【お酒】1775.伝心 雪 純米吟醸酒 300ml [18.福井県の酒]
株式会社一本義久保本店
福井県勝山市沢町一丁目3番1号
原材料名 米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合 55%
アルコール分 16度
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)
一本義久保本店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
1041.一本義 金印 カップ(2回目はこちら)
1042.一本義 上撰 本醸造 カップ(2回目はこちら)
今日いただくこのお酒は純米吟醸酒ですが、蔵元さんのWebsiteによれば、適切な保管と商品説明とを為し得るお店にてのみ販売されている限定流通のお酒なのだとか。
純米吟醸酒ですが、ぬる燗でもいけるのね。
吟醸酒を燗にすると苦みが立ってしまうことが少なからずありましたが、このお酒は大丈夫なのでしょうか?
それではいただいてみたいと思います。
まずは、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ごくかすかに着いていることがわかる程度でした。
上立ち香はないですね。
でも、一口含むと、フルーティーな風味とともに、生貯蔵酒みたいなフレッシュな風味とが口の中に広がって、それらが鼻へと抜けていきますよ。
うまみはやや濃いめでしょう。
米のうまみに厚みがあるとともに、舌の上を突くようにも感じます。
吟醸酒らしい苦みがあって、弱めではある者の鋭さを少し感じます。
渋みもかすかにあるみたいです。
純米ですが、キレはよいですね。
酸味ははっきりしています。
すっぱさがやや強めで、鋭さとともに爽やかさを感じます。
スースー感はなく、ピリピリ感もありません。
甘みはややはっきりでしょうか。
べとつかず、かなりさらりとしておりますが、それでも幅を感じます。
やや濃醇で爽快ちょいすっぱ旨やや甘口のおいしいお酒でした。
酸味がやや突出しておりますが、それが風味と相俟ってかなり爽やかでした。
甘みもいい感じにコクを添えているようでした。
それを弱めの苦みと渋みとが引き締めておりました。
爽やかなのに骨太なお酒。
食事ともよく合いました。
ここで、ぬる燗にしてみましたよ。
うまみがキリッと引き締まってまいりましたよ。
苦みや渋みは引きますね。
それに甘みもひいて、やや辛口になりましたよ。
さらに酸味に深みが少し出てまいりました。
ぬる燗だとキリッと引き締まって味わい深い、爽快ちょいすっぱちょい深旨やや辛口のおいしいお酒になりました。
爽やかさはそのままで、キリッと引き締まって、しかも酸味に深みが出てきやがった。
しかも苦みや渋みが引いて、よりキレイになりましたよ。
これうまいね!
“伝心 雪”は、冷やしても、そして燗でもおいしい純米吟醸酒でした。
その“伝心 雪”にあわせた今日のエサ。
“なると巻”がどうしても食べたかった今日のワタクシ。
そこで冷蔵庫の残り物と共に煮てみました。
そして、じゃがいもとキャベツとのオムレツ。
卵3個が賞味期限を迎えつつあったもので。
ごちそうさまでした。
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平日の猫。
休日の猫。
どうしてこうもちがうのかね。
(友情出演)