岩手県は紫波地方と一ノ関とでの酒集め [旅]
3/20(金祝)-22(日)の三連休に、青春18きっぷの2回目3回目を使って出かけてまいりました。
★☆2020年3月20日(金祝)★☆
この日は、盛岡駅(岩手県盛岡市)を目指しておりました。
まずは、上野駅から。
上野駅からは、宇都宮線(東北本線)に乗って北上します。
6:08発の宇都宮行普通527Mに乗車。
途中の小金井駅にて、7:41発の黒磯行普通635Mに乗り換え。
写真が傾いてしまったことを深くお詫び申し上げます。
那須岳を眺めながら、635Mに揺られて行きました。
しかし、車窓を眺める余裕があったのはここまでだったのでした。
635Mを終点の黒磯駅まで乗車。
黒磯駅からは、東北本線の9:08発新白河行普通4129Mに乗車。
4129Mの終点である新白河駅で、9:57発の郡山行2131Mに乗り換え。
ですがこの2131M、この日は強風の影響で11分遅発だったのでした。
今思えばこの遅発が、最悪の事態へと発展する序章だったのでしょう。
青春18きっぷシーズンだというのに、2131Mはガラガラ。
外出自粛の影響でしょうか?
2131Mは強風の影響で白河-久田野間にて抑止&徐行したことで、郡山駅へ20分遅れて到着。
その郡山駅にて、11:05発の福島行普通1137Mに乗り換え。
この1137Mも、強風の影響で到着が遅れて、10分遅発だったのでした。
1137Mの車中にて、昼食。
経費節減をはかるべく、持参したおにぎりをいただきました。
でもこの経費節減策の効果は、この後であっという間に吹っ飛んでしまったのでした。
もちろん、飲みまっせ!
(経費を節減するなら飲まなきゃいいだろ。)
1137Mは、20分遅れで終点の福島駅へ到着。
松川駅と福島駅とで入線予定ホームの変更による信号確認のために抑止を繰り返した結果でした。
なぬー!(石塚英彦さんより)
在来線は、“仙台まで”動いていないんだってさ!
でもここ福島駅で午後3時まで待っていたんじゃ、今日中に盛岡駅へ着けやしない!
しかたがない。
金で解決だ!
東北新幹線で仙台を目指しました。
12:05発のやまびこ207号に乗りましたが、これも30分遅れの到着でした。
出発の順序が逆になっているところから、ダイヤが混乱していることがわかりますね。
(通常ならば12:00発の161号(下の行)は207号の上に表示されるはずです。)
遅れていただけあって、自由席は立席が出るほどの混雑ぶり。
あたしゃ運よく座ることができましたけれど、何か?
やまびこ207号に30分弱乗って、仙台駅に到着。
この時点で、13:07.
在来線に乗り換えるべく、発車時刻を確認しようとしたのですが、
あれ?、何も表示されていない!
ここ仙台駅から一ノ関駅(岩手県一関市)までの間も、暴風の影響で午後3時まで運休なんだってさ!
福島駅の駅員さんよ、だったらそう書いとけよ!
心を落ち着かせるべく、新幹線改札内のNEWDAYSを物色。
そこで蔵王の純米一合瓶を見つけてGET!
一ノ関駅までの新幹線利用も考えたのですが、次のやまびこ号(各駅停車/12:22発やまびこ161号)は2時間半遅れとのこと。
しかもその直後に来るはずのやまびこ57号(12:39発)ときたら、運休なんだってさ。
しばらく待ってようやく来たのは、はやぶさ13号。
これも2時間半遅れでした。
はやぶさ号は一ノ関駅を通過するので、これに乗って盛岡駅まで一気に向かってしまうことにいたしましたよ。
はやぶさ13号は全車指定席。
指定券を買っていなかったワタクシは、ドア脇に居場所を確保。
そりゃもう、飲まなきゃやっていられません罠!
はやぶさ13号に1時間ほど立ったまま乗車して、盛岡駅に到着。
改札を出るときに仙台-盛岡間の料金を精算したら、3,500円だってさ。
福島-仙台間の3,210円と合わせて、6,710円の散財でございましたとさ。
あーあ、三連休に暴風なんか吹かせなくてもいいのに。
盛岡駅に着いた時点で、まだ14:45.
予定よりも2時間以上も早い到着でしたよ。
早く着きすぎてしまったからには、ここはひとつ酒集めのために徘徊してやろうと試みたのでした。
まずは、駅ビルでこれらをGET!
菊の司も廣喜も、このデザインのカップは所見でした。
外へ出たら、雨が降っていやがんの!
しかも暴風は未だおさまらず。
傘なんかさそうものなら、あっちゅう間にこの状態。
そりゃ、ゴミ箱も倒れます罠。
こんなに雨も風もひどいのに、なぜか不思議と太陽が見えるのよ。
なんという中途半端。
いやがらせ以外の何物でもないぜ。
その徘徊で、あさ開の“プロトタイプM”なるお酒を見つけてGET!
このあと、ホテルにチェックインして、いったん休憩。
その後、盛岡駅前の地下にある“小吃店”さんへうかがいました。
(この時点では、店名の読み方がわかりませんでした。)
まずは晩酌セットから。
餃子は、しそ餃子を選択。
孤独のグルメ方式(酢+こしょう+ラー油)でいただきます。
しょうゆを使わなかったら、お店のお姉さんに「しょうゆありませんでしたか?」って聞かれちゃいましたよ。
しその風味が効いていてまいう~♪
皮はパリパリでした。
そして燗酒へ。
あさ開の本醸造でした。
さわやか~♪と思ったら、冷用なのねこれ。
でも嫌味なくおいしくいただけましたよ。
そしてメインは、盛岡じゃじゃ麺!
混ぜていただくのだそうです。
みその風味が香ばしい!
これにはこしょうが合いましたよ。
燗酒ともよく合う!
あ、そうそう!
このお店の名前、小吃店(しょうすうてん)って読むんだってさ。
わざとこのくらい残すのがこのお店での流儀なのだとか。
そこに、卓上にある卵を一つ割って溶いて、
お店のお姉さんに“ちーたんたんお願いします!”と伝えると、お湯(麺のゆで汁か?)を入れてもらえます。
ちーたんたん、まいう~♪
きゅうりの風味がいい感じに効いておりましたよ。
ごちそうさまでした。
こうして、波乱の初日は終了。
盛岡の夜は、雨のまま更けていったのでした。
★☆2020年3月20日(金祝)★☆
早朝の盛岡駅。
晴れてはいるものの、西からはいやな感じの雲が・・・・。
盛岡駅からは、東北本線の6:38発一ノ関行普通1526Mに乗車。
あーあ、
降ってきやがった。
1526Mに10分ちょっと乗って、矢幅駅(岩手県紫波郡矢巾町)にて下車。
不思議と雨はやんでおりました。
早朝から開店するマックスバリュがあるとのことでやってきた矢幅駅(町の表記は“矢巾”)。
そのマックスバリュで、あさ開3種をGET!
左の瓶は、昨日、小吃店さんでいただいたやつですよ。
成果もあり、雨にも降られなかったことから気分をよくしつつ、矢幅駅へ戻ってまいりました。
その矢幅駅からは、7:53発の日詰行普通2586Dに乗車。
2586Dは、花輪線からIGRいわて銀河鉄道を経てやってきたディーゼルカーでした。
矢幅駅から2586Dに1駅だけ乗って、古館駅(岩手県紫波郡紫波町)にて下車。
古館駅があるのは、岩手県の紫波(しわ)町。
その紫波について、文献には以下のような記述がありました。
「 南部杜氏の出身地の中心となっているのは、紫波(しわ)町、石鳥谷(いしどりや)町等の盛岡市南方の地域。現在杜氏数は約330名を数え、専業農家が多く年齢的にも他の杜氏組織に比べて若い人材が多いことも手伝って、近畿、北陸、中国地方等を含め30を超える都道府県の酒蔵にその活躍の場を広げています。淡麗な酒造りを得意とし、“吟醸造りの名手”と称される名杜氏を数多く輩出してきたところも、現代の嗜好にかなった技術の持ち主として全国各地から引く手あまたである理由の1つといえます。石鳥谷町には杜氏組合の本部が置かれているほか、見学施設として「南部杜氏伝承館」「酒の図書館」等が隣接しており、“杜氏のふるさと”としての街づくりも整備されてきています。」
(松崎晴雄『日本酒のテキスト 2 産地の特徴と造り手たち』p.35(2003.11 同友館))
それ故に、この紫波(しわ)地方を徘徊すれば珍しいお酒に巡り合うことができるのではないかと目論んで、今回やって来た次第でした。
わかったかな?
(もうええわ。)
だんだんと、晴れてまいりましたよ!
月の輪酒造店さんの直営店がありました。
開店は10:00とのこと。
しかたがない、あきらめるか。
っていうか、月の輪の一合瓶は、ウチの近所でも入手可能なのよね。
その月の輪酒造店さんの近くにあったスーパーで、ニッカ=アサヒの芋焼酎をGET!
目立った成果のないまま、古館駅へと戻ってまいりました。
古館駅からは、9:50発の北上行2526Mに乗車。
ふたたび1駅だけ乗って、紫波中央駅(岩手県紫波郡紫波町)にて下車。
駅の近くにあったスーパーで、堀の井の本醸造生貯をGET!
なんじゃこりゃ!
けやきって、こんな切り方をしても大丈夫なの?
國盛のどぶろく(左)、いいちこ岩手ラベル(中央)、浜千鳥(右)
いずれも紫波産ではございません。
駅から離れて歩ていたら、雲行きが怪しくなってきやがった。
ほーら、降ってきやがったぜ!
でもザーッと降って、パッと晴れるのくりかえし。
完全にいやがらせだなこりゃ。
マックスバリュとやまやとが並んでりゃ、そりゃ立ち寄りたくなります罠。
やまやのほうで、堀の井カップをGET!
既出ですが、新鮮だったことから再度入手しました。
降ったりやんだりの中を1駅歩いて、日詰駅(岩手県紫波郡紫波町)へとたどりつきました。
その日詰駅からは、11:30発の一ノ関行普通1536Mに乗車。
1536Mに1駅だけ乗って、石鳥谷(いしどりや)駅(岩手県花巻市石鳥谷町)にて下車。
いしどりや~!
エイドリア~ン!(似てないわ。)
フユテシオ~!(それブギウギ専務のおおち係長だろ。)
11:30を回って、腹が減ってまいりました。
そこで石鳥谷駅の待合室を拝借して昼食。
スーパーで買ってきた焼きおにぎりを、ビールとともにいただきました。
しょっぱめなのは、東北テイストだね。
もちろんビールとバッチリ!
待合室には、駅名の由来が紹介されておりましたよ。
お腹が満たされたところで、石鳥谷駅から目的地を目指して歩き始めたのですが・・・、
あーあ、また降ってきやがった。
しかも風がビュービュー吹いていて傘をまともにさせやしない。
暴風雨の中を歩いてやってきたのは、道の駅石鳥谷。
その道の駅石鳥谷にて、石鳥谷産の南部関をGET!
石鳥谷駅へ歩いて戻ろうと思ったら、雨も風もひどくなってきやがった。
しかたがない。
金で解決だ!(700円でした。)
タクシーに乗って、石鳥谷駅へと戻ってまいりました。
その石鳥谷駅からは、12:37発の一ノ関行普通1538Mに乗車。
1538Mに1時間10分乗って、着いたのは一ノ関駅(岩手県一関市)。
石鳥谷での暴風雨がうそのように晴れていやがるの。
一関の街では、かつて一度酒集めをしております。
その際、立ち寄らなかった施設があったことから、そこを目指してやって来たのでした。
やって来たのは、世嬉の一酒造さん。
販売コーナーにて、
本醸造の300ml瓶と、カップ酒3種とをGET!
成果もあり、試飲もさせていただいて、大満足でした。
気を良くして帰ろうとしたところ、
ハァ?、ウソだろ!
突然の雨に、インド人もびっくり、
じゃなくてお店の人もびっくりでした。
はいはい、わかっていますって。
どうせオレが来たから降ったんだよ。
しかたがないしかたがない!
飲みながら雨がやむのを待つしかしかたがない!
深い味わいの、おいしいレッドエールでした。
ビールを飲んでいたら、先ほど試飲を案内してくださったお店の方がやってきて、ビール工場の見学会に誘っていただきました。
世嬉の一酒造さんのこの場所では、もっぱらビールを製造しているのだとか。
清酒は奥州市前沢で共同醸造しているそうです。
テニスコートほどの広さの工場には清酒の仕込桶よりも一回り小さな醸造タンクが周囲を囲んでおり、その中心で数名の方々が瓶詰め作業に従事しておられました。
清酒とちがってもろみを見ることはかないませんでしたが、自動化されている様子がなく、あらゆる工程を手作業で進めていらっしゃることがわかる見学でした。
見学を終えたら、雨はすっかりあがっておりましたよ。
今回は、雨に翻弄されっぱなしの旅でしたわ。
ホテルに向かおうとしたら、図書館の脇にC58形蒸気機関車が保存されていたじゃあ~りませんか!
各所の腐食はほとんどなく、状態は良さそうでした。
もしかしたら、現役復帰できるかもね。
ホテルにチェックインしたのち、夜の街へと繰り出したのでした。
私が選んだのは、“あさひ鮨”さん。
今日は寿司の気分だったのでした。
燗酒は酔仙。
きれいでスッキリなのにふっくらやや甘口のおいしいお酒でした。
なまこ酢。
コリッコリでまいう~♪
臭みゼロだね。
燗酒の次は、芋焼酎(吉酎)。
ふっくら少し、どっしり少しのゆったり飲めるおいしい芋焼酎。
そして、波寿司。
カンパチまいう~♪
握り具合、すなわちご飯とネタとのなれ具合が絶妙!
これはご主人の技!、回転寿司じゃこうはいきませんよ。
あら汁も臭みゼロでおいしかったわ。
あさひ鮨さん、堪能させていただきました。
こうして、一関の夜は更けていったのでした。
★☆2020年3月20日(金祝)★☆
早朝の一ノ関駅。
この日は青春18きっぷを使用。
普通電車を乗り継いで帰るだけでした。
一ノ関駅からは、5:56発の東北本線岩沼行520Mに乗車。
520Mに仙台駅まで乗車。
仙台駅からは、7:45発の福島行普通574Mに乗りました。
574Mに終点の福島駅まで乗車。
その福島駅で、9:37発の郡山行普通1134Mに乗りかえ。
あーダメ人間だダメ人間だ!
まだ朝の9時半だというのに飲み始めるダメ人間だ。
でも心の片隅に後ろめたさを感じて低濃度を選んだ小心者でした。
1134Mに終点の郡山駅まで乗車。
その郡山駅で、10:45発の新白河行普通2136Mに乗りかえ。
2136Mは、11:24に終点の新白河駅に到着。
その新白河駅からは、11:59発の黒磯行の普通4134Mに乗りかえ。
乗りかえで30分以上も平気で待たせるこの接続の悪さは何とかならんものかね!
そういえば、ちょっと前まではこの時間に新白河駅で黒磯行に乗り換えると、もれなくキハ110系ディーゼルカーの2両編成にギュウギュウ詰めにされましたね。
それが今回はE531系電車の5両編成でしたよ。
先週末(2020年3月14日)に改正されたダイヤによれば、キハ110系はこの区間の運用から撤退し、全列車がE531系5両編成での運用となったそうです。
しかも全列車がワンマン運転なのに、運転士による運賃収受がなく、かつ全駅で全扉開閉なんだってさ。
要するに、途中駅での運賃収受は信用乗車方式(キセルし放題)へと変更になったのね。
4134Mの終点である黒磯駅からは、12:48発の宇都宮行普通650Mに乗りかえ。
あーダメ人間だダメ人間だ!
ロングシートでそこそこ混むのに我慢できないダメ人間だ!
650Mを終点まで乗って、宇都宮駅(栃木県宇都宮市)に到着いたしました。
いつもお読みいただいている皆さまにおかれましては、「またかよ。」と呆れていらっしゃることでしょう。
しかし、呆れられるほど、あたしゃ“アレ”が大好きなのです。
それ故に、あたしゃけっして宇都宮駅を素通りすることができないのですよ。
まずは、餃子像様に最敬礼!
昨年(2019年)の総務省家計調査で、一世帯当たりの餃子購入額が浜松市を抜いて4年ぶりに宇都宮市が一位に返り咲いたことにおかれましては、まことに以て祝着至極に存じ奉ります。
バスに乗って、東武駅前を目指します。
東武駅前へとやってまいりました。
目指していたのはもちろん、三平食堂さんですぞ!
この時点で、午後2時。
あたしゃ三平食堂さんでの宴を思いっきり楽しむために、今朝3時半に朝食をとって以来、なにも食べずにずっと我慢してきたのですよ!(でもビールは我慢できなかったじゃないか。)
まずは生ビール
今日はのしイカ付きでした。
そして、“野菜サラダ単品”。
これはもう、草食動物にとってのパフェや!
もちろん餃子もいただきますよ!
奥が普通の餃子で、手前がしそ餃子です。
その餃子を、孤独のグルメ方式(酢+こしょう+ラー油)でいただきます。
これは普通の餃子で、餡はほぼ野菜。
この餃子がね、肉よりも魚よりも野菜が大好きなワタクシを魅了してやまないのですよ!
こちらはしそ餃子。
普通の餃子と同じ餡を、しそで巻いてあるのです。
しその香りがふわっと効いて、これまたおいしい一品!
その野菜のおいしさが凝縮された餃子に合わせたのは、十一正宗の燗酒。
きれいで雑味のない十一正宗が、野菜のうまみとちょうどよく合うのです!
宇都宮には餃子専門店がたくさんありますが、栃木の地酒といっしょに餃子を食べることができるお店って、三平食堂さんしかないんじゃないのかな?
三平食堂さん、毎度のことながら堪能させていただきました。
これだから、あたしゃ普通電車で東北から帰ってきたときには、宇都宮をけっして素通りすることができないのですよ。
お腹も心も満たされたところで、オリオン通りを歩いて帰ったとさ。
宇都宮は、とうとうLRT(ライトレールトランジット:要するに路面電車)に手を出してしまったのね。
願わくは、姫路モノレールや桃花台線の前轍を踏むことだけは避けてほしいな。
そうそう!
前の記事のコメント欄で、tomoさんから“宇都宮に開花宣言が出された”って知らせていただいたんだっけ。
そこでその開花の様子を見るべく、二荒山神社を参拝することにいたしましたよ。
開花宣言が出されたばかりですからね、まだ2分咲きといったところでした。
石段を上がって、拝殿にて二礼二拍手一礼。
おいしい餃子をありがとう。
この様子だと、来週末(3/28-29)に来ていたら、きっと満開だったんだろうね。
花見と参拝とを終え、石段を下りて、
宇都宮駅へと戻り、宇都宮線の普通電車のグリーン車に乗って帰ったとさ。
以上、
・カップ酒8個(うち再度購入2個)
・一合瓶3本
・300ml瓶4本
・焼酎カップ2個(うち前割り1個)
・どぶろく300ml瓶1個
の旅でした。
成果はそれほど多くはありませんでした。
300ml瓶は少ながらず見かけましたが、当方独自の入手基準(“特段の事情なき限り、当月または前月製造のもののみを入手する。”というもの)に合致するものに出会うことが叶わなかったもので。
スーパーを攻めるよりも、蔵元さんを回ったほうがよかったのかも。
それに、雨が降ったり風が吹いたりで、尋常ではないことがいろいろと発生してしまいました。
まあでもね、面白かったからいいや。
一昨年は出かける度に雨に降られましたが、去年は奇跡のように雨を避けることができました。
“禍福は糾える縄の如し”と言いますからね、もしかしたら今年一年間は再び雨に悩まされるのかも。
★☆2020年3月20日(金祝)★☆
この日は、盛岡駅(岩手県盛岡市)を目指しておりました。
まずは、上野駅から。
上野駅からは、宇都宮線(東北本線)に乗って北上します。
6:08発の宇都宮行普通527Mに乗車。
途中の小金井駅にて、7:41発の黒磯行普通635Mに乗り換え。
写真が傾いてしまったことを深くお詫び申し上げます。
那須岳を眺めながら、635Mに揺られて行きました。
しかし、車窓を眺める余裕があったのはここまでだったのでした。
635Mを終点の黒磯駅まで乗車。
黒磯駅からは、東北本線の9:08発新白河行普通4129Mに乗車。
4129Mの終点である新白河駅で、9:57発の郡山行2131Mに乗り換え。
ですがこの2131M、この日は強風の影響で11分遅発だったのでした。
今思えばこの遅発が、最悪の事態へと発展する序章だったのでしょう。
青春18きっぷシーズンだというのに、2131Mはガラガラ。
外出自粛の影響でしょうか?
2131Mは強風の影響で白河-久田野間にて抑止&徐行したことで、郡山駅へ20分遅れて到着。
その郡山駅にて、11:05発の福島行普通1137Mに乗り換え。
この1137Mも、強風の影響で到着が遅れて、10分遅発だったのでした。
1137Mの車中にて、昼食。
経費節減をはかるべく、持参したおにぎりをいただきました。
でもこの経費節減策の効果は、この後であっという間に吹っ飛んでしまったのでした。
もちろん、飲みまっせ!
(経費を節減するなら飲まなきゃいいだろ。)
1137Mは、20分遅れで終点の福島駅へ到着。
松川駅と福島駅とで入線予定ホームの変更による信号確認のために抑止を繰り返した結果でした。
なぬー!(石塚英彦さんより)
在来線は、“仙台まで”動いていないんだってさ!
でもここ福島駅で午後3時まで待っていたんじゃ、今日中に盛岡駅へ着けやしない!
しかたがない。
金で解決だ!
東北新幹線で仙台を目指しました。
12:05発のやまびこ207号に乗りましたが、これも30分遅れの到着でした。
出発の順序が逆になっているところから、ダイヤが混乱していることがわかりますね。
(通常ならば12:00発の161号(下の行)は207号の上に表示されるはずです。)
遅れていただけあって、自由席は立席が出るほどの混雑ぶり。
あたしゃ運よく座ることができましたけれど、何か?
やまびこ207号に30分弱乗って、仙台駅に到着。
この時点で、13:07.
在来線に乗り換えるべく、発車時刻を確認しようとしたのですが、
あれ?、何も表示されていない!
ここ仙台駅から一ノ関駅(岩手県一関市)までの間も、暴風の影響で午後3時まで運休なんだってさ!
福島駅の駅員さんよ、だったらそう書いとけよ!
心を落ち着かせるべく、新幹線改札内のNEWDAYSを物色。
そこで蔵王の純米一合瓶を見つけてGET!
一ノ関駅までの新幹線利用も考えたのですが、次のやまびこ号(各駅停車/12:22発やまびこ161号)は2時間半遅れとのこと。
しかもその直後に来るはずのやまびこ57号(12:39発)ときたら、運休なんだってさ。
しばらく待ってようやく来たのは、はやぶさ13号。
これも2時間半遅れでした。
はやぶさ号は一ノ関駅を通過するので、これに乗って盛岡駅まで一気に向かってしまうことにいたしましたよ。
はやぶさ13号は全車指定席。
指定券を買っていなかったワタクシは、ドア脇に居場所を確保。
そりゃもう、飲まなきゃやっていられません罠!
はやぶさ13号に1時間ほど立ったまま乗車して、盛岡駅に到着。
改札を出るときに仙台-盛岡間の料金を精算したら、3,500円だってさ。
福島-仙台間の3,210円と合わせて、6,710円の散財でございましたとさ。
あーあ、三連休に暴風なんか吹かせなくてもいいのに。
盛岡駅に着いた時点で、まだ14:45.
予定よりも2時間以上も早い到着でしたよ。
早く着きすぎてしまったからには、ここはひとつ酒集めのために徘徊してやろうと試みたのでした。
まずは、駅ビルでこれらをGET!
菊の司も廣喜も、このデザインのカップは所見でした。
外へ出たら、雨が降っていやがんの!
しかも暴風は未だおさまらず。
傘なんかさそうものなら、あっちゅう間にこの状態。
そりゃ、ゴミ箱も倒れます罠。
こんなに雨も風もひどいのに、なぜか不思議と太陽が見えるのよ。
なんという中途半端。
いやがらせ以外の何物でもないぜ。
その徘徊で、あさ開の“プロトタイプM”なるお酒を見つけてGET!
このあと、ホテルにチェックインして、いったん休憩。
その後、盛岡駅前の地下にある“小吃店”さんへうかがいました。
(この時点では、店名の読み方がわかりませんでした。)
まずは晩酌セットから。
餃子は、しそ餃子を選択。
孤独のグルメ方式(酢+こしょう+ラー油)でいただきます。
しょうゆを使わなかったら、お店のお姉さんに「しょうゆありませんでしたか?」って聞かれちゃいましたよ。
しその風味が効いていてまいう~♪
皮はパリパリでした。
そして燗酒へ。
あさ開の本醸造でした。
さわやか~♪と思ったら、冷用なのねこれ。
でも嫌味なくおいしくいただけましたよ。
そしてメインは、盛岡じゃじゃ麺!
混ぜていただくのだそうです。
みその風味が香ばしい!
これにはこしょうが合いましたよ。
燗酒ともよく合う!
あ、そうそう!
このお店の名前、小吃店(しょうすうてん)って読むんだってさ。
わざとこのくらい残すのがこのお店での流儀なのだとか。
そこに、卓上にある卵を一つ割って溶いて、
お店のお姉さんに“ちーたんたんお願いします!”と伝えると、お湯(麺のゆで汁か?)を入れてもらえます。
ちーたんたん、まいう~♪
きゅうりの風味がいい感じに効いておりましたよ。
ごちそうさまでした。
こうして、波乱の初日は終了。
盛岡の夜は、雨のまま更けていったのでした。
★☆2020年3月20日(金祝)★☆
早朝の盛岡駅。
晴れてはいるものの、西からはいやな感じの雲が・・・・。
盛岡駅からは、東北本線の6:38発一ノ関行普通1526Mに乗車。
あーあ、
降ってきやがった。
1526Mに10分ちょっと乗って、矢幅駅(岩手県紫波郡矢巾町)にて下車。
不思議と雨はやんでおりました。
早朝から開店するマックスバリュがあるとのことでやってきた矢幅駅(町の表記は“矢巾”)。
そのマックスバリュで、あさ開3種をGET!
左の瓶は、昨日、小吃店さんでいただいたやつですよ。
成果もあり、雨にも降られなかったことから気分をよくしつつ、矢幅駅へ戻ってまいりました。
その矢幅駅からは、7:53発の日詰行普通2586Dに乗車。
2586Dは、花輪線からIGRいわて銀河鉄道を経てやってきたディーゼルカーでした。
矢幅駅から2586Dに1駅だけ乗って、古館駅(岩手県紫波郡紫波町)にて下車。
古館駅があるのは、岩手県の紫波(しわ)町。
その紫波について、文献には以下のような記述がありました。
「 南部杜氏の出身地の中心となっているのは、紫波(しわ)町、石鳥谷(いしどりや)町等の盛岡市南方の地域。現在杜氏数は約330名を数え、専業農家が多く年齢的にも他の杜氏組織に比べて若い人材が多いことも手伝って、近畿、北陸、中国地方等を含め30を超える都道府県の酒蔵にその活躍の場を広げています。淡麗な酒造りを得意とし、“吟醸造りの名手”と称される名杜氏を数多く輩出してきたところも、現代の嗜好にかなった技術の持ち主として全国各地から引く手あまたである理由の1つといえます。石鳥谷町には杜氏組合の本部が置かれているほか、見学施設として「南部杜氏伝承館」「酒の図書館」等が隣接しており、“杜氏のふるさと”としての街づくりも整備されてきています。」
(松崎晴雄『日本酒のテキスト 2 産地の特徴と造り手たち』p.35(2003.11 同友館))
それ故に、この紫波(しわ)地方を徘徊すれば珍しいお酒に巡り合うことができるのではないかと目論んで、今回やって来た次第でした。
わかったかな?
(もうええわ。)
だんだんと、晴れてまいりましたよ!
月の輪酒造店さんの直営店がありました。
開店は10:00とのこと。
しかたがない、あきらめるか。
っていうか、月の輪の一合瓶は、ウチの近所でも入手可能なのよね。
その月の輪酒造店さんの近くにあったスーパーで、ニッカ=アサヒの芋焼酎をGET!
目立った成果のないまま、古館駅へと戻ってまいりました。
古館駅からは、9:50発の北上行2526Mに乗車。
ふたたび1駅だけ乗って、紫波中央駅(岩手県紫波郡紫波町)にて下車。
駅の近くにあったスーパーで、堀の井の本醸造生貯をGET!
なんじゃこりゃ!
けやきって、こんな切り方をしても大丈夫なの?
國盛のどぶろく(左)、いいちこ岩手ラベル(中央)、浜千鳥(右)
いずれも紫波産ではございません。
駅から離れて歩ていたら、雲行きが怪しくなってきやがった。
ほーら、降ってきやがったぜ!
でもザーッと降って、パッと晴れるのくりかえし。
完全にいやがらせだなこりゃ。
マックスバリュとやまやとが並んでりゃ、そりゃ立ち寄りたくなります罠。
やまやのほうで、堀の井カップをGET!
既出ですが、新鮮だったことから再度入手しました。
降ったりやんだりの中を1駅歩いて、日詰駅(岩手県紫波郡紫波町)へとたどりつきました。
その日詰駅からは、11:30発の一ノ関行普通1536Mに乗車。
1536Mに1駅だけ乗って、石鳥谷(いしどりや)駅(岩手県花巻市石鳥谷町)にて下車。
いしどりや~!
エイドリア~ン!(似てないわ。)
フユテシオ~!(それブギウギ専務のおおち係長だろ。)
11:30を回って、腹が減ってまいりました。
そこで石鳥谷駅の待合室を拝借して昼食。
スーパーで買ってきた焼きおにぎりを、ビールとともにいただきました。
しょっぱめなのは、東北テイストだね。
もちろんビールとバッチリ!
待合室には、駅名の由来が紹介されておりましたよ。
お腹が満たされたところで、石鳥谷駅から目的地を目指して歩き始めたのですが・・・、
あーあ、また降ってきやがった。
しかも風がビュービュー吹いていて傘をまともにさせやしない。
暴風雨の中を歩いてやってきたのは、道の駅石鳥谷。
その道の駅石鳥谷にて、石鳥谷産の南部関をGET!
石鳥谷駅へ歩いて戻ろうと思ったら、雨も風もひどくなってきやがった。
しかたがない。
金で解決だ!(700円でした。)
タクシーに乗って、石鳥谷駅へと戻ってまいりました。
その石鳥谷駅からは、12:37発の一ノ関行普通1538Mに乗車。
1538Mに1時間10分乗って、着いたのは一ノ関駅(岩手県一関市)。
石鳥谷での暴風雨がうそのように晴れていやがるの。
一関の街では、かつて一度酒集めをしております。
その際、立ち寄らなかった施設があったことから、そこを目指してやって来たのでした。
やって来たのは、世嬉の一酒造さん。
販売コーナーにて、
本醸造の300ml瓶と、カップ酒3種とをGET!
成果もあり、試飲もさせていただいて、大満足でした。
気を良くして帰ろうとしたところ、
ハァ?、ウソだろ!
突然の雨に、インド人もびっくり、
じゃなくてお店の人もびっくりでした。
はいはい、わかっていますって。
どうせオレが来たから降ったんだよ。
しかたがないしかたがない!
飲みながら雨がやむのを待つしかしかたがない!
深い味わいの、おいしいレッドエールでした。
ビールを飲んでいたら、先ほど試飲を案内してくださったお店の方がやってきて、ビール工場の見学会に誘っていただきました。
世嬉の一酒造さんのこの場所では、もっぱらビールを製造しているのだとか。
清酒は奥州市前沢で共同醸造しているそうです。
テニスコートほどの広さの工場には清酒の仕込桶よりも一回り小さな醸造タンクが周囲を囲んでおり、その中心で数名の方々が瓶詰め作業に従事しておられました。
清酒とちがってもろみを見ることはかないませんでしたが、自動化されている様子がなく、あらゆる工程を手作業で進めていらっしゃることがわかる見学でした。
見学を終えたら、雨はすっかりあがっておりましたよ。
今回は、雨に翻弄されっぱなしの旅でしたわ。
ホテルに向かおうとしたら、図書館の脇にC58形蒸気機関車が保存されていたじゃあ~りませんか!
各所の腐食はほとんどなく、状態は良さそうでした。
もしかしたら、現役復帰できるかもね。
ホテルにチェックインしたのち、夜の街へと繰り出したのでした。
私が選んだのは、“あさひ鮨”さん。
今日は寿司の気分だったのでした。
燗酒は酔仙。
きれいでスッキリなのにふっくらやや甘口のおいしいお酒でした。
なまこ酢。
コリッコリでまいう~♪
臭みゼロだね。
燗酒の次は、芋焼酎(吉酎)。
ふっくら少し、どっしり少しのゆったり飲めるおいしい芋焼酎。
そして、波寿司。
カンパチまいう~♪
握り具合、すなわちご飯とネタとのなれ具合が絶妙!
これはご主人の技!、回転寿司じゃこうはいきませんよ。
あら汁も臭みゼロでおいしかったわ。
あさひ鮨さん、堪能させていただきました。
こうして、一関の夜は更けていったのでした。
★☆2020年3月20日(金祝)★☆
早朝の一ノ関駅。
この日は青春18きっぷを使用。
普通電車を乗り継いで帰るだけでした。
一ノ関駅からは、5:56発の東北本線岩沼行520Mに乗車。
520Mに仙台駅まで乗車。
仙台駅からは、7:45発の福島行普通574Mに乗りました。
574Mに終点の福島駅まで乗車。
その福島駅で、9:37発の郡山行普通1134Mに乗りかえ。
あーダメ人間だダメ人間だ!
まだ朝の9時半だというのに飲み始めるダメ人間だ。
でも心の片隅に後ろめたさを感じて低濃度を選んだ小心者でした。
1134Mに終点の郡山駅まで乗車。
その郡山駅で、10:45発の新白河行普通2136Mに乗りかえ。
2136Mは、11:24に終点の新白河駅に到着。
その新白河駅からは、11:59発の黒磯行の普通4134Mに乗りかえ。
乗りかえで30分以上も平気で待たせるこの接続の悪さは何とかならんものかね!
そういえば、ちょっと前まではこの時間に新白河駅で黒磯行に乗り換えると、もれなくキハ110系ディーゼルカーの2両編成にギュウギュウ詰めにされましたね。
それが今回はE531系電車の5両編成でしたよ。
先週末(2020年3月14日)に改正されたダイヤによれば、キハ110系はこの区間の運用から撤退し、全列車がE531系5両編成での運用となったそうです。
しかも全列車がワンマン運転なのに、運転士による運賃収受がなく、かつ全駅で全扉開閉なんだってさ。
要するに、途中駅での運賃収受は信用乗車方式
4134Mの終点である黒磯駅からは、12:48発の宇都宮行普通650Mに乗りかえ。
あーダメ人間だダメ人間だ!
ロングシートでそこそこ混むのに我慢できないダメ人間だ!
650Mを終点まで乗って、宇都宮駅(栃木県宇都宮市)に到着いたしました。
いつもお読みいただいている皆さまにおかれましては、「またかよ。」と呆れていらっしゃることでしょう。
しかし、呆れられるほど、あたしゃ“アレ”が大好きなのです。
それ故に、あたしゃけっして宇都宮駅を素通りすることができないのですよ。
まずは、餃子像様に最敬礼!
昨年(2019年)の総務省家計調査で、一世帯当たりの餃子購入額が浜松市を抜いて4年ぶりに宇都宮市が一位に返り咲いたことにおかれましては、まことに以て祝着至極に存じ奉ります。
バスに乗って、東武駅前を目指します。
東武駅前へとやってまいりました。
目指していたのはもちろん、三平食堂さんですぞ!
この時点で、午後2時。
あたしゃ三平食堂さんでの宴を思いっきり楽しむために、今朝3時半に朝食をとって以来、なにも食べずにずっと我慢してきたのですよ!(でもビールは我慢できなかったじゃないか。)
まずは生ビール
今日はのしイカ付きでした。
そして、“野菜サラダ単品”。
これはもう、草食動物にとってのパフェや!
もちろん餃子もいただきますよ!
奥が普通の餃子で、手前がしそ餃子です。
その餃子を、孤独のグルメ方式(酢+こしょう+ラー油)でいただきます。
これは普通の餃子で、餡はほぼ野菜。
この餃子がね、肉よりも魚よりも野菜が大好きなワタクシを魅了してやまないのですよ!
こちらはしそ餃子。
普通の餃子と同じ餡を、しそで巻いてあるのです。
しその香りがふわっと効いて、これまたおいしい一品!
その野菜のおいしさが凝縮された餃子に合わせたのは、十一正宗の燗酒。
きれいで雑味のない十一正宗が、野菜のうまみとちょうどよく合うのです!
宇都宮には餃子専門店がたくさんありますが、栃木の地酒といっしょに餃子を食べることができるお店って、三平食堂さんしかないんじゃないのかな?
三平食堂さん、毎度のことながら堪能させていただきました。
これだから、あたしゃ普通電車で東北から帰ってきたときには、宇都宮をけっして素通りすることができないのですよ。
お腹も心も満たされたところで、オリオン通りを歩いて帰ったとさ。
宇都宮は、とうとうLRT(ライトレールトランジット:要するに路面電車)に手を出してしまったのね。
願わくは、姫路モノレールや桃花台線の前轍を踏むことだけは避けてほしいな。
そうそう!
前の記事のコメント欄で、tomoさんから“宇都宮に開花宣言が出された”って知らせていただいたんだっけ。
そこでその開花の様子を見るべく、二荒山神社を参拝することにいたしましたよ。
開花宣言が出されたばかりですからね、まだ2分咲きといったところでした。
石段を上がって、拝殿にて二礼二拍手一礼。
おいしい餃子をありがとう。
この様子だと、来週末(3/28-29)に来ていたら、きっと満開だったんだろうね。
花見と参拝とを終え、石段を下りて、
宇都宮駅へと戻り、宇都宮線の普通電車のグリーン車に乗って帰ったとさ。
以上、
・カップ酒8個(うち再度購入2個)
・一合瓶3本
・300ml瓶4本
・焼酎カップ2個(うち前割り1個)
・どぶろく300ml瓶1個
の旅でした。
成果はそれほど多くはありませんでした。
300ml瓶は少ながらず見かけましたが、当方独自の入手基準(“特段の事情なき限り、当月または前月製造のもののみを入手する。”というもの)に合致するものに出会うことが叶わなかったもので。
スーパーを攻めるよりも、蔵元さんを回ったほうがよかったのかも。
それに、雨が降ったり風が吹いたりで、尋常ではないことがいろいろと発生してしまいました。
まあでもね、面白かったからいいや。
一昨年は出かける度に雨に降られましたが、去年は奇跡のように雨を避けることができました。
“禍福は糾える縄の如し”と言いますからね、もしかしたら今年一年間は再び雨に悩まされるのかも。