“嘉美心 上撰 カミココロカップ”をまた飲んでみましたよ~だ! [また飲んでみました]
嘉美心酒造株式会社
岡山県浅口市寄島町7500-2
アルコール分/15.0度以上16.0度未満
原材料名/米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
内容量180ml
(以上、カップの印刷事項より転記)
《初回記事はこちら》
【お酒】1081.嘉美心 上撰 カミココロカップ
こちらひさびさの嘉美心。
「代表酒銘の「嘉美心」は、二代目当主が「身も心も清らかにして御酒を醸したい」との願いから「神心」と同音の言葉を選んだと伝えられている。」(※1)という文献の記述を再度確認しておきたいと思います。
話のネタがあっさりと尽きたところで、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、ほぼ無色透明でした。
燗をつけると、甘い香りがかすかに立ちました。
うまみはやや淡めでしょう。
やわらかいうまみをほんのりですが、それでもうまみに幅を感じます。
苦みがあって、弱めですが鋭さを感じます。
熟成感はなく、酒臭さも感じません。
キレはよいですね。
酸味はややはっきりでしょう。
すっぱさは少し強めで、鋭さがあることがわかります。
スースー感も少しはっきりしています。
ピリピリ感はありません。
甘みははっきりでしょう。
幅を感じる甘みですが、クドさやべとついた感じはありません。
やや淡麗でちょい苦ちょいすっぱちょいスー旨甘口のおいしいお酒でした。
やや淡めでしたが、それでもうまみに幅があって飲み応えを感じました。
“ちょい苦ちょいすっぱちょいスー”と書きましたが、それもやや淡めであるが故のことで、それぞれが突出することなく味わいをバランスよくまとめてくれているようでした。
甘みもクドさがなく、いい感じにコクを添えているように感じました。
甘口の食中酒。
おいしいね!
(※1)山陽新聞社出版局編集・岡山県酒造組合連合会協賛『岡山の酒』p.78(1997.5 山陽新聞社)