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“小鹿 25度 200ml”を三たび飲んでみましたよ~だ! [また飲んでみました]

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製造者 小鹿酒造株式会社
鹿児島県鹿屋市吾平町上名7312

本格焼酎
原材料名 さつまいも(鹿児島県産)、米麹(国産米)
アルコール分 25度
内容量 200ml
(以上、ラベルより転記)


《初回記事はこちら》
《焼酎》52.小鹿 25度 200ml

《二回目記事はこちら》
“小鹿 25度 200ml”をまた飲んでみましたよ~だ!





今日はね、火野正平、
じゃなくて、小鹿みき、
いやいや、鹿児島の芋焼酎“小鹿”を3回目ですがいただきましたよ。
このボケ、平成生まれにはわかるまい!


いまでこそ株式会社である小鹿酒造さん。
でもその出発は、地域の蔵元さんが合弁で設立した協業組合だったのだとか。
なんでも、「1971年にメーカー4社で組合を設立、88年には2社がこれに加わった。」(※1)とありましたよ。
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しかもその“小鹿”という名称は、「「鹿」屋地区の「小」さなメーカーの集まりという意味で名付けられたという。」(※2)のだとか。


そんな“小鹿”なのに、ラベルのデザインは紅葉。
もしかして、“もみじ=鹿肉”ってこと?
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ところでこの“小鹿”は、鹿児島市内にあったセブンイレブンで入手したのでした。
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というのも、8月の初めに鹿児島市内を徘徊していた際、とある焼酎専門店を訪問してカップやペットボトルの焼酎はないかと尋ねたところ、そのお店のオバハンお姐さんに、
「セブンイレブンへ行け!」
と一喝されたものでね。
北方謙三かよ!って思いましたよ。

でもね、鹿屋から離れた鹿児島市内のコンビニでも入手できることは、この小鹿が鹿児島県内では広く愛飲されていることの証左でしょうよ。
オイラにとっては、コンビニでお手軽に入手できる小鹿で充分!
一升瓶でしか飲めない“幻の焼酎”なんて糞くらえだぜ!



それでは、いただいてみたいと思います。



まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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最初にピリリと来ます。
でもその直後に、芋のふっくら感が鋭く鼻腔を突いてきます。
甘みもあって、けっこうしっかりしていますね。
重さはまったく感じません。
キレはとてもよく、スッと引いて行きますよ。



次に、お湯割りで。
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これは芋のふっくら感がパッと広がりますね。
甘みは薄まることなくしっかり残っておりますよ。
重さや苦みは、熱いうちは感じませんでしたが、冷めるにつれてちょっと出てくるみたいです。
キレのよさは生と同じで、スッと引いていきますよ。

お湯割りは、風味豊かで甘みしっかりなのに、キレがよくてとてもスッキリでした。
冷めると苦みと重さとがちょっと出たので、熱いうちにズズズッといただいたほうがよいかもしれません
うまいね!



最後は残りをロックで。
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キリッと引き締まっているものの、甘みが角を和らげてくれておりました。
苦みがでましたが、強くはないですね。

これはやっぱり刺身かな。



“小鹿”はスッキリしているものの、風味豊かなおいしい芋焼酎でした。
さつま白波のようなガツンと来る味わいではないものの、芋の風味がしっかりしていて飲み応えがありましたよ。
それでいてキレがよく、また甘みがいい感じに効いておりました。

やっぱり小鹿はうまいね。
だからこそ、あたしゃ鹿児島へ行くたびについつい買っちゃうのですよ。



その小鹿と合わせた今日のエサ。

酢の物を食べたかったので、うざくならぬ“さんまざく”。
うなぎの蒲焼をさんまの蒲焼缶で代用したのでした。
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そして今日は、さつまいも。
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冷蔵庫の残り物と共に煮物にしてみましたよ。
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ふっくらと炊きあがってまいう~でした。
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ごちそうさまでした。








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“ゴロン”は、「触れ!」のご命令。
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仰せの通りにさせていただきましたとさ。
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(友情出演)


(※1)株式会社フード・ビジネス『薩摩焼酎・奄美黒糖焼酎』p.12(2001.5 柴田書店MOOK)
(※2)『庶民価格でうまい! 芋焼酎はこれで決まり』p.152(2005.5 洋泉社ムック045)