーダメ人間だダメ人間だ!
さっき飲んだばかりなのに特急に乗ると必ず飲むダメ人間だ!
あしずり8号に1時間ほど乗って、終点の高知駅で乗り換え。
15:13発の特急南風20号岡山行です。
あーダメ人間だダメ人間だ!
今度は2時間半ほど乗るからロング缶を買ってきたダメ人間だ!
南風20号は、瀬戸大橋を渡って行きます。
あたしゃつくづく、瀬戸大橋線が在来線でよかったなと思いますよ。
新幹線なんかでサーッと通過しちゃったんじゃ、この景色をゆったりと鑑賞することなんかできないでしょうからね。
南風20号に2時間半ほど乗って、終点の岡山駅で下車。
新幹線改札内の土産物店で、加茂五葉(カモイツハ)(左)と嘉美心(カミココロ)(右)とをGET!
加茂五葉はあたしゃ津山まで買いに行きましたが、こんなところでも買えるようになっちゃったのね。
最後はのぞみに乗って、苦界へと帰ったとさ。
以上、
・カップ酒12個(再度購入4個)
・一合紙パック酒1個
・一合瓶1本
・300ml瓶4本
・二合瓶1本
・一合前割り焼酎3本
・焼酎100ml瓶(再度購入)1本
の旅でした。
感の良い御仁におかれましてはすでにお分かりのことと思いますが、今回集めたお酒のほとんどは高知駅の周辺で入手可能なものでした。
唯一、藤娘のカップ酒が中村へ出かけた成果でしょうか。
まあでも、楽しかったからいいや!
その顛末を、246枚の写真とともにここに報告いたします。
★☆★☆2020年2月29日(土)★☆★☆
まずは、バスに乗って成田空港を目指します。
土曜日だというのに、高速道路はスッカスカ。
外出自粛の影響でしょうか。
バスに乗ってやって来たのは、成田空港第3ターミナル。
搭乗手続を済ませたのち、昼食。
経費節減のため、持参したおにぎりをいただきました。
(マズソ。)
成田空港第3ターミナルからは、Jetstar★GK423便高知行に搭乗。
飛びます!、飛びます!(二郎さんより)
(もう飛んでいます。)
雲ばっかり。
なーんにも見えやしない!
しかも窓のすぐ横にエンジンと翼とがあるから真下が見えず、視界がすこぶる悪い。
非常口席は間隔が少し広いから楽かなと思って選択してみたけれど、次からはやめておこう。
これはもう、飲まなきゃやっていられません罠。
(はじめからそのつもりだったくせに。)
GK423便は、高知龍馬空港に5分ほど早着。
高知龍馬空港からは、バスに乗って高知の市街地を目指します。
あーあ、
雨が降っていやがんの!
20分ほど乗って、宝永町バス停にて下車。
ここから高知の市街地を徘徊し始めました。
バス停の近くには、路面電車(とさでん交通後免線)の宝永町電停がありましたよ。
多賀神社。
はじめての土地で最初に見つけた神社やお寺にはお参りしておくことにしておりますよあたしゃ。
いろいろなお酒に出会えますように。
雨とともに風もひどくなってきやがった!
歩きにくいことこの上ない。
二軒目に立ち寄ったスーパーで、これだけGET!
ここで、アクシデント発生。
ホテルでカバンを開けてみたところ、300ml瓶が入っていない!
(上記写真の左端に写っているやつです。)
おそらく、この場所にそのまま置いて来てしまったのでしょう。
あーあ、ばかばかしい!
こんなことはじめてだよ。
翌日はこのスーパーの開店時刻前に高知を離れる予定でしたので、このお酒の入手は断念せざるを得なかったのでした。
JR高知駅へとやってまいりました。
駅ビルでもあるのかと思ったのですが、そこまで大きくはなかったのね。
でも駅の売店で、前割麦焼酎と純米酒とをGET!
ここへ来て、ようやく高知らしい映像を披露することがかないました。
駅前の電停にて、なつかしいお姿を発見!
590形592号は、かつての名鉄モ592。
揖斐谷汲線直通電車に乗って徹明町のカーブを通過するときに、道路の真ん中にあった美濃町線側の電停にポツリと停車していたお姿を子どもの頃から何度も拝見しておりましたよ。
名鉄書体のナンバーは外されちゃったのね。
さらに徘徊していたら、青い目のカワイ子ちゃんに出会っちゃった。
あ、屋台だ!
ひろめ市場だ!
ものすごくにぎやか!
でもオイラ、こういうところは苦手です。
酒屋を覗いてみたものの、成果はなし。
入場料金代わりに、ダバダ火振を買っておきましたよ。
この日の酒集めはこれでおしまい。
ホテルにチェックインしたのち、夜の街へと繰り出したのでした。
私がお目当てにしていたお店は、“ごはんや 鉄丸”さん。
午後6時の開店と同時に乱入しました。
まずは土佐鶴の上等。
辛口の中に旨みがキリッと効いています。
お通しの白和えはごまの香ばしさが効いていておいしゅうございました。
私が注文したのは、鉄丸定食。
これだけいろいろとついていて990円のお買い得。
酢の物も煮物もあっさり味。
薄味が好きな私にはうれしいところ。
ポテトサラダは、小さなお皿にこれでもかと盛ってありましたよ。
味噌汁も具だくさん。
メインは、さばのしょうが煮。
お店の煮魚って、なんでこんなにおいしいのかな?
家で作ってもこんな味には絶対にならないよ。
(それはオマエがへたくそだからだろ。)
お料理をこんなにたくさん出されたら、そりゃ飲まないわけにはいきません罠。
桂月の銀盃。
糖添なのにキリッと引き締まった辛口で、食事と合うおいしいお酒でした。
そして最後は、美丈夫の特別純米。
米のうまみしっかりなのに辛口でシャープなおいしいお酒。
ごちそうさまでした。
ごはんや鉄丸さん、大満足でした。
こうして、雨降る高知の夜は更けていったのでした。
★☆★☆2020年3月1日(日)★☆★☆
二日目の朝。
雨は上がっておりました。
旅行に出かけると、必要以上に早起きしてしまうワタクシ。
乗車を予定していた列車の発車時刻まで時間があったことから、朝の高知の街を散策してみましたよ。
朝市かな?
立志社跡だって!
自由民権運動だね。
はりまや橋。
高知へ来たらお約束のがっかりスポット。
どうやらこれは、レプリカのご様子。
こちらの現役の橋も、はりまや橋を名乗っておりましたよ。
そのはりまや橋の近くにあったコンビニで、カップ酒2種をGET!
せっかく高知へ来たのですから、はりまや橋電停から路面電車に乗ってみましたよ。
前面展望イェ~イ!
(ガキか。)
3駅乗って、終点の高知駅前電停に到着。
その高知駅からは、8:20発の特急しまんと1号中村行に乗車。
新型の2700系でした。
特急しまんと1号は、ここ高知駅から途中の窪川駅まではJR四国の土讃線を走ります。
その区間は、乗車券と自由席特急券とを購入して乗車しました。
そして窪川駅から先の土佐くろしお鉄道中村線への乗車には、“リョーマの休日 中村・宿毛線フリーきっぷ”を使用しましたよ。
“心はいつも、太平洋ぜよ!”(ナムコ『龍馬くん』より)
特急しまんと1号を終点まで乗って、中村駅で土佐くろしお鉄道宿毛線の宿毛行普通列車613Dに乗り換え。
四万十川を渡って行きます。
“心はいつも、四万十川ぜよ!”
(オマエただそれが言いたかっただけだろ。)
鉄建公団AB線として建設された宿毛線はとにかくまっすぐ。
山なんか、トンネルに続くトンネルでどんどん超えて行きます。
途中、25パーミルなんて勾配もあったりなんかしちゃたりして。
蒸気機関車が通ることなんか一切考慮していなかったからでしょうか。
とにかくまっすぐ!
ひたすらまっすぐ!
“お前、平田だろ!”(藤波辰巳(当時)より)
中村駅から613Dに30分ほど乗って、終点の宿毛(すくも)駅(高知県宿毛市)に到着。
その宿毛駅からは、高知西南交通バスふれあいパーク大月行に乗りかえ。
前面展望イェ~イ!
(ガキか。)
そのふれあいパーク大月行バスを、鹿崎バス停にて下車。
その鹿崎バス停の近くにあるのが、“道の駅すくも”。
地味ー!
ワタクシ、道の駅っていうとデカい建物ばかりだと勝手に思っておりましたもので。
しかもお酒の取扱は皆無。
しょうゆを買ったら、みかんをつけてくれました。
地味だなんて言ってすみませんでした。
帰りはバスがないので、宿毛湾沿いの道を徒歩で戻ります。
“心はいつも、宿毛湾ぜよ!”
実際に海に向かってそう叫んだら、なんだかスッキリしましたよ。
宿毛の街へ戻ってきたら、急に腹が減ってまいりました。
ちょうど昼時だったのね。
出た!
船橋ヘルスセンター跡!
その船橋・・・、じゃなくてららぽーとで食事をいただくことにいたしましたよ。
まずは生小。
セットのサラダ。
地方へ来ると、野菜がおいしいことおいしいこと!
うちの近所にあるスーパーではこんなおいしいやつは売っていませんよ。
メインはビーフカレー。
辛くはないものの、スパイスの香りが豊かでまいう~♪
お肉もゴロゴロでやわらか。
ららぽーとさんでお腹も心も満たされたところで、宿毛の街を徘徊し始めることにいたしました。
最初は雨が小降りだったことから景色を楽しむ余裕もあったのですが、
だんだんひどくなってきやがった!
しかも、宿毛での成果はゼロ!
地焼酎があるはずなのですが、影もかたちも見あたりませんでした。
宿毛の街を2時間半ほど無駄に徘徊したのちに、宿毛駅へと戻ってきました。
この時点で、13:35を回ったところ。
次の列車の発車時刻は、14:34。
ということは、
飲まなきゃやっていられません罠。
発車時刻が近づいたことから、14:34発中村行普通列車620Dに乗車。
今朝来た道を引き返します。
620Dに30分ほど乗って、終点の中村駅(高知県四万十市)にて下車。
中村駅前にあった、鮎のオブジェ。
おいしそう!
中村も、やっぱり雨でした。
まずは、300ml瓶をGET!
後川にかかる中村大橋を渡って行きます。
雨が降っていなけりゃ、きっと川風が気持ちよかったんだろうなぁ。
さらにこれらをGET!
にごり酒カップ(右)はこれまでにもさんざん出会いましたが、ここ中村でようやく当方が独自に定めた入手基準(「特段の事情なき限り、当月または前月製造のもののみを入手する。」というもの)に合致するものに出会うことがかないました。
中村での成果はこれだけ。
雨の中を歩いてヘトヘトの状態で、ホテルにチェックインしました。
チェックイン時にリョーマの休日パスを提示したらお土産をもらえるとのこと。
うちわをいただきました。
この後、中村の夜の街へ繰り出すつもりでした。
でも雨の中を歩き回って疲れてしまったことから、ホテルのレストランで済ませることにいたしましたよ。
まずは、お酒とプチサラダ。
藤娘は米の風味ふんわりで、ちょい苦(いい苦み)すっきり甘口のおいしいお酒でした。
このサラダも、野菜がおいしい!
そしてメインは、黒潮定食。
かつおのたたき!
シャクっとした歯触りがたまりませんなぁ!
しかも臭みゼロでまいう~♪
煮物は、かつおだしの風味が強烈!
これもおいしいわ!
二杯目は、芋焼酎“土佐藩”をお湯割りで。
この日出会うことがかなわなかった、宿毛の焼酎です。
重さがわずかにあるもののしつこさはなく、むしろスッキリしておりました。
そして最後は、青のり入りじゃこ天。
ゴリゴリ感はないものの、青のりの香りが豊かでまいう~♪
青のりはアオサじゃなくて、四万十川で採れるスジアオノリでしょうよ。
ごちそうさまでした。
こうして、中村の夜は更けていったのでした。
でもでもでも!
ホテルに設置されていた自販機で、藤娘のカップ酒をGET!
しかも当方の入手基準に合致しておりましたよ(でも糖添でした)。
★☆★☆2020年3月2日(月)★☆★☆
三日目。
最終日だけは、朝から晴れておりました。
この日も些か早起き気味でした。
そこで、まだ薄暗い中村の街を散策してみることにいたしました。
神社を発見。
“一條神社”だって。
鳥居の脇にあった碑。
“一条氏 中村御所跡”とありました。
あー知らなんだ知らなんだ!
中村の街は、応仁の乱を逃れてやってきた一条教房が開いた街だったのね!
階段を上がって行きます。
拝殿は、2つ並んでおりました。
右は、一條家の霊を祀る一條神社。
そして左は、なんと天神さん。
摂関家藤原氏の一族たる一條家の霊と、その藤原氏によって左遷させられた菅原道真とが並んで祀られているなんて、面白いな。
国鉄中村線開通記念碑もあるでよ。
参拝を終えて中村駅へ向かう途中で立ち寄ったコンビニで、ワンカップ大関の純米生貯蔵を見つけてGET!
中村駅へとやってまいりました。
その中村駅からは、7:19発の窪川行普通列車510Dに乗車。
510Dに4駅(15分ほど)乗って、浮鞭(うきぶち)駅(高知県幡多郡黒潮町)にて下車。
地図では、ここも道として表示されているのですが、
どう見ても“土手の突端部分”だろこれ!
あー怖わ!
あー怖わ!(なんで2回言うんだよ。)
濡れた草を踏んで滑ったら、下の川へ真っ逆さまだ!
その土手の突端部分を、なんとか乗り越えました。
その乗り越えた場所のすぐ近くにあるのが、“道の駅 ビオスおおがた”。
その道の駅ビオスおおがたにて、前割焼酎2種(栗・米)をGET!
帰りは土手の突端部分を避けて迂回して、浮鞭駅へと戻ってまいりました。
まず34段の階段を上がって、
地下通路を通り、
さらに16段の階段を上がると、
そこは浮鞭駅のホーム。
バリアフリーのかけらもないな。
高架の上にあることから、見晴らしのよいところでした。
鳥居を発見!(どうやら厳島神社のようでした)
こういうところを散策してみるのも、きっと面白いだろうな。
その浮鞭駅からは、8:27発の窪川行普通列車310Dに乗車。
途中、鹿島ヶ浦に浮かぶ鹿島を眺めつつ、
“心はいつも・・・・、”
もういいか。
浮鞭駅から310Dに25分ほど乗って、土佐佐賀駅(高知県幡多郡黒潮町)にて下車。
土佐佐賀駅から目的地を目指して歩いていると、わざわざ築堤上に設けられた四種踏切(警報なし、遮断器なし)を発見。
“第1牛谷踏切”だってさ。
中村方面。
窪川方面。
渡り切ったところから左側へ続く道。
先ほど通った土手の突端レベルの草ボーボー感。
しかもその奥は、道があるのやらないのやら。
(築堤の下へ降りて撮影しました。)
この踏切は、いったいどのような理由で存在しているのでしょうか?
前後の道の状態からして、人が日常的に通行しているようには到底見えないし。
それに住宅や田畑があるわけでもなさそうだし。
以下は、あくまでも私の予想です。
中村線のこの区間(窪川-土佐佐賀間)の建設が進められた昭和30年代当時は、この踏切の脇にある山で入会権(いりあいけん:村落の人たちが山へ入って薪や草(堆肥の原料)などを採取する権利)が行使されていて、それを侵害しないためにここに踏切を作って通行を確保したのではないでしょうか。
それが今となっては行使する人がいないことからこんな状態で放置され、それでも入会権自体は存続しているので撤去するわけにはいかないのかもしれません。
あるいは、踏切の撤去について入会権者の同意をとり得ないとか、鉄道会社が入会権の時効消滅を証明できないといった事情も関係しているのかな。
その第1牛谷踏切の近くにあるのが、目的地たる“道の駅 なぶら土佐佐賀”。
しかししかし、怒るでしかし!
道の駅なぶら土佐佐賀での成果はゼロ!
酒は4合瓶のみで、唯一の小瓶はダバダ火振でした。
でも、その道の駅の近くにあったコンビニで、土佐司牡丹のほろよいカップをGET!
これもここに来るまでさんざん出会っておりましたが、ここへ来てようやく当方独自の入手基準に合致するものに出会うことがかなったのでした。
せっかくの晴天ですし、次の電車の発車時刻まで時間があったことから、土佐佐賀駅の周囲を散策してみることにいたしました。
石碑と祠とを発見。
“島内吉刀自彰德碑”だってさ。
刀自ということは、女性でしょうね。
裏側に由来が書いてありましたが、判読不能でした。
その脇には、恵比須神社がありました。
その恵比須神社の裏手に、奇妙なものを発見!
もしかしてこれって、修行かなんかのためのはしご?
かなり上のほうまで続いておりました。
これが何なのか、誰かに聞いてみようと思ったものの、辺りには誰もいやしない。
でも上に登る階段を発見し、もしやと思い、登ってみました。
登り切ったところには広場があり、防災倉庫が置かれておりました。
ここはきっと、津波からの避難場所になっているのね。
その広場からは、さきほど中村線の車窓から眺めた鹿島ヶ浦に浮かぶ鹿島がきれいに見えました。
広場の脇に、比較的新しい石碑を発見。
この広場は、お寺の跡だったのね。
その碑の近くに、けもの道のような跡が、
位置から推察するに、先ほどのはしごを登ると、きっとここに出るのでしょう。
そのけもの道のような跡の最後には、傾いた石碑らしきものがありました。
ですが近づけず、しかも表面が風化しているもよう。
この石碑のことも、それにはしごのことも、結局のところわかりませんでした。
その石碑の裏側。
気が済んだところで、先ほど登ってきた階段を降りて行きます。
こういうのはね、降りるときのほうが怖いんですよ。
うっかり落ち葉や濡れた場所を踏んで滑っちゃったら、おしまいですからね。
(話はいつもスベっているくせに。)
土佐佐賀駅へと戻ってまいりました。
無人駅で、窓口は閉鎖されておりました。
奥の扉の向こうは、喫茶店のようでした。
この時点で、10:00前。
ですが次の列車は、10:43まで来やしない。
となりゃ、いくら平日の午前中でも、やっぱり飲まなきゃやっていられません罠。
ほろ酔い気分で駅舎の外へ出て、観光地図を見ておりました。
へー、知らなんだ知らなんだ。
高知県の西側部分って“幡多(はた)”って呼ぶのね。
興味深く感じつつ地図を眺めていたら、何やら視線を感じたではあ~りませんか!
ん~、ワンちゃん!
ナイスホームラン!(それちがうワンちゃんだろ。)
その土佐佐賀駅からは、10:43発の窪川行普通列車512Dに乗車。
だーれも乗っちゃいない。
512Dは、第一川奥トンネルに突入。
ループトンネルを旋回中!
ループの長いトンネルと抜けると、川奥信号場であった。
赤信号で抑止。
特急が通過して行きましたとさ。
512Dに30分ほど乗って、終点の窪川駅(高知県高岡郡四万十町)にて下車。
窪川駅は、土佐くろしお鉄道中村線の起点駅です。
こちらは土佐くろしお鉄道の駅舎。
三十七番!
岩本寺!
本堂の写真を撮るのを忘れちゃった!
だって、お坊さんの看板が新しくなっていて驚いちゃったんだもん。
こういうやつを予想していたものでね。
(五十五番札所 南光坊にて:2015/11/21)
こちらは大師堂。
南無大師遍照金剛。
参拝を終えて歩いていると、谷干城の像(どうやらFRP製らしい)がありましたよ。
西南戦争で西郷隆盛率いる薩軍の攻撃から熊本城(熊本鎮台)を守ったことで有名ですね。
こういうのを見ていると、ハナ肇を思い出しちゃうのって私だけ?
(オマエだけだよ。)
窪川での成果はこちら。
西日本へ来たときは、その土地の麦味噌を買って帰ることにしておりますよ。
これで酒集めはすべて終了。
12時を過ぎて腹が減ったところに“焼肉”の看板を目の当たりにしたんじゃ、そりゃ食べたくなります罠。
そこで、“焼肉 団”さんのお世話になることに決めました。
まずはビール。
このキムチ、おいしいわ!
ピリ辛の中にこんぶのうまみが効いていましたよ。
ランチメニューは、A(若鳥タレ焼き)、B(四万十ポーク生姜焼き)、C(和牛ステーキ)の他にハンバーグなどがあったのですが、
迷わず“C(和牛ステーキ)”を選択!
やわらかくてジューシー♪
地元の焼肉屋さんのステーキですから、まちがいないですね。
やっぱり野菜もおいしいわ。
あー、おいしかった!
ごちそうさまでした。
“焼肉 団”さんに心もお腹も満たされたところで、窪川駅へと戻ってまいりました。
こちらはJR四国の駅舎です。
その窪川駅からは、14:02発の特急あしずり8号高知行に乗車。
あーダメ人間だダメ人間だ!
さっき飲んだばかりなのに特急に乗ると必ず飲むダメ人間だ!
あしずり8号に1時間ほど乗って、終点の高知駅で乗り換え。
15:13発の特急南風20号岡山行です。
あーダメ人間だダメ人間だ!
今度は2時間半ほど乗るからロング缶を買ってきたダメ人間だ!
南風20号は、瀬戸大橋を渡って行きます。
あたしゃつくづく、瀬戸大橋線が在来線でよかったなと思いますよ。
新幹線なんかでサーッと通過しちゃったんじゃ、この景色をゆったりと鑑賞することなんかできないでしょうからね。
南風20号に2時間半ほど乗って、終点の岡山駅で下車。
新幹線改札内の土産物店で、加茂五葉(カモイツハ)(左)と嘉美心(カミココロ)(右)とをGET!
加茂五葉はあたしゃ津山まで買いに行きましたが、こんなところでも買えるようになっちゃったのね。
最後はのぞみに乗って、苦界へと帰ったとさ。
以上、
・カップ酒12個(再度購入4個)
・一合紙パック酒1個
・一合瓶1本
・300ml瓶4本
・二合瓶1本
・一合前割り焼酎3本
・焼酎100ml瓶(再度購入)1本
の旅でした。
感の良い御仁におかれましてはすでにお分かりのことと思いますが、今回集めたお酒のほとんどは高知駅の周辺で入手可能なものでした。
唯一、藤娘のカップ酒が中村へ出かけた成果でしょうか。
まあでも、楽しかったからいいや!