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【お酒】1762.美濃菊 純米吟醸 300ml [21.岐阜県の酒]

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玉泉堂酒造株式会社
岐阜県養老郡養老町高田八〇〇-三

アルコール分14度以上15度未満
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合58%
内容量300ml
(以上、ラベルより転記)




孝行息子のために神様が滝の水を酒に変えたという伝説のある“養老の滝”。
その養老の滝のお膝元である岐阜県養老町に蔵を置く玉泉堂酒造さんのお酒は、かつて普通酒の美濃菊 180mlをいただいております。

今日いただくこのお酒は、純米吟醸です。
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純米吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。

お酒の色は、ほぼ透明でした。
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上立ち香はないですね。
含んでも、かすかに香りを感じるか感じないかといった具合です。

うまみは淡めです。
米のうまみが広がらず幅もなく、舌の上にふんわりうっすらと乗っかる感じです。
苦みがあって、弱めですが鋭さを感じます。
熟成感や酒臭さはありません。
キレはよいですね。

酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさは弱めですが、弱めなりに鋭さがありますね。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。

甘みはややはっきりかな。
これも弱めですが、弱めなりにわかります。


淡麗ちょい苦ちょいすっぱスッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
かなり淡めで、キレがよくて後味がスッキリしておりました。
でも、淡めなりにうまみがわかったことから、物足りなさは感じませんでした。
苦みやすっぱさは弱めでしたが、うまみが淡めであったが故に目立ったのかもしれません。
甘みも然りでしょう。

香りが弱いので、食中酒としてもいけると思います。
スイスイと行けてしまい、あっちゅう間でございましたとさ。
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そのあっちゅう間に飲んでしまったお酒と合わせたエサはこちら。


焼かなすのごま酢和え。
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冷蔵庫の残り物の煮物。
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そして、出汁巻き卵。
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これらは、普段であればみな薄口(淡口)しょうゆで作っておりました。
でも今日は濃口しょうゆ、それも愛知県知多産のたまりしょうゆを使ってみましたよ。
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焼かなすのごま酢和えや煮物は、しょうゆの風味が効いていておいしくいただくことができました。

でも、出汁巻き卵は、しょうゆの風味がクドく感じてしまいました。
これは薄口(淡口)しょうゆを使ったほうがおいしかったかも。

もっとも、私が作る出汁巻き卵は出汁を多めに入れて弱火で焦げ目をつけずにふっくらと仕上げることから、風味がひかえめの薄口(淡口)しょうゆを使ったほうが出汁の風味を前に出すことができるのでしょう。
一方、濃口しょうゆを使うのであれば、むしろ出汁を少なめにして強火で焼き目をしっかりつけて香ばしさを出したほうがおいしいのかもしれません。

後者の卵焼きもおいしく作れるよう、料理の道を精進したいと思います。


ごちそうさまでした。
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