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《焼酎》161.さつま国分 25度 360ml 【翌日追記あり】 [9946.鹿児島県の焼酎]

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国分酒造株式会社
鹿児島県霧島市国分川原1750

本格焼酎
原材料:さつまいも 米麹(国産米)
アルコール分:25度
容量:360ml詰
(以上、包装フィルムより転記)




70年、鹿児島県国分市と姶良郡の焼酎メーカー10社が加治木酒造協業組合を設立し、共同ビン詰め工場を建設。この時点で一部協業化事業だったが、86年、製造免許の一本化に賛同した6社により、国分酒造協業組合が設立。」(※1)という、もともとは複数蔵の協業組合として出発なさった国分酒造さん。
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これまでに、以下のものをいただいております。
89.さつま国分 15度 200ml
137.さつま国分 20度 360ml

今日いただくこの芋焼酎も同じくさつま国分ですが、これは25度でした。
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代表銘柄で、白麹を使用した焼酎。霧島山系の清らかな伏流水を仕込みに使用している。甘口ですっきりとした味わい。」(※2)とか、あるいは「すこし甘口、穏やかな表情の味わいを持つこの「さつま国分」」(※3)といった記述から察するに、甘口で穏やかな味わいなのでしょう。
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。

なお、25度で二合詰ですから、今日は半分の一合のみをいただきます。
残りは今日中に加水して“前割り”にし、明日それをいただきます。
その感想は、この記事に追記します。


まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
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やっぱりスースーで、ちょいピリだね。
それでも芋のふっくら感がしっかりしています。
甘みもじんわりと感じます。
重さはなく、苦みもありません。


次に、お湯割りで。
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芋の風味が最初に来るね。
ふっくらで、とても穏やかです。
酸味は出るものの、弱めです。
重さはなく、スースーやピリも引きました。


この日の最後は、ロックで。
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ロックで出がちな苦みはありますが、強くはないですね。
一方で、風味に華やかさが少し出るみたいです。
それが芋のふっくら感とともに風味を形成しています。



生だとスースーちょいピリでしたが、お湯割りでふっくら感を、そしてロックだと華やかさがちょっと出るおいしい芋焼酎でした。
軽めの口当たりでしたが、それでも風味をふんわりと感じておいしくいただけました。










その軽くてふんわりの芋焼酎と合わせたのは、



あーあ、
かわいそうな貧困中年男性(独身)だこと!

今日は“もやし”しか買えなかったんだってさ。
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もやしはしっかり洗ったほうがおいしいね。
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冷蔵庫に残っていたしめじ、にんじん、キャベツの芯を刻みます。
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昨日で賞味期限が切れてしまった油揚げも同じく刻みます。
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調味料は、九州の甘いしょうゆに、さけ、中華の顆粒だし、
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そしてこしょう、刻みにんにく、愛知県の赤味噌(豆味噌)を使います。
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これらをフライパンで炒めて、
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とろみもつけてみちゃったりなんかしちゃったりして。
でも、緑色が欲しかったな。
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愛知県の赤味噌(豆味噌)を使ったことで、味に深みが出ましたとさ。
豆板醤や甜面醤なんかそろえても、どうせ冷蔵庫の肥やしになるだけ。
普段から味噌汁で使っている味噌でも、深い味を出すことは可能なのですよ。
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あーあ、
かわいそうな貧困中年男性(独身)だこと!

人間ドックの結果は、Fラン(要医療)だってさ。
Fランなんて、大学入試の模試でもとったことがなかったのに。
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“要医療”なのは、“逆流性食道炎”
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そのせいで、飲まなきゃいけない薬がまた一つ増えましたとさ。
でもこの薬、ものすごくよく効くんだぜ!
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それにしても、通院先と飲まなきゃいけない薬とが増えるのは、面倒なことですよ。
あたしゃただでさえ、月一で精神病院へ行ってこれらの薬を処方してもらわないと日常生活をまともに送ることすらできないキチガイだというのにさ。
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さらには春になったらこの薬で花粉症を抑えるために、もう一軒医者のハシゴをしなけりゃならないし。
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人間ってのは、ほんとうにメンドウな生き物だぜ!
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(友情出演)

(※1)株式会社フード・ビジネス『薩摩焼酎・奄美黒糖焼酎』p.17(2001.5 柴田書店MOOK)
(※2)『鹿児島の焼酎』p.085(2003.11 斯文堂株式会社出版事業部)
(※3)『庶民価格でうまい! 芋焼酎はこれで決まり』p.42(2005.5 洋泉社ムック045)







★☆ 翌 日 ★☆

前日一合分を飲み終えたものに、水90mlを足して、濃いめの“前割り”にして冷蔵庫で寝かせておきました。
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その前割りを、まずは冷蔵庫で冷やしたままでいただきます。
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かすかにスーですが、それがかえって爽やかです。
一口含むと芋の風味が穏やかに広がり、甘みがそれに続きます。
苦みや重さはありません。

これ、いいね!
ほんのりと甘口で爽やかですよ。
夏の暑い日の食事時にはピッタリでしょう。


最後は、残りを燗にしてみました。
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かすかなスースーは冷やしたものと同じです。
ですが燗だと最初に甘みがくるみたいです。
それに芋の風味が穏やかに続きます。
酸味は出るものの、弱めです。
重さや苦みはありません。

これもうまいね。
スッキリしていて甘口で、口当たりよくいただけましたよ。


前割りにしたことで、爽やかですっきりとした味わいになりましたよ。
さつま国分は確かに軽くて甘口でしたが、前割りでもそうでなくてもおいしくいただくことができました。




そのさつま国分の前割りに合わせた粗末なエサはこちら。

本当はオイルサーディンを食べたかったのですが、近所にあるスーパーでは一缶500円もしたので断念。
比較的安価な(150円)さんまの蒲焼缶に変更したのでした。
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さんまの蒲焼缶でしたら、あたしゃやっぱり“さんまざく”。
うざく(うなぎの蒲焼の酢の物)の代用です。
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そして、さつまいもとなるとの煮物(打ち豆入り)。
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さつまいもは、今日はホクホクとねっとりとの中間の煮具合でした。
前回と同様に弱火で煮ましたが、だしがさめないうちに芋を投入したことで、ねっとりになりきらなかったのかも。
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撮影しようとしたら、怒られてしまいました。
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仰せの通りにさせていただきましたとさ。
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(友情出演)